Coolier - 新生・東方創想話ジェネリック

東方で遊戯王36 『ある愛の紫』

2009/08/05 21:58:15
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注意:前回の続きです。
   割と普通にデュエルします。ネタ成分低め。
   ルールが分かる方でないときついです。


















魔理沙「今だ!! セイヴァー・スター・ドラゴンで、オレイカルコス・アリステロスに攻撃!!」

魔理沙「大魔砲、セイヴァー・マスタースパーク!!!!」

闇紫 「・・・・・・オレイカルコス・トリトスの・・・・・・誘発効果発動!
    デクシアをリリースし、セイヴァー・スター・ドラゴンを破壊する!!」

魔理沙「かかったな! わたしの真の狙いはこっちだ!!」

魔理沙「チェーンしてセイヴァー・スター・ドラゴンの誘発効果発動!!
    このカードをリリースすることで、お前のフィールドのカードを全て破壊する!!
    ファイナルセイヴァースパーク!!!」

闇紫 「ぐっ・・・・・・ぬううっ!」

アリス「やった! シュノロスを・・・・・・倒した!!」

魔理沙「(救世竜・・・・・・このセイヴァー・スター・ドラゴンこそが、紫の心の闇を浄化し、解き放つ唯一の方法だったんだ。
    元凶を断った以上、元の紫に戻るはず・・・・・・」

魔理沙「(これで、霊夢達も・・・・・・・・・・・・ん?)」

闇紫 「来る・・・・・・来るわ・・・・・・。
    この世界に澱む、真の邪悪・・・・・・本当の闇が・・・・・・」

アリス「(!? 何・・・・・・あの巨大な次元の穴は・・・・・・)」

魔理沙「(な、この気配・・・・・・・・・・・・来る! あの向こうから、さらなる何かが・・・・・・)」

闇紫 「降臨せよ!! 我が最強のしもべ・・・・・・蛇神ゲー!!!!!」


《蛇神(じゃしん)ゲー》 †
効果モンスター(アニメオリカ)
星12/闇属性/爬虫類族/攻∞/守∞
このカードは「オレイカルコス・シュノロス」の
効果でのみ特殊召喚が可能。
その時、「自分のライフポイントが0になったら相手はデュエルに勝利する。」
というルールが無効になる。
このカードがフィールドから離れた時、相手はこのデュエルに勝利する。
このカードは、自分のデッキの上からカードを10枚
墓地に捨てなければ攻撃宣言ができない。


アリス「(ううっ・・・・・・! このモンスターは!?)」

闇紫 「ハァ・・・・・・ハァ・・・・・・」LP16600→0

魔理沙「紫のライフが・・・・・・・・・・・・どういうことだ!?」

闇紫 「ハァ、ハァ・・・・・・ふふふふふ、あっはははははは!!
    まさか、シュノロスを倒すとはね。恐れ入ったわ。
    ここまでやってくれるとは、本当に思ってもみなかったことよ」

アリス「ライフは0になったのに、紫は無事・・・・・・デュエルも終わっていない。これって・・・・・・」

闇紫 「教えてあげましょう。
    オレイカルコス・シュノロスの最後の能力、それは破壊された時に自らの亡骸を生け贄に、
    究極の蛇神を召喚する誘発効果。
    その究極の神こそが、この蛇神ゲーよ」

魔理沙「(蛇神、ゲー・・・・・・)」

魔理沙「でも、おかしいぜ! 
    紫の心の闇は、セイヴァー・スター・ドラゴンによって全て浄化されたはず。
    なのに、あのモンスターから発せられる気配は、まるで闇そのもの・・・・・・」

闇紫 「感性だけは一人前ね。
    そうよ、蛇神ゲーとは、闇から生まれた闇そのものといっていい存在。
    そして、このカードを召喚するために必要なのは、シュノロスの器と、召喚者の魂なのよ」

魔理沙「なんだと!? じゃあ、お前のライフが無くなったのは・・・・・・」

闇紫 「そう・・・・・・我が魂は、闇との同化を為した。
    ライフポイントという概念は無くなり、ゲーが破壊された時が、わたしの敗北となる」

アリス「なんてことを・・・・・・そんなことをしたら、あなたの魂は・・・・・・」

闇紫 「ええ。二度と元のわたしには戻れないでしょうね。でも、それでもいいの。
    幻想郷を消した後は、外の世界も消滅させてやる。
    歴史にも見ない破壊神として君臨するのも悪くはないわ。
    何より、今最高に心地がいいの。全てを心の闇に委ねることが、これほど気持ちのいいことだったなんて。
    ああ、ほんと、最高・・・・・・」

アリス「魂だけじゃないわ。これだけのエネルギーを暴走させたままならば、肉体だって・・・・・・!」

闇紫 「相変わらず、ずれた事を言うのね。
    万物形あるもの、いずれは滅ぶ。
    長く生きることだけが人生の目的じゃないでしょう? 
    大切なのは、今この時なのよ。
    たとえ一瞬でも意識を至高の状態にまで昇らせることができたなら、
    悔いなど残るはずがない。そうでしょう? 
    この境地に達するためだけに、宗教的な苦行に一生を捧げる者たちもいる。
    わたしはね、救ってあげたいのよ。
    幻想郷だけじゃない、この世界の全てをこの闇で覆い尽くすのよ!!」

