Coolier - 新生・東方創想話ジェネリック

お空のメイド育成計画

2009/02/19 00:26:24
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※この物語は主人公である咲夜さんの視点を中心として書いております。
その為、読み手の方の情報と多少食い違う事があるかと思いますが、そこら辺を鑑みて読んでいただければ幸いに思います。

朝、昨日一日フランドール様とレミリア様の喧嘩の仲裁をして、少し遅い就寝時間を取っていた私は、少々眠い気分を抑えつつ気合を入れなおす。

 そして、気合を一旦入れなおして、大広間に降りていくとやけに元気の良い挨拶に迎えられた。

「咲夜さーーん、新しいメイド隊志願者が来たんですけど、どうしましょう?」

 目の前で明るく元気にしゃべるこの子は紅美鈴。

 紅魔館の門番で、この館における警備隊長も勤めてもらっている。

「新しいメイド隊志願者?」

 ここ紅魔館では妖精メイド隊を時々雇っていて、欠員が出たり、特殊な候補者が出たりすると時々こうやって補充している。

「ええ、この子なんですけど」

 美鈴の紹介で呼ばれた少女は緑のリボンをした黒髪の少女。

 外見は光の三妖精の一人、スターサファイアに似ているが、美鈴と同じく元気がよさそうな少女で、私に対して

「最強の私がきてやったからには、もうメイドは大丈夫だ」

 と、素敵な名乗りを上げてくれた。

 とりあえず、言葉遣いから教え込む必要はありそうだが、そこら辺は仕事をしている最中に雑魚メイドたちにでも任せておけばいいだろう。

「それで、美鈴。あなたの紹介みたいだけれど、一体どういった経緯でこの紅魔館にきたのかしら?」

「えーっとですねーー。私が湖の妖精の住処辺りで修行をしていたら、そしたらなんか大きな爆発音がしたんであわてて駆けつけてみたら、さっきの子が伸びてまして。……で、自分の住処を忘れてしまったみたいなんですが、主のような者に使えていた事と、妖怪の主が自分の主人だと言う事は覚えていまして。だったらおそらくレミリア様の妖精メイド隊志願の者か、そうでなくても妖精メイド隊として仕事を覚えさせれば何か思い出すのでは……と」

 そう言って紹介されたメイドを再度見てみる。

 腕にはなにやら大砲のような物をつけた緑のリボンのそのメイドはどことなく光の三妖精の一人に似ているような気がしたが、あの三妖精は腕に大砲などつけていないし、なにより胸の真ん中に謎のペンダントのような物をつけても居ない。

 少々腕の大砲がガラス掃除等には困りそうだなと思ったが、そこは工夫次第でどうにかなるだろう。

 私はそう判断すると、妖精メイド隊の一人として、その妖精を雇う事にした。

「なるほど、そういった事情を聞いてしまったら雇わないわけにはいけないわ。見たところ元気そうだし、気合もありそう……って事で採用ね」

「採用……つまり今日からここが私の寝床ね。最強の仕事ぶりをみせてあげるわ」

「それでお名前は?」

「名前は……あーーーえーっと……れいうー……お空で良いか、これから厄介になるわね、メイド長」

 まず新米メイドに教える最初の仕事は掃除からはじまる。

 新米メイドとして、屋敷の構造を覚えてもらい、且つメイドとしてとても重要な謙虚さと主に対する忠誠心。

 そしてこの屋敷に対する愛着心を育んでもらうのがよりよきメイドとしての第一歩なのだ。

 さて、そんな訳で新入りメイドを見てみよう。

 あのちょっと物を持ちづらそうな手があるので、拭き掃除等には向かない。

 とは言え、あの大きな羽と元気そうな体はそれなりの重労働にも耐えられそうである。

……と言う事で倉庫の整理を命じる事にした。

 私直々に見てやってもいいのだが、私自身は私自身で色々とやるべきことがある。

 と言う事で、手近な妖精メイドに新しい妖精メイドのサポートを任せて、レミリア様の寝室に向かう。












………

その日、倉庫の一つが消滅した。



~以下回想~

「んで、メイドの仕事ってのは一体何をやるんだろ?」

 お空は一人つぶやきながら妖精メイドの後について仕事場に向かう。

 着いた場所は紅魔館の裏の倉庫の一つ。

 主人のレミリアや図書館の主であるパチュリーが集めた物等をしまう倉庫の一つで、建築されたのは比較的新しい物の一つである。
 その一角がどうも地震か何かがあったらしく崩れていて、騒然とした有様となっていた。

