東方紅魔郷 スペルカード元ネタ由来リスト ルーミア 所持スペル: 月符「ムーンライトレイ」 Moon Light Ray(月の光線)。 ハード以上で使ってくるスペルのため、ノーマルやイージーしかプレイしない人間には無縁。 夜符「ナイトバード」 Night Bird(夜の鳥)。 余談ながら、鵺という伝説上の怪鳥がいる。 闇符「ディマーケイション」 Demarcation(境界)。 …だがルーミアは何の境界を操るのか? 闇符「ダークサイドオブザムーン」 Dark side Of The Moon(月の暗い側)。 半月や三日月などは、満月と比較すると暗い部分があるのはお分かりだろう。 夜符「ミッドナイトバード」 Midnight Bird(深夜の鳥)。 ナイトバードの強化版。 チルノ 通称の鎌田は、明治時代の女学生である鎌田チルノ氏に由来する。鎌田チルノ氏とこのキャラクターに直接の関係はない…と思う。 Hは花映塚マニュアルを参照。 所持スペル: 氷符「アイシクルフォール」 Icicle Fall(つららの滝) Fallには『落とす』という意味がある。ゆえにつらら落としと訳せる。 雹符「ヘイルストーム」 Hail Storm(雹の嵐) 雹は、空から降ってくる氷の塊。農作物などに被害を与える。 こんなのが吹雪のように、嵐と一緒にやってきたら、それこそ怪我人どころじゃすまない騒ぎになりそうだ。 凍符「パーフェクトフリーズ」 Perfect Freeze(完璧な冷凍) 自ショット以外のすべての弾幕が途中で止まる。まさに完全冷凍。 雪符「ダイアモンドブリザード」 Diamond Blizzard(ダイアモンドの吹雪) ダイアモンドダストという空気中の水分が氷結し、その結晶が光に当たってきらきらと光る現象がある。主に寒冷地で見られる。 吹雪は雪の嵐のような天候。つまり、ダイアモンドダストの嵐のような天候のこと? 凍符「フリーズアクトレス」 Freeze Actress(凍る女優) チルノは女優というよりお笑い芸人のイメージが近いと思う。 霜符「フロストコラムス」 Frost Columns(霜柱) 英語で言うとかっこいいのに、日本語に直すと途端にかっこ悪くなる。 踏みつけるとパリパリという音がして楽しい。 凍符「コールドディヴィニティー」 Cold Divinity(冷たい神) チルノのスペルのネーミングセンスは、あまりにも直球過ぎるから好きだ。 凍符「マイナスK」 Minus K(マイナスK) Kとは絶対温度(ケルビン)のこと。絶対零度を約マイナス273℃と定義し、そこから1K=1℃として数えていく。 理論上、絶対零度以下という環境は存在しない。この名前は、ありえないほど冷たいということをあらわしたいスペルなのだろう。 それよりも絶対温度を知っているチルノにちょっと驚きである。 紅美鈴 通称の中国は、中国風のキャラクターで、さらにBGMのタイトルも中国っぽいということによる。 他、弾幕やスペルが素敵なのに、キャラがあまりにも立っていない、というのも原因している。 初出は『春符「東方シリーズ総合スレッド 2/3」』の>>300 300 名前:ゲーム好き名無しさん投稿日:03/04/06 09:14 ID:??? 俺の仲間内では他のキャラは全て普通に名前で呼ぶのに 美鈴だけ「中国」と呼ばれている と思われる。 所持スペル: 華符「芳華絢爛」 ほうかけんらん。 絢爛とは、きらびやかで美しい様のことをいう。 このスペルの名称は、豪華絢爛を、かぐわしい華(芳華)に引っ掛けたもの。 華符「セラギネラ9」 加倉井ミサイルの「鴻鵠館1301」に収められている三部作の第二部のタイトル。 セラギネラ自体は、イワヒバ科の観葉植物の名前。 (同作品には『明治はいから飛空賊団ヴォルケハーゼ』なる作品が収められているらしいので、 曲名『明治十七年の上海アリス』はここから由来したものと思われる(未確認情報)) 虹符「彩虹の風鈴」 さいこうのふうりん。 