魔理沙「くっ、そんなこと、させてたまるか!
    命に代えても、お前はここで食い止める!」

闇紫 「命? あなたごときのもので? ハッ、笑止だわ。
    もはやこの蛇神は誰にも止められない。ゲーの攻撃力は、この世界に蔓延する闇そのもの。
    すなわち・・・・・・」


    蛇神ゲー   攻撃力∞(無限大)


魔理沙「っ!? そん、な・・・・・・っ」

アリス「(無限大・・・・・・これがこの世界にはびこる闇、その質量なのね)」

アリス「(恐ろしいけど・・・・・・・・・・・・それ以上に、哀しい・・・・・・)」

闇紫 「あなた達はさっきから、心の闇を払うだの、消し去るだの、
    しゃあしゃあとそんな妄言をのたまってきたけど・・・・・・さすがに理解したでしょう。
    これが答えよ。無限に勝るものなど存在しない。そう、存在しないのよ」

魔理沙「(・・・・・・セイヴァー・スター・ドラゴンはもういない。場、手札、ともにカードは無し。
    わたしを守るものも、何も無し、か・・・・・・)」

魔理沙「く・・・・・・ターンを終了するぜ」

アリス「魔理沙・・・・・・」

魔理沙「・・・・・・まだだ。弱音はまだ早いぜ。
    あれがどんな化け物だったとしても、アニメじゃ倒せたんだろ?
    なら、必ず何か方法が・・・・・・」

闇紫 「だから浅薄だと言っているのよ。
    ゲーが原作で敗北したのは、アニメの意味不明な仕様のせいと、
    そして何より、ゲーが出た時にはオレイカルコスの結界が破壊されていたから。
    だがしかし、今このわたしの蛇神ゲーは、オレイカルコスの三重結界によって護られている。
    魔法・罠は効かない。
    すなわち、今や我が神は真なる意味での完全無欠となったのよ」

アリス「(駄目だわ・・・・・・このままじゃ・・・・・・・・・・・・このままじゃ、わたしも魔理沙も世界の闇に呑まれてしまう。
    魔理沙のフィールドにはモンスターも伏せも無い。
    なんとかして、わたしが・・・・・・わたしがなんとかしないと・・・・・・)」

アリス「(でも・・・・・・場にはオレイカルコス・トリトスがある。
    オレイカルコスの最終陣の前じゃ、ゲーにトラップは効かない。
    わたしはモンスターを守備で出せば攻撃を凌げるけど、魔理沙は・・・・・・どうあがいても次のターンで・・・・・・)」

アリス「(ううん、まだだわ! まだこのドローが残ってる。
    死なせやしない、あなただけは・・・・・・)」

アリス「ドローするわ!!」

アリス「・・・・・・手札から、アドバンスドローを発動!」


《アドバンスドロー》 †
通常魔法
自分フィールド上に表側表示で存在する
レベル8以上のモンスター1体をリリースして発動する。
自分のデッキからカードを2枚ドローする。


アリス「キメラをリリースして、デッキから2枚ドローよ!」

アリス「(・・・・・・っ! このカードは・・・・・・・・・・・・
    このカードと、この手札なら、うまくいけばわたしのデッキの最強モンスターを
    召喚することができるかもしれないけど・・・・・・)」

アリス「(でも、召喚したところで、あの蛇神には・・・・・・。
    あんなモンスターに、打ち勝つ術が見つからない。
    いやそれ以前に、このままじゃ魔理沙が・・・・・・。
    いったいどうすればいいの・・・・・・?)」

アリス「(魔理沙が・・・・・・死ぬ? 本当に死ぬっていうの、あいつが・・・・・・?)」

アリス「(嫌、それだけは・・・・・・。
    わたしには・・・・・・こいつが死ぬのをみすみす見過ごすことなんてできない・・・・・・)」

魔理沙「・・・・・・アリス?」

闇紫 「あら、何かしら急に押し黙っちゃって。
    ひょっとして、このままフィールドをがら空きにしてわたしにターンを明け渡すつもり?
    殺されたいの?」

アリス「・・・・・・ええ、そうよ」

魔理沙「!?」

アリス「(魔理沙・・・・・・・・・・・・ごめんね、諦めるわけじゃないの。
    でも、わたしには、もうあなたがいない世界なんて耐えられない。
    例え自分の命と、幻想郷をも秤にかけたとしても、あなたを生かす道を選びたい。
    ゲーの攻撃はわたしが受けるから、だからせめて、あなただけでも・・・・・・)」

魔理沙「お前・・・・・・どういうことだよ。まさか、本当にこのままターンを終了するつもりか?」

アリス「・・・・・・ごめん。でも、わたしにはこうするしか選択肢がないの」

アリス「(わたしの場もがら空きにすれば、紫は間違いなく手札を残したこちらを先に狙う。
    そうすれば、魔理沙だけでも1ターンは確実に生き延びることができる・・・・・・)」

アリス「(そう、これでよかったのよ。これで・・・・・・)」

アリス「わたしは、これでターンを・・・・・・」

魔理沙「何言ってんだよ! お前がここで折れちまったら、誰があいつを止めるってんだ!」

アリス「・・・・・・」

闇紫 「わたしにもわかるわ、アリス。今のあなたの内面が。
    今、あなたの頭には、姑息な姦計も、一縷の希望すらも存在しない。
    あるのは、ただパートナーを生かしたいという願いだけ」