 そこに通されたお空は妖精メイドから重い荷物を渡された。

「まぁ、これをもって……」

 妖精メイドは自分も荷物の一つを持って、お空の前を歩いて外に一旦置いて戻ってきたかと思うと、違う荷物を持って外に向かう。

「ああ、つまりここにあるものを一通りなくせばいいのか。んで、そこの雑魚妖精は壊す事も出来ないから手で持って運んでると」

「だったら、話は早いな。この私の火力を持ってすれば一瞬で……」

……お空がその整理するべき荷物を全て完全に消し飛ばしたのはその数秒後である

~回想終了~

 とりあえず、彼女に付かせたメイドによると、先ほどの回想にあったような出来事が起きた

 ……との事。

 レミリア様と一緒に先ほど雇った妖精メイドについて報告を受けた私は、どうするべきか考える。

 どうもこの少女は気が短くて攻撃的なのかもしれない。

 見た目的にはスターサファイアのように見えるが、この腕の大砲は伊達ではないと見える。

 さて、その攻撃的な少女を下手な場所に配置するのはあまり賢いとはいえないだろう。

 何しろ倉庫を一瞬で壊滅させる程度の火力と比較的短気な性格。

 この二つがある以上、また先ほどのような爆発騒ぎが起きるのは必然。

 さて、どうしたものだろうか……。

 私が少し考えていると、

 傍で私と一緒に報告を受けていたレミリア様が

「あら、なかなか面白そうなメイドを雇ったのね。でもどう見ても妖精メイドと言うよりは放火魔か爆弾魔じゃないかしら?」

 楽しそうに笑いながら、新しいメイドの起こした不祥事について素敵な感想を述べてくれた。

「爆弾魔……倉庫を一瞬で吹っ飛ばす火力は確かに爆弾魔そのものかもしれないわね」

「咲夜、咲夜。どーー考えてもそのメイドはメイド隊じゃなくて警備隊に付けるべきだと思わない?」

「確かにそうですね。まぁ、屋敷内でまた爆発騒ぎでも起こされたらたまりませんし、美鈴に任せてみましょうか」

「ええ、きっと優秀な警備隊になるわよ」

 私は一通りレミリア様と話し合いをした後、新しいお空というメイドの所に一旦向かった。

 場所は先ほど爆発が起きた場所。

 倉庫は無残な有様どころか完全に消滅しており、お空の攻撃能力の高さがよくわかる。

 そのお空を、警備隊の一人が必死に抑えて居るそんな中、私はお空のそばまで近寄ると

「……さて、そんな訳で、お空。あなたの仕事場についてなのだけれど」

「玄関前の警備隊にしようと思います」

 とお空に宣言した。

「うにゅ?警備??」

「そう、今の仕事じゃなくて、門の前でこの館に襲ってくる敵を打ち倒すのがあなたの役目」

「つまり、私の強さとすばらしさがわかったんで、そういう仕事に回そうと思ったわけね」

「いや、違うのだけれど……」

「まぁ、最強の火力を持つ私が警備に加われば怖い者無し。まかせて」

……なんか、今すっごい不安になった。

 とは言え、お空の監視は紅美鈴がやる事になっているし、あの子ならお空を紹介した事もあるし、きっとキッチリやってくれるだろう。

