【現在速報中！】サッカー幻想郷カップ決勝戦　博麗レッドデビルズＶＳ守矢ミラクルフルーツ

【テキスト速報】博麗レッドデビルズＶＳ守矢ミラクルフルーツ
記者：射命丸文（文々。新聞）




　サポーターの熱気に包まれた博麗スタジアム(旧博麗神社)から、
　幻想郷カップ決勝戦、博麗レッドデビルズＶＳ守矢ミラクルフルーツの試合の模様を、
　この清く正しい射命丸文のテキスト速報でお届けしたいと思う。

　現在、ゲストの森本氏による、南アフリカ国歌斉唱も終わり、両チームがピッチに散らばった所である。
　どうやら両チームのフォーメーションは戦前の予想通りであるようだ。
　やはり互いに相手に合わせるのではなく、自分達のサッカーに徹する事を選んだらしい。
　
　審判団と、両キャプテンが握手を交わす。
　今日の主審はオマーンの四季映姫・ダバダバドゥ氏。
　白黒はっきりつける事に定評のある彼女のコントロールがどう試合を左右するのか。
　この辺りにも注目して試合を見て行きたい。
　間もなく試合開始である。







――――――――――――――――――――
【前半戦】



　前半開始　：四季映姫・ダバダバドゥ（オマーン）審判の笛でキックオフ。
　　　　　　　　19時半開始の予定だったが、ありがたい説法の為、22時半開始に。

　前半３分　：【博麗】左サイドの魔理沙から霊夢へスルーパスが繋がるが、勇儀に身体を入れられてチャンスにならず。
　　　　　　　　　　　　止められて悔しがる霊夢かわいい。

　前半５分　：【博麗】フランからフランへパス。そこからサイドに開いたフランへとボールを流し、ダイレクトでクロス。
　　　　　　　　　　　　そのボールにフランがヘディングで合わせるが、ボールは惜しくもゴールの右横へ。
　　　　　　　　　　　　ゴールにはならなかったが、まるで四人居るかのようなフランの動きに会場をどよめきが包む。

　前半９分　：【博麗】パチュリー　ＯＵＴ　　衣玖　ＩＮ
　　　　　　　　　　　　本当何故選手にしたし。

　前半１０分：【守矢】こいしが一瞬の隙を見てＤＦラインの背後へと抜け出す。
　　　　　　　　　　　　しかし、椛からロングパスが一歩あわず。

　前半１１分：【博麗】ＧＯＯＯＯＯＡＬ！
　　　　　　　　　　　　カウンター一閃！
　　　　　　　　　　　　椛からのボールを奪った藍がすかさず前線へフィード。
　　　　　　　　　　　　ボールを受けた咲夜が相手を引き付けてから妖夢へとパスを送り、妖夢のアーリークロスにフランが右足で合わせてネットを揺らす。
　　　　　　　　　　　　ホーム、レッドデビルズの先制に、会場はブブゼラの大合唱。
　　　　　　　　　　　　ξ･∀･)＜ヴォェエエエエエエエエエエエエエ

　前半１７分：【守矢】早苗がボールをミラクルフルーツと入れ替える。　
　　　　　　　　　　　　気付かない妖夢がミラクルフルーツをドリブルしている間に、諏訪子が本当のボールでサイドを突破しそのままシュート。
　　　　　　　　　　　　美鈴のファインプレーによって難を逃れるが、余りに常識に捉われていないプレーにレッドデビルズベンチは騒然。
　　　　　　　　　　　　しかし小さなミラクルフルーツをドリブルした妖夢のテクニックも見事である。
　　　
　前半２０分：【その他】アメリカで試合をしていたイチローのホームランボールが降ってきて、記者の頬を掠めた。
　　　　　　　　　　　　　おお怖い怖い。
　　　　　　　　
　前半２１分：【守矢】諏訪子→早苗→神奈子の守矢ラインで綺麗にボールが繋がる。
　　　　　　　　　　　　神奈子が萃香をかわして低いクロスをあげるが、空がボーっとしていた為反応できず。
　　　　　　　　　　　　これぞまさに、うわのそｒ（うわなにするやめｒ