アリス「・・・・・・だったら、どうしたのよ。
    今の魔理沙とわたしなら、手札のある方を狙うのが当然でしょ」

闇紫 「理屈では、そうね。でもね、アリス。あなたが勘違いしていることは二つあるわ」

アリス「えっ?」

闇紫 「一つは、わたしは理では動かないということ。
    そしてもう一つ、わたしが考えているのは、どう戦うかではなく、どう楽しむかということよ。
    魔理沙を葬ることによってあなたの苦悶の表情が見られるというなら、わたしは喜んでそうするわ。
    だって、その方が楽しいんだもの。愉快なんだもの。滑稽なんですもの!
    アハハハハハハハ!」

アリス「・・・・・・っ! この、悪魔・・・・・・」

魔理沙「やめろっ。それ以上言うんじゃない」

アリス「魔理沙・・・・・・?」

魔理沙「お前、自分で言ったことを忘れたのか。憎むのは簡単だけど、それじゃ何の意味も解決しないって。
    どんなことがあっても、憎しみに憎しみを返しちゃいけないんだ。
    そうなれば、いずれ生き残るのはより大きな憎悪を持った側になる。それじゃあ駄目なんだ。
    お前は言ったじゃないか。憎むんじゃなく、救うために戦うって」

アリス「・・・・・・」

魔理沙「だから・・・・・・その決意だけは、最後まで忘れないでくれ。
    何があっても・・・・・・たとえ、わたしがいなくなってもだ」

アリス「いなくなるだなんて・・・・・・イヤよ。お願いだから、そんなこと言わないで」

魔理沙「・・・・・・どうしてかな。不思議と、そんなに怖くは感じないんだ。
    今までさんざん味わってきて、とっくに恐怖って感情が枯渇してしまったのかもしれないな」

魔理沙「お前の手札、それはおそらく最後のチャンスだ。無駄にしちゃいけない。
    大丈夫さ、お前ならきっと、あいつを深い絶望の底から救い上げることができる。
    このわたしが言うんだ。わたしの言うことを信じて、お前も、自分を信じろ」

アリス「(自分を・・・・・・信じる? 魔理沙がいなくても、わたし一人の力で・・・・・・)」

アリス「・・・・・・無理よ。だって、わたしは・・・・・・」

アリス「(・・・・・・わたしが今までデュエルモンスターズをやってこれたのは、半分は魔理沙、あなたのためだった。
    いや、あなたのためだなんて、そんな大層なものでもないわ。
    デュエルモンスターズをやっている限りは、あなたと一緒にいられる。
    ただ、そんな体のいい口実にしたかった。それだけなのかもしれない・・・・・・)」

アリス「(ほんと、卑怯よね。
    思えば、あなたはわたしにとって初めて友人を呼べる存在なのかもしれない。
    確かにデュエルをやるうちに、その楽しさに気づいていったとは思う。
    でも、これまでトーナメントを勝ち上がってこれたのは、あなたがそう望んだから、
    その願いを叶えたいと思ったから・・・・・・。
    だからきっと初心者のわたしでも、実力以上のものが出たんだと思うわ・・・・・・)」

アリス「(でも・・・・・・それももう終わり。きっと、ツケがまわってきたんだわ。
    魔理沙がいたからわたしは頑張れたのに、たった一人だけで紫の心の闇に勝てるはずがない。
    こんなどうしようもない自分を、心から信じることなんて・・・・・・)」

アリス「(・・・・・・・・・・・・・・・・・・魔理沙は、どうしてわたしをそんなに信じることができるの?
    あなたがいなきゃ何もできない、こんなわたしを。
    自分が死ぬとわかっていてまで、どうして・・・・・・)」

アリス「(・・・・・・わからない。でも・・・・・・
    ・・・・・・そうよ。魔理沙は・・・・・・自分が破滅するとわかっていて、わたしに希望を託そうとしてくれてる。
    自分の命を投げ打ってまで、わたしを信じてくれてるんじゃない。
    そんな魔理沙の意志を、わたしが汲んでやらなくてどうするのよ・・・・・・)」

アリス「(もしかして・・・・・・・・・・・・そうか、そういうことだったのね。
    魔理沙を信じることは、すなわちわたしを信じるということ。
    なら、わたしにもできる。
    あなたのことを信じれば信じるほど、わたしも自分を信じることができるんだわ!)」

アリス「(そうよ、誰よりも真っ先に、自分が自分を信じてやらなくてどうするの。
    それができなくて、一体誰が自分に信頼を寄せてくれるっていうの!)」

アリス「(わかったわ、魔理沙。どんな結果になろうとも、わたしはあなたの意志に従う。
    自分自身の力を、最後まで信じて戦い抜く!
    そして、今度こそ、紫を・・・・・・!!)」

アリス「わたしは・・・・・・・・・・・・手札から、救援光を発動!!」


《救援光(きゅうえんこう)/Light of Redemption》 †
通常魔法
800ライフポイントを払う。
ゲームから除外されている自分の光属性モンスター1体を手札に加える。


アリス「除外されているサイバー・ドラゴンを手札に加えるわ!
    そして・・・・・・これが、わたしの信念・・・・・・サイバー・ドラゴンを守備で特殊召喚!!」LP8000→7200


