Coolier - 新生・東方創想話ジェネリック

お菓子? 悪戯?

2011/10/31 23:37:55
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 昼も過ぎ、紅葉を冷たくなってきた秋風が運んでいく頃。
 森近霖之助は、香霖堂の生活スペースにある台所で菓子作りに没頭していた。菓子、といっても、彼が普段茶請けに食べている様な煎餅や大福といった和菓子ではない。どちらかといえば、紅魔館でレミリアがティータイムにぱくぱくと食べていそうな洋菓子である。
 カボチャが練りこまれた生地を、霖之助は型を取って焼いていく。黙々と焼いていく。まるでそれしか出来ないかのように、ただただ、焼いていく。
 少しすると、焼かれた洋菓子……カボチャのクッキーの数は、二百枚を軽く超えていた。結構な量だが、別に全部自分で食べる訳ではない。

 というのも、今日は10月31日。ハロウィンである。
 霖之助は毎年毎年やって来る少女達の為に、菓子を用意していたのだ。
 別に善意という訳ではない。用意していなければ、悪戯といって理不尽な欲求をしてくる者が多すぎるのだ。

 面倒事には巻き込まれたくないからな。ならこれくらいやってやるさ。
 そんな思いを内側に秘め、霖之助はクッキー量産機と化していた。

「……はぁ」

 用意していた生地もなくなり、霖之助は溜息を吐いた。
 思っていたよりも大変な作業だった。一つ一つはどうという事はなかったが、これだけの数を作るとなると話は別だったな。
 まぁ、流石にこれだけ数を用意しておけば大丈夫だろう。やって来る者も大体の予想がつく。それを考慮して作った数だから、何も問題はない筈だ。

 そんなことを考えながら、霖之助は出来たてのクッキーを一つ口へと運んだ。サクリという音が静かに響く。

「……うん、我ながら良い出来だ」

 紅魔館のメイド長や森の人形遣いには負けるがね。
 心の中でそう呟くと、霖之助はクッキーを小さな袋に詰め始めた。数枚をまとめて一つの袋に詰めていく。随分な量だったが、焼く時ほどの手間は掛からず、ものの数分で終わってしまった。

「……さて、と」

 呟き、霖之助は籠に入れた袋詰のクッキーと、それとは別に取っておいたクッキーを持って、店の方へ足を進めた。窓から入る茜色の日光が、霖之助の頬を撫でる。
 そろそろだ。

「さて……今年は誰が最初に来るやら」

 そう呟いたと同時に、扉に取り付けられた鈴がからぁんと鳴った。小さな小さなお化け達の登場である。
 今日も香霖堂は、客じゃない者で賑わいそうだ。



   ◇   ◇   ◇



「トリックオアトリートー!」
「はい。お菓子あげるから悪戯しないでね」
「はーい!」

 とてとてと廊下を走って行く妖精メイドを尻目に、十六夜咲夜は溜息を吐いた。
 今日は10月31日、ハロウインである。それが原因で、紅魔館は騒がしかった。なんて事はない、妖精メイド達が騒いでいるのである。

「ま、仕方ないわね……」

 そう。妖精たちが騒いでいるのも仕方ないのだ。何せ今日はお菓子を貰え、貰えなければ合法的に悪戯が出来るのだ。菓子の味を覚え、元から悪戯好きの妖精メイド達にはたまらないだろう。
 というか、ハロウィン用に作ったお菓子があった筈だけど……そっちは食べちゃったのかしら? 結構量は作ったはずだけど……

「あぁ、いたいた。咲夜ー」
「あら、お嬢様」

 廊下の真ん中で思慮に耽っていた咲夜の元へ、彼女の主人であるレミリア=スカーレットがやって来た。赤い、いや紅いカーペットの上、ゆっくりと歩を進めるその姿は、カリスマに溢れている。まさにデーモンロードウォークである。
 これで口元にクッキーの食べかすがついていなければ良かったのだが。