　前半２２分：【博麗】再びレッドデビルズのカウンター。
　　　　　　　　　　　　レティからのボールを受けた魔理沙が普通にドリブルでサイドを駆け上がり、普通にクライフターンで二人かわし、普通にラボーナでクロスをあげる。
　　　　　　　　　　　　しかし霊夢とフランとは普通にあわず。

　前半２４分：【守矢】ベンチで発炎筒が焚かれたかと思いきや、秋姉妹が焼き芋焼いてた。

　前半２８分：【守矢】ＧＯＯＯＯＯＡＬ！
　　　　　　　　　　　　最後尾、ヤマメからのロングフィードにぬえが反応。
　　　　　　　　　　　　そのままサイドからマイナス気味のパスを供給し、空が得意のミドルシュート、ネットに突き刺さる、１－１。
　　　　　　　　　　　　キーパー美鈴一歩も動けず。
　　　　　　　　　　　　その余りにショッキングな光景に、あれだけ五月蝿かったブブゼラの音が一瞬静まり返った。
　　　　　　　　　　　　ξ･Ａ･)＜…………
　
　前半３２分：【博麗】霊夢、ボトルのお茶がぬるくなって来たので、汲み直しに一旦ピッチ外へ(その後復帰)

　前半３４分：【博麗】コーナーキックから萃香がミッシングパワーでヘディングするが、打点が高すぎてゴールの遥か上を通過。
　　　　　　　　　　　　その後、ミッシングパワーを解かずにＤＦラインに戻った為、途中で妖夢を踏み潰す。
　　　　　　　　　　　　妖夢治療の為一旦ピッチの外に(その後すぐに復帰)。

　前半３７分：【博麗】咲夜のスルーパスに霊夢がタイミング良く裏へと抜け出すが、これはオフサイドの判定。
　　　　　　　　　　　　ホイッスル鳴らされた瞬間の霊夢の表情かわいい。

　前半３９分：【博麗】フラン、霊夢とのワンツーからゴール前へと抜け出すが、ＧＫ白蓮が素早く飛び出しボールをセーブ。
　　　　　　　　　　　　勢い余ったフランが白蓮と激突した為、一輪が怒り狂ってピッチ上に乱入。退場処分に。

　前半４３分：【博麗】衣玖とアリスのショートパスの交換。
　　　　　　　　　　　　敵を十分に引き付けた後、アリス→魔理沙→咲夜とパスを繋ぎ、最後は咲夜がそのままシュート。
　　　　　　　　　　　　ボールはポストを叩き、咲夜は天を仰ぐ。

　前半４５分：【守矢】ＧＯＯＯＯＯＡＬ！
　　　　　　　　　　　　神奈子のドリブル突破から、ぬえへのスルーパス。
　　　　　　　　　　　　ぬえのシュートは一旦レティがはじき返すが、こぼれ球に早苗が反応。
　　　　　　　　　　　　冷静に流し込んで、２－１！
　　　　　　　　　　　　ロスタイムの失点に、ベンチ、サポーターも動揺の色を隠せない。
　　　　　　　　　　　　ξ>Ａ<)＜ぼえーん