彩られた虹は風鈴のように美しい音を立てながら攻撃する…のか? 萃夢想で使っていた『彩符「彩光風鈴」』とは似て非なるものかと思われる。 幻符「華想夢葛」 かそうゆめかずら。 (よくわからないので説明をお願いします) 彩符「彩雨」 彩りの雨。色とりどりで美しい雨をイメージしたスペルなのだろう。 彩符「彩光乱舞」 色とりどりの光が乱舞する。美鈴の弾幕の美しさをもっともよくあらわしているスペル名だろう。 「さいこう」というのは「最高」にかけあわせてある…というのは考えすぎか。 彩符「極彩颱風」 ごくさいたいふーん。 タイフーン(Typhoon)は台風(颱風)の語源となった英語。 北半球の東経180度〜東経100度までの範囲で発生する激しい熱帯低気圧のことを指す。 「たいふう」ならわかるが、なぜにタイフーンになるのだ。紅魔館に住んでいるとネーミングセンスがおかs( 彩符「彩光風鈴」 紅魔館の門番は、チリンチリンと音を立てながら移動します。あれはどうやら風鈴の音らしいですね。 虹符「彩虹の風鈴」とは、名前だけ似たような別物なのか? 光符「華光玉」 華やかな光の玉。そのまんまといえばそのまんま。 この手の「エネルギー弾による攻撃」は多く、波動拳やカメハメ波などに代表される。 華符「破山砲」 元ネタは、八極拳の通天砲。全身の力を込めたアッパーカットのような技。 山を破壊するほどの威力の通天砲ということか。確かに、リーチは短いが派手でかっこいい。威力も微妙に高かったような。 極光「華厳明星」 (よくわからないので説明をお願いします) 三華「崩山彩極砲」 破山砲の強化版ということで、山を崩す美しい通天砲といったところか。 2発当てることが出来れば、5000ものダメージをもっていけるという大技。 華符「彩光蓮華掌」 (よくわからないので説明をお願いします) 彩翔「飛花落葉」 飛ぶ花、落ちる葉。それだけ激しく美しいということか。 「散る」ということに関して美しさを感じる人も、今は少なくなってきた。 彩華「虹色太極拳」 虹色の太極拳。中国拳法のひとつ。 太極拳とは、中国の長い歴史の中から生まれた中国武術の一つ。円に沿った流れるようなゆったりとした動きが特徴。健康、長寿にもよいといわれている。 他の中国拳法に比べ姿勢を重視し、大きな筋肉に頼らず強大な力を発揮できる。(Wikipedia 太極拳の項より抜粋、改変) パチュリー・ノーレッジ パチュリーはハーブの一種。原語はタミール語。ノーレッジは英語で知識を表す言葉。 知識と日陰の少女。 所持スペル: アグニシャイン(火) Agni Shine(アグニの光)。アグニとは、古代インドの炎の神。 人間と神の媒介として、天にあっては稲妻、地にあっては祭火として燃え盛るという。 プリンセスウンディネ(水) Princess Undine(ウンディネ姫)。ウンディネとは、水をつかさどる精霊。 湖や泉に住んでおり、多くの場合美しい女の姿をしている。ゲームなどにも召還獣として出てくるので、おなじみの人も多いはずだ。 シルフィホルン(木) Sylphy Horn(シルフのホルン)。シルフとは風をつかさどる精霊で、女性系はシルフィード。 シルフは、ラテン語で森を意味する「シルヴァ Sylva」と「ニンフ nymph」の合成語。 錬金術師の祖、パラケルススが提唱した精霊である。ウンディネもパラケルススが提唱した。 メタルファティーグ(金) Metal Fatigue(金属疲労)。専門用語では『疲労』とよばれ、体の疲れと区別するため『金属疲労』と呼ばれる。 金属は通常、その強度よりも大きい力を受けることで破壊される。しかし強度よりかなり小さい力でも繰返し加えると破壊されることがある。 このような強度より小さい力の繰り返しによる破壊を金属疲労というらしい。 実験に10年以上の時間がかかるため、『日陰の学問』と呼ばれている。パチュリーのスペル名になった理由はこの「日陰」からかもしれない。 