《サイバー・ドラゴン/Cyber Dragon》 †
効果モンスター(制限カード)
星5/光属性/機械族/攻2100/守1600
相手フィールド上にモンスターが存在し、
自分フィールド上にモンスターが存在していない場合、
このカードは手札から特殊召喚する事ができる。


アリス「(サイバー・ドラゴン・・・・・・あなたとも、随分長い付き合いになったわ。
    最後に、もう一度だけ頑張ってもらうわよ!)
    ・・・・・・ターンを終了するわ!!」



闇紫 LP   0:手札0:オレイカルコス・トリトス
            前衛:無し
            後衛:蛇神ゲー
魔理沙LP6200:手札0:無し
アリスLP7200:手札3:サイドラ



魔理沙「(アリス・・・・・・決心してくれたんだな。それでこそ、わたしの相棒だぜ)」

闇紫 「あっはっはっはっ、おっかしいおかしい。ぐだぐだ言っても、結局は我が身大事ってことね。
    生の本能には勝てる余地無し。なんという原点回帰。
    いい加減見るに耐えない三文芝居だったけど、最後の最後でいいオチをつけてくれたじゃない。
    少しベタなのが玉にキズだったけどね。あはははははは!」

闇紫 「ドロー! さあて・・・・・・わたしは言ったわよね、霧雨魔理沙。
    一人の人間が救える命は、せいぜい一つだと。再確認させてあげるわ。
    あなたは事もあろうに、自分以外の命のためにその貴重な権利を使ってしまった。
    自分を救う力は、もう残されていない」

魔理沙「くっ・・・・・・」

闇紫 「では・・・・・・バトルフェイズ。
    蛇神ゲーの攻撃時、コストとしてデッキから10枚カードを墓地に送るわ。
    ククク、アリス、よく見ておくのね。最愛の友が、目の前で廃人と化す様を」

アリス「・・・・・・」

闇紫 「無限の攻撃力、その身、その魂、あなたの全てで受けるがいい!!
    蛇神ゲーで、魔理沙のダイレクトアタック!!」

闇紫 「滅符・・・・・・インフィニティ・エンド!!!!」

魔理沙「ッッ・・・・・・!!!」LP6200→0

魔理沙「(アリス・・・・・・後は、頼ん・・・・・・だ・・・・・・)」

闇紫 「うふふふふ。立派だったわ。
    あなたの人生は十数年と短いものだったけど、その強靭な魂なら
    黄泉へ行っても英霊の列には加われるかもね」



闇紫 LP   0:手札1:オレイカルコス・トリトス
            前衛:無し
            後衛:蛇神ゲー
アリスLP7200:手札3:サイドラ



アリス「(魔理沙・・・・・・)」

アリス「(ごめん、少しだけ・・・・・・待ってて。すぐに終わらせるから・・・・・・)」

闇紫 「あら、まあ。これはこれは、意外だわ。涙一つ流さないなんて。
    てっきり理性をかなぐり捨てるぐらい怒り狂うものかと思っていたのに」

アリス「・・・・・・」

闇紫 「結局、あなたはまた独りになった。よかったわね。原点回帰を果たせたのよ。
    これで、あなたもわたしと同じ・・・・・・。同志といっても差し支えないわ」

アリス「違う、違うわ。今この瞬間も、わたしは独りなんかじゃない」

闇紫 「独りよ。
    そこに転がっているのは、もう二度と立ち上がることの無い肉塊に過ぎない。
    あなたの大好きな魔理沙も然り。
    魔理沙はあなたの為に、自らの死を選択した。
    最後の命の尊さが織り成す、散華徒花。そんなナルシズムに陶酔したまま。
    実に人間らしい選択ね。でも、その行為の意味は、ただそれだけでしかない。
    人の死というのは世に普遍的に存在することであるし、
    いまさら崇高にして神聖なものであるふりをしたところで、なんの意味も持たないわ。
    初めから驕りだったのよ。人が人を救おうだなんて」

アリス「あなたに何がわかるっていうの。全能の力を得て、神様を気取って。
    それだけで、なんでもわかった口をきくのは間違ってる」

闇紫 「理解ならしているわよ。愛他的行動の概念ならね。
    他者の利益のために外的報酬を期待するのではなく、自発的意図的に為される行動、だったかしら?
    つまり、行為者の動機に愛他性が仮定される行動。
    自らの利益よりも、他者の福祉や正義が大切だとする価値観が内面化された心的性質。
    素晴らしいわね、見ようによっては」

アリス「・・・・・・何が言いたいのよ」

闇紫 「真の愛他性なんて、本当にあると思う?
    一見愛他性に動機づけられたように見える行動であっても、
    実際は利己的に動機づけられているだけじゃなくて?」

アリス「魔理沙は、わたしのために命を散らせた! わたしを生かすために、自分を犠牲にして!
    その魔理沙の想いを、あなたは何だと思ってるの!」

闇紫 「たとえ〝他者を助ける〟行為であっても、行為者の動機が利己的であれば、
    向社会的行動とは言えても、愛他的行動とは言えない。
    なぜなら、愛他性という内面化された価値観に一致した行動をとった場合、
    人は〝自尊感情〟や〝自己満足〟という報酬を得られるからよ。
    同様に一致した行動をとらなかった場合には、〝罪悪感〟や〝無能感〟などの罰を得る。
    わたしの言っていることがわかる? 
    愛他的といっても結局は、罰を避け、報酬を得る利己的な動機でしかないのよ。
    薄っぺらね。一次元上の夢に相応しいわ」

