Coolier - 新生・東方創想話ジェネリック

紅魔館のホワイトデー

2013/03/29 21:47:51
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ある日の朝レミリアは紅魔館の図書室に来ていた。
「パチュリーいるの?」
しかしパチュリーはいなかった。
「まあいいわ自分で探せばいいわ。」
レミリアは本を探し始めた。
探している本はお菓子作りの本だ。
一〇分位で探していた本を見つけた。
図書室を出ようとしたときにはパチュリーはもう帰ってきていた。
「あら、帰っていたの。 帰っていたなら声をかけてくれればいいのに。」
「はいはい。でもレミィがいるなんて知らなかったし、ほとんどここは誰も来ないのよ。来るとしてもあの黒い魔法使いくらいでしょうけど。」
「わかったわ。じゃあこの本借りていくわね。」
「絶対返してね。レミィ、お菓子作るの?」
「そうだよ。一緒につくるかい?」
「暇だから手伝うわ。」
パチュリーはレミリアと一緒に館のキッチンに向かった。
「でもなんでレミィはお菓子を作ろうと思ったの?」
「べ、別にどうだっていいじゃん。」
「あら、そう。それじゃあ、始めに小麦粉と卵、バターと砂糖を準備して。」
「それ全部あるわよね?」
「たぶん冷蔵庫に入っていると思うわ。」
レミリアは言われたものを持ってきた。
「まず初めにバターと卵を混ぜてちょうだい。」
レミリアは卵を割って溶いでパチュリーはバターを必要な分だけ切った。
「そしたら次に小麦粉を混ぜて練ってそしたら冷蔵庫で三〇分くらい寝かせてちょうだい。」
レミリアは言われたことをさっさとやって生地を冷蔵庫に入れた。
三〇分間レミリア達は使った道具の片付けや片抜きを準備したりしていた。
大体三〇分くらい経った後、生地を取り出して片抜きをし始めた。
レミリアは自分の顔の形のような形にしパチュリーは本の形にした。
他はハートやまるのような普通の形にした。
「あとはオーブンに入れて焼くだけよ。」
「どのくらい焼くの?」
「大体二〇分くらいかな。」
レミリアはパチュリーに言われた通りにオーブンに入れて二〇分にセットした。
「ねえレミィもうそろそろ誰のために作ったか教えてくれないかしら?」
「わかったわ。さ、咲夜と美鈴のためよ! いつもやってもらうだけだとあれだからお返しにと思ってね。」
「レミィにしては珍しいじゃない。 もうそろそろ出来上がる頃よ。」
もうキッチンにはクッキーの良いにおいがしてきた。
――チン!
出来上がった合図が聞こえた。
レミリアはオーブンから出した。
「きれいに出来上がっているよ。 でもちょっと形は崩れたかな。」
レミリアの顔の形のクッキーは少しだけ曲がっていた。
「でも他のは綺麗に出来上がっているじゃん。」
パチュリーは小悪魔にあげる分を分けた
「これからどうやって渡すの?」
「咲夜が帰ってくる前に袋に詰めて、帰ってきたら渡すの。美鈴にも袋に入れて咲夜に渡した後に渡すわ。何か言われても困るし。」
レミリアは咲夜の分と美鈴の分を袋に詰め残った1つを自分で食べた。
「これ以外に美味しいわね。紅茶と一緒に食べるのがよさそうだわ。」
「――ただいま帰りました。」
咲夜が帰ってきた。
レミリアは急いで後片づけをして咲夜に会いに行った。
「あの……咲夜……」
「なんですか? お嬢様。」
「これ……クッキーなんだけどパチュリーと一緒に作ったの。いつもいろいろお世話してくれたからお返しにと思って作ったの。」
「お嬢様……ありがとうござます。これはありがたくもらっておきますね。じゃあ私からもお返しです。」
咲夜は袋を取り出した。その中にはスコーンが入っていた。
「それを紅茶と一緒に食べるとおいしいですよ。」
「咲夜……ありがとう。あと美鈴にもこのクッキー渡したいんだけど起きてた?」
「さっき起こしてきましたわ。一緒に行きますか?」
「うん。」
咲夜は日傘を持って外に向かった。
「美鈴~。」
「なんですかレミリア様?」
「はい……これあげる。」
「え、いいんですか?」
「ええいつも紅魔館の門を守ってくれているからそのお返しに。」
「ありがとうございます。」
「でも居眠りは程ほどにね。」
「はい!」
レミリアはそのまま館の中に入っていった。
「あ、フランの分忘れていた……。残っていたかしら?」レミリアは急いでキッチンに向かった。そこに置かれていたのはパチュリーが小悪魔の分にとっておいた分とメモがあった。
――レミィに――
フランの分足りなかったらこれを持っていってあげて
小悪魔の分はいいから
            ――パチュリー――
レミリアは置かれていた袋を持ってフランに会いに行った。
フランは喜んでもらってすぐに食べた。
「お姉ちゃん……ありがとう。」
「どういたしまして。また食べたくなったりしたら一緒に作りましょう。ここのみんなで。」
もうホワイトデーからは2週間は過ぎましたがこれを書いたのは13日でした
パチュリーの優しさがすごいです
小悪魔は犠牲になったのだ
宇佐美 悠香
hakurei3535@live.jp
コメント



1.名前が無い程度の能力削除
ほっこりした~

小悪魔どんまいwww
2.奇声を発する程度の能力削除
良い雰囲気