レイジィトリリトン(土) Rage Trilithon(猛威を振るうトリリトン)。 トリリトンとは、ストーンヘンジの一部で、3つの石でできた鳥居のようなもののこと。 アグニレイディアンス(火) Agni Radiance(アグニの輝き)。 アグニは、姿がないものとして描かれることもある。拝火信仰の元祖となった神とも言われている。 ベリーインレイク(水) Bury In Lake(湖の中に葬る)。 いわゆる水葬? グリーンストーム(木) Green Storm(緑の嵐)。 緑とは植物のこと。つまり植物の嵐。 また、五行の木は風をあらわすものとして考えることができる。この場合は緑の嵐。 シルバードラゴン(金) Silver Dragon(銀の竜)。 銀は聖なる金属らしい。まったく関係ないが、『銀の龍の背に乗って』という中島みゆきの曲がある。 トリリトンシェイク(土) Trilithon Shake(トリリトンの振動)。 パチュリーの土符は、メガリス、クロムレク、トリリトンなど巨石遺跡系が多い。 ラーヴァクロムレク(火+土) Lava Cromlech(溶岩のクロムレク)。 クロムレクとは、フランス語でストーンサークルのこと。 フォレストブレイズ(木+火) Forest Blaze(森の炎) 森林火災のことか? ウォーターエルフ(水+木) Water Elf(水の妖精)。 シルフとウンディネは、どちらもパラケルススが提唱した精霊である。 だがアグニはインド神話の神である。 マーキュリポイズン(水+金) Mercury Poison(水銀の毒)。 水銀は人体に有毒な、常温で液体の金属。 中国の皇帝は、不老不死になるために水銀を飲んだという。 いわゆる錬丹術で、西洋錬金術のエメラルドメガリスや賢者の石とつながる部分がある。 エメラルドメガリス(土+金) Emerald Megalith(エメラルドメガリス)。 メガリスとは有史以前の巨石遺跡のこと。 遺跡とは違うかもしれないが、エメラルド・タブレットという、錬金術の基本思想(奥義)が示された碑文がある。 「下のものは上のもののごとく、上のものは下のもののごとし。」 サイレントセレナ(月) Silent Selena(静かなセレナ)。 セレナとは、ギリシャ神話の月の女神のこと。 さらに、月光には静かな雰囲気が…ありますよね?ありますよね? ロイヤルフレア(日) Royal Flare(荘厳たる太陽爆発)。フレアとは各種の意味があるが、ここではおそらく太陽面爆発現象(太陽フレア)のこと。 しかし紅魔郷では、朝顔形に開くという意味ともひっかけていると思われる(『フレアスカート』などに使われるのはこの意味)。 賢者の石(火水木金土) 賢者の石(philosopher's stone)とは、中世ヨーロッパの錬金術において、卑金属を金に変えることができると考えられた物質。 また、人間に不老不死を与えるものとも言われている。もちろんそのようなものは存在しない。 二次設定では、命を与えて蘇らせる効果を持っていたりする、らしい。 サマーレッド(火) Summer Red(夏の赤)。 夏は灼熱の季節。赤は灼熱の色。ダブル灼熱。 ウィンターエレメント(水) Winter Element(冬のエレメント)。 エレメントとは各種意味があるが、ここではおそらく属性のことなのではないだろうか。 スプリングウィンド(木) Spring Wind(春風)。 しかしこの攻撃はまったく春風に見えない。 オータムエッジ(金) Autumn Edge(秋の剣)。 そのまんま。 ドヨースピア(土) Doyou Spare(土用の槍)。 土用とは、五行思想に基づく季節の分類のひとつ。各季節の終わりの、約18日間のことを指す。 セントエルモピラー(火金) St. Elmo’s Pillar(セントエルモの柱)。 Pillarという言葉は火柱という意味で使われることがあるので、ここでは『セントエルモの火』のことかと思われる。 