アリス「・・・・・・・・・・・・あなたは可哀想だわ。どうしてそんな考え方しかできないの。
    誰かを信じ、思いやる心が薄っぺらだなんて、なぜそんなことが言えるの。
    間違ってるわ。わたしはこのデュエルが始まる前、藍から託された。
    あなたを救ってくれってね。
    彼女があなたを思いやる心も、利己的だと言うの?」

闇紫 「それ以前の問題ね。藍はわたしの式神。わたしの定めた式の通りに依る傀儡。
    感情なんて内的機構は、本来不必要なものなのよ。あんなものは、ただの付属物。
    式を効率よく進めるための、オプションに過ぎない。何度言わせれば気が済むのかしら」

闇紫 「モンスターを前衛にセット。これで、あなたは蛇神に触れることすらできない。
    次はあなたが魔理沙の後を追う番よ。
    そしてあなたの後には、幻想郷にいる全ての生物を送らせてあげる。
    悟りなさい。いかにしても変え難い運命、未来があるということを」

アリス「・・・・・・・・・・・・わたしの・・・・・・ターン・・・・・・」

アリス「(違う・・・・・・運命を悟るなんて、あってはならない。
    人は本来、未来予測などできないのよ。
    運命など抽象的な概念でしかない。
    一分後の未来も、いや一秒後の未来も自分で描くのが人間なの。
    たとえ神様であろうと、人の未来を運命と称し、弄ぶことは許されない・・・・・・・・・・・・だから)」

アリス「未来は定められたものじゃない!
    わたし達の意志で、わたし達の望む未来に変えるのよ!!」

アリス「ドロー!!!」

闇紫 「(・・・・・・? 何? 今一瞬だけ、アリスの手が光ったような・・・・・・)」

アリス「(きて・・・・・・くれたのね。ありがとう、わたしのデッキ・・・・・・)」

アリス「(このカードで・・・・・・・・・・・・今度こそ、紫を救ってみせる!!)」

アリス「手札を1枚捨て、ディファレント・ディメンション・リバイバルを発動!」


《D・D・R(ディファレント・ディメンション・リバイバル)/D.D.R. - Different Dimension Reincarnation》 †
装備魔法
手札を1枚捨てる。ゲームから除外されている自分のモンスター1体を選択して
攻撃表示でフィールド上に特殊召喚し、このカードを装備する。
このカードがフィールド上から離れた時、そのモンスターを破壊する。


アリス「除外されているモンスターを特殊召喚する!
    わたしが異次元から呼び出すのは・・・・・・プロト・サイバー・ドラゴンよ!!」


《プロト・サイバー・ドラゴン/Proto-Cyber Dragon》 †
効果モンスター
星3/光属性/機械族/攻1100/守 600
このカードはフィールド上に表側表示で存在する限り、
カード名を「サイバー・ドラゴン」として扱う。


闇紫 「(プロト・・・・・・。サイドラと2体並んだ。
    ということは、まさか・・・・・・)」

アリス「そして手札から、モンスターを召喚! 融合呪印生物、光!!」


《融合呪印生物(ゆうごうじゅいんせいぶつ)-光(ひかり)/The Light - Hex-Sealed Fusion》 †
効果モンスター
星3/光属性/岩石族/攻1000/守1600
このカードを融合素材モンスター1体の代わりにする事ができる。
その際、他の融合素材モンスターは正規のものでなければならない。
フィールド上のこのカードを含む融合素材モンスターを生け贄に捧げる事で、
光属性の融合モンスター1体を特殊召喚する。


アリス「今、フィールドに三つの光が揃ったわ。
    この三つを重ね合わせ、サイバードラゴンよ! 如何なる闇をも貫く輝槍となれ!!」

アリス「融合呪印生物の起動効果発動!! 三体をリリースし・・・・・・真の救世の光、今こそ!!!」

アリス「来なさいっ!!! サイバー・エンド・ドラゴン!!!!!」


《サイバー・エンド・ドラゴン/Cyber End Dragon》 †
融合・効果モンスター
星10/光属性/機械族/攻4000/守2800
「サイバー・ドラゴン」+「サイバー・ドラゴン」+「サイバー・ドラゴン」
このカードの融合召喚は上記のカードでしか行えない。
守備表示モンスターを攻撃した時、
このカードの攻撃力がそのモンスターの守備力を越えていれば、
その数値だけ相手に、戦闘ダメージを与える。


闇紫 「(!? まさかあの状態から、このモンスターを召喚してくるとは・・・・・・)」

闇紫 「(それに・・・・・・・・・・・・あの光は・・・・・・?
    あのモンスターから発せられる光、あの力こそが、アリスの持つ希望の光だとでも・・・・・・)」

闇紫 「・・・・・・・・・・・・素晴らしい。
    やはり、デュエルモンスターズを選んで正解だった。あなたを選んで正しかった。
    至高の光。しかし、その光を飲み込んだ時こそ、真の闇の世界が始まる。
    全てを心の闇で多いつくす新世界の幕開け。実に喜ぶべきことだわ」