 私はお空を連れて、門の前の美鈴に挨拶に行った。

「めーりん、メイド隊ではなくあなたの居る警備隊に入れることにしたわ、頑張って指導なさい」

「お空はメイド隊からこちらに回ってきたと。……わかりました、頑張って優秀な門番になれるように指導してみせます」

「それでは、私はフランドール様のお相手をしなくてはいけないから、よろしく頼むわね」














………………

庭でなにやら大きな爆発音がおきたかと思うと湖の方の地面が干上がって、凄い状態になっていた。

~以下回想~

「こんどの仕事場はここね。まぁ、私の手にかかれば侵入者の一人や二人余裕でぶち倒してみせるわ」

 相変わらずの強気な態度を見せるお空に

「はぁ、まぁ意気込みは買いますけど、そんなにしょっちゅう侵入者なんて来ませんから、せいぜい注意するのは白黒の服を着た魔法使いくらいですね」

 美鈴が先輩らしく軽く言葉をかける。

「白黒ね、つまりそいつが来たら私の大砲でぶっ潰せばいいって訳ね、簡単簡単」

 こうして、美鈴の部下として仕事を開始したお空。

 ある程度の時間は普通に真面目に仕事をしていたが、流石に誰も来ないので暇そうにしていた。

「うにゅーーー、誰も来ないなーー」

 30分くらい仕事をしていると、そんな事をつぶやき始めた。

「侵入者来ないかなーーー」

 40分目には完全に退屈になったのか、手についた大砲をぶんぶん振り回し始める。

「退屈だなーー」

 50分目には飽きたのか、持ち場で昼寝を始めてしまった。

「霧雨警報発令、霧雨警報発令。各員は持ち場に急行されたし、各員は持ち場に急行されたし」

 遠くの方で見張りをしていた警備部隊の一人が霧雨警報。注)魔理沙が来た時専用の特殊警報である。

 を発令すると、紅美鈴をはじめとする警備部隊の面々が持ち場に着く。

 そこで、寝ているお空もたたき起こされると、魔理沙対策にあたる事になった。

「今日も図書館に本を借りに来たんで通してもらうぜっ……」

 のっけからブレイジングスターを発動させると、超高速で突っ込んでくる魔理沙。

 それを、正面から一旦回避して、美鈴と共に迎撃に当たるお空。

 次に攻撃を始めたのは美鈴。

 今日こそは通しませんよ、

 「ひっさーーっつ、飛花落葉」

 「あまいぜ、その攻撃は見切っている」

 魔理沙は美鈴がとび蹴りを食らわせるのを見計らったかのように今居た地点から移動して、美鈴を振り切り、飛んでいこうとする。

 だがしかし、今回は美鈴だけが門番ではない。

 門番警備隊には新門番として配置されたお空が待っている。

 「私の片手が光ってうなるーーーーーーーーーー、くらえーーーー、ペタフレアーーーーー」

 豪快にペタフレアを魔理沙に向かって打ち出すお空。

 強力な魔力球が世界を埋め尽くす中、見事に魔理沙(ついでに巻き添えで紅美鈴)を打ち倒し、周りを地面と共に深く瓦礫に変えるとお空はガッツポーズを決めて、門の近くに降り立った。

