645 名前: 82 [sage] 投稿日: 2006/06/28(水) 01:40:41 [ LKa5nH6Y ]
何か最近豊作ですね

私も便乗させていただきます
蓮台野夜行の「月の妖鳥、化猫の幻」より
「幻想怪物(ゆめけもの)の恋」


[0:00]
いつから恋をする夢を見る?
闇夜に擬態して貴方の心を探る
体が解けていく夜明け頃

(間奏)

[1:08]
雪降る貴方の誕生日
用意した白い花
けれど姿 見えず
私はその時を待ちわびた
貴方の影を追って
吐き出す白い息
濁る瞳の色
また月が昇って沈んでは
いまだに見る夢
貴方は白い夢?
目の前の貴方の
視線を合わせては 逸らされて
また私は泣いて
夜空に声上げた
雲から覗く月
この私を見て笑う

[1:53]
私は幻想怪物(ゆめけもの)貴方に恋をしてます
いつかは振り向いて 欲しいから
月夜に溶け込んで 貴方の傍に居たいと
思いは許されぬ 高き壁
いつかは雪の日に 貴方へ思いを告げて
儚く散りたいな 叶うなら
老いても 傍にいて 些細な話をするの
常夜(とこよ)の 星の下 笑い合う

[3:39]
雪解け流れるるこの小川
道咲く白い花
貴方はまだ知らぬ
今日も私はまた会いに行く
貴方の家の前
置いてく白い花
枯れ また摘み換えて
毎日貴方の顔を眺めてく
風吹くあの日にも
雨降るあの日にも
私はまた通う
これが私の出来る事だから
小川の傍通り
畑の裏回り
木陰で少し寝て
私は花を置く

[4:43]
巡りて また雪が降る頃
用意した白い花
幾度目の初雪
いまだ貴方は現れてこない
貴方を見失って
短い夢も覚め
私は違い 知る
人と怪物(けもの)の時間

[5:05]
貴方はいつか朽ち
私はまだ生きて
同じ空の時間
それは刹那だと 知りつつも
いまだ消えぬ恋は
偽りなき思い
月は私 笑う
私は白無垢着る



多分歌うのには向いてないです。
曲を聴きながら文字で追うのが正解(?)
最初は慧音あたりの獣人?の恋話をイメージしたら
なんか本物の獣の恋になってしまった・・・
妖怪(ハクタクは聖獣か)と人とそれぞれ違う時間を生きる者に恋をしてしまう、それはとても辛い事。
だけどそれを乗り越えた慧音の両親はとても素晴らしい両親なのでしょう

・・・いつも通りに東方関係ないですね。('A`)