Coolier - 新生・東方創想話ジェネリック

レミリアと魔理沙 8

2012/01/17 22:16:12
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「…酷い目に遭ったのぜ~…」
愛用の箒に跨って守矢神社へ向かう道中。思わずポツリと呟いた。
私とレミリアが二人で何してたのか…フランとパチュリーと美鈴と咲夜。
それに集まって来た妖精達から根掘り葉掘り問い詰められた。
私が喋るとレミリアがわたわたして突っ込まれて。
レミリアが喋れば私が真っ赤になって弄り回され。
結果として私とレミリアは盛大に自爆した。し続けた。
はあ…と、溜息を吐く。
パパラッチ天狗の文があの場に居なくて良かった。
レミリアをお姉ちゃんって呼んでキスする所まで再現させられたし。皆の前で。
いや、本当に何の羞恥プレイだよ。
はあ…と、溜息を吐く。
恥ずかしかった
本当に恥ずかしかったけど真っ赤になって突っ伏して…。
それでついには泣いちゃったレミリア…可愛か…いやいや、大丈夫かな…と…。
レミリアに皆部屋から追い出されてそのまま山に来たけど戻った方が良いのかも。
…等と取り留めのない事をしばし考え、むっふー…と、鼻息一つ。
レミリアぽかぽか大作戦の調査終わったらレミリア撫でよう。
愛とごめんなさいを込めて撫で撫で撫で撫で…と。

そんな事を考えてる間に妖怪山は九天の滝、到着。
何時もの様にこっそり守矢神社へ行こうと思ってた。
滝の裏から湧いて出た白狼天狗達に取り囲まれるまでは。
「紅魔の者、霧雨魔理沙よ。御山に如何なる用向きか」
進み出てきた椛が困った顔して堅そうな事言ってくる。
困った顔しててもほわんとした優しそうな雰囲気は何時もと同じ。
でも、喋ってる言葉には違和感があり過ぎる。
何がどうしたと言うんだろう。
「あー…早苗に会うために守矢神社へ行きたいんだが…」
「承知した。案内いたす故、付いてまいられい」
「…何でそんなに堅苦しいんだ?」
とりあえず聞いてみた。
そしたらとても困った顔しながら新聞を渡してくれた。
見て絶句。
「な、なななっなななななななな…」
「山のバカラッチ共が紅魔館の皆さんに迷惑かけて…。
 …本当に何と言って良いやら…申し訳ありません…」
「ななななな、ななななー!?」
耳をペタリと伏せた椛に謝られるがそれ所じゃない。
何で!?何で何で何で!!!???
何で私とレミリアのキスシーンが新聞に載ってるんだ!?
私の家でレミリアが私にしてくれたキスが!紅魔館で私がレミリアにしたキスが!
何で皆の前でお互いキスしてる所が新聞に載ってるんだー!?

九天の滝近くの木陰。
幸運にも何とか落ち着けた私は白狼天狗達に監視されながら椛と話をしていた。
「…つまり椛が堅苦しいのはー…あれだ、ほら。
 『私の客だ!パパラッチは手を出すな!!』…って奴か?」
「はい…そうでないと…その…」
椛が言いにくそうに私の後ろを見る。つられて振り返って呆れた。
いるわいるわ。集めれるだけ集めましたー…みたいに集まったパパラッチ天狗が。
「…どうしようもないな…」
押し問答してる白狼天狗と鼻高天狗を見て思わず呟いた。
椛も溜息吐いてる。
いや本当どうすりゃいいんだよ。
そう思ってたら意外な事言われた。
「…その…山に忍び込むの…もう止めてください…」
「…わかった…控えるのぜ…」
「いえ、控えるのではなく止めてください。魔理沙さんは紅魔館の一員だと山に思われてます。
 …だから…その…紅魔館が山の縄張りを侵すものと勘違いされ、争いになるやもしれません」
真剣な…だけど寂しそうな目で言われた。
そっか…そう、なっちゃうんだ…。
「…何か寂しいな…もう山に入れないのか…」
溜息吐きながら言った。
そしたら椛は耳ピンと立てて手をぶんぶか振って。
「…そ、そんな事無いですよ!?何の法も犯してないのに山に入れない事なんてあるもんですか!
 無断で忍び込むのがいけないんであって許可取ればいいんです、許可を!そしたら大丈夫ですから!
 ほ、ほら栗拾いやキノコ探しなら私に言ってくれれば案内しますから!私達、里の人も案内してますし!」
遊びに来て!寂しい!!って聞こえたから思わず苦笑いした。
「わかった。そん時はお願いするぜ」
言って握手してと手を出した。
椛は苦笑いしながら優しく握り返してくれた。
その手はとても暖かかった。