　前半終了　：ロスタイム二分を終え、主審のホイッスル。
　　　　　　　　２－１、ミラクルフルーツ一点リードで折り返す。









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【監督コメント】
　＜レッドデビルズ＞
　　レミリア監督　：前半は１－２で終わったが、悲観する事はない。
　　　　　　　　　　　後半我々は息を吹き返し、ミラクルフルーツを圧倒するだろう。
　　　　　　　　　　　何故なら、それが私たちの運命なのだから。
　　　　　　　　　　　フッ……決まった。
　　　　　　　　　　　あ、最後の一言はカットしておいてね。
　　紫超監督　　　：悪くない展開だわ。全体的に集中しているし、後半は更に期待できそうね。
　　　　　　　　　　　えーと、それから、その、うーんと……。
　　　　　　　　　　　え？　寝てた……？
　　　　　　　　　　　ねねねねねね寝てませんっ！
　
　＜ミラクルフルーツ＞
　　ナズーリン監督：確かにリードを得て、前半を終える事が出来た。
　　　　　　　　　　　だが、我々は決して今のサッカーに満足はしていない。
　　　　　　　　　　　前半、得点こそ奪えたが、前線から素早いプレッシャーを掛けて、ポゼッションを高める我々のサッカーはまだ出来ていない。
　　　　　　　　　　　後半は、状況に応じてＤＦラインをもう少し上げ、中盤の負担を減らすと共に更なる得点を求めて行く。我々にならそれが出来る。
　　　　　　　　　　　1点守り切るには、45分は余りにも長すぎると言う物だ。



【前半総括】：非常に内容の濃い前半であった。
　　　　　　　　ボール支配率はレッドデビルズが５７％、ミラクルフルーツが４３％。
　　　　　　　　一見するとレッドデビルズのポゼッションが高いが、ミラクルフルーツは椛、さとりの的確なポジショニングにより、相手に効果的な攻撃をさせていない。
　　　　　　　　攻撃においても早苗の108式まであるミラクルフルーツフェイントを中心に、チーム全体が効果的な動きをしている。
　　　　　　　　レッドデビルズは前線は流動的に動いているが、いかんせん心を読まれているかのように相手守備陣の動きが的確。
　　　　　　　　後半、相手のスタミナが切れたタイミングで勝負を仕掛けたい。
　　　　　　　　それと霊夢はかわいい。












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【後半戦】


　後半開始　：四季映姫・ダバダバドゥ（オマーン）審判の笛でキックオフ。
　　　　　　　　余談だが、もしオマーンに湖があったらそれはきっと（ウボァー

　後半１分　：【博麗】霊夢が咲夜のスルーパスから抜け出すが、ヤマメが強引に引き倒す。
　　　　　　　　　　　　悪質なファウルに主審が取り出したのはブラックカード、白黒つける為などと言っているがただの自慢である。
　　　　　　　　　　　　レッドデビルズ、ゴールから３０ｍの距離でＦＫ獲得。
　
　後半２分　：【博麗】アリスの七色のフリーキックがゴールを襲う！
　　　　　　　　　　　　美しい弧を描いてゴールへと吸い込まれるボールだが、超人ＧＫ白蓮のフィスティングに弾かれる。　
　　　　　　　　　　　　ＱＢＫＴ(急にボールが来たので止めた)

　後半５分　：【守矢】こいしが無意識の内にスタンドでブブゼラ吹いてた。

　後半６分　：【その他】イチローのホームランボールがゴールネットを揺らす。
　　　　　　　　　　　　　まただよ（笑）

　後半１０分：【守矢】さとりからの絶妙のスルーパスがオーバーラップしていた神奈子の足元へ。
　　　　　　　　　　　　神奈子が強引に突破を仕掛けるが、アジアの岩レティが身を挺してストップ。
　　　　　　　　　　　
　後半１２分：【博麗】魔理沙からの普通のクロスボールに、咲夜がダイレクトで『ブラック暗黒刻龍シュート(命名：レミリア)』！
　　　　　　　　　　　　しかしボールはキーパー白蓮の正面。

　　　　　　　　　　　※ブラック暗黒刻龍シュート
　　　　　　　　　　　　　→特に効果は無い普通のシュート。
　　　　　　　　　　　　　　キャプ翼を読んだレミリアが、咲夜のシュートに名前をつけただけである。
　　　　　　　　　　　　　　ちなみにブラックと暗黒が被ってると思った人は神槍グングニル。