「どうしたのですか? 御用でしたら呼んで頂ければ行きましたのに」

 気付かれないように時を止め、レミリアの口元を綺麗に拭き、元の位置に戻って時を動かし、咲夜はレミリアに訊ねた。
 食べかすの事を言って慌てふためく可愛いレミリアも見たかったが、今の威厳ある姿を崩しては駄目だと思っての行動だ。矢張り咲夜は瀟洒だった。

「ちょっと今から出かけるわ。供をなさい」
「今からですか?」
「そ」

 そう言うとレミリアはくるりと踵を返し、来た道を戻りだした。咲夜もそのすぐ後ろにとことこと着いて行く。

「何処へ行かれる予定ですか?」
「そーねぇ……里と寺、それに山と人形遣いの所かしら。あ、後香霖堂」
「ハロウィンですか?」
「そう。ハロウィンには仮装する子供に混じって本物の悪魔がやって来るのよ」
「幻想郷では余り怖くありませんね」
「悪魔や妖怪が来るなんて日常茶飯事だしねぇ」

 外の世界では怖いのだろうが。いや、妖怪が多くやってきているという事は、外ではもう妖怪を恐れないのかもしれない。

「咲夜ー!」
「あら、フランお嬢様」

 少し歩いていると、大広間からフランドールが飛び出してきた。

「まだクッキーある?」
「えぇ。厨房に作り置きがありますよ」

 小悪魔に守らせてあるから、妖精メイドの手には渡っていない筈だ。

「その前に、お口の周りに食べかすがついてますよ。フランお嬢様」
「うにぅ……」

 姉と同じ様に、フランドールの口元にはクッキーの食べかすがついていた。ハンカチを取り出してフランドールの口元を拭っていく。ふと横を見ると、こちらには見えないようにレミリアが口元をぐしぐしと袖で拭っていた。
 あぁもう最高に可愛いですお嬢様。

「咲夜、そろそろ行くわよ」
「分かりました」
「行ってらっしゃーい」

 ぶんぶんと手を振った後、厨房へ目にも留まらぬ速さで向かったフランドールに見送られ、レミリアと咲夜は紅魔館の扉をくぐった。

「それじゃ、行きましょうか」
「はい」

 レミリアがばさりと翼を広げ、茜色の幻想郷へと飛び出す。それに続いて、咲夜もふわりと浮き上がった。

「さぁ、ハロウィンの始まりよ!」

 声高々にレミリアがそんな事を言った。
 そうですねと返した直後、厨房の方から何かの衝撃音と、小悪魔の声に良く似た声で「オグワッ」と悲鳴が聞こえてきた。フランお嬢様あんな速さだったから急に止まれなかったんだろうなぁと思いながら、咲夜はそんな事は気にも留めない主人に続いた。



   ◇   ◇   ◇



 ――カランカラン。

「おいーす香霖。トリックオアトリートだぜ」
「霖之助さん。トリックオアトリートよ」
「君たちか。ほら。お菓子はあげるから悪戯しないでくれ」
「おー、クッキーか。……ん、美味いぜ」
「あら、ホントに美味しいわね。霖之助さん、お菓子屋になったら?」
「生憎と、僕はずっと古道具屋だよ」
「売れないのにか?」
「そう思ってるなら少しはツケをだね……」
「むぐむぐ」
「むしゃむしゃ」
「おい」

 ◆ ◆ ◆

 ――カランカラン。

「青黒ー、お菓子渡して本返せー」
「言ってる事が滅茶苦茶だな。ほら」
「本は?」
「駄目」
「何でよー!?」
「あれは僕の物だと何度も言っただろう」
「むぅー……(さくさく」
「どうかな?」
「……美味しい」
「それは重畳」

 ◆ ◆ ◆

 ――ニュッ。

「こんにちは、霖之助さん。お菓子いりませんから悪戯させて下さいな」
「紫、いつも言ってることだが……」
「『来る時は入り口から』……えぇ、分かってますわ」
「……なら、そうしてくれると有難い」
「嫌ですわ。私と貴方の仲じゃないですか」
「親しき仲にも礼儀ありだと思うんだがね……ほら」
「あら、お菓子はいりませんから悪戯……」
「断固拒否するよ」
「そうですか。残念ですわ」
「ハァ……」
「くすくす」

 ◆ ◆ ◆

 ――カランカラバンッ!

