Coolier - 新生・東方創想話ジェネリック

東方童話 「うしとかえる」

2005/08/09 17:40:58
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むか~しむかし、ある池に、カエルの親子が住んでいました。
カエルのお父さんはとても大きくて、子供たちの憧れの的でした。

   レミリア「いくら萃夢想であんなだからって、こういう役は無いんじゃない?」
     咲夜「と、言われましてもねぇ・・・。」
  パチュリー「それをはっきりと言うことはないけど、分かってるわね?」
     咲夜「ええと、まぁ、ええ・・・何となく。」
 フランドール「じ~・・・。」
     咲夜「何か?」
 フランドール「おっきいからって、あんま調子に乗らないことね。」
     咲夜「はあ・・・。」

子供達があんまり褒めるものですから、お父さんは照れてしまいました。
ある日子供たちは、池から少し離れた場所へ遊びに行きました。

   レミリア「ていうか私たち、水辺はあんまり好きじゃないんだけど。」
 フランドール「そうそう。力が半分も出せないし。」
  パチュリー「弱点、克服できるんじゃないかしら?慣れで。」
   レミリア「そんなんでどうにかなる弱点なの?」

なんとな~く元気は無さそうですが、子供たちは遊んでいます。
楽しく遊んでいた、そのときです。

   レミリア「むっ?」

何かが、近づいてくる気配を感じました。

  パチュリー「この気配、ただ者じゃないわ。」
 フランドール「面白くなりそうね。」

子供達に、緊張が走りました。
そして、しばらくしたそのときです。

      紫「ふぁ~・・・・。眠い・・・。」

見たことも無い生物が、子供達の前に現れたのです!

   レミリア「・・・・おっきい。」
 フランドール「凄いね。」

その生物は、お父さんより遥かに大きく、子供達はびっくりして言葉が出ません。
実はその生物はウシなのですが、子供達はまだ見たことがありませんでした。
余りの大きさに、子供達はただただ、じっと見ていることしかできません。

      紫「ラジオ体操第一~、腕を前から上げて、大きく背伸びの運動から~。」

いっちにい、さんしい、とウシは運動をしています。
ウシは大きいので、動くたびによく揺れます。

  パチュリー「これは、お父さんに勝るんじゃないかしら?」
 フランドール「帰って報告ね。」

子供たちは慌てて、お父さんのところへ戻りました。

 フランドール「お父さん、お父さん!」
     咲夜「どうしたの?子供たち。」
   レミリア「実はかくかくしかじかで、大きなのが居たの。」
     咲夜「ああ、それは『怪人寝太郎』と言って・・・。」
  パチュリー「嘘はいけないと思うわ、お父さん。」
     咲夜「冗談よ。それはきっとウシと言う生物で、とっても大きいのですよ。」

お父さんは、あの大きなのはウシじゃないかと子供達に説明しました。
しかし、お父さんも直接は見たことが無いようです。

 フランドール「ふうん。そんなのが居るんだ。」
     咲夜「でもまぁ、私には及ばないです。」
   レミリア「いや、実はそうじゃないのよね。」
     咲夜「?」
  パチュリー「早い話、お父さんより大きかった、と言う事よ。」
     咲夜「そ、そうなんですか?」
   レミリア「ええ。ちょっと、お父さんの大きさじゃ説明がつかないくらい。」
     咲夜「むむ・・・。それじゃあ、少し待っててください。」

子供達の話を聞いて、お父さんは自分の部屋に入って行きました。
そして、少しして出てきました。

     咲夜「そいつは、こ、これくらい・・・・おっきかったですか?」

部屋から出てきたお父さんは、一回り大きくなっていました。
ちょっと顔が赤いようですが。

   レミリア「・・・・青いわね。」
 フランドール「もっとおっきかったわ。」
     咲夜「な・・・。」

それでも、ウシよりは小さいようです。
お父さんはまた、部屋に入って、少しして出てきました。

     咲夜「では、これくらいですか?」
   レミリア「ん~、まだまだね。」
  パチュリー「もっとこう・・・ね。」

お父さんはまた部屋に入って、出てきました。

     咲夜「これでどうですか!?」

お父さんは、もう一回り大きくなっていました。
しかし。

  パチュリー「駄目ね。もっと大きかったわ。」
   レミリア「もう無理なんじゃない?」
     咲夜「まだまだ!」

今度は部屋に入らず、家の中をどたどたと駆け回りました。
そして、何かを拾ってきたかと思うと、やっぱり部屋に入って行きました。
少しすると、更にもう一回り大きくなったお父さんが出てきました。

     咲夜「これで!」
 フランドール「もう一声!」
   レミリア「惜しいわね。」
     咲夜「くぅ~っ!」

まだ小さいようです。
お父さんは、今度は何処かへ走って行きました。
それから少しして、帰ってくると、毎度の如く部屋に入って出てきました。

     咲夜「これなら!」

お父さんは、さっきよりもっともっと大きくなっていました。

   レミリア「あら、中々いい感じね。」
 フランドール「凄い凄い。お父さん大きいわ。」
  パチュリー「確かに。あいつより大きいわよ。」
     咲夜「ありがとう子供達。」

お父さんはついに、ウシを超える大きさを手に入れたのです。
しかし、悲劇が起こりました。

 ぶちっ!