アリス「違うわ、紫。人は、全てを心の闇に預けることなんて出来ない」

闇紫 「・・・・・・なんですって?」

アリス「今ならはっきりと言えるわ。人は、どんな時でも独りじゃない。
    姿形が見えなくても、両者は揺るぎない何かで繋がっている。
    例え一人が闇に犯されようとしても、心の底で誰かを想う気持ちは残る。
    そして、想いに応えたいと願う人がいる。あなたと、わたしのように」

闇紫 「(コイツ・・・・・・何を言ってる)」

闇紫 「・・・・・・虚勢は止しなさい。所詮、人はみなひとり。
    言語という手段で意志を伝達し、無意識的に起きる表情の変化で内面を憶測する。
    それ以上の以心伝心など有り得ない。
    本質的に別個の存在である以上、全てをわかりあうことなんて・・・・・・」

アリス「それが間違ってるって言ってるのよ!
    自分と他人との境界があるならば、それを越える可能性を持つのは、心しかないの。
    人を憎む心も、誰かを慕う感情も、同じ心から生まれる。
    今は暗い闇の中を、手探りで模索することしかできないかもしれない。
    でもその歩み寄りこそが、何よりも不可欠なものなの。
    今は当ての無い努力としか感じられなくとも、いずれ必ずお互いの心を引き合わせる。理解しあえる時が、きっと来る。
    その瞬間にこそ、人としての真の喜びがあるのよ。
    心は国境を越えるの。
    人と心の境界を知るあなたが、どうしてそんなこともわからないの!」

闇紫 「(!? 国境を・・・・・・越える・・・・・・)」

アリス「だから・・・・・・素直になりなさいよ。あなたは、一人なんかじゃないんだから・・・・・・」

闇紫 「(・・・・・・っ!? 動悸が・・・・・・いつの間に・・・・・・)」

闇紫 「(胸が熱い。どうして・・・・・・全てを心の闇に預けたはずなのに。
    一体とまでなったはずなのに・・・・・・。
    なぜ・・・・・・なぜ・・・・・・・・・・・・どうして・・・・・・!?)」

闇紫 「(まさか・・・・・・望んでいるというの? 
    わたしの無意識が、あの光と合一することを・・・・・・。
    まさか、本当に・・・・・・)」

アリス「(紫は自分の感情を否定しているけど、存在しないのではなく、心の奥底に埋もれているだけ。
    心の闇に包まれた、光の届かない最も暗澹とした深いところに・・・・・・)」

アリス「(だから・・・・・・届かせる! このサイバーエンドで・・・・・・あいつの心に、必ず!)」

アリス「紫。あなたは完全に心の闇に染まっちゃいないわ。
    だから、今度こそ救い出してあげる。わたしと・・・・・・仲間達の想いで!
    ターンエンドよ!!」



闇紫 LP   0:手札0:オレイカルコス・トリトス
            前衛:裏守備
            後衛:蛇神ゲー
アリスLP7200:手札1:サイバーエンド



闇紫 「(これだけ空間は心の闇で埋め尽くされているのに、アリスの周りにだけ光が・・・・・・。
    あれが、彼女のいう、想いというものなの・・・・・・)」

闇紫 「(でも・・・・・・やはり、儚い。儚すぎるわ。
    あの光がどれほどのものだとしても、この異空間を埋め尽くす闇に比べれば、遥か及ばない。
    それは、彼女だってわかっているはず・・・・・・)」

闇紫 「・・・・・・正気なの? 
    いかにサイバーエンドといえども、無限大の攻撃力を持つ蛇神の前では藻屑も同然。
    その程度の光で、この心の闇に敵うと思う?」

アリス「言ったはずよ。わたしは独りじゃない。そして、あなたも・・・・・・」

闇紫 「わたしも・・・・・・?」

アリス「そうよ、紫。今まで、ずっと一人で頑張って来たんでしょう。
    でも、もう全部を一人でしょいこむ必要は無いの。
    責任が重荷なら、誰かに分けて軽くすればいい。
    他ならないわたしたちの幻想郷の事なんだもの、そこに生きるなら誰でも、あなたの力になってくれる。
    だから・・・・・・」

闇紫 「・・・・・・ふふふ、あははははは! 何を、今更!
    力になる、ですって? 笑わせないでよ。
    幻想郷がどんなに危うい均衡の元に成り立っているかすらわからないくせに。
    何も知らないから、軽々しくそんなことが言えるのよ!」

アリス「それは、あなたが誰にも打ち明けてなかったからでしょう?
    知らないなら、教えればいいじゃない。今からでも手を取り合って生きていけば・・・・・・」

闇紫 「(手を、取り合う・・・・・・ですって? わたしが・・・・・・)」

闇紫 「・・・・・・くっ、だとしても・・・・・・・・・・・・遅いわ。今更、遅すぎたのよ!
    すでに、わたしの魂は心の闇と一体化している。二度と元に戻ることは出来ない。
    この蛇神を止めることなんて・・・・・・」

