小ネタ。
ここは博麗神社。
「霊夢ー霊夢ーちょっと聞いて頂戴なー」
突然スキマから生えてくる紫。
「何よ紫。それとその変な言葉遣いはやめなさい」
「最近変な夢を見るのよ」
「ほうほう」
「百人のスイマーに襲われる夢」
沈黙。
ここは博麗神社。
「霊夢ー霊夢ーちょっと聞いて頂戴なー」
突然スキマから生えてくる紫。
「何よ紫。だからその変な言葉遣いはやめなさい」
「珍しい薬を手に入れたのよ」
「ほうほう」
「これをこうして撒くと…」
錠剤を撒く。
と、たちまち雀が寄ってくる。
「食べられるわよ?」
「いいのよ」
そして、食べる。
ゴクリ。
コト。
「………」
「一撃必殺♪」
ここは博麗神社。
「霊夢ー霊夢ーちょっと聞いて頂戴なー」
突然スキマから生えてくる紫。
「何よ紫。いい加減その変な言葉遣いはやめなさい」
「珍しいお茶を手に入れたのよ」
「ほうほう」
「たとえばちょうどいい所にやってきた白黒に飲ませると」
「おーい、れいむ゛っ!?」
ごっきゅごっきゅ。
ぽん。
「うふふ…なんか今なら空も飛べそうなくらい力がわいてくる…」
「…目がうつろなんだけど?」
「世界が輝いて見えるお茶よ」
「それ絶対危ないから」
ちょっと舞台をかえて紅魔館。
霊夢と一緒に寝ようとしている所を魔理沙に見つかって制裁を受けるレミリア。
魔理沙「にんにくーにんにく食えー」
と、そのとき。
「待ちなさいっ!!」
バーンとドアを開いて現れたのはパチュリー。
パチェ「魔理沙…私のレミィに何するのよ!!」
レミィ「パチェ…?」
高鳴るレミリアの鼓動。
「…許さない…」
霊夢「そんなの許さない…わ――――!!!!」
どごーーん
パチェ「この泥棒猫…がぁぁ――――!!!!」
ずぎゃーん
レミィ(まただ…また私のせいで人が死ぬ…!)
レミィ(誰か…誰か二人を止めてぇ…!!)
咲夜「五月蝿い。『インディスクリミネイト』」
ここは博麗神社。紅白の巫女が木に向かって何か叫んでいる。
「遊びに来たわよ、霊夢…って何してるのよ」
スキマから生えてきた紫は「ついに頭がおかしくなったのかしら」と思ったが、霊夢の足元の豚に気付いた。しかし、木に叫ぶのも豚に叫ぶのも大差ない気もする。
「紫?ちょうどいい所に来たわね」
「あらそう?で、その豚は何よ」
「この間迷い込んで来たから芸でも覚えさせようと思って
見なさい、これぞ『豚もおだてりゃ木に登る!』」
霊夢がそう叫び、豚を指差すと…
豚が木に登り始めた。
「凄いじゃないの」
ぱちぱち、と拍手する紫。
「これで貧乏生活ともおさらばよ!」
「ところで、そんな言葉どこで知ったのかしら?」
「何で?」
「豚もおだてりゃ木に登るっていうのは『タイム○カンシリーズ』のヤッ○ーマンでのセリフが出自なのよ?」
「そ、そーなのかーーーーーー!?」
咲夜さんの反応がツボでした
>>マンでのセリフが出自なのよ
そーなのかーー!(笑)
大丈夫だ。俺はまだ十代だ。