~回想終了~

「まあ、魔理沙は倒したわけだから、門番としては優秀かもしれないわね」

 黒コゲになった魔理沙と美鈴の姿を確認して、お空の功績を一応は認める。

 ちなみに、周りの木々は勿論の事、侵入者の撃退に立ち会った妖精メイドたちの数人は哀れお空の攻撃で吹き飛んでいる。

「まぁ、私の最強の力があれば侵入者の一人や二人、余裕でぶち倒せるわ」

「た、確かに攻撃力には問題なさそうだけれど、物には限度という物が……」

 そんな風に小言を付け加えるも、当のお空は気にしてない様子で、

「警備隊って言うのは侵入者を撃退するのがお仕事、だから私は最強の警備隊」

……と胸を張って自慢げにしている。

「咲夜ー。これが新しいお友達?」

「ええ、そうですよ、フランドール様」

「ねぇねぇ、このメイド私の所で引き取って良い??」

「それは……」

 妹様の気まぐれには困ったものだ。

 とは言え、ここで拗ねられて暴れまわられるとまた大変なことになってしまう。

「貴方もいいわよねっ」

「うにゅ?今度はご主人様がかわった?」

「ええ。よろしくね。えーーーっとお名前は……」

「お空でいいよ」

「じゃ、お空。私の直属の部下にしてあげるから喜びなさい」

「なんだかよくわからないけど、わーーーーーーい」

 妹様は言い出したらまず聞かない。

 私は妹様の機嫌取りの為と、警備隊にも不適格そうな気がするので、

 お空を妹様の子守役と言う役職につける事にした。

「………まぁいいわ、それじゃあフランドール様をお願いね、お空」

「わかった、まぁ、最強の火力を持つ私がフランドール様に付いたからにはフランドール様の天下は間違いないね」

 何をやる気だろうか……物凄く不安になりそうな発言を残す発言だ。

 だが、私には今日の予定が残っている。

 フランドール様に連れられて、直属の部下兼新しい遊び相手になったお空の姿を見送りつつ、私はパチュリー様のところへと向かった。















………………………

その日紅魔館は火の海に包まれた。

~以下回想~

「お空?だっけ」

「なになに?」

「今日は何をやって遊ぶ?鬼ごっこ?かくれんぼ??」

「うーん……なにがいいかなーーー」

「そうだ、弾幕鬼ごっこって言うのも面白いかも」

「弾幕鬼ごっこ??」

「とりあえず、私が鬼で~~、お空が逃げながら鬼退治をする魔理沙の役。それで、私が追いかけるからお空は頑張って逃げるの。それで逃げながら私に弾幕攻撃をして、当たったら私の負け。私がお空を捕まえたら私の勝ち。どう?」

こうして始まった弾幕鬼ごっこ。

「いっくよーーーー。禁忌「レーヴァティン」」

 薙ぎ払う槍が屋敷の一部を軽く消滅させる。

 それをかわして、

 手から大きな弾を打ち出すお空。

 追いかけるフランドールもそれを難なくかわしてお空に対してクランベリートラップをしかける。

 地面と空中のあちらこちらに仕掛けられたトラップから飛んでくる弾幕がお空の動きを制限する。

 だがしかしこちらもうまくかわすと、空をかける様に走り回り弾幕をばら撒いていく。

 フランドールの方は惜しくも捕まえそこなうと。

「お空、貴方やるわね。久しぶりに、とっても楽しめそう」

 と、完全にやる気モード。

 そして、スターボウブレイクで空中に大量の弾を打ち出すと、お空はそれを消滅させるように

 フィクストスターで空全体を覆い尽くして対抗する。

 当たらずに屋敷に着弾した弾は豪快に屋敷を抉っていく中、所狭しと屋敷内を駆け回る盛大な鬼ごっこは白熱した展開を見せ、なかなか決着がつかない状態となった。

 勿論、そんな大きな鬼ごっこを屋敷中で飛び回りながらやられては洒落にならない。

 慌てたレミリアは門番の紅美鈴と共に、二人の前に現れて制止させようとした。

「あら?お姉さまも私に付き合ってくれるの?」

「そうよ、幾ら遊びとは言えこんなに大仰にやられたらたまらないからね」

「だったら、今度はお姉さまが鬼ね」

 レミリアがフランドールと相対して、お空のほうの相手は紅美鈴。

「この私の目の黒いうちは屋敷に騒動は起こさせません」

 と、気合を入れてお空の前に出ると

「お空、いいからやっちゃいなさい」

 と、フランドールから素敵な指示が送られてくる。

「うにゅ?よくわからないけど、目の前の奴は私の敵で、こいつを倒せばいいの?」

「ええ、私の方はお姉さまと遊ぶからそこの美鈴に遊んでもらって」

 お空のほうの対戦相手も決まった中、割って入るように

「フランドール、貴方、そこまで私に逆らうとは……。今日という今日はきっついお灸をすえて上げないといけないようね」

 レミリアの怒りの声が響き渡る。

「お姉さまと美鈴の二人ならまだ全然勝機があるし、今回はいつぞやの借りを返してあげる」

 こうして、紅魔館内部で起こる、大弾幕遊び。

 その様子を告げに魔法図書館まで走ってきたメイドの一人が咲夜とパチュリーに屋敷内部の事を告げに行き、慌てた咲夜が時間を止めて現場に到着した頃には既に辺りは火の海だった。