「りんのすけー! ビーフオアフィッシュ!」
「チルノちゃん……トリックオアトリート、だよ?」
「お……おぉ。そうだったそうだった。トリックオアトリート!」
「チルノと大妖精か、いらっしゃい。ほら、お菓子はあげるから、悪戯しないでくれよ?」
「おー! ありがとーりんのすけ!」
「有難うございます、霖之助さん」
「あぁ。あ、それとこれは友達に渡しておいてくれるかい?」
「分かりました。リグルちゃんとルーミアちゃんとミスティアちゃんに渡しておきますね」

 ◆ ◆ ◆

 ――カランカラン。

「や、霖の字。デッドオアトリート?」
「小町、物騒だよ……ほら」
「およ、洋菓子かい。洒落てるね」
「まぁ元はヨーロッパの収穫祭だからね」
「ふーん」
「そもそもハロウィンとは……」
「あー、いいよ霖の字。めんどくさいから」
「……そうかい」
「拗ねなくてもいいじゃないかー」
「拗ねてなんかないよ」

 ◆ ◆ ◆

 ――

『バレてないわね?』
『大丈夫よ。ちゃんと扉の音は消したわ。サニーこそ大丈夫?』
『ちゃんと見えてないわよ。大丈夫大丈夫』
『よーし。それじゃ、お菓子全部頂いちゃいましょう!』
『『『おー!』』』
「……菓子を持っていこうとしてるなら、無駄だよ」
『『『!?』』』
『ちょ、どういう事!? 気付かれてるわよ!』
『サニーが能力解除したんじゃないの!?』
『してない! ルナこそ解除したんでしょ!?』
『違うわよ!』
「音もならずに扉が開けば、嫌でも分かるよ」
「「「あ……」」」
「ハァ……問いかけも無しに悪戯しようとするとはね。ほら」
「え?」
「わ、クッキー……」
「何で?」
「悪戯されるのは御免だからね。お菓子をあげたんだ、悪戯はしないでくれよ?」
「ぅ……お、覚えてろぉっ!」
「ちょ、ちょっと待ちなさいよサニー! 言ってる意味わかんないわよ!?」
「わゎ、待ってよ二人とも……痛っ!」
「……ハァ。最初の静けさは何処へやら……」

 ◆ ◆ ◆

 ――カランカランッ。

「霖之助さん! デストロイオアフェイスです!」
「早苗君、それはハロウィンじゃなくて脅迫というものだよ」
「関係ありません! どっちですか霖之助さん!?」
「お菓子あげるから何もしないでくれ」
「むぅー、信仰しましょうよー」
「遠慮しておくよ」
「ぶぅー」

 ◆ ◆ ◆

 ――カランカラン。

「霖之助。トリックアンドトリート」
「幽香。andじゃなくorだと何度言えば……」
「『無駄な抵抗はするな』って意味よ。何度言えば分かるの?」
「……君は全く……ほら」
「あら、どうも。じゃあ悪戯を……」
「菓子は渡したよ。お帰り願おうか」
「……むぅ」
「ふてくされても駄目だ」



   ◇   ◇   ◇



「……ふぅ」

 秋の日は釣瓶落とし。外はすっかり暗くなっていた。菓子目当てにやって来る者達の相手をしている内に、もう世界は妖怪の時間になってしまっていた。
 あれだけあったクッキーも、残すは一つだ。こうして見ると、随分と多くの者が香霖堂にやって来たものだとしみじみ思う。
 だが、商品を目的に来る者は誰一人としていない。悲しいことだ。霖之助は心の底からそう思った。

 ――カランカラン。

 自分の考えで少し気の沈んだ霖之助の意識を引き戻すように、扉の鈴が来客を告げた。

「ぎゃおー! お菓子くれなきゃ悪戯するぞー!」
「……あ、あぁ、君か」

 音を鳴らした人物……レミリアはずかずかと店の中へと足を進め、それに続いて咲夜がとことことやってくる。
 普段の彼女からは想像もつかないような台詞に困惑する霖之助の所へ、目をキラキラさせたレミリアが強請る様な視線を向けてきた。