　後半１３分：【守矢】白蓮のパントキックを空がヘディングでハーフライン付近のさとりへ落とす。
　　　　　　　　　　　　さとりとこいしの姉妹ワンツーで敵陣を切り裂くが、こいしが気付いたらスタンドでブブゼラ吹いてた。

　後半１４分：【守矢】スローインからボールを受けたモーゼが、ＤＦラインを割るかの如きドリブル。
　　　　　　　　　　　　絶妙のスルーパスを早苗に供給するが、シュートは枠の外へ。
　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　プレー後、見知らぬおっさんの乱入に対して、レッドデビルズは主審に猛抗議。
　　　　　　　　　　　　主審の判定はグレー。白黒つけて下さい。

　後半１５分：【博麗】妖夢　ＯＵＴ　　幽香　ＩＮ
　　　　　　　　　　　　より攻撃的な幽香を入れる事で、巻き返しを図る。

　後半１８分：【守矢】ＧＯＯＯＯＯＡＬ！
　　　　　　　　　　　　諏訪子のアーリークロスにいち早く空が反応、ヘディングで落としたボールをこいしが押し込んだ、３－１！
　　　　　　　　　　　　まさかの展開にショックが大きかったのか、ブブゼラ部隊の楽器がリコーダーになってた。
　　　　　　　　　　　　ξ･Ａ･)＜ピョロヒー

　後半２２分：【守矢】さとり　ＯＵＴ　　小傘　ＩＮ
　　　　　　　　　　　　疲れの見え始めたさとりに変えて、こがさな派の為に小傘を投入。
　　　　　　　　　　　　真剣勝負の中でもファンサービスを忘れない、したたかだなさすがナズーリンしたたか

　後半２３分：【守矢】早速、早苗が体力スポイルでガシガシ小傘の体力を吸収。
　　　　　　　　　　　　こがさな派歓喜の瞬間である。　

　後半２４分：【博麗】フラン　ＯＵＴ　　天子　ＩＮ
　　　　　　　　　　　　前半に比べてフランの動きが明らかに落ちていた。
　　　　　　　　　　　　恐らくはヤマメの徹底的な毒入りマークで体力を消耗したのだろう。
　　　　　　　　　　　　これでレッドデビルズは早くも三枚のカードを使い切る事となった。

　後半２６分：【博麗】幽香と諏訪子、サイドでの激しい競り合い。　
　　　　　　　　　　　　結果的に抜け出した幽香から霊夢への低くて早いクロス。
　　　　　　　　　　　　ヘディングで飛び込む霊夢だが惜しくもグレイズ。
　　　　　　　　　　　　自機組の哀しき定めである。

　後半２８分：【博麗】ＧＯＯＯＯＯＡＬ！
　　　　　　　　　　　　コーナーキックからの藍の見事なヘディングが炸裂！　３－２！
　　　　　　　　　　　　長身の勇儀、空は萃香に気を取られていたため、完全に裏を掛かれた形であった。
　　　　　　　　　　　　ブブゼラ隊のリコーダーも復調の兆し。
　　　　　　　　　　　　ξ･∀･)＜ピョロヒィイイイイイイ！

　　　　　　　　　　　　（その後、ゴールパフォーマンスで服を脱いだ藍にはイエローカード）

　後半３０分：【守矢】椛→小傘→早苗と綺麗に繋ぎ、早苗からぬえの裏に抜けるようなパス。
　　　　　　　　　　　　たまらず萃香がぬえを倒してしまい、およそ２５ｍの距離でのＦＫ獲得！

　後半３１分：【守矢】キッカーは早苗。　
　　　　　　　　　　　　ミッシングパワーと九尾の壁を避けるように早苗が横に軽く流したところで、神奈子の強烈なシュート！
　　　　　　　　　　　　しかし、これを石ざ……天子が顔面ブロック。
　　　　　　　　　　　　物凄く痛そうだったか、同時に少し幸せそうだった。チームメイトに称えられたためだろうか？