  パチュリー「ん?」
     咲夜「え?」

 ぶちぶち!

 フランドール「なあに?この音。」
     咲夜「ああ・・・・。」

 ぶちぶちぶちぶちぶち!

   レミリア「あ、ボタンが・・・。」
     咲夜「ああぁぁぁ~~~~・・・・!」

お父さんが、はちきれてしまいました。
お父さんはそのまま、どっかへすっ飛んで行ってしまいました。

   レミリア「あ~あ。無理するから。」
  パチュリー「二人とも、あれ見て。」
 フランドール「うわ~・・・。」

お父さんの居た場所には、お父さんの一部だったモノが転がっています。

  パチュリー「これは・・・ええと、大きく見せる為に詰めるアレかしら?」
 フランドール「あ、肉まん。」
   レミリア「あら、こっちには香霖堂印の、上げ底するやつが。」

残骸は、見るも無惨なものでした。

 フランドール「ここまでして、大きくなりたいモノなの?」
  パチュリー「まぁ、私たちが煽ったようなものだけどね。」
   レミリア「そういう年頃なのよ。お前には分からないでしょうけど。」
 フランドール「じゃあ、お姉様たちは分かるの?」
  パチュリー「分からないわ。」
   レミリア「右に同じ。でもね・・・。」

こほん、と咳払いしました。

   レミリア「大切なのは、見た目の大きさなんかじゃなくて、その奥にある物こそが大切なのよ。」
  パチュリー「あら、たまには良い事言うのね。」
 フランドール「綺麗に締めたね、お姉様。」

その後お父さんは蒸発、行方不明になってしまいました。
しかし子供達は、今日のこの出来事を一生の教訓にして、
以後の永い生を、誇り高く、立派に生きたそうです。


 おしまい




 キャスト

カエルのお父さん ・・・ 十六夜 咲夜
カエルの子供達  ・・・ レミリア・スカーレット、フランドール・スカーレット
             パチュリー・ノーレッジ
ウシ       ・・・ 八雲 紫
 色々と、何かが足りない文章です。足りない部分は、読者諸兄の脳内で、追加等の処理を願います。どう処理するか、何を追加するかは、お任せします。処理の仕方は、大きく二つに分かれると思います。『普通なの』と、『ちょっと春?なの』とで。ある意味二度美味しい文章。美味しいのか?でも、何か『ちょっと春?』な方に傾き気味だなぁ・・・。
 なお、こういう文章を日常で使っていると、そのうちに某有名パズルゲームに出てくる変態魔導士の如く、変態扱いされます。日本語は正しく使いましょう。・・・ん?こんな文章使ってる私はヘンタイかって?ええ、ヘンタイですとも、ええ多分。ヘンタイは褒め言葉ですよ(ええ!?)

 以下、普通な話
    ↓

 大きさに関しては、妖々夢の地点で咲夜さん、紫様、美鈴が大きいうちに入るそうで、恐らく永琳師匠も大きいうちに入るでしょう。で、やや小さいのがパチェ様、小さいのがお嬢様と妹様。そういえばこの家族関係、さるかに合戦の時と同じです。お父さんかお母さんかが違うだけで。10~20年程度人間してる咲夜さんに、500と495と100歳の子供。何と言うかまあ・・・。


 以下、ちょっと春?な話
  ↓  ↓  ↓

 しかしながら、咲夜さんの大きさについては、昔から論議が絶えません。果たして萃夢想の姿が真実なのか。近日発売の文花帖で、真実が語られるのか、それとも・・・。
 皆さんは、何が真実とお思いでしょうか?私は勿論、ちいs(殺人ドール)
 でもまぁ、文中でお嬢様が申しておるとおり、大きさ云々よりも、その奥にあるものこそが大切なのですよ。それ即ち、ぼにゅ(夜霧の幻影殺人鬼)
Piko
コメント



1.七死削除
あ、この物語知らない。 でも展開から察するに原作は結構えぐい話みたいで(((;゚Д゚)))

大切なもの。 でも大きくないと、その奥のものも乏しい訳d(エターナルミルク
2.cccc削除
くぅ!!
なんて物悲しい話なんだ!
と言うか香霖堂にはパッt・・ま・・で・・・置いt・・・(後頭部にナイフ
3.名無し妖怪削除
やはり咲夜さんはパッ
4.名無し妖怪削除
お父さんの大きさよりも子供達の小ささの方が俺には重要です(人外宣言
5.床間たろひ削除
いきなりラジオ体操を始める確信犯なうしさんに吹いた。

以下、個人的な戯言
某スレで生まれた言葉―――『品乳』
これが、これこそが俺が探し求めたカタチ。

今回のメンツにはビタイチ関係ないですg(惨殺空間発動)
6.無為削除
てっきり紅魔館のメンツのみで来るのかと思ったらゆあきんが。
あぁ、中国だったら串刺しだからなぁ・・・
7.名無し妖怪削除
まぁ……やっぱ形ッスかね、重要なのは。
デカくても垂れたりしてるのは…とか思うし、ゆかりんなんて年r(スキマ