二人して苦笑いしてたら二人のお腹がグ~…と、鳴いた。
お日様高く昇ってる。見回したら白狼天狗達もお弁当広げ始めてる。
だから私達も椛のお弁当のお握り半分こして、お昼ご飯。
そして徒然なるままに雑談。
「そーいや初めて会った時、空から降りて来たけど、あれ何で?」
「私、本来は紅魔館の監視を担当させて頂いているんです。
 あの日はレミリアさんが人の領域近くで暴れていたから何事かと駆けつけました」
あー…そーいやあの時の私、妖怪に襲われてた所をレミリアに助けて貰ったんだっけ…。
「あの頃はまだピリピリしてたから慌てました。何か事件か!?…って」
耳を伏せてふにゃっと苦笑いする椛。
「天狗長生きだし…吸血鬼異変の影響か何かで?」
「はい」
「そっかー…スペルカードルール無かったもんなー…」
スペルカードが懐に入ってる事を確認しつつ言う。
殺伐としてたんだろーなー…夜討ち闇討ち喰った殺した…って…。
…私が小さい頃、こんな風に天狗と人が仲良く話す事…考えられなかったもんなー…。
「幻想郷、本当に平和になりました」
満足そうに言う椛の横顔はとても嬉しそう。
尾っぽも楽しそうにぱたしぱたしと揺れていた。

少し食休みしてのんびり向かうは守矢神社。
境内を掃除していた早苗が出迎えてくれた。とんでもなく微妙な表情で。
ケロちゃんとオンバシラも少し離れた所から私を見てはニヤニヤしてる。
ここにも漏れなく天狗新聞は届いてるみたいだ。
この様子だと人里にも…いや、幻想郷中に届いてるだろう。
二ヶ月は引籠りたくなった。
そんな居心地の悪さもあって聞くだけ聞いてさっさと退散する事に。
電気毛布とやらが薄くてあったかくて湯たんぽの代わりになる…という情報を入手。
現物を見て効能も確認した後、パパラッチ除けに椛に護衛して貰いながら霧雨魔法店へ。
…紅魔館行ってレミリア撫でる元気は今は無いのぜ…ちくしょう、パパラッチめ。
「でも、困ったなぁ…紅魔館は電気来てないんだ、これが…」
「魔理沙さんには魔法あるじゃないですか」
何で気にするの?ってな顔された。
ちょっと口を尖らせて椛を睨む。
「小出しにするのは苦手。例、マスタースパーク」
苦笑いされた。
ムッとしたから尻尾逆撫でしてやった。

到着した霧雨魔法店は何故か扉が開いていた。
パパラッチ潜入かと用心して入ると居間には予想もしてなかった客が。
「はい、皆。さん、はい」
「「「お邪魔してま~す」」」
「…何故にフランと三匹が居るのぜ?」
大人状態のフランと何時もの様に小っちゃいルナ、スタ、サニーを見つつ聞く。
椛は呆れる私の後ろで他人事だからと気楽そうに苦笑いしてる。
「魔理沙の作った和食を食べに来たの」
湯呑を傾けつつ言うフラン。緑茶に砂糖はどうかと思う。
「「「来たら作ってくれると聞いて来ました」」」
しゅたっ!と、手を挙げて言うルナとサニー。
スターは湯呑持ってたから手を上げなかった。置けよ。
やれやれ…食べさせないと帰ってくれそうにないのぜ…。
「…ご飯炊く所から始めるから時間結構かかるけど…それでもいいか?」
「「「「勿論」」」」
元気に頷く四人に溜息吐いて私は台所へ向かった。