セントエルモの火は、静電気などが、尖った物体に発生させる青白いコロナ放電による発光現象のこと。 ノエキアンデリュージュ(水土) Noachian Deluge(ノアの大洪水)。 旧約聖書によると、地上に悪がはびこるのをよしとしなかった神が、大洪水によってすべての生命を洗い流そうとした。 しかし、神に選ばれたノアは、すべての動物をひとつがい箱舟に乗せ、自分の妻子たちとともに箱舟に隠れて難を逃れた。 エレメンタルハーベスター(木金) 意味はElemental Harvester(元素の伐採機)。 エレメント、というのは日本では『属性』という意味で使われることが多いため、もしかしたら『属性の伐採機』かもしれないがよくわからん。 セントエルモエクスプロージョン(火金) St. Elmo’s Explosion(セントエルモの爆発)。これもまた、セントエルモの火からとられたものかと思われる。 セントエルモの火の語源は、イタリアのセントエルモ教会でよく見られたから。 というのは俗説で、主に船のマストで見られたからである。船の守護聖人、セント・エルモの死後この名前がついた。 デリュージュフォーティディ(水) Deluge Forty day(40日の大洪水)。ノアの大洪水に関係がある。 神は40日間、大雨を降らせてすべての物を洗い流した。その後、地上から水が引いたことを知ったノアは地上に降り立つ。 そして神を祝福するために祭壇を立て、神はこれに対して二度と生物を滅ぼすことをしないと誓い、その証に虹をかけたという。 ジンジャガスト(金土) Djinn Jarrah Gust(ジンの壷の突風)。 ジンとはアラビアの精霊の総称。 もしかしたらハクション大魔王のことなのかもしれない。 ハイドロジェナスプロミネンス(水日) Hydrogenous Prominence(水素のプロミネンス)。 太陽の主成分は水素。 プロミネンスとは、黒点の磁場にあつまるプラズマの集まり。日本語では『紅炎』と言う。 太陽の表面に、火柱のようにして上がる。ゲームなどでも火柱化していることが多い。 フロギスティックレイン(水火) Phlogistic Rain(フロギストンの雨)。フロギストン説に関係がある。 フロギストン説とは、可燃性の物質は『フロギストン』という元素を持ち、燃えるという現象はそれが逃げることによって起こることだという説。 しかしこの説は間違いである。燃焼とは、酸素との激しい結合のこと。フロギストンは、最近では炎の精霊として描かれることも多い。 サテライトヒマワリ(月木) Satelight Himawari(衛星ひまわり)。 日本の気象衛星の愛称。 ロイヤルダイアモンドリング(月日) Royal Diamond Ring(荘厳たるダイヤモンドリング)。皆既日食時に見られるダイヤモンドリングのこと。 皆既日食の原因は、太陽と地球の間に月が入ること。その終わりに、月の谷間から太陽光球の光がもれる。 すると、漏れたところが明るく輝き、コロナとあわせてまるでダイアモンドのように見えるのである。 十六夜咲夜 十六夜は十六日目の夜、満月の翌日の夜のこと。咲夜は昨夜(さくや)と考えると、十六夜の前夜、つまり満月の夜となる。 所持スペル: 奇術「ミスディレクション」 Miss Direction (ミス・ディレクション)、Misdirection(誤った指図) 手品師が観客の注意や視線を、注目されると都合の悪い部分からそらせる技法のこと。 幻在「クロックコープス」 Clock Corpse(時計の死体)。しかしCorpseは『人間の死体』などに用いられる言葉である。 『時計の残骸』→時が動かないという花京院的メッセージ、というかっこいい解釈をなさった方もいます。 幻象「ルナクロック」 Luna Clock(月時計) 曲名「ルナ・ダイアル」と対になったものか。 (よくわからないので説明をお願いします) メイド秘技「操りドール」 操り人形。初心者キラー。 