アリス「できるわ!」

闇紫 「!?」

アリス「わたしが・・・・・・、ううん、わたし達が止めてみせる。
    だから、お願い。あなたも、わたしを信じて」

闇紫 「(わたし達・・・・・・ですって? 
    そうか・・・・・・そうだったのね。あの光は、アリスだけじゃない。
    散っていった仲間達の・・・・・・そして、神社に残された者たちの想いが、一身に詰まっている。
    あれが、絆の・・・・・・信頼の輝き・・・・・・)」

闇紫 「(あの輝きを、信じる・・・・・・。
    わたしが、わたし以外の誰かを・・・・・・)」

闇紫 「・・・・・・無理よ。
    攻撃力4000のモンスターを召喚したところで、伏せカードは1枚も無し。
    蛇神の攻撃を防ぐ術は無い。
    ただ、このターンで朽ちるだけの存在のあなたを、どう信じろっていうのよ!?」

アリス「・・・・・・大丈夫。わたしに・・・・・・全て預けて。きっと、あなたを救ってみせる」

闇紫 「(なんなの・・・・・・いったい、どうしてこの期に及んであんな穏やかな顔ができるの・・・・・・。
     どこをどう見ても絶望的な状況でしかないというのに・・・・・・)

闇紫 「(でも、もし・・・・・・・・・・・・もし彼女の言うとおりになったとしても。
    万に一つ、いや、億に一つの確率でそんな奇跡が起きるとしても・・・・・・わたしは、救われるべき存在じゃない。
    自分の都合で幻想郷を混乱に陥れ、滅ぼそうとした。
    この大罪は、例え死をもってしても、償いきれるものじゃない・・・・・・)」

闇紫 「(でも・・・・・・それでも、あなたはわたしを許してくれるというの?
    救ってくれるというの・・・・・・?)」

アリス「・・・・・・」

闇紫 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・いいわ。蛇神で攻撃してあげる。
    アリス・マーガトロイド、あなたに賭けましょう。わたしたちと、幻想郷の命運を」

アリス「ええ。覚悟はできてる」

闇紫 「なら・・・・・・バトルフェイズよ。
    デッキから、10枚のカードを墓地に送り・・・・・・蛇神ゲーの攻撃・・・・・・」

闇紫 「(アリス・・・・・・あなたこそが、わたしの望んでいた希望の光だったのかもしれない。
    でも・・・・・・やっぱり遅かったのよ。
    いくらあなたが真の力を発揮したとて、この世界を司る真の闇の前では、
    数秒後には消えるさだめでしかない・・・・・・)」

闇紫 「(でも・・・・・・それでも・・・・・・・・・・・・最後まで仲間との絆を信じ、その輝きを失わずにいられるのなら・・・・・・。

闇紫 「(わたしは、あなたを・・・・・・)」

アリス「(わたしと、サイバーエンドを包むこのまばゆい光・・・・・・。
    今ならわかる。この光は、わたしだけじゃない。
    幻想郷を守り、紫を助けたいという者たちの願い、強い想いが詰まっている。
    どれほどの闇にのまれようとも、この光は消えない・・・・・・。
    この光が・・・・・・人の心こそが、希望そのものだから・・・・・・だから!)」

闇紫 「蛇神ゲーで、アリスのサイバー・エンド・ドラゴンを攻撃!!」

闇紫 「消えなさい!! ・・・・・・インフィニティ・エンドォッ!!!!」

アリス「わたしは消えない!! この光ある限り!!」

闇紫 「(・・・・・・あのカードは!?)」

アリス「手札から・・・・・・オネストの効果を発動!!!!!」


《オネスト/Honest》 †
効果モンスター
星4/光属性/天使族/攻1100/守1900
自分のメインフェイズ時に、フィールド上に表側表示で存在する
このカードを手札に戻す事ができる。
また、自分フィールド上に表側表示で存在する光属性モンスターが
戦闘を行うダメージステップ時にこのカードを手札から墓地へ送る事で、
エンドフェイズ時までそのモンスターの攻撃力は、
戦闘を行う相手モンスターの攻撃力の数値分アップする。


闇紫 「(オネスト・・・・・・!? そんな・・・・・・これは、藍の・・・・・・)」

アリス「サイバー・エンド・ドラゴンの攻撃力は、蛇神の攻撃力だけアップするわ!!」

アリス「光よ、紫の心の闇を、全て包み込め!!!」


    サイバー・エンド・ドラゴン    攻撃力4000+∞(無限大)


闇紫 「(そん・・・・・・な・・・・・・。
    闇が・・・・・・空間を支配していた闇が、全て光に貫かれて・・・・・・。
    心の闇が、消えてゆく・・・・・・)」

闇紫 「(そう・・・・・・・・・・・・そう、だったのね。
    やはりこの光は、アリスだけのものじゃなかった・・・・・・。
    藍・・・・・・あなたの・・・・・・)」

闇紫 「(なんて、あたたかい・・・・・・。
    まるで、体が溶けていくみたい・・・・・・。
    これが・・・・・・このあたたかさが、誰かとの絆、仲間との信頼・・・・・・)」

闇紫 「(そう、わたしは、望んでいたのかもしれない。この光に包まれることを・・・・・・。
    ずっと、はるか以前から・・・・・・)」

闇紫 「(アリス、これがあなたの本当の強さだったのね・・・・・・。
    愛は恐るるを知らず・・・・・・か。ふふふ・・・・・・)」

紫  「(・・・・・・・・・・・・ありがとう。アリス・・・・・・)」






















                                    