「私のも作ってくれてありがとうございます、魔理沙さん」
「昼のお握りのお礼だから気にしなくて良いのぜ~」
炊き込みご飯が炊ける良い匂いのする台所。
かまどの火加減を調節しながら隣で炭の火を起こしてる椛に答える。
お握り貰ったし、手伝って貰ってるんだしでご馳走するのは当然だ。
「いい匂いですねー」
「香りの松茸、味の占地入りだからな。
 取って置きのキノコ達だ。味は保証するぜ」
匂いを嗅いでる椛に答えながら氷室に人里で買ったイワナと山菜を取りに行った。
そして氷室に隠れてたチルノと遭遇。あたいも食べたいと言うから氷を作らせた後、台所に連行。
「妖精が一人増えたぜ」
「こっちはフランさんが四人に増えました」
苦笑いしつつ椛に言うと苦笑いが帰ってきた。
なるほど椛の尾っぽが見慣れたサイズのフランに弄り回されてる。
隣の部屋からはきゃっきゃとはしゃぐ六人の声。弾幕ごっこはしないで欲しい。
溜息吐きつつイワナを下拵えして塩振って串刺して炭火で焼き始める。
更に良い匂いのする台所。隣の部屋へ続く扉からサニーが覗いてる。
期待して待つが良い。

私こと霧雨魔理沙に大きくなったフラン。ルナ、スタ、サニーにチルノと椛。
揃って食べたのはキノコご飯とイワナの塩焼き。それからお漬物に山菜たっぷり入ったお味噌汁。
皆、美味しい美味しいって食べてくれた。おかわりもしてくれた。ちょっと幸せ。
御馳走様して思い思い好き勝手寛いでる皆を眺めながら食器片付けてるとフランが少し話良いかと聞いてきた。
「何の話だ?」
「貴女を殺そうと思ってた事」
「聞くぜ」
「話すわ」
二人顔を見合わせ苦笑い。
椛は妖精達連れてそそっと隣の部屋へ。
気の利く奴だ。パパラッチ天狗も見習え。