~回想終了~

「これは……凄いわね」

 私は到着して現場の状況を確認した所で、一言つぶやくと、これからどうするべきか考える。

 まずは暴れているお空とフランドール様を止める事が先決だが、フランドール様のお相手はレミリア様がやっている所からして、ここでフランドール様を止めるてしまうとレミリア様としてあまり面白くないだろう。

 ならば、私はもう一人のお空をとめることにしよう。

 とは言え、お空自体の動きは十二分に早く、強大な魔力球をドカンドカンと降らせてゆくそれはなかなか手ごわそうだ。

 そこで、お空の攻撃におされ気味になっている美鈴に目配せすると、

 わかったとうなずいた美鈴は大振りなとび蹴りをお空に向かって放つ。

 無論、そんなものにあたるはずもないのだが、それをよける際にどうしても大きい回避運動が起きる。

 そこで時間を止めて、首の後にチョップを入れるとクテッと気絶したようだ。

 これで、後はフランドール様とレミリア様の姉妹喧嘩。

 とは言え、こちらの方も

 お空が止められて、少し気が鈍ったのかそれとも単純に今日は調子が悪かったのか、

 完全にレミリア様の優位になったようだ。

 この調子ならあと少しで決着がつくだろう。

 私がホッと一息つくと、後からゆっくりとパチュリー様が現れた。

「あら??新しい妖精メイドが来たって言うのは聞いてたけれど、ひょっとしてこの子」

「ええ、美鈴が行き倒れの妖精メイドを拾ったとの事で」

「確か、この子は地霊殿に居た……確か霊烏路空?じゃなかったかしら」

「知ってるんですか?パチュリー様」

「知ってるも何も、この子は地霊事件の犯人よ……と言うか元凶ね」

「元凶……」

「とりあえず、紅魔館が核融合エネルギーで吹っ飛ぶ前にこの子をどこかに捨てた方がいいわ」

 パチュリー様がそう言うと、フランドール様を先ほど気絶させたレミリア様も

「来て早々、次々と爆発騒ぎを起こしてくれるのは退屈しないですむけれど、流石にこれはやりすぎね」

 と、言葉を重ねてくる。

 無論私もこんな来て早々爆発騒ぎを起こすような娘をメイドとして雇うわけにはいかないし、

 レミリア様とパチュリー様がダメだというのならばここに住まわせるわけには行かない。

 こうして、新しい妖精メイドを育成する計画はここに幕を閉じた。

 その後、お空はその任を解かれると、紅魔湖の反対側に人知れず捨てられ……。

 紅魔館には平和が戻ったとさ。

 めでたしめでたし。
「あーーーもう、お空ったら一体何処ほっつきあるいてんのさ。灼熱地獄に誰も居ないってさとり様が言うからさんざ探し回っているけど何処にもいやしない」

 お燐は猫車を押しつつ空を駆け回る。

 猫車を押すのは地上だろうと思うのだが、そこら辺はお燐に突っ込んでも答えが返ってこないだろうと思うので放っておこう。

 そうこうするうち、お燐が紅魔館の傍の湖あたりに到着すると、派手な大爆発が起きたので、飛んでいってみるとお空が居た。

 気絶しているお空。

 それに対して、お燐は

「……あれ、こんな所に居るとは思わなかった」

 などというと、何事もなかったように猫車に乗せて地霊殿に帰っていった。

 紅魔館のメイドは首になったみたいだけど、灼熱地獄の管理が待っているみたい。

 今日もお仕事頑張ってね、お空。
策謀琥珀
[email protected]
http://homepage2.nifty.com/sabokoha/
コメント



1.名前が無い程度の能力削除
というか、お空の力は吸血鬼には反則だよね。

核融合=太陽の力
2.名前が無い程度の能力削除
やたらと大砲って言いますけど制御棒なのわかって言ってるんですよね?
どっかの同人誌でお空がそういう風に使っているのを見てそのまま設定にしたような違和感がありました。
それとこのタイトルだと内容とは逆でお空が育成するように見えます。
3.名前が無い程度の能力削除
「わたし」「私」「あたい」お空の一人称がサッパリ統一されてません。
せめて推敲くらいはちゃんとお願いします。
4.策謀琥珀削除
3>ども。