「お菓子は?」
「……あぁ、ほら」
「あら、クッキー? 咲夜のとどっちが美味しいかしらね」
「君のメイドには負けるよ」
「それはどうも」

 中を確認すると、早速レミリアは一つ口へと運んだ。少し大き目のクッキーは彼女の口には小さかったらしく、もしょもしょとリスの様に食べ進める。

「どうかな?」
「ん……まぁまぁね」
「手厳しいね……」
「普段咲夜のを食べてるもの」
「成程。舌も肥える訳だ」
「もうっ、褒めても何も出ませんよ?」

 褒められて照れているのだろうか。少し顔を染めて咲夜はぷいとそっぽを向いた。
 レミリアはまぁまぁと言いながらも、むぐむぐと食べ進めていく。

「店主さん、料理上手という事は知ってましたけど……お菓子も上手だったんですね」
「食べてもいないのにわかるのかい?」
「えぇ。だってお嬢様の羽が」
「羽?」

 言われて見てみると、忙しなくぱたぱたと動いている。文がネタになりそうな話を聞いている時の行動……即ち、興奮や興味を抱いた時にとる行動に似ているな。本人曰く、動くのは無意識らしいが。

「あんな楽しそうな動き方は、美味しい物を食べてる時に見れますから」
「よく見ているね」
「メイドですので」

 ああいう時のお嬢様は周りが見えなくなるんですよと言う咲夜にそうかいと返し、もう一度レミリアを見る。先ほどよりも、目が輝いている様な気がした。

「でも」
「ん?」
「店主さんの言う通り、食べないと分からないですね」
「まぁ、レミリアの味覚と君の味覚は違うだろうしね」

 具体的には、主食の所とかで。

「という訳で、店主さん」
「ん?」
「Trick or Treat?」
「えっ?」

 先ほどまでの会話から斜め上にカッ飛んだ突然の問いに、思わず霖之助は固まってしまった。

「聞こえませんでしたか? Trick or Treat? お菓子くれないと、悪戯しちゃいますよー」
「……君もかい?」
「あ。年齢の件でしたら、お嬢様に渡している時点で私も貰える立場ですので」
「あぁ……それもそうだね」

 レミリアは子供っぽい所があるが、500年以上を生きた吸血鬼である。彼女に渡している以上、人間の咲夜に貰う年じゃないだろうとは言えないのだ。
 ちなみに、レミリアの件があってもなくても、そんな事を言えば眉間ナイフの刑だったりする。

「それじゃあ……あ」

 レミリアと同様にクッキーを渡そうと、霖之助は手を空の籠へと伸ばした。
 もう一度言う。手を『空の』籠へと伸ばした。

「あら、おしまいですか?」
「……らしいね。君の主人で最後だったみたいだ」

 少しくらい余る様に作ったはずだが……恐らく、予想以上に結構な人数が来たからだろうな。

「それじゃ、悪戯ですね?」
「……ハァ」

 両手をわきわきとさせながら、まるで四季のフラワーマスターの様な目をして咲夜が言う。
 ……やれやれ。面倒事は御免だったんだが、まぁ用意できなかった自分の落ち度か。

