無何有の郷 〜 Deep Mountain      作詞:SOURA    雪が舞い振る郷の 深く沈んだ山道(さんどう)を  沢山の大切な 思い出を 握り締めて  あの日胸に閉い込んだ あなたと交わした約束を  今でもはっきりと覚えてる あなたが残した 最後の記憶  愛しく思うほどに、切なさだけが増してく 降り止む事を知らない この冬の雪のように  私はいつもいつまでも この白い空を見上げて まだ訪れない春を 一人で待ち続けます    帰らぬあなたを 想い続ける心は  凍り付いてしまった 雪の結晶のように  終わりを知らぬ冬も いつかは春になるから  忘却の彼方に消えつつある 私の心も いつかは融ける  二人で一緒に歩いて、残した足跡さえも 振り返ってみたとしても あなたは其処には居ない  傍にいすぎて気付かなかった あなたの靴の大きさ 二つだけの足跡は あの日の小さな軌跡  冬を越えて もう一度 季節巡る 心