※短いです
ア「何しにきたのよ」
パ「遊びにきたのよ」
ア「あっそ」
パ「冷たいのね」
ア「そりゃそうよ」
パ「私たち、マブダチじゃない」
ア「誰がアンタなんかと」
パ「そんなこと言って、友達いないくせに」
ア「ぐッ･･････！」
パ「数少ない友人を大切にしたら？」
ア「すっごいむかつく、すっごいむかつく！」
パ「そんなことよりも、友達いないアリス」
ア「い、いるわよ友達ぐらい！」
パ「もうすぐ夏祭りよ」
ア「えっと、そこの鼠とかっ、神社の駄目巫女とか！」
パ「夏の祭りよ」
ア「私だって友達ぐらい･･･････へ」
パ「聞いてる？」
ア「えっと」
パ「聞いてなかったわね」
ア「ご、ごめん」
パ「お祭りって言ったのよ」
ア「は、へ、お、お祭り？」
パ「そう、お祭り」
ア「祭りなら先週やっていたじゃない」
パ「知らないのね、知らないのね」
ア「知らないも何も」
パ「これだから未熟者は」
ア「カチン！」
パ「駄目ね、全然駄目駄目よ」
ア「（ぐっ･･････！ここで取り乱したら私の負けだ･･････！冷静になるのよアリス！）で、その祭りって一体何なのよ」
パ「本当に何も知らないのね、未熟者」
ア「いいから早く教えなさいよ（うっぜえ）」
パ「未熟者ね」
ア「もういいわよ未熟者は！こっちだってそんなこと知っているわよ！（うっっっぜええええええ）」
パ「仕方ないわね、教えてあげるわ。夏の祭りとは･･････」
ア「夏の祭りとは？（早く帰れ）」
パ「祭りとは！」
ア「祭りとは！？（早く帰って寝ろモヤシ）」
パ「祭りとは！！！」
ア「祭りとは！！？？（長いんだよこのモヤシいいいい！！）」
ばあん！
アリスの顔に、でっかい本がぶつかった。
投げたのはパチュリーだった。
そのなんか分厚くてでかい本の表紙には、以下の言葉が書いてあった。
『コミックマーケット７６』
アリスは上海人形を取りだした。
上海人形はレーザーを魔女に向かって吐いた。
べつに本が気に障ったわけではない。
こんな分厚い本を投げつける魔女に猛烈に腹が立った。
パ「むきゅう！」
ア「ぜってえ殺す！」
パ「ま、まってアリス！」
ア「ぜってえええころす！！！」
パ「この会場には、アリスがなんとかかんとかされている本が沢山むきゅう！！！」
ア「知るかよそんなの！またアンタ買ってニヤニヤして私に見せ付けるんでしょ！！死ねっ！！」
パ「むきゅうっ！！！」
――魔女の家は、八月某日も平和だった。
完
いい意味で言う。これはひどい！ｗ