「痛い事は御免だよ」
「ふふ、大丈夫ですよ」

 そう言うと、咲夜はずいと体を近づけてきた。

「ッ……」

 何をされるのか。霖之助は一応少しだけ身構えた。
 そして、その間に咲夜は行動を起こした。


「ん……」
「ッ!?」


 ……目の前に広がるのは見慣れた店内ではなく、頬を赤く染めた咲夜の顔。
 唇に感じるのは、ふっくらとした柔らかい感触……

 霖之助は、咲夜にキスをされていた。
 唇と唇が触れ合うだけの、優しいもの。
 それだけだが、霖之助は激しく動揺していた。

「……んっ」
「………………」

 時間にすると5秒にも満たない短い時間だったが、霖之助にはその刹那が途方も無く長く、永く感じられた。

「……何を」
「ふふ」

 困惑する霖之助をよそに、咲夜はくすりと笑みを浮かべる。スキマ妖怪がする様な、怪しく妖しい笑み。

「……悪戯のつもりだったけど、お菓子でした」
「なっ……」

 ぼっという擬音が聞こえてきそうなくらいの勢いで、霖之助の顔が赤く染まる。
 いきなりキスなんてされれば、朴念仁と名高い霖之助もこうなるだろう。無理も無い事だ。

「咲夜? 何してるの?」

 どうしたものかと内心かなり慌てていた霖之助の耳に、レミリアの声が届いた。
 咲夜に何をしているかを問い掛けた声は、純粋な疑問の色しかない。どうやら周りが見えなくなると咲夜が言っていたのは本当だったらしい。
 もしかして彼女は、レミリアがああいう状態だったからこそこんな事をしたのだろうか。
 そう思ってふと咲夜を見ると、彼女はお嬢様と先ほどの事など無かったかの様に振舞っている。

「ちょっと、私もハロウィンを楽しんでました」
「ふぅん。アンタも店主にクッキー貰ったの?」
「いえ、クッキーよりも甘美で、美味しい物です」
「はぁ?」

 ちろりと、咲夜はそう言って霖之助に流し目を送る。先ほどの事もあり、それだけで心臓が一際大きく鳴り響くのが分かった。
 そんな咲夜に対し、レミリアは怪訝の眼差しを向ける。

「何よそれ。私よりいい物貰ったって言うの!?」
「お嬢様にとっては、そう珍しいものでもないかと」
「何よ何よ何よ! 教えなさいよ!」
「秘密です」
「うー!?」

 がーんという効果音が聞こえてきそうなくらい典型的なリアクションを取るレミリア。来店したときからそうだったが、最早カリスマの欠片も無い。

「うー……もういい。帰るわよ」
「はい。ご馳走様でした、店主さん」
「あ……あぁ」

 そう言って、二人の来客は扉の向こうに消えていった。
 自分以外誰もいなくなった静かな店内に、霖之助の溜息が静かに響く。

「何だったんだ……全く」

 椅子の背もたれに体を預け、霖之助は天井を見上げた。霖之助は、激しく動揺していた。

 ……自分は菓子を渡すだけだと思っていたのに、想定外の悪戯をされ……それと同時に、こんなにも心を乱す甘美な菓子を貰えるとは思ってなかったのだから。
どうも、唯です。

ギリギリハロウィンに間に合いました。咲夜さんです。
この前の話に引き続いてキス話でしたが、まぁいいよね。咲夜さん可愛いし。

さて、今回も誤字脱字その他ありましたらご報告下さい。
最後に、ここまで読んで頂き有難う御座いました!

http://yuixyui.blog130.fc2.com/
コメント



1.名前が無い程度の能力削除
あれ…
ブラックコーヒーを飲んでいたんだがな…
2.奇声を発する程度の能力削除
とても甘いハロウィンのお話でした
後、凄く関係の無い事ですがチルノのビーフオアフィッシュで何かを思い出しそうになりました
3.名前が無い程度の能力削除
甘いな。うん、甘い
4.淡色削除
甘い……甘すぎますよ、これは……実にGJです。
そしてこちらこそ、ご馳走様でした!
5.投げ槍削除
甘いよ。……あぁ血糖値が上がる………。
まぁ、咲霖は好きなんで、大好きなんで、最近唯さんが咲霖を書いてくれるおかげでこっちはもうテンションあがりっ放しです。
食料が尽きようとも水が涸れようとも咲霖が読めれば幸せなんで、続けて行ってくれると嬉しいです。

霖之助さんと幻想郷中の奇人達とのやり取りや咲夜さんの「Trick or Treat?」のセリフが実にすばらしい。
そしてこまっちゃんは平和な一日を過ごせたわけですね。
素晴らしいハロウィンのお菓子でした。