4.宝具「陰陽鬼神玉」  夢想封印同様に基本的に上級者向けのスペルカード。使いこなす事が出来れば、霊夢は地上戦でも安定して3000〜4000ダメージを得る事  が出来る。特に火力が不足しがちな画面中央の地上戦で大火力を得られるのは極めて大きい。更に演出時間の長さからコンボ中に霊力の  回復も望める………が、そもそも鬼神玉をヒットさせる状況を作る事が難しく、上級者向けのスペルとなっている。ヒットさせる事の出  来る状況が次々に発覚しており、今後の発展が楽しみなスペル。尚、鬼神玉はバスター&常置陣のBタイプととてつもなく相性が良い。    *AAA>Bからの連続技  入らないキャラもいるが、初期には唯一の鬼神玉の有効活用法として挙げられていた。コンビネーションをあてるには密着に近い状況が  そもそも必要であり、そういう状況が実戦では残念ながら余りない。とりあえず、簡単なのはDhAを壁近くでカウンターヒットさせて、  跳ね返って来た相手に叩き込む事だろうか。PHANTASMクラスの超高精度の縦横無尽な飛翔の活用があれば、霍乱しつつコンビネーション  を叩き込む事はある程度は現実味を帯びてくるが、やはり万人向けの使用方法ではないだろう。乾坤一擲の回避結界から叩き込んだりす  るとひたすらに酔える。DMGの期待値は4000以上と霊夢のコンボでも最大級の威力を見せ、且つ、霊夢のコンボにしては難易度が低い。  *DhA>バスターからの連続技  本命その1。Bタイプの重要テクニックであるDhA>バスターから鬼神玉を叩き込む。期待値がDMG3500前後と高く、ちょっとした隙に  叩き込むことが出来れば、相手への重圧は飛躍的に増大する。難点はDhA>バスター自体の難易度の高さとヒット確認が不可能なので、  相手の隙をしっかり把握して叩き込む事が出来る高い技量が必要とされる事である。  *常置陣から直接入れる  本命その2。常置陣を踏んだ相手に問答無用で鬼神玉を叩き込む。ヒット確認も楽で間合いの制限も緩く、現在の大半の鬼神玉使用者の  利用法とも思われる。この事自体は簡単ではあるが、常置陣を踏ませる為の立ち回りが必要とされるのは言うまでもない。そして、それは  常置陣対策が徐々に進んできた今、決して簡単な事でもなくなりつつある。  *2A>2Bからの連続技  本命その3。繋がらないだろうと思い込んでいたが…………しっかり繋がりました。2A>2Bの間合いに依存しないのが最大のメリット。  2Bと鬼神玉はほぼ同時に出す様にする事がコツで僅かでも遅れると繋がらず、実戦レベルではかなりの慣れが必要。ヒット確認は2Aを  限界まで遅らせれば至難ではあるがかろうじて可能なレベルか。DMGは追い討ち含め3000前後とやや振るわないが、2A始動のコンボ自体  安いのでDMG3000は大きく、しかも中央でも可能となれば狙う意味もあるだろう。追い討ちは適当に走って溜めCが楽で相手を鬼神玉絡  みのコンボのお約束として、相手を画面端まで追い詰めて魔法陣ダウンが確定する。相手が中央より壁に近ければ、2A>2B>バスターからも  繋げる事が可能だが、2B以降の動作は全て最速でないと繋がり難く、個人的には魅せっぽい印象がある。    コンボを無念にも失敗した時はダウンした相手を起き上がりに直ぐに割り狙いの連携に移行と言いたいが鬼神玉をがっちり重ねられて、  その場起き上がりや後ろ起き上がりをするうっかりさんはそうそう居ない。相手の起き上がりの方向はほぼ前で確定されるので、それを  意識した起き攻めの準備をしておこう。    *反撃手段として  ガードされたら跳ね返る一部の技に対して反撃可能となる。現在、判明しているのはレミリアのアロー、萃香のDhC、文の疾走風靡である。  反撃が困難なこれらの技に反撃で大ダメージを取れる鬼神玉は美味しい。知っている者はセットされた時点で大抵は使わなくなるが、  それはそれで十分な抑止効果である。更に進むとカードをセットする、セットしないの駆け引きで色々決まってくる。高度な話ではあるが、  頑張って読みあえ。しかし、風靡は更に逆ニ択が文側にもある。大人しくパッチを待って、その後に天狗狩りが良策か。  *差込として  リーチが長く、ガードのノックバックが高い技(例.アリスのA関連)等が外れた時に反応次第ではあるが、鬼神玉の確定状況が存在する。  差込の難易度は非常に高いが、間合いが狂い、技の空振りが頻発する川霧時は積極的に狙う事が可能となる。鬼神玉の判定が巨大なので、  多少の間合いの狂い等何処を吹く風である。平時は鬼神玉はコンボを狙った方が得策だが、川霧時は差込を選択肢に入れるのもありだろう。  川霧時の見えない常置陣と合わされば、相手には脅威。    *ガードクラッシュ狙い  萃夢想の流れで初期鬼神玉のメインの使用法だったが、連続ガードをさせることが厳しい事、出来たとしても補正が厳しすぎてダメージを  見込めない事から、瞬く間に廃れてしまい、以後、鬼神玉は駄目な子扱いされる事になってしまった。相手にトドメを刺す最後の一押しに  しても、その用途なら夢想封印が遥かに優れており、上級者にも愛想をつかされる事になった悲しい歴史がある。  現在では鬼神玉の価値が再評価された事からこの使用法も相対的にある程度の価値を持つ事となった。昇天脚、距離がジャストの溜めC、  妖怪バスターから連続ガードになる模様。ここから相手の体力が残り1割程度なら発動してクラッシュを狙いに行こう。鬼神玉そのものは  霊力削り量は一個半しかない。中段下段を揺さぶってクラッシュに行くのが一番効率がいいと思われる。