幽霊楽団 〜 Phantom Ensembleを聴きながらお楽しみ下さい 東方妖々夢より 幽霊楽団 〜レイラの為の幻想即興曲〜 作詞 孤独犬ポチ 大粒の雨が 屋敷を叩きつけていた 忘れられない あの日の夜 握り締めた小さな手 冷たくて温かった 真上指して止まる時計 部屋に響くベルの音 別れの時を知らせた ありがとうと囁き そして 安らかに瞳閉じて 目覚めない眠りにつく 変わらない 笑顔のままで 窓の外の雨は いつまで降り続くのだろう 震える手の上に 雫が落ちる 肩にそっと置かれた手 妹達に振り向いた 溢れ出る気持ち この曲に乗せて 始めよう 演奏を 涙が尽きるまで 雨上がりの朝を 笑えるように 虹色の三重奏 雨雲を越えて 天国まで届け 三つの想い 雨に濡れた大地を 光が照らし出していく 待ち望んだ夜明けの時 雲間から差し込む光 水面(みなも)輝かせてた 緩やかに流れる川を 目蓋の奥 浮かび上がる懐かしい日々は 色褪せぬ 虹色の記憶 地平線の彼方 覗く朝日 眺めていた 変わりない 笑顔のままで 足元の水たまり 灰色の空が映る 見上げれば青く澄んでいるのに 川のほとりの屋敷 屋根をまたぐような 大きな虹の橋 見つめながら 始めよう 演奏を 夕日が暮れるまで あの娘の耳元に聞こえる様に 虹色の三重奏 青空を越えて 天国まで響け 三つの音色