Coolier - 新生・東方創想話ジェネリック

悪魔の館に差し込む光 4

2012/05/08 21:26:17
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この作品は「悪魔の館に差し込む光 3」の続きとなっております。
そちらから読むことをお勧めします。

↓面倒だぜ!って方のためのあらすじ↓
・アリスさんのクッキーおいしい!しかも人形作ってもらえることに!
・紅魔館に戻ってきたらルナとスターまでメイドで働いてる。
・三人ともそれぞれの場所で一週間働くことになりました。

以上分かりにくいあらすじでしたー 
本編どうぞ!

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

あぁ、夜ご飯おいしかったわ。
たまに外で会う妖精メイド達から聞いてはいたけどここまでおいしいとは……あのメイドやるわね。
さてまだ寝るには早いしどうしようかしらね?

「そういえばサニーって弾幕ごっことかやらないの?」
「妖精たちの間で結構やったりしますよ、これでも結構強いんですよ?」
「へぇそうなんだ~食後の運動に少し遊ぼうよ!」

えぇ!?
フランさんと弾幕ごっこ!?
フランさんって吸血鬼だし相当強いんじゃ……でもなんだか断りにくいし……

「いいですけど……手加減してくださいね?」
「うん、さすがに妖精相手に本気出したりはしないから安心して。じゃあ地下に弾幕ごっこ用の場所があるからいこいこ!」
「はーい」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

広い!しかもすごい頑丈そう!
こんな頑丈そうなところで弾幕ごっこするってレベルが高いのねここの人は……

「よーしやるよ!簡単に一回休みにならないでね!」
「こっちも遠慮しませんよー!先手必勝!日符【アグレッシブライト】!!」
「おぉーなかなか綺麗だね!でも……まだまだそんなものには当たらないよ!」

うぐぐ……簡単に避けられちゃった……
でもこれは最初の一撃よ!まだまだ!

「じゃあこっちからもいくよ!禁忌【レーヴァテイン】!!」
「うわぁ!?」

ななな、なによあれ!炎の剣!?
ってうわわ、あぶないあぶない!

「そんな端っこに行っちゃうと……それっ!」
「わわわ、きゃぁぁ!!」ピチューン

いったたた……
なによあんなすごいものが出てくるなんて聞いてないわよ!
さすがは吸血鬼ってところかしら……一人では太刀打ちできないわ。
私達の本分はチームプレイ、せめて三人揃えば……

「おーいサニー、生きてる?」
「何とか……ってルナとスターじゃないどうしたの!?」
「いや、休憩してたらサニーの悲鳴が聞こえたから来てみたのよ」
「一人で吸血鬼に挑むなんて無謀すぎない?ルナでもこんなドジふまないわよ」
「だってフランさんが遊ぼうって……」
「はぁ……しょうがないわね、私達も手伝ってあげるわ」
「三人揃えばかくれんぼで敵はいない三妖精だもの、弾幕ごっこだって敵はいないわ!」

二人とも……
よーし私もへこたれてる場合じゃないわね!
リーダーがしっかりしないと!

「ん?三人で来るの?まぁいいけど」
「まだまだこれからです!私達三妖精のチームワーク見せてあげますよ!」
「それは楽しみ!どっからでもかかってこーい!」

フランさんすごい余裕そうね、一泡吹かせてやるわ!

「協力技【フェアリーオーバードライブ】!!」
「おっと危ない、さっきとは全然違うわね」
「これが協力の力ですよ!」
「とはいってもあの人すごい楽しそうな顔してるんだけど?」
「確かに全然危ないって思ってなさそうね……」
「隙あり!禁忌【恋の迷路】!!」
「「うわ!」」
「ばらばらになっちゃったら協力技も意味ないね!ほらほらがんばって!」

とりあえず横に避けて……って壁!?
うわ!そこらじゅう弾幕の壁ばっかりだわ!

「きゃっ!」ピチューン
「ちょ、ルナ!?ってまずー!」ピチューン


「三人とも大丈夫?ちょっと力出しすぎちゃったかな」
「うーん……全然敵わなかった……」
「いたた……ルナ、スター、大丈夫?」
「えぇ、私は大丈夫よ」

ってあれ?ルナは被弾した音聞こえたけどスターって被弾したの?
すごいけろっとしてるけどまさか……

「それにしてもフランさん強いですね」
「吸血鬼だからね、力には自信あるよ?」
「やっぱり妖精じゃ敵わないのかなぁ……」
「でも妖精にしてはがんばったんじゃない?そこらの妖精だったらスペカ使う前に終わっちゃうし」

そうは言ってもらってもひとつもスペカ耐えられてないし……悔しい!
どうやったら弾幕ごっこ強くなれるのかしら……
うーん、そうだ!折角だしフランさんに鍛えて貰うってのもいいんじゃないかしら!
よし、善は急げよー!

「フランさん、お願いがあるんですけど、私達の弾幕ごっこの師匠になってください!」
「私が?うーん……一人ならいいけど三人同時に教えるのは厳しいかも……咲夜とかパチュリーとかにお願いしてみようか?」
「いいんですか!?お願いします!」
「そうね、私も弾幕ごっこ強くなりたいしお願いします」
「私はどっちでもいいんだけど……面白そうだし私もやるわ」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

「というわけなんだけど」
「妖精の弾幕ごっこ指導ですか……妹様がそうおっしゃるならこの咲夜、全力で指導させていただきますわ」
「あんまり弾幕ごっこが好きなわけじゃないんだけど……まぁいいわ、妖精の力がどこまで伸びるか興味深いし」
「わぁい!二人ともありがとー♪じゃあ私はそこの青い子がいいかな!なんだか私と似たような弾幕撃ってたし」
「私ですか?お手柔らかにお願いしますね」
「じゃあ私は……そこの月の妖精、あなたに月符の使い方を教えてあげるわ」
「よ、よろしくおねがいします!」
「じゃあ私はあなたね、よろしく」
「はい!がんばりますよー!」

スターがフランさんで、ルナがパチュリーさん、それで私が咲夜さんね。
ナイフ投げとか教わるのかしら、楽しみ!
何はともあれ、まずは妖精最強目指してがんばるわよ!
どうもおはこんばにちわ、4話です。

三妖精が同時に話すのは今回で初めてなんですが誰が誰だか分かりにくい・・読者さんの想像力をフルに使ってもらって読んでいただけたらと思います。

今回の話から分かるように次回は修行のお話となります。
予定としてサニー・ルナ・スターのそれぞれの視点でお話が進んでいくと思います。

そして修行のパートナーですがフランとスターは是非組みたかったんです、だって弾幕そのまんまだもの。

新スペカ名とか考えてくださる方がいたらコメント欄にそっと置いて貰えると狂喜乱舞するかもしれません(チラ
切り株
コメント



1.名前が無い程度の能力削除
サンライトイエローオー…いやいや
流石の策士ですわ
2.奇声を発する程度の能力削除
それぞれがどういう練習するか楽しみです