最初に狭い角度で投げるナイフが操り人形の糸、そしてそれ自体が、咲夜にとって自在に操れる「人形」でもあるのだろう。 ゆえにナイフは巧みに角度を変える。 元ネタは「殺人ドール」の項で説明。 幻幽「ジャック・ザ・ルドビレ」 Jack the Ludo Bile(気違い草のジャック)。ルドビレは『キチガイ草』の意味で、ブルガリア人の口語でベラドンナをさす言葉。 ベラドンナは『美しい貴婦人』の意味で、この草の樹液を薄めて点眼すると、瞳孔が開いて美しく見えるという。 医療に使えるが、ベラドンナの類の草はすべてに猛毒が含まれている。 (『ルドビレ』という言葉自体、日本には馴染みの薄いものである。そのため、意味は色々と間違っているかもしれない。) 幻世「ザ・ワールド」 The World(世界)。 ジョジョの奇妙な冒険第三部で登場するキャラクター、DIOが持っている時間を止めるスタンドの名前。 メイド秘技「殺人ドール」 殺人人形。上級者泣かせ。「ドール」については「操りドール」の項で説明。 紅魔郷初出、妖・永の二作品で自機のボムとして使える。十六夜咲夜の代表技といえる。 元ネタは、「すべてがFになる」の登場キャラクター、四季の 「殺人を行ったのは私。けれど私は操られるだけの人形でした」 というセリフとのこと。 奇術「エターナルミーク」 Eternal Meek(永遠の従順) メイドは主人には逆らわないのが普通。…個人的にもそうであってほしい。 このMeek(従順)という形容詞と、「ミーク」というナイフのブランド?を掛け合わせている、のかもしれない。 しかし難点がある。このスペルは、ナイフを飛ばしてこない。 参考:http://www.ameyoko.net/marukin/html/factory/moki2.html(Ctrl+Fでミークと入力して検索) 「ジャック・ザ・リッパー」 Jack the Ripper(切り裂きジャック)。 女性を連続で刺殺しロンドンを震え上がらせた、有名な通り魔である。結局つかまることはなかった。 蛇足だが、ジャックとシャーロック・ホームズとの対決を描く小説も多い。 「インディスクリミネイト」 Indiscriminate(無差別の) 切り裂きジャックって女の人なら無差別に殺したんだっけ? 「パーフェクトスクエア」 Perfect Square(完璧な正方形) 妖々夢の自機ボム。効果範囲が四角形。だから多分正方形。だが方陣と訳しても違和感はない。 意訳すれば、「(時の止まった)完璧な空間」。「パーフェクトメイド」にも通じるものがある。 また、数学に『Perfect Square(完全平方)』というものがある。ある整数または整式が、別の整数または整式の2乗であることを言う。 時符「プライベートスクエア」 Private Square(個人的な正方形) パーフェクトスクエアに同じく。 このスペカは使い手の咲夜の動きに大きく左右されるため、方陣と訳すよりも正方形の方がしっくりくると思うのだがどうか。 ちなみに「時符」が付け加われたのは萃夢想になってから。 幻葬「夜霧の幻影殺人鬼」 ロンドンは霧の町。連続で起こった、女性を狙った通り魔事件。殺人鬼のジャック・ザ・リッパーは、幻影のように姿を消した。 ゆえに、この符の名称は「切り裂きジャック」が由来!…という妄想を繰り広げてみました。 「デフレーションワールド」 Deflation World(収縮世界) 過去、現在、そして未来という別々の空間にあるナイフ。 空間が「現在」という一転に一気に収縮され、過去、未来のナイフが現在に召還されて襲い掛かる。 インパクトのある弾幕だが、なんか不景気な名前である。 傷符「インスクライブレッドソウル」 Inscribe red Soul(紅き魂を刻み込む) 魂を刻むほどの連撃。 このスペルを使っているときの咲夜さんは猫に見える。 「咲夜の世界」 元ネタはジョジョの奇妙な冒険第三部最終戦タイトル、「DIOの世界」。 成恵の世界は多分無関係。 