東方萃夢想    作詞:SOURA  青空に消える恋時雨れ あの日の夢を見る  鳥達のように旅を続ける僕には もう帰る場所なんて何処にも在りはしない  風の流るるままに何処へと行くか 独り当ても無く  何気なく見た夏祭りの 花火が記憶に残る  宴に群れる人波の中 初めて君に出逢う  出会いなど一時(ひととき)の事で 決して何の意味も無い  でも、その優しさに触れた時 何かを思い出す  思い出だけが一人歩き 想いは過去になる  君と過ごした一夏余りにも楽しすぎて いつの間にか僕の中から孤独は消えた  眩しい笑顔で差し伸べてくれた手 とても暖かく  強がっては見せるけれど 僕はそっと手を伸ばす  無邪気に笑う君を見てたら 思わず微笑みがこぼれる  初めて知る事が出来た 愛し愛される事  あの空のようにこの日々も 永久(とわ)に続けと願う  蒼穹の空へと消えていった 君はもう居ない  僕は此処と言う帰るべき場所を見つけたのに 何故君がこの世界を旅立たねばならない  君は新しき始まりの地を 終点と言った  そして空の彼方へ 翼を広げ往くのか  頬を伝う涙は地に落ちて 手のひらに萃まる事無く  あの丘を流れる往く雲は いつかの思い出と成る  僕はまた旅立ち風と為り いつでも君の傍に --------------------------------------------------------------------------------------- 久々に見る後書き 大変ご無沙汰しております、 このたび久々に歌詞を書かせていただきましたSOURAです、こんばんわ。 前回の少女綺想曲 〜 Dream Battleを上げてからもう2ヶ月ほど経っております。 本人の一身上の都合により暫く作詞から離れておりました。 そして久々に何かを作詞しようと考えた際に折角なので 萃夢想から一曲セレクトさせて頂こうと思った次第です。(新しい物好き(ぁ その中でも自分の次の詩としてイメージしたものと一番ぴったり合ったのが 萃夢想のスタッフロールで使われております『東方萃夢想』でした。 舞台が夏だけにキーワードを『夏と青空』と2つに絞って詩をイメージしました。 以前こちらにアップさせていただいた紅楼 〜 Eastern Dream...の進化版みたいな感じで。(ぇ 結果相変わらずの世界観ぶち壊しソングとなってしまいましたが それでも何か心に響くものが少しでもあればと思っております。 同じ萃夢想の曲として『Demystify Feast』も作詞してみたく考えておりますが此れが難しい・・・。w なので、次は普通に永夜抄の曲を書かせていただこうかなぁとか好き勝手な事考えてます、すいません_| ̄|○|||