「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「     紅魔郷STAGE1〜霊夢 「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「 (夜の境内裏はロマンティックね) 「そうなのよね〜  お化けも出るし、たまんないわ」 (って、あんた誰?) 「さっき会ったじゃない  あんた、もしかして鳥目?」 (人は暗いところでは物が良く見えないのよ) 「あら?夜しか活動しない人も見たことある気がするわ」 (それは取って食べたりしてもいいのよ) 「そーなのかー」 (で、邪魔なんですけど) 「目の前のが取って食べれる人類?」 「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「     紅魔郷STAGE1〜魔理沙 「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「 (わたしは夜は嫌いだけどな  変な奴しかいないし) 「変な奴って誰のことよ」 (誰もあんたのことって言ってないぜ) 「それはまぁ、当然」 (で、なんでそんな手広げてるのさ) 「『聖者は十字架に磔られました』っていってるように見える? 「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「        文花帖〜P046 「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「 「だってほら、夏の日差しって暑くて嫌じゃない。  こうして日差しを避けるだけで暑さを回避できるのよー。  闇に包まれればいつでも夏の夜。  夏の夜は気持ちが良いのよ?  知ってた?」 「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「        文花帖〜P047 「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「 「何?  この紙切れは」 (貴方を客観的に見た記事です) 「それで最近私の避暑楽園に変な妖怪達が入ってくる事があったのねー。  今までそんなことなかったのに」 (あのままふよふよ動いていたら、危険な物と判断されて攻撃されていたかもしれないから記事にしたのです) 「でもー。  闇の中に入る人数が増えれば暑いじゃないの」 (氷の妖精でも入れておけば涼しいかも知れません) 「寒そう……」 (ところで、さっきから暗くて良く見えないのですが。  もう少し明るくならないのでしょうか?) 「何言ってるの、この変な紙切れを読むために少し光を取り入れてるじゃないのよ」 (私の手元は暗くて手帳が読めません。  メモも取れません) 「あーもー、少しでも光が差し込むと眩しいなー」 (それにしても、何にも外が見えないのですね。  これで何処を飛んでいるのかよく判りますね) 「判るわけがないわー。  見えないんだから」 (え?) 「しょっちゅう木にぶつかったりするけど、それも闇の風物詩」 (何処へって事も無く、ただふらふらと移動しているだけなのですか?) 「当たり前じゃないの。  暗くて何にも見えないんだから何処に行ったって同じだもん」 (暗くて何も見えないのは貴方の所為です) 「へーそーなのかー」 (そーです。  ところで何でそんなに日の光を嫌うのですか?) 「あんたは嫌いじゃないの?」 (私は人間が活動的な昼間も、妖怪が活動的な夜もどちらも好きです。  記事に困りません) 「珍しいなぁ。  私なんか日の光に当たると肌は荒れるわ何も考えられなくなるわ、  髪の毛はカサカサになって枝毛も増えるわ、挙げ句の果てに眠くなるわで」 (それは何かが足りないと思います) 「でも、月の光は大丈夫。  夜は闇を出す必要が無くて明るいわ」 (貴方は昼間はふらふら飛んでいるだけみたいですが、夜はどういった活動を行っているのですか?) 「別にー?  夜もふよふよ飛んでいるだけだけど」 (目的意識の無い生き方をしているのですね?  最近、学ぶ意欲も働く意欲も無い妖怪が増えてきた様な気がします。  嘆かわしいことです) 「妖怪は人を襲うのが仕事だもん」 (だから、貴方は人を襲うために何か努力したりしましたか?) 「最近人間が私に襲われてくれないのよー。  こないだなんか人間に返り討ちにされちゃったし」 (そんなんだから妖怪としての威厳が保てないのです。  せめて夜くらいは、闇に紛れて夜道で待ちかまえる位の努力をするのです) 「えー、面倒くさーい」