436 名前: 名前が無い程度の能力 [sage] 投稿日: 2006/01/27(金) 19:13:21 [ WLCQYvIo ]
遠野幻想物語

[0:15]
夢 想い 幻 虚(うつろ) 現(うつつ)

[0:28]
古の神よ あやかしよ 山の守(もり)よ
唱えよ 響かせよ 遠く永久に
空に 地に 水面(みなも)に 人の内に
畏れを 慟哭を 愛を満たせ

[0:55]
遙かに輝くは天照らす円(つぶら)
闇に光降らす月よ星よ
地に恵みを 命に温もりを
数多の神々よ

[1:09]
天に抱かれ息漏らす万象(よろず)
時を越えて流る風よ水よ
明けに語れ 夕暮れに囁け
生命(いのち)の現身(うつしみ)よ

[1:23]
終に目覚める齢(とし)を経た九十九
常を共に生きる質(しち)よ具(とも)よ
日々の糧を 夜毎の安らぎを
生活(くらし)の隣人よ

[1:37]
愛に包まれ満たされた身体(からだ)
守り育て賜う父よ母よ
朋に学べ 幼き子に知れよ
生まれ落ちた神秘を

[1:58]
Ah 聞こえる

[2:11]
愛 縁 代々(よよ)に響けよ祈り



さあこんなことやってないで勉強せねばorz

474 名前: 名前が無い程度の能力 [sage] 投稿日: 2006/03/03(金) 10:22:17 [ zRWw7ThM ]
初めて作ってみた。
作る前に考えてたのと全然違うことになったけど。
二番の方がスマートに出来ました。
マヨヒガって入れたかったのと、
二番の最初に黒猫って入れたところから広がっていった。
陽光はピアノ音二回で言い切ってしまうので(そういう部分がいくつかある)
歌としては「よーこー」が一番近い。
ちなみに「幻想郷」の部分もフィーリングで(スイマセン

遠野幻想物語

前奏14秒

山よ 川よ 風よ 海よ 響け

間奏6秒

静かな大地の眠りに夜明けを告げる
暁に目覚めよ 遥かな日々

せせらぎと戯れる小鳥達
壮麗な陽光に羽ばたき踊る

夢か現なのか それすらも分からず
まどろみの中で 一人うつろう
今はせめて 温もり求めて
そこは桃源郷なのだから

時は変わる それだけは変わらず
変化する事は 変わらない事
その中でも この地は変えてはいけない
そこは幻想郷

今日か明日なのか それすらも分からず
まどろみの中で 一人うつろう
小鳥踊り、緑が芽生える
そこは幻想郷なのだから

時は変わる それだけは変わらず
変わらない事は 変化する事
森の息吹 雀の歌声
そこは神秘の幻想郷


間奏21秒

遥か 彼方 時を 越えて 届け

間奏6秒

黒猫が 悠々とわらぶき屋根を行く
狐を見つけると 一声鳴く

女狐に 寄り添うように歩く
この日常こそ 黒猫の……

夢か現なのか それすらも分からず
まどろみの中で 二人うつろう
今はせめて 温もり求めて
そこは幻想郷なのだから

その瞬間が 何時までも続けば
叶わぬ願いを 願い続ける
狐との 代え難き日常
それが彼女の総て

優しき声と 迷える道の果て
秘密の楽園 そこはマヨヒガ
夕暮れに 主(あるじ)の呼ぶ声
そこが彼女達の帰り道

時は変わる それだけは変わらず
変化する事は 変わらない事
黒猫と 二匹の狐の幸せ
そこはマヨヒガ

元の設定とかは結構無視です、スンマセン。

529 名前: 500 [sage] 投稿日: 2006/06/06(火) 00:18:12 [ aDb7COdE ]
流れに便乗して蓬莱人ネタで遠野書いてみる

[遠野幻想物語]

記憶が太陽になって焼き尽くした
涙が月になって砕けた
古い日記帳に書き残した
幼い手を重ねあって泣いた


千の月日と遥かな時を越えて
眠れる心に今 口付けを
止まない雨 ただただ風吹いて
咽かえる答え

崩れ落ちるは光の尖塔
飛び散る火の粉が身を焦がす
歪んだ月 しめやかに更ける夜に
銀色の旋律

もしもそれが始まりだとしても
邂逅の声は懐古の果て
窓辺に立つ者の悲しみを
私にくれますか

面影映る曇った鏡
何が故に目を背けるのか
帰れない亡骸は歌うよ
閉じ込めた永遠を

殺して さぁ... 
壊れるまで 恐怖 矛盾 嗚咽


傷痕が銀河になって流れ出した
絆が宇宙になって弾けた
傍らに舞うの片輪の羽根
置き去りにしてきた自分自身


天に捧げる幾億の花束は
色褪せた籠の中の時計
軋む呼吸 優美なる虚言に
赤と青の円

通夜(つうや)の艶語りに身を預けて
波打つ夢は虚くしく消え
いつかの歌 盲目の炎
凍てついた硝子窓

誰も彼もが暗い愛の底
殺め菖蒲(あやめ)に零れた欠片
拙い文字 儚い言葉でいい
私にください

だって世界が触れ合う事は無い
それが故に透き通る命
火を燈す 冷たく白い火を
穢れ無き微笑みで

断罪を...
死に切れない 秩序 欺瞞 苦痛