　後半３４分：【博麗】普通に諏訪子のボールを奪った魔理沙が、普通に逆サイドの幽香へとサイドチェンジ。
　　　　　　　　　　　　落としたボールをアリスがループ気味のシュートも、神奈子のオンバシラにあたって跳ね返る。
　　　　　　　　　　　　オンバシラは身体の一部なので、反則とは認められないらしい。

　後半３５分：【守矢】こいし　ＯＵＴ　　はたて　ＩＮ
　　　　　　　　　　　　ナズ「無意識の内にさとりと一緒にベンチに戻って来ていたとは、この賢将の目をもってしても見抜けなかった……」

　後半３７分：【博麗】アリスからのロングボールを天子が落とし、咲夜がダイレクトでシュート！
　　　　　　　　　　　　強烈なシュートはブロックに入った勇儀の角へと刺さり、一時試合中断。
　　　　　　　　　　　　本人だけボールの行方がわからずしばらくキョロキョロしてた。

　後半４０分：【博麗】ＧＯＯＯＯＯＡＬ！
　　　　　　　　　　　　魔理沙の普通クロスからの霊夢のダイレクトシュートは諏訪子に阻まれるが、零れ球を読んでいた衣玖がサイドネットへとねじ込んだ！　３－３！
　　　　　　　　　　　　終了間際の同点ゴールにチーム全員で、フィーバーポーズ！
　　　　　　　　　　　　ブブゼラ隊も楽器をブブゼラに戻して、一斉に盛り上がる
　　　　　　　　　　　　ξ･∀･)＜ヴォーヴォヴォエー！(キャーイクサーン！)

　後半４２分：【守矢】椛　ＯＵＴ　　星　ＩＮ
　　　　　　　　　　　　前半から献身的に動き、スタミナも限界に来ていた椛を交代

　後半４４分：【博麗】ＧＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＯＡＬ！
　　　　　　　　　　　　キターーーーーーー！霊夢決めた！これで勝つる！
　　　　　　　　　　　　天子→咲夜→魔理沙のパスワークから、最後は魔理沙の普通のスルーパスから抜け出した霊夢が左足一閃！
　　　　　　　　　　　　４－３、レッドデビルズ大逆転！
　　　　　　　　　　　　終了間際に決めるとは流石霊夢、勝負強い！　頼りになる！　可愛い！
　　　　　　　　　　　　ブブゼラ隊のテンションも最高潮！
　　　　　　　　　　　　ξ>∀<)＜ヴォオオオオオオオオオオオオ！（ほら貝）

　　　　　　　　　　　　チームメイト達から祝福される中、大きくガッツポーズを掲げる霊夢がとても可愛かった。
　　　　　　　　　　　

　後半４５分：【守矢】ミラクルフルーツ全員攻撃。
　　　　　　　　　　　　神奈子から諏訪子へのサイドチェンジ。諏訪子の絶妙のスルーパスからはたてがシュートするがレティがブロック。
　　　　　　　　　　　　零れ球を拾ったぬえが空へと落とし、空が強烈なシュートもキーパー美鈴フィスティングで外へと弾く、コーナーキック。

　ロスタイム：【守矢】ＧＫ聖もレッドデビルズゴール前へ。
　　　　　　　　　　　　早苗のコーナーキックからの神奈子のヘディングも藍の激しいチャージで中途半端に。
　　　　　　　　　　　　零れ球を小傘が早苗へとパス、もう一度早苗からのクロスだが、これは萃香のミッシングパワーヘディングで大きくクリア。