                                     ・・・・・・To the Ending
ラストデュエル完結・・・・・・・・・・・・読了ありがとうございましたm(_ _)m


というわけで、ラスボスとも言えるべきモンスターは、歴代で唯一攻撃力無限大というアホステータスを記録したゲー様でした。
(あの手抜きなデザインはともかく)やはり最後の敵としてこれ以上無いインパクトのモンスターは他にないでしょう。
前回からオレイカルコス・キュトラーが場に出ていたので、このモンスターまで出てくるのは割と予想できたんじゃないかなと思います。
勘のいい方は、ひょっとしたら最後の決まり手がオネストということまで読めたかもしれません。
てか、藍様からもらっていた事を覚えていればすぐわかってしまうんですが><
前回バレコメを危惧していたのはこのためです。

筆者は特に新しいもの好きというわけではないのですが、やはりセイヴァースタードラゴンは外せない展開でした。
ラストにサイバーエンドを持ってきたのは、やはりこれがアリスの原点だと思ったからです。
心境としては、GXで闇ヨハンと戦ったカイザーの最後みたいなものでしょうかw


これにて全デュエルは終了です。次の最終話、ささやかなエンディングを用意しております。
今までの反省を兼ねたあとがきも、次回で書かせていただく予定です。
最後までお付き合いしていただけると幸いですm(_ _)m
クラミ痔あ
コメント



1.名前が無い程度の能力削除
次で最終回ですか。長かったですが東方と遊戯王ファンとしてはとても楽しみに読ませていただきました。

最後はやはりオネストで決まりでしたね。
最後の最後まで使っていなかったのでエンドを召喚して手札1枚。
これは間違いないだろうと思いました。
しかし攻撃力∞対∞+4000は相殺な気もします。
アニメ展開なので問題ないとは思いますがルール的にはどうなんでしょうね?
2.名前が無い程度の能力削除
ラストバトルお疲れ様、とても面白かったですよ。
サイバーエンドで〆とは、いいオチでした。

あと、「融合呪印生物-光-」が居る状態で、「サイバードラゴン」が特殊召喚されています。
ここは修正できないかなww
3.名前が無い程度の能力削除
労いの言葉は次回にとっておくとして今話!
ラストはやはりオネスト。まぁ予想通りではありましたがそれ故に期待通りでもあったと言えるのでキターな感じで良かったと思います。
しかしシュノロスの後にゲー……ドーマ編が如何にぶっ壊れであるかを如実に表してますねホントにw
まぁ現在遊戯王にもDDBとかいうぶっ壊れカードはありますが(ぉ やはり次の裁定で禁止だろうか。
てなわけでフィナーレ楽しみにしています。最後まで体調にはお気を付けをノシ
4.クラミ痔あ削除
コメントありがとうございますm(_ _)m
>>1
無限大はxやyのような変数には置き換えられないので、この場合は仰るとおり相殺となってます。
ただし相打ちでもゲーの永続効果によってアリスの勝利となので、たぶん大丈夫じゃないかな~と。

>>2
なんでここにきてこんな初歩的な間違いを犯すんだかwww
自分でも意味がわかりません(´∀、)
でも、一応大丈夫です。修正完了しました。

>>3
DDBはコナミがいかに何も考えないでデザインしてるかわかるカードだと思います( ´∀`)
それと、体調気づかっていただきありがとうございますw
5.名前が無い程度の能力削除
いや~本当に楽しませてもらいました
ラストデュエルが終わってしまって少し寂しい気もしますが・・・

次回の最終話も楽しみに待ってます。
6.名前が無い程度の能力削除
終結がこれだけ楽しみで残念な作品もないな。
次回が今から楽しみです。

ある意味ゲーの倒し方が原作に近くてうれしいな。
7.名前が無い程度の能力削除
前回でネタバレコメを自重してよかったwww
やっぱラストはオネストでしたか、やっぱドーマ編は壊れカードばかり・・・
続きを楽しみに待ってますよ
8.名前が無い程度の能力削除
とても良いものを読ませて頂きました。エンディングが楽しみだw
やはりドーマ編はぶっ壊れ……ん?と言うことはゲーに相討ったオネストはもっt……おや誰か来たようだ
9.名前が無い程度の能力削除
とてもよいものを読ませていただきました
非常に最終回が楽しみで名残惜しいです

ゲーの勝利条件を見てから
ヴォルカニッククイーンが脳内を回っている俺は決闘者失格だろうなぁ
10.名前が無い程度の能力削除
ゲーが出たらハネハネかペンギン騎士あたりがうかんでしかたない
11.名前が無い程度の能力削除
ラストバトルお疲れ様でした。
東方と遊戯王の両方に携わっている者として、非常に熱くさせていただきました。
セイヴァースタードラゴン、そしてサイバーエンドドラゴン。
この2体が大好きな私としては、とても満足です。某リーダーの如く満足しようぜ!

言ってはならない事を言ってしまうと、最後は要するにオネストで「∞+x」になれば良かったんだから光属性なら誰でmおやこんな時間に誰が…
12.名前が無い程度の能力削除
ラストお疲れ様でした。
とても楽しく読めました。
とりあえず、DDBはとっとと禁止になってしまえばいいよ!(泣)

空気を乱して一言。
オネストg(シューティング・ブラスター・ソニック!