傷魂「ソウルスカルプチュア」 Soul Sculpture(魂を彫刻する) 要は魂を刻むってことでしょうね。 インスクライブレッドソウルが「刻むだけ」なのに対し、上級スペルの「ソウルスカルプチュア」は「彫刻する」、つまり芸術的になっている。 「チェックメイド」 Check Maid(チェックメイド) チェスのチェックメイト(詰み)とメイドを掛け合わせている。 手品「クロースアップ殺人鬼」 Close-up(クロースアップ) 流行のクロースアップマジックより。 咲夜は、東方文花帖(ゲーム)で『危険な手品師』と言われていた。 参考:http://plaza.harmonix.ne.jp/~k-miwa/magic/soldtrick/soclose.html 時符「トンネルエフェクト」 Tunnel Effect(トンネル効果)。 非常に微細な世界にある粒子が、古典的には乗り越えることができないポテンシャル(エネルギー)障壁を、 量子効果により乗り越えてしまう現象(WIKIPEDIAより抜粋) 誰か、これよりもわかりやすく説明してもらえると嬉しいです。 空虚「インフレーションスクウェア」 Inflation Square(膨張する正方形) デフレーションワールドと対になるスペルなのか? 銀符「パーフェクトメイド」 Perfect Maid(完璧なメイド)。 元ネタはアガサ・クリスティの『The Case of the The Perfect Maid(邦題:申し分のない女中)』。 レミリア・スカーレット 吸血鬼姉。紅魔館主人、500歳。外見は幼女。好きな色は赤。 ちなみに、スカーレットは緋色のこと。 所持スペル: 天罰「スターオブダビデ」 Star Of David(ダビデの星)。六芒星のこと。 ダビデは聖書の人物で、偉大な王となったが、人妻に恋をしてしまい、人妻の夫を最前線に送って殺す。 イスラエルの国旗に描かれているのはこのダビデの星。 冥符「紅色の冥界」 冥界とは死後の世界。白玉楼のある場所。 レミリアは白玉楼を赤く染めるのだろうか。 ちなみに、東方では「紅色」の読み方は「あかいろ」らしい。 呪詛「ブラド・ツェペシュの呪い」 Vlad Tepes(ブラド・ツェペシュ) ワラキアの領主で、ドラキュラのモデルになった人。 ドラキュラはもともとブラドのニックネームで、『ドラクルの息子』という意味。 さらにツェペシュとは『串刺し公』というニックネーム。多くの人間を串刺しにして処刑したと言われている。 紅符「スカーレットシュート」 Scarlet Shoot(緋色のシュート)? シュートは撃つ、射るなどの意。東方シリーズはシューティングゲーム。 つまり、レミリアの赤い弾幕ということだろうか? 「レッドマジック」 Red Magic(赤い魔法)。 元ネタはミステリ「すべてがFになる」(講談社ノベルズ)に出てくるOS、レッドマジック。 神罰「幼きデーモンロード」 Demon Lord(悪魔の領主)。 レミリアは外見が幼く、成長することを放棄している。しかし強い。ものすごく強い。 そして、紅魔館の持ち主でもある。つまり、紅魔館一帯の領主。 獄符「千本の針の山」 仏教の地獄には『針山地獄』というものがある。 神術「吸血鬼幻想」 種村季弘氏の書いた、同名の吸血鬼小説より。 吸血鬼界隈では有名な小説らしい。 参考:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4309400469/249-1699933-8975522 紅符「スカーレットマイスタ」 Scarlet Meister(緋色の家主) この弾幕の使い手、レミリアは紅魔館の家主。 そのまんますぎるネーミング。 「紅色の幻想郷」 紅色とは赤い色のこと。幻想郷は東方三部作の舞台。『スカーレット』が表す言葉は緋色。 彼女の放つ弾幕は、背景も弾も赤が異常に多い。おそらく闘牛に突撃される。 紅符「不夜城レッド」 レッドは赤。