「いつまで待たせるのかしら、暑くてしょうがないわ。」
夏の日差しが照りつける草原で汗を拭きながらつぶやいた。
なんで私がこんなところにいるかと言えばマリサのせいだ。
永夜異変を解決した帰り道、
「もう夜が終わってしまう、せっかくの満月なのに・・・」
と言ったら、あの白黒ったら、
「アリス、ちょっとここで待っててくれ。」
なんていってどこかいっちゃうんだから。
「もうかえろうかな。」
とつぶやいたら、目の前がまっくらになり、空から返事が来た。
「かえっちゃだめなんだぜ、せっかく夜を持ってきたんだから。」
声の主はマリサだった。ただ真っ暗闇で姿は見えない。
「人をさんざん待たせておいて、こんなただの暗闇をよるっていう気?」
「おいおい、暗いだけじゃなく涼しいだろ。」
言われて気付いたがいつのまにか汗がひき、さっきまでの暑さがうそのようだ。
「それに夏の夜は満月だけじゃないんだぜ。
闇夜に蛍がいち、にひき、飛び違っているのも風流なんだぜ。」
そうマリサが言うとすーっとほのかな光がとびかいはじめ、静かな歌まで聞こえてきた。
「歌はオプションだぜ。夜なんてわたしにかかればちょちょいっと用意できるんだ。
だからさびしそうな顔して夜が終わるなんて言うなよ。」
どうやら私はマリサと離れるさびしさが、ずいぶん顔に出ていたようだ。
それをこの鈍感ときたら夜が終わるさびしさと勘違いしたみたいね。
「はぁ、ひとの気も知らないで。」
私はマリサの鈍さに知らずしらず、そうつぶやいていた。
「別にようがなくても呼んでくれていいんだぜ」
「えっ!?」
「じゃあ、わたしはもう行くぜ」
マリサはそういうといなくなってしまったようだ。
さっきの言葉、マリサは私の気持ちに気づいてるのかな。それにマリサも私のこと・・・
「マリサのばか~!!どんか~ん!!」
マリサの気持ちがわからない私はそう叫んでいた。
夏の日差しが照りつける草原で汗を拭きながらつぶやいた。
なんで私がこんなところにいるかと言えばマリサのせいだ。
永夜異変を解決した帰り道、
「もう夜が終わってしまう、せっかくの満月なのに・・・」
と言ったら、あの白黒ったら、
「アリス、ちょっとここで待っててくれ。」
なんていってどこかいっちゃうんだから。
「もうかえろうかな。」
とつぶやいたら、目の前がまっくらになり、空から返事が来た。
「かえっちゃだめなんだぜ、せっかく夜を持ってきたんだから。」
声の主はマリサだった。ただ真っ暗闇で姿は見えない。
「人をさんざん待たせておいて、こんなただの暗闇をよるっていう気?」
「おいおい、暗いだけじゃなく涼しいだろ。」
言われて気付いたがいつのまにか汗がひき、さっきまでの暑さがうそのようだ。
「それに夏の夜は満月だけじゃないんだぜ。
闇夜に蛍がいち、にひき、飛び違っているのも風流なんだぜ。」
そうマリサが言うとすーっとほのかな光がとびかいはじめ、静かな歌まで聞こえてきた。
「歌はオプションだぜ。夜なんてわたしにかかればちょちょいっと用意できるんだ。
だからさびしそうな顔して夜が終わるなんて言うなよ。」
どうやら私はマリサと離れるさびしさが、ずいぶん顔に出ていたようだ。
それをこの鈍感ときたら夜が終わるさびしさと勘違いしたみたいね。
「はぁ、ひとの気も知らないで。」
私はマリサの鈍さに知らずしらず、そうつぶやいていた。
「別にようがなくても呼んでくれていいんだぜ」
「えっ!?」
「じゃあ、わたしはもう行くぜ」
マリサはそういうといなくなってしまったようだ。
さっきの言葉、マリサは私の気持ちに気づいてるのかな。それにマリサも私のこと・・・
「マリサのばか~!!どんか~ん!!」
マリサの気持ちがわからない私はそう叫んでいた。
しかし魔理沙め、リグルをのしておいて風流を語るかww