Suika’s drinking problem(萃香はアル中) 萃香(以下、萃)「霊夢〜!ビールがないよ〜」 萃「霊夢、どこに居るの?」 萃「ちぇっ、こういうときに限って霊夢は居ないんだから」 萃「あ、これは?霊夢の書置き?」 萃「どれどれ…?『幽々子、私の冷蔵庫を勝手に開けるな…』云々、食べ物…まいったな…『萃香、ビール切らしちゃった』『今仕事に行ってるけど、帰ってきたらあんたのアル中について話し合うわ。』 アル中?そんなはずないわ。欲しくなってもいつでもやめられるのに…。 ちょっとのど渇いてきた。 ああそうだった。ビールないんだったわね。でも水なら飲めるでしょ。」 (伊吹瓢を見つける) 萃「駄目だよ私。飲みたいのを我慢できるんだから。 酒を…飲んじゃ駄目。 駄目だよ。見ちゃ駄目だ。酒は必要ない。 でも美味しそう …それでのど渇いてるし…。 一口だけだったらいいでしょ?うん、大丈夫。」 萃「空でした。」(無限に湧くだろという突っ込みはあるがご愛嬌) (しばらくして) (ミコマート) 霊夢(以下、霊)「どうしたの、萃香?」 萃「ああ、ちょっとビール買いに。」 霊「冷蔵庫に貼ってあったの見なかったの?」 萃「あれ、そんなのあったっけ?」 霊「冷蔵庫の前に貼ってあったでしょ」 萃「さあ、何のことやら」 霊「うーん、悪いけど酒買うのは駄目よ。萃香、あんたはアル中よ」 萃「何が言いたいのか分からないわ。私はいたって健康よ」 霊「あとで話しましょ。私は仕事があるから」 萃「あっそ」 霊「あの様子だと絶対戻ってくるはずよ」 (萃香が変装して現れる) 萃「すみませんがお嬢さん」 霊「惜しいわ萃香。そんな手には引っかかりません」 萃「『萃香』とは誰のことですかな?それはともかく、私は酒を買いたいんですがね」 霊「そうだけど…身分証明が必要よ」 萃「そうですな。あなたが要求する根拠とやらを準備すれば万事OKということですかな」 (身分証明書 伊吹萃…もといイクビ・アキウス私は酒を飲んでもいい年齢です) 萃「これで十分でしょう」 霊「何これ?どう見ても紙にクレヨンで書いただけじゃない」 萃「そうだが…写真屋も真っ青になるほど撮らせたはずなんだが、写真だとこのイクビ・アキアスの真髄を捕らえられなくてね。」 霊「それに『イクビ・アキウス』とかいう名前も『伊吹萃香』(Suika Ibuki)を逆さに綴っただけじゃない?」 萃「悪いが、あなたが何を暗示しているのか理解できませんな。私はただの酒を買いに来た人ですが」 霊「萃香、隠しても無駄よ。その変装をやめなさい」 萃「君のそのような扱いには心底がっかりさせられる。経営者に苦情を言ってやる」 (チルノみたいな萃香?が現れる) 霊「ああ、いらっしゃいませ…?」 萃?「わたしは萃香です!」 萃「よろしい、この子こそが君の言っている萃香じゃないのかね?この身分証明もあることだし、酒を買わせてもらえないかね?」 霊「惜しい…でも、どうみてもチルノでしょ」 萃「わたしはさ…洒がだいすき!」(一文字足りないので酒に一本線が足りない洒落の洒にした) 霊「二人とも店から出てってちょうだい」 萃?「なぜだ!ここまで調べつくしたのだから、少しでもビールを買ってもいいだろう!」 萃「わたしが萃香だってば」 (霊夢、放火) 萃「わ、分かりました出ます!」 萃「チルノが無茶苦茶にすると分かってたのに。こうなったらどうすればいいの!?」 (いきなりにとりが現れる) にとり(以下、に)「にとり参上!おい、そこの怪しい服装の奴!」 萃「今何か聞こえたような?」 に「困ってるあなたを解決するよ!」 萃「また何か聞こえたような?」 に「魔法の森で会おう!」 萃「これはひょっとして神様?」 に「そのとおり」 (魔法の森) 萃「で、来てみたけど」 に「という訳で私達が独自に酒を作ろうじゃないか!」 萃「で、あんた誰?」 に「私はにとり。そして私は技師だ!」 萃「で、神様なの?」 に「もちろん!」 萃「というよりもむしろ…」(涼宮ハルヒ) に「確かにそういう風に見えるけど」 萃「本物なの?」 に「違う」 に「まず、水がいる!次に、キノコがいる!そして、境界を操れる奴がいる!」 萃「何で紫がいるの?」 に「やれば分かる!」 (水を汲んだ。キノコも集めた。紫を呼んだ。) 萃「言われたとおりのもの持ってきたよ。でもこれがどうなるのか分からないよ」 に「上出来だ。早速始めよう」 に「で、紫あなたにも分けてあげるから手伝ってくれない?」 紫「別にいらないけど、手伝ってあげるわ」 萃「持ってきたのはこの為?全然意味ないじゃない!紫に頼めばよかった」 に「時間を潰す作戦よ」 に「紫、巫女マートの酒コーナーの近くまで隙間を空けてくれない?」 (隙間が開く) 霊「…」 (紫の手が伸びる) (酒と見せかけて殺鼠剤を渡す) 紫「何かあったわ!」 萃「よっしゃ!…ってこれは一体何?」 紫「分かんない。日本語だし。」(この世界では英語が公用語) に「二人とも駄目ね。どれ、見せて。日本語なら読めるから」 に「新しい味と書いてあるな。」 萃「新しい味それはいいわね。」 (萃香、ここに眠る) 小町「で、何であんたは死んだ訳?」 萃「新しい味」