それは変更させてもらいますーー

1と2はわざとです。

1に関しては象徴としての太陽には神聖な力があるとされているという設定に基づいて脅威な物だと思っています。

また、2に関しては外見特徴なので、多分速攻でわかる外見特徴だと大砲なんじゃないかなーという考察。
5.名前が無い程度の能力削除
正直に言わせて貰っていいですか?
貴方はまだ続ける気なんです?

あとお空のあれは大砲ではなく、制御棒ですよ。
わざわざ公式設定無視してまで表記を大砲にする必要ってあるんでしょうか。

それと、毎回毎回見る度に思うんですけど、読者のこと考えながら書いてください。
こんな自己満足な小説投下され続けても評価なんてたかが知れてますし。
その回答がこれというのも中二病過ぎて痛々しいですよ。
ココに向上心皆無の不愉快作品出すくらいなら自分のHPなりブログなりで自己満足に浸ってることをオススメします。
6.名前が無い程度の能力削除
同人ゴロの方が宣伝かねてSS投下する場所ではないですよ、ここは
7.名前が無い程度の能力削除
うーん、咲夜さん主観のはずなのに、
肝心の主観視点が少なく回想ばかりなのがちょっと、
単純に第三者の視点にした方が良いと思います。
後もう少し場の描写を入れましょう、
これが少ないと上手く雰囲気が伝わりませんよ。

ああ、後>>5、
幻想郷の住人が制御棒なんぞ知るか。
固有名詞すら無いわボケ。
8.名前が無い程度の能力削除
例大祭も近いですしね。ご勝手になさればいいんじゃないですか?

制御棒について他人を罵っておきながら大砲には一言も触れない人がいるように見えましたが、
まさか注意書きの「第三者がコメントにコメントを返す事」という日本語の読めない猿がいるとも思えませんので私の気のせいでしょう。
9.名前が無い程度の能力削除
若干設定(二次も含む)についての理解が甘いかと。しかもこれについては創想話のほうでも散々叩かれたはずでは?
変なプライドは捨てて一から勉強し直すのが得策かと思います。
10.名前が無い程度の能力削除
大砲のことだけど
せめてお空の台詞くらいは制御棒に変えた方がいいかと

あと本文がお空を捨てて終わりでは
少し後味が悪い
捨てるにしたってもう少しいいおわり方があるんじゃないか?
11.名前が無い程度の能力削除
「第三者がコメントにコメントを返す」
規約を読んでない人多過ぎやしませんかね。
第三者に誹謗中傷書き込む、多いんですよねぇそういう人。見てるだけで嫌になる。

叩かれる作品をわざと投下する作者もアレだけど、それに反応して人を罵り始めるのはどうかなと思うんですが。

んで、作者さんは寄せられたコメントを見ない主義なのでしょうかね?
自分の実力をお認めになってはいかがでしょうか、正直糞作品投下はコレっきりにしてもらいたい。
12.名前が無い程度の能力削除
嫌いな作品ならスルーすりゃいいのに、わざわざご苦労様です。


さてさて、作者さん
だいぶ叩かれてますけど、また以前の作品みたいに消しますか?
13.名前が無い程度の能力削除
空自身が大砲って言ってること以外は特に気になりませんでした。
これからも頑張ってください。
14.名前が無い程度の能力削除
お空なら自分の手についたものが何か分からず大砲って呼んじゃうのも納得いきます。
気を落とさないで
15.名前が無い程度の能力削除
もう作者の名前見た時点でわかるんだし
嫌なら読まなきゃいいのに、まぁ私は読ませてもらってますが
16.名前が無い程度の能力削除
門の前がガラス質になってそうで…。
17.名前が無い程度の能力削除
うざい
18.名前が無い程度の能力削除
なんか荒れてんな、作品の方は面白かったよ