フランにお茶を出して対面に座った。
一口飲んでからフランは昔の事だけど…と、前置きして話し出した。
寂しそうに…だけど、懐かしそうに。
「幻想郷に来る前からあの三人の妖精は私の大切な友達だったの。
 何時も暗い地下に遊びに来てくれたわ。怖いバケモノがいる地下に何回も…何回も…。
 あの子達に初めて会った頃の私は本当に気が触れていたんでしょうね。
 初めて会った時、地下牢に探検に来たあの子達を粉々に壊したのよ。文字通りにね。
 でも次の日にはそんな事無かったかのようにまた来た…。いいえ、来てくれた」
「覚えてないだけ…か?」
「ええ…探検に行ったらいきなり一回休みになった。
 だから何故いきなり一回休みになったのか調べるためにまた来てみた。
 今よりもっと小っちゃい三人はそう言ってたわ」
三人の妖精の事を考える。
小っちゃい分、力も弱く頭も弱く警戒心も薄い。
だから壊されたけどそれでもまた、行ってみたんだな…と。
「何回も来ては壊されて…それでもまた来てはこう言ってくれたの。
 こんな寒くて暗い所に居ないで暖かいお外行こうよ…ってね」
「妖精って暖かい所好きだからなー…」
冬場、部屋の中を暖房してたら知らない妖精含めて絶対やって来るもんな~…。
来ない年があると思ったら屋根裏や床下に暖か秘密基地作ったりしてたし。
「“気が狂った”から“情緒不安定”まで治ったのはあの子達のおかげ。
 打ち解けてからは毎日遊びに来てくれて…いろんなお話もしてくれた」
「知り合いにしょんぼりしてるのが居たら“楽しい度”上げよう…ってするもんな」
そう言ったら上げられてしまった…って苦笑いされた。
暗い地下牢はサニーが光を誘導して明るくなって。ルナやスターがお花持ってきて。
眠れぬ夜はずっとお話して、寒い夜は三人が布団に潜り込んできて…って。
そう言うフランの笑顔はとても綺麗で。少しあった影も気にならなくなってきた。
でも…。
「でも、お姉様があの子達を貴女の護衛につけた…。
 能力を使えば愚かな妖怪も打ち倒せるし、貴女に気付かれる事も無い」
「…初耳だぜ」
「でしょうね。あの子達もすぐ忘れちゃったみたいだし」
思うままに感想言ったら寂しそうに苦笑いされた。
あの子達、基本おバカだから楽しい方へ楽しい方へ行く…って。
「とっても悲しかったのよ?いきなりあの子達に会えなくなったから…。
 その上貴女はお姉様の心までも奪った。だから貴女を殺そうと思ったのよ」
「そうだったのか…ごめんな…」
あまりにも寂しそうに言うから思わず謝った。
そしたらフランは気にしないで。私も貴女に心を奪われた…って楽しそうに笑った。
二人で少し苦笑いした後、フランは顔を曇らせ。
「それに、貴女はお姉様の大切な物。私が勝手に壊して良い物じゃない。
 私がお姉様に関わるのは…良くない事なのよ…。
 私の行動がお姉様の人生を終わらせたから…だから、ダメなのよ…」
本当に寂しそうに…苦しそうに呟くように言った。
パチュリーが言ってたっけ。レミリアは最後裏切られて死んだ…って…。
でも、レミリアもパチュリーもフランが関わったって言ってない。
むしろ、どうすればもっとフランに甘えられるのかレミリアに相談された事が一度や二度ならずある。
それを言ったらそんな事無い、嫌われているはずだと全否定された。
嘘じゃないんだけど、信じて貰えないみたい。
言い続けてこじれるのはヤだったから話を変えてみる。
「…そう言えば何で地下牢に?閉じ込められてる…って雰囲気じゃないのぜ」
ちょっと驚いた。
自分に課した罰って答えられるとは思っても無かったからだ。
私と言う存在が消えればいいんだけど、消える事が出来ないから地下牢に入ってる…って。
こうしていればお姉様に害を与えずに済む…って言われるとは思っても無かった。
落ち込んで俯いてるフランを見て溜息吐いて。それからフランに手を伸ばして。
撫で撫で。わしわしと少し乱暴に撫で撫で。
「…な…な、何すんのさー!?」
「お姉さん思いの優しい子だなーって思ったから撫でたのぜ」
きょとんとされた。
「今のフランはお姉さんと小っちゃい三人組が大好きなお姫様。それでいいじゃないか。
 進んで暗くなって引籠るより、嫌々でも明るくして楽しい度を上げた方がいいのぜ」
言った後、一息ついてまた、言う。そしたら本当に楽しくなれるから。…と。
そう言った後、隣の部屋へ続く扉を指さす。
私の指さす方には私とフランの会話を盗み聞きしていた妖精達が…。
…訂正…こんがらがって床に突っ伏してる三妖精達が居た。
「…お前等…そこはもっと格好よく登場しないと駄目な場面だぜ…」
呆れながら…頭掻きながら言った。
妖精達は苦笑いしてるし、フランは呆れて目を丸くしてる。
とりあえず…と、一番上のルナをフランに渡して。
サニーをフランの右、スターを左に配置。
「え、えへへ…」
「まったく貴女達は本当に変わらないわね…」
苦笑いしてるサニーを撫でながら微笑むフラン。
「私がレミリアを好きなように、妖精達もフランが好きだと思うんだ。
 一目会ったその時からずーっと好き。それも変わりないと思うんだ」
それを聞いたフランは改めてルナを見た。
恥ずかしそうにプイッと目を逸らすルナを見て、フランは楽しそうに目を細めて笑った。
本当に、おバカね…と。