　後半終了　：試合終了のホイッスル！
　　　　　　　　４－３、博麗レッドデビルズ大逆転勝利！　　
















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【監督コメント】
　＜レッドデビルズ＞
　　レミリア監督　：やった、勝ったぁ！　優勝よ優勝！　でかした霊夢！
　　　　　　　　　　　１－３にされた時はもう駄目かと思ったけど、これもサッカーよね！
　　　　　　　　　　　あー、本当に嬉しい、涙でそう。
　　　　　　　　　　　……え？　運命？
　　　　　　　　　　　あ、ああ、そうそう！　全部運命どおり！

　　紫超監督　　　：両者共に死力を尽くした素晴らしい試合だったわ。
　　　　　　　　　　　ただ後一歩、ほんの紙一重の差が我らに勝利を呼び込んだわ。　
　　　　　　　　　　　特にオフサイド、我々のオフサイドは華麗で優雅で、とても素晴らしかったわ。
　　　　　　　　　　　もし向こうにも素早いオフサイドが出来る選手が居たら、結果は変わっていたかもしれないわね。　
　　　　　　　　　　　……え、サッカー知らないだろって？
　　　　　　　　　　　ししししししし知ってます！　ウイイレやった事あるもん！

　＜ミラクルフルーツ＞
　　ナズーリン監督：この結果には非常に落胆しているし、選手達を勝たせてやれなかった事をとても申し訳なく思う。
　　　　　　　　　　　最高の選手達が最高の試合をした、もしそれで勝てないのならばそれは全て、私の責任だろう。
　　　　　　　　　　　実際にもっと違ったアプローチがあったのではないかと、今更になって痛感している。
　　　　　　　　　　　だが、言い訳に聞こえるかもしれないが、レッドデビルズは素晴らしいチームだった。
　　　　　　　　　　　我々は自分のチームを最高だと思っていたが、彼女達もまた我々とは違う最高のチームである事は疑いようが無い。
　　　　　　　　　　　我々ミラクルフルーツは、レッドデビルズと戦えた事を誇りに思う、彼女達には心から賛辞を送りたい。
　　　　　　　　　　　うん、そうだ賛辞だ。
　　　　　　　　　　　ここにレッドデビルズの優勝を祝して、アフリカネズミの歌を歌いたいと思う。
　　　　　　　　　　　僕らのチームのキャプテンは～、ミ（ズキューン


【選手インタビュー】
　＜レッドデビルズ＞
　　博麗霊夢　　：（ロスタイムの見事な逆転ゴール！ これが愛の力と言う物ですか？）
　　　　　　　　　　　誰と誰の愛よ。
　　　　　　　　　　（え？ 言わせるんですか？ もう、霊夢ったら大胆なんですから）
　　　　　　　　　　　駄目だコイツ……早く夢想封印しないと。
　　　　　　　　　　　別に愛とかそう言うものじゃないけどね。
　　　　　　　　　　　最後のゴールは会場全体の盛り上がりが、私を後押ししてくれた結果だわ。
　　　　　　　　　　（盛り上がりといえば、本日の博麗スタジアムの観客動員数は過去最高とか）
　　　　　　　　　　　ちゃんとチケット料として、お賽銭入れて行ってくれたかしら。
　　　　　　　　　　　まさか博麗の巫女から博麗のストライカーに転職しただけで、ここまで人が来るようになるとは思わなかったわ。

　　八雲藍　　　：（チームを盛り上げる見事なゴールでしたが？）
　　　　　　　　　　　ＤＦとして３失点していたので、何とか借りを返せてよかった。
　　　　　　　　　　　最後まで気持ちを保ち続けた結果、勝利を手にする事が出来てとても嬉しく思う。
　　　　　　　　　　（鉄壁といわれたＤＦ陣をもってしての大苦戦。ミラクルフルーツの攻撃はどうでしたか？）
　　　　　　　　　　　とても厄介な相手だった。
　　　　　　　　　　　早苗を止めるだけでも大変なのに、途中でよくわからないおっさんが乱入してきた時はさすがにとまどったよ。
　　　　　　　　　　　でもこれも常識に捉われないってことなのかもしれないな。
　　　　　　　　　　（そうですかありがとう。橙可愛いですね）
　　　　　　　　　　　それほどでもある

