紹介 `鳴き'を極める 和了りに関するエトセトラ 基本を覚える タイトル
目次

第一章 基本を覚える

1.牌の種類を覚える

何はともあれ、牌の種類を覚えなきゃ話になんないぜ。
日本の麻雀は34種の牌が4個ずつ、計136個の牌でゲームを行うの。これが一覧ね。
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萬子牌
筒子牌
索子牌
四喜牌

三元牌

 
うぅ…。牌が多くて覚えるのが大変そうね…。
そんなことないさ。やってるうちに意外と覚えるもんだぜ?
呼び方も覚えておいたほうが良いわね。上から、萬子<ワンズ>、筒子<ピンズ>、索子<ソウズ>、四喜牌<スーシーパイ>、三元牌<サンゲンパイ>と読むわ。数字は1から9まで順に、イー、リャン、サン、スー、ウー、リュー(ロー)、チー、パー、チュー。四喜牌は図の順にそれぞれトン、ナン、シャー、ペー。三元牌はハク、ハツ、チュンよ。
例えば萬子の7だったらチーワン、筒子の3だったらサンピン、索子の9だったらチューソーみたいな感じだな。ま、最初はどう呼んだってかまわないと思うぜ。きちんとした名前は意識して使うようにして段々と覚えていくといい。
それぞれ別の呼び方があることもあるから、覚えておいた方が良いわ。例えば、四喜牌のことを風牌<フォンパイ>なんて言う場合もあるの。他にはハクをパイパンと呼んだりとかね。
……。とりあえず、数字の牌と字の牌があることだけを覚えておくわ。
それでいい。ちなみに、数字の牌、つまり萬子・筒子・索子のことをまとめて数牌<シューパイ(スウパイ)>、四喜牌と三元牌をまとめて字牌<ツーパイ(ジハイ)>と言う。余裕があったら数牌の1・9のことを老頭牌<ロウトウパイ>、2から9の数牌を中張牌<チュンチャンパイ>、老頭牌と字牌をまとめて公九牌<ヤオチューパイ>と呼ぶことも覚えておくといい。
わ、わかったわ…(余裕なんてあるわけないじゃない)。

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