ネクロファンタジア〜彼の世に消えた少女の亡骸〜    作詞:SOURA    静寂なる時間で 今響き続ける歌声  何を思い何を詠うのか 死を纏う少女  生きとし生ける者全ての 生と死の境を彷徨い  もう散った桜を見つめ 涙を枯らす  遠き 空の 果てで 雲さえ 消える静かに眠る冥府  其処に 在るは 一人の 小さな少女と妖(あやかし)桜  誰ぞ彼女の名を知るのか 微笑む影は何処にも無くただ血に染まり  彼の世に消えた少女の亡骸 胸に抱く紫紺を纏う少女の姿  散る命 芽吹く命の 境界を独り迷い歩き  その手から 消え逝く少女に 唯涙を流す  幾千の 記憶の糸を 辿れど何処にも答えは無く  巡る命 もう一度 貴女に会いたいと願う  夢 違えの 黄昏に 亡き友の影を写して  死を 飾る悲しみの 幻想曲を奏で  結界を越え 集まる黒死蝶と反魂蝶が  再び 二人を繋ぐ I will see you in Necro Fantasy ---------------------------------------------------------------------------------------------------- やっぱり後書き 皆様こんばんわ、細々と作詞を続けておりますSOURAです。 今回は名曲とも言えるネクロファンタジアに挑戦させていただきました。 今までにも漂流いかだ氏や孤独犬ポチ氏等の方々が 素晴らしいネクロファンタジアの作詞をされてます。 其れ等に比べますとまだまだですが自分なりの ネクロファンタジアが表現できたのではないかと思います。 詩は読んで頂けるとわかるかもしれませんが 幽々子と紫の二人をイメージして書いたものデス。 曲調似合わせて言葉を選ぶのに今回は大変苦労し、 書き上げるのに3日も掛けてしまいました。(ぁ 曲がとても良い為、そのイメージを崩さず 自分の構想を曲に当てはめるがなかなか困難をきわめました。 やはりもっと色々な曲の作詞に挑戦して腕を磨きたいと思う次第であります。 ----------------------------------- 御意見、御感想、苦情、批判何かありましたらこちらまでどうぞ。 E-Mail:soura_ruri@hotmail.com