不夜城は、夜でも昼のように明るく賑やかなところのこと。 レミリアは夜の住人なので、どちらかというと夜に動くのではないだろうか。 紅魔「スカーレットデビル」 Scarlet Devil(緋色の悪魔) あかい、あくま――― と表記すると某型月ノベルみたいに見える。…自己紹介? 「スカーレットディステニー」 Scarlet Destiny(緋色の運命)。 レミリアの能力は『運命を操る程度の能力』。スカーレットとは緋色。あまりにもそのまんま。 必殺「ハートブレイク」 Heart Break(心臓破壊) 吸血鬼は心臓に杭を打ち込んで殺す。 Heartbreak(悲痛、悲嘆) 「吸血鬼ドラキュラ」にて、ドラキュラは最後、悲痛の念を残して死んだって話を何かで読んだ(未確認情報)。 夜符「デーモンキングクレイドル」 Demon King Cradle(悪魔の王のゆりかご) 吸血鬼は、数多くの作品で人間を圧倒的に凌駕し、人間に凄まじい恐怖を与える。まさに悪魔のような存在である。 その代わり、致命的な弱点をいくつも持ち合わせている。 神槍「スピア・ザ・グングニル」 Spare The Gungnir(グングニルの槍)。 グングニルとは、北欧神話に出てくる槍の名前。オーディンが持つ槍で、めぐり巡ってクー・フーリンのゲイボルグとなっている。 ゲームで伝説の槍として出てくることも多い。BUMP OF CHICKENの曲名にもなっている。 夜王「ドラキュラクレイドル」 Dracula Cradle(ドラキュラのゆりかご) ドラキュラは、『吸血鬼ドラキュラ』に登場する男性吸血鬼。太陽やニンニクを嫌う。 もはや吸血鬼の代名詞ともいえるほど有名である。モデルはワラキア公ブラド・ツェペシュ。 符の壱「バッドレディスクランブル」 Bad Lady Scramble(悪女緊急発進)? 多分悪女とコウモリを掛け合わせているのだと思うのだが、コウモリのスペルはBat(バット)です。 バッドとバットのような間違いは、他にもベッド(ベット)、バッグ(バック)などがある。 符の弐「マイハートブレイク」 My Heart Break(自分の心臓破壊) 心臓に杭を刺すことにより、吸血鬼は死亡するらしい。 蛇足ですがブロークンハートで失恋って意味でしたよね。失恋だとしたら霊夢に振られたのか。 本当にどうでもいいのだが、エンディングのレミィと霊夢はちょっと色っぽいと思う。 符の参「ヘルカタストロフィ」 Hell Catastrophe(地獄の大災害) カードゲームに出てきそうなネーミングである。 レミリアのスペルはネーミングセンスがなんともいえない。 夜符「クイーンオブミッドナイト」 Queen of Midnight(深夜の女王)。 吸血鬼は夜の王者。彼女は自分のことを『夜の住人』だと言っていた、ような気がする。 魔符「全世界ナイトメア」 Nightmare(悪夢)。全世界が悪夢に陥る。 弾幕の形が、核のマークと酷似しているのは偶然か。 紅符「ブラッディマジックスクウェア」 Bloody Magic Square(血まみれの魔法の方陣) スクウェアはこの場合は正方形っぽくない。むしろ魔方陣的な意味合いではないだろうか。 レミリアの中でもあまり苦戦しないスペル、だと思う。 紅蝙蝠「ヴァンピリッシュナイト」 Vampirish Night(吸血鬼の夜) コウモリがいっぱい出てくる、レミリアの夜。はた迷惑な感じがする。 コウモリは撮影すると消えてしまう。コウモリの命、儚し。 神鬼「レミリアストーカー」 Remilia Stoker(レミリア・ストーカー)。 ストーカーは、『吸血鬼 ドラキュラ』の作者、エイブラハム(ブラム)・ストーカー。 ストーカーは、レ・ファニュの『吸血鬼 カミーラ』に感銘を受けて、ドラキュラを執筆したという。 フランドール・スカーレット 所持スペル: 禁忌「クランベリートラップ」 Cranberry Trap(クランベリーの罠) クランベリーは果物の名前。