Coolier - 新生・東方創想話ジェネリック

その封印が解かれるとき

2013/09/17 21:27:54
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人里のとある借家にて

「あ~、やっと終わった…」

そう言ったのは、住人である妖怪「赤蛮奇」。
彼女は人里でひっそりと内職しながら暮らしている。

今回の仕事は貸本屋で見つけた「本を綴じるだけの簡単なお仕事」というふれこみに誘われて引き受けたものだった。
店主曰く「内容は少ないけれど、20冊を10セットと50冊を15セットお願いしますね。落丁、乱丁は出さないように」

翌日、納品を終えるとサンプルとして刷った冊子をいくつかもらって、その中にあった冊子のあとがきが気になったものがあった。
博麗霊夢自身が異変解決を書いたもので、まじめに書いていると思いきや、コミカルで面白い場面も書いてあって興味のある内容であるのに、
あとがきの「この本が貸本屋に並ぶ頃、私は部屋の一部を封印して中にいます。それと同時に私と過ごした記憶も封印されます。もし何かの拍子で
思い出したら、お賽銭と高級茶そして茶菓子をもって封印を解いてください…」と書いてあった。

変な内容だなぁ…と思いながら次の仕事を行うことにした。


後日、博麗神社にて

貸本屋に例の本が並ぶ頃、普通の魔法使いである霧雨魔理沙は神社に着ていた。
普段なら「れいむー!おちゃー!」とか言いながら縁側に向かうのだが、今回はそのことはせず本人さえ神社になぜ着たのかはわからなかった。

いつもなら誰かがいて、境内を掃き掃除しているのにその誰かがわからない。思い出そうとすると、そこだけすっぽりと抜けている…
魔理沙が難しい顔をしていると、神社を管理している八雲の3人の一人である八雲紫が声をかけてきた。
「あら魔理沙、居たの?」
「まあ、さっききたけどな。なあ紫、ここって前に誰か住んでいたか?」
「さあ?だいぶ昔に博麗神社にも巫女が居ましたが、今となっては無人ですわ」
「つい最近まで誰かが居たような気がするのだが、思い出せないんだ」
「私もそうなのですよ。向こうで掃除をしている藍や橙も思い出せなくて…」

そのような話をしていると鴉天狗が二人降りてきて、何やら撮影を始めた。

「どうも!清く正しい、射命丸文です」
「念写記者、姫海棠はたてです」
「「二人合わせてダブルスポイラー」」

ポーズがバッチリ決まったところで、取材が始まりました。

「紫さん、あの奥にある部屋のことですが、何か詳しく知りませんか?」
「魔理沙さん、この神社の過去の写真を念写すると人物はだれか、ご存じありませんか?」

「あの封印ですか?さあ、私もよく分からないのです。そう古くはないのですがいつからと言われると思い出せなくて…」
「さあ、私もよくわからないんだ。なんとなくだけどこの人と最近ま会っていたような感じはするのだが、誰と言われても…」

二人が二人に質問をして、答えたあと鴉天狗は写真を撮って、お礼を言うと帰って行った。

藍と橙が掃除を終えたと言ったので紫も神社から去って、魔理沙も心残りがあるが帰っていった。


数日後、人里にて

射命丸文が「文々。新聞」を売っていた。トップページは博麗神社の謎というものだった。
「さあ、さあ、買った。買った。博麗神社には不思議な部屋があります!詳しくは新聞をよんでください!」

川向こうの通りには姫海棠はたてが「花果し念報」を売っていた。トップページは博麗神社と不思議な写真というもの。
「博麗神社の本当の管理者は誰なのか?内容を知りたい人は買ってね~!」

赤蛮奇は、あまり人ごみには近づきたくなかったのだが、気になる内容だったので両方とも買って帰った。

「えーと、なになに?封印された部屋には誰が一体何のために行ったのか結界の管理者である八雲紫すらわからない?」
「封印?どっかで見た言葉だな…」
「神社の境内を写し出された写真のおめでたい人は誰か?隣にいる本人すらわからない?」
「なんか、一度会ったことがあるような気があるなぁ…」

封印?最近もらった冊子にあったような?
そう思うと冊子を探していると、一冊の本に当たった。その著者は…「博麗霊夢」

そう記憶が合致すると、一気に以前あった記憶が戻ってきたと同時に、会った時の服装になり、急いで商店に向かった。

「おっちゃん!その茶葉をくれ!」
「おばちゃん!このせんべい袋に詰めてくれ!」

急いで神社に向かい、境内の賽銭箱に500円玉投げ込み、霊夢の事を封印された紫さえも開けることのできなかった封印を解いてこういった。

「霊夢!いい茶葉が入った!一緒にお茶のもう!」

部屋で寝ていた霊夢は起きて
「あら、あなたが来るなんて珍しいこともあるんだね」
小傘「ねー、ばんきー」
蛮奇「んー?」
小傘「なんで立派な家を借りることができたの?」
蛮奇「なんでも、事故物件だってさ」「最初は元住人の仕業で音とか振動、極めつけは物が散乱したさ」
小傘「何それ、怖い…」
蛮奇「交渉してもやめてくれなくて、謎ルートで入手した○○ダヨーを置いた当日から成仏したらしく、静かになったもんさ」
小傘「それはそれで、怖い…」


急展開な話で申し訳ないです。内容にまとまりはないです。仕事中にふと思いついたことを終業後、ここに書いただけです。
その後はご想像にお任せします。
みのりん
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