　＜ミラクルフルーツ＞
　　東風谷早苗　：（残念な結果になってしまいましたが、見事な戦いでした。今の心境をお聞かせ下さい）
　　　　　　　　　　　そうですね、やはりとても悔しいです。
　　　　　　　　　　　ですが我々としては死力を尽くしました、悔いはありません。
　　　　　　　　　　（途中でおっさんが乱入してきましたが、あれは一体？）
　　　　　　　　　　　モーゼです。
　　　　　　　　　　　サッカーはルールに捉われてはいけないのです。
　　　　　　　　　　（ところでその腋の部分に切り込みの入ったユニフォームは？）
　　　　　　　　　　　霊夢とユニフォーム交換してもらいました。
　　　　　　　　　　　彼女はとても素晴らしいプレーヤーで、交換して貰えたことを誇りに思います。
　　　　　　　　　　　それにコレ、汗をかいていた筈なのに、ほのかにいいにおいがするんです。
　　　　　　　　　　（ください）
　　　　　　　　　　　嫌です
　　　　　　　　　　（くーだーさーいー！）
　　　　　　　　　　　いーやーでーすー！




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【試合総括】：攻撃、守備、双方とも非常にハイレベルで、彼女達の実力を如何無く発揮した試合であった。
　　　　　　　　両者とも決して引かずに真っ向から打ち合ったからこそ、この歴史に残る名試合が生まれたと言って良いだろう。
　　　　　　　　結果的にレッドデビルズの勝利には終わったが、私はこの両チームに大きな拍手を送りたい。

　　　　　　　　勝敗の分かれ目は何処にあったか。
　　　　　　　　様々な意見があるだろうが、私は後半３１分の天子による顔面ブロックを上げたい。
　　　　　　　　あのシーン、ゴールを決められていれば確実にミラクルフルーツに主導権が移っていたし、何よりあのプレーでチームが奮い立った。
　　　　　　　　絶対に負けられないと言う闘志が、チーム全体に伝わった素晴らしいプレーであった。
　　　　　　　　スアレスやテリーもビックリである。

　　　　　　　　しかし記者が一番目を引かれたのは、何と言っても博麗霊夢。
　　　　　　　　記者は中立、あくまで中立であったが！ やはり彼女の決勝ゴールの瞬間は興奮の余り思わず叫んでしまった。
　　　　　　　　やはり彼女は何か不思議な魅力を持っている。それに可愛い、ユニフォームからも良い匂いがする。
　　　　　　　　あやれいむは私のワールドカップ。



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　如何だっただろうか。
　この素晴らしき世紀の一戦、その熱気のほんの一端でも私の速報が伝える事ができたのならば、非常に嬉しく思う。
　しかし、速報する身としてはどうかと思うが、一サポーターとしては、やはりサッカーの熱狂はスタジアムで感じてこその物だと思う。
　幸い、幻想郷には守矢スタジアム(旧守矢神社)、竹林フォーエバースタジアム(旧永遠亭)、冥界ホワイトスワン(旧白玉楼)、稗田ヒューマンスタジアム(旧人里)など数々のスタジアムがある。
　もし、今回の試合で少しでもサッカーに興味を持ったのなら、次は是非手近なスタジアムにでも足を運び、その身で熱狂を味わってみては如何だろうか。
　それがサッカーを愛す記者、射命丸文からの願いである。
　それでは、エンジョイフットボール。












　

パラグアイには負けてしまいましたが、頑張った選手達を見ていたら筆が止まりませんでした。
手負いはこれからもサッカー日本代表を応援します。

しかしこの幻想郷は中々酷い事になっているのは気のせいだろうか……気のせいでしょうね