Coolier - 新生・東方創想話ジェネリック

一人前

2010/01/27 23:06:13
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ある晴れた日の冥界・・・さわやかな風が心地よい天気だった。

「今日はいい天気ですね~幽々子様。」

「そうね~こういう日はお腹がすくわ~」

そういって、おやつの団子を食べていた。

「お腹がすいてるのはいつもじゃないですか・・・あっと、もうこんな時間か、そろそろ掃除でもしよう。」

そうして倉の掃除に向かった。







「ふぅ、大体こんなものかな・・・ん?なんだろうこれ。」

妖夢は黒い箱を見つけた。

「・・・あけてみようかな。」

箱の中には手紙が入っていた。










妖夢へ



元気にしているか?妖忌じゃ。

そろそろお前も一人前になれたかのぉ。幽々子様に迷惑をかけてないか?

さて、わしはどうもそろそろ年らしいな。

体が衰えてきてしまったようじゃ。

もう前のように刀を振れんような体になってしもうた。

今のところは元気といえば元気じゃがかなり生活が大変でのぉ。

この前なんて布団から起きられなかったときもあったのぉ。

はっはっは、笑ってしまうだろう?

・・・そういうことだから、もうお前には何も教えられんようになってしまった。

だからお前も早く一人前になって幽々子様をしっかりお守りするんじゃぞ。

最後に幽々子様、この手紙は妖夢が一人前になった時に渡してください。

それでは二人仲良く暮らしてくだされ。

                  
                  妖忌より










「・・・おじいちゃん!」

この手紙を読んだ後すぐに白玉楼を出ようとした。すると、幽々子が「待ちなさい!」と言って妖夢を止めた。

「でも・・・でもおじいちゃんが!」

「妖夢!!これも妖忌からの愛情なのよ!!」

「おじいちゃんが死んでいるかもしれないんですよ!!」

そうしているうちに幽々子が覚悟を決めたような顔をして、こう言った。

「妖忌は・・・死んだわ。」

「え・・・」

「だから、妖忌はもう死んだのよ!!あなたへあてた最後の手紙を書いた後すぐに!!」

「でも・・・今のところは元気って・・・」

妖夢は泣くのを必死に我慢しながら訴えた。

「分かって頂戴、妖夢。もうあなたのおじいちゃんは死んだの。」

その言葉を聞いて、妖夢は泣き崩れた。

「ひっく、ひっく、おじいちゃ~ん!!」

泣き喚いている妖夢を幽々子は抱きしめた。

「大丈夫よ。妖忌がいなくなっても私がいるから。」

「でも・・・たった一人の家族が・・・」

「あら、ひどいわねぇ、私は家族に入っていないの?」

「い、いえ、幽々子様も大切な家族です・・・」

その言葉を聞いて、幽々子は微笑みながら、こう言った。

「・・・よろしい、今日からあなたを一人前として認めます。だからこの手紙はあなたが持っていなさい。」

「・・・ありがとうございます。」

「そうとなったら涙を拭いて仕事しなさい。」

微笑みながら幽々子はそう言った。妖夢はたまった涙をぬぐって、大きく「はい!」と答えた。











「妖夢~ご飯まだ~?」

「もう少しで出来ますから待っててください。」

次の日、白玉楼ではいつもと変わらない光景だった。

「おじいちゃん・・・私、もっとがんばって自分で一人前って言えるようになるね!」

その言葉に答えるように、風が、妖夢をやさしく包み込んだ。
いい話風にしてみたけれどやっぱりうまくかけないorz

とりあえずがんばっていこうと思うので、こんな作者でよければ生暖かく見守ってやってください。

ここまで見てくれた方、ありがとうございました
volteck
コメント



1.名前が無い程度の能力削除
あああれだ、自分がいい話と思うのならキャラを殺すのに躊躇いの無いタイプ。
2.名前が無い程度の能力削除
何か物足りないような……多分、この出だし、もう少し長い話に似合う出だしなんじゃないかなー。
3.名前が無い程度の能力削除
単純に、話の展開が早くて、短い。

何て言うのかな、作品の形式っていうか流れが『今日は、~がありました。悲しかったです。これからは頑張っていきます。終わり』
って感じなんだ、まるで日記のような。

ROM専で書きもしない人が何言ってるの?って思ったら…残念、まだここに来るのは早い。

まぁもちっと頑張って。
4.名前が無い程度の能力削除
唐突に始まり唐突に終わった感じがした。
5.名前が無い程度の能力削除
ツッコミ入れ易い文章だな…。

少なくとも、祖父が孫に宛てた遺言の手紙の中で
「~じゃぞ」とか「しもうた」とか「あったのぉ」
とかの口語表現を使うかな普通?
6.名前が無い程度の能力削除
なんというか、全体的に練り込みが足りない気がします。
7.ずわいがに削除
いつオチがくるかと待ち構えていた俺の心が捻くれているのか