博麗 霊夢→[行雲流水] 霧雨 魔理沙→[疾風怒濤] 十六夜 咲夜→[快刀乱麻] 魂魄 妖夢→[全身全霊] 鈴仙・優曇華院・イナバ→[栄枯盛衰] 因幡 てゐ→[狡兎三窟] チルノ→[一石二鳥] ミスティア・ローレライ→[放歌高吟] リリカ・プリズムリバー→[光彩陸離] メルラン・プリズムリバー→[高山流水] ルナサ・プリズムリバー→[光彩陸離] メディスン・メランコリー→[毒薬変じて甘露となる] 射命丸 文→[物言えば唇寒し秋の風] 風見 幽香→[月に叢雲 花に風] 小野塚 小町→[死ねば死に損 生くれば生き得] 四季映姫・ヤマザナドゥ→[天知る 地知る 我知る 人知る] 行雲流水(こううん-りゅうすい)  空行く雲や流れる水のように、一事に執着せず、自然にまかせて行動すること。 疾風怒涛(しっぷう-どとう)  疾風と怒涛。(疾風は速く吹く風。怒涛は荒れ狂う大波。) 快刀乱麻(かいとう-らんま)  よく切れる刀でもつれた麻の糸を断ち切るように、  もつれていた物事をあざやかに解決することのたとえ。 全身全霊(ぜんしん-ぜんれい)  その人のもっている心身の力のすべて。 栄枯盛衰(えいこ-せいすい)  人・家・国家などの勢いにも盛んな時と衰える時のあること。 狡兎三窟(こうと-さんくつ)  用心深くて難を逃れることが上手であること。(『戦国策−斉策』より) 一石二鳥(いっせき-にちょう)  一つの事をして二つの利益を得ること。 放歌高吟(ほうか-こうぎん)  あたりかまわず声高く詩歌を吟じること。 光彩陸離(こうさい-りくり)  光が美しく入り乱れ、まばゆいばかりに輝くさま。まぶしいほど輝かしいさま。 高山流水(こうざん-りゅうすい)  音楽のすぐれて巧みなこと。(『列子(湯問)』より) 毒薬変じて甘露となる(どくやくへんじてかんろとなる)  毒薬変じて薬となると同義。毒薬も使い方次第で薬になる。 物言えば唇寒し秋の風(ものいえば くちびるさむし あきのそら)  松尾芭蕉の句。余計なことを言うと、それが元で  つまらないことが起きることを詠んだ句。  類義:口は災いの元、言わぬが花、雉も鳴かずば撃たれまい。 月に叢雲 花に風(つきにむらくも はなにかぜ)  好事には、とかく差し障りが起こり易いものだということの喩え。 死ねば死に損 生くれば生き得(しねばしにぞん いくればいきどく)  生きていればいつかよいことにも巡り合えるから生き得と言えるが、  死んでしまえばそれまでだから、死に損ということになる。  人間生きていなければどうにもならないということ。 天知る 地知る 我知る 人知る(てんしる ちしる われしる ひとしる)  四知。賄賂を贈ろうとした男に対する、楊震という高官の言葉から。  男が賄賂を贈る際、楊震に対し 「このような夜遅く、誰も知る人はいませんから。」  と述べたのに対し、楊震はこう述べ、賄賂を断った。 「誰も知るものがいないとはとんでもない。天が知っている。地が知っている。  私が知っている。君も知っているではないか。」  転じて、全ての行いは誰かしらに知られているということのたとえ。