どうやら体にいいらしい。 収穫方法が独特で、畑に水を通し、かき混ぜてクランベリーを水に浮かせて収穫するらしい。 禁忌「レーヴァテイン」 Lavatain(レーヴァテイン)。ケルト神話に出てくる剣の名前。 ゲルマン神話の巨人スルトの持つ武器。名前は「害なす魔の杖」の意だという。 自ら空中で動くことができ、太陽よりも強い輝きを放ち、その威力はいかなる者も抵抗できないという。 厨房設定が多いことでも有名な武器。 禁忌「フォーオブアカインド」 Four of a Kind(同じ種類が4つ) いわゆる、ポーカーのフォーカード。 これを発展させた「シスタープリンセス」なるスペルがあるらしい。フラン様12人。もちろんネタである。 禁忌「カゴメカゴメ」 小さい子どもがする遊びに、かごめかごめというものがある。 子どもたちが、歌いながら手をつないで円を作り、人を囲んでまわるあの遊び。自分は怖くて出来なかった。 禁忌「恋の迷路」 通称@。恋愛は常に複雑なものである。その複雑さは、たびたび迷宮に例えられる。 しかし、495年間ずっと閉じ込められていたフランドールは、恋というものをしたことがあるのだろうか? 禁弾「スターボウブレイク」 Starbow Break(スターボウの破壊) このbowはRainbow(虹)からきているものだろう。 「スターボウとは,簡単にいえば,亜光速で宇宙を航行するときに,一つには光行差のために星の見かけの位置が宇宙船の進行方向前方へ移動集中し, また一つにはドップラー偏移のため星のスペクトルがずれて星の“色”が変化し,それらの効果が合わさった結果, 宇宙船のブリッジからは,進行方向を中心としたリング状の星の虹がみえるだろうという話である.(大阪教育大学 天文学研究室より抜粋・改変)」 禁弾「カタディオプトリック」 Catadioptric(カタディオプトリック)。天体望遠鏡の種類のひとつ。 反射望遠鏡をベースとして、そこに補正レンズを組み込んで収差を補正した天体望遠鏡をカタディオプトリック式という。(Wikipedia 天体望遠鏡の項より抜粋) 禁弾「過去を刻む時計」 過去の記憶のことでしょうか。 (よくわからないので説明をお願いします) 秘弾「そして誰もいなくなるか?」 アガサ・クリスティの小説『そして誰もいなくなった』のパロディ。おそらくアガサの小説ではもっとも高名なのではないだろうか。 彼女のテーマ曲『U.N.オーエンは彼女なのか?』のU.N.オーエンとは、その小説で10人を館に招待した人間。 ZUN氏は推理小説やミステリが好きなのだろうか。多分大好きなんだろうなぁ。 QED「495年の波紋」 495年とは、フランドールの年齢だったような。 波紋とは波の作る紋様のことだが、ジョジョの奇妙な冒険にも『波紋』というものが出てくる。 レミリアの『パンを食べた枚数』という台詞や咲夜の『ザ・ワールド』は、同作品に出てくるDIOというキャラクターに関係がある。 紅魔郷最終のスペルだけあり、恐ろしい難易度を誇る。 禁忌「フォービドゥンフルーツ」 Forbidden Fruit(禁断の果実)。 旧約聖書で、アダムとエヴァは蛇にそそのかされ、禁断の果実を食べてしまう。 禁断の果実により、彼らは知恵をつけ、エデンから追い出された。 禁忌「禁じられた遊び」 反戦映画のタイトル。戦災孤児の少女が死んだ生き物の葬り方を教わり、墓を作り続ける話。 少女は埋葬の意味をも知らず、ただ墓作りのために十字架を欲しがるようになる…とのこと。 同名のスペイン民謡は、曲名は「愛のロマンス」。その曲をメインテーマに使った映画なのだが、映画のタイトルの方が有名になった。 皆様のおかげで、完成度の高いスペカ由来リストができそうです。ありがとうございます。 現在の状況 「紅 美鈴」のスペカ 幻符「華想夢葛」(かそうゆめかずら) 極光「華厳明星」 華符「彩光蓮華掌」 フランドール・スカーレットのスペカ 禁弾「過去を刻む時計」 に悩んでおります