熱い。
ゴボゴボ沸き立つ湯釜からは止めどなく蒸気が溢れてくる。
汗がぽたりぽたりと流れ落ちる。それは隣や前に座ってる人達も同じ。
あれからレミリアのお弁当作った後、皆で紅魔館に行って門前で椛と別れて。
レミリアがお弁当食べるの見ながら皆でお茶して。
それから何故か皆でお風呂入る事になって。
「…って…何で皆で蒸し風呂に?」
対面に座ってるレミリアに聞いたら日本伝統な裸のお付き合いと答えてくれた。
そうかな?…と、首をかしげてしまう。
何故ならレミリアの右にはフラン。私の右には三妖精。
触れ合いそうな私とレミリアの膝の間には間違いなく境界が存在しているからだ。
それ即ち“境界『ぺったぺたと豊かなお胸様』”。
それを証明するかのようにフランは自分の胸を揉んで。
「お姉様よりはモッチリしてるわよ」
慌てた私は妖艶に微笑むフランから視線を三妖精に変更。
そしたら自分の胸を触ったり、羨ましそうにフランの胸を見たりしていた。
レミリアはそれを見て私みたいと微笑み、三妖精の視線が私と私の胸に集まる。
見るな。私と同じ位の膨らみしかない三妖精は見るな。
そう睨んだのが原因か、三妖精は視線をフランに戻す。
怒るなとレミリアに撫でられた。
何か悔しかったからルナをフランの胸に押し付けてみる。
ルナは最初ジタバタしてたけどフランに微笑まれて撫でられて真っ赤になって大人しくなった。
次はスターをレミリアに宛がってみると暴れる事無くレミリアの太ももの上に収まった。
ふう、やれやれ…と、思っていると視線を感じる。
見ればサニーが私を見上げていたから抱えて膝の上に座らせた。
サニーが落ち着いたのを確認して一息吐いて、吸って。
「あ~…その、何だ。レミリアはフランの事、大好き?」
聞いてみた。
フランが物凄い顔してるけど気にしないでレミリアを見る。答えて。…って。
「何を今更。嫌いなんて事あるわけないじゃない。大好きよ」
ね~?…ってスターを撫でるレミリア。
「大好き?」
「大好き」
聞いたら断言された。
フランを見たらわたわたしてた。
だからちょっと悪戯。
「じゃあ、キスして。二人がしてる所見てみたい」
「いいわよ」
素である。
フランは更にわたわたしてる。
レミリアはそんなフランを優しく撫でて。
頬にチュッ。と、キス。
そしてレミリアは真っ赤になったフランを優しく撫で撫で。
ニヤニヤしてるのも何だからサニーの頭の匂いをスンスン嗅ぐ。
「…う~ん…乳臭さの混じったお日様の匂いがするのぜ~…」
顎をサニーの頭に載せながら言う。ちょっと嫌がられた。
レミリアは妹も良いけど妖精も良いだろうと笑った。
「小っちゃい…ってだけで、可愛いわよね~…」
はっふー…と、満足そうに息吐いて言うレミリア。
吸血鬼と人間と妖精が仲良く蒸し風呂の中で汗を流す。
椛が言うように今の幻想郷はとっても平和だ。
フランはのぼせててそれ所じゃないけどな。

温まったから外に出て、汗を流して体を拭いて。
それから浴衣に着替えて皆揃ってレミリアの部屋。
咲夜の能力で大きくなったベッドの上で戯れてるとレミリアが勝負しようと言い出した。
フランに抱えられてるルナがどんな勝負か不安そうに聞く。
レミリアはそんなルナの頭を撫でて。
「明日の朝、一番お寝坊さんな子は皆からキスされたり撫で撫でされたりするの」
レミリア公認の悪戯とあってぱあっ!と、笑顔になる三妖精。
私はそれを見て明日の朝もまた、騒々しくなりそうだぜ…と、溜息を吐いた。
おまけ
滝と椛さん



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シメジ
コメント



1.名前が無い程度の能力削除
境界『ぺったぺたと豊かなお胸様』笑ったw
2.名前が無い程度の能力削除
内容は面白かったのですが、タグが少しうざったいです。