Coolier - 新生・東方創想話ジェネリック

20××年、幻想郷は雪につつまれた

2008/11/10 23:00:33
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レ「どーでもいいけど、最近寒いわね」
フ「そーだね」
レ「ところでさ、この前投稿したばっかりだけどもう次を投下するわ」
フ「今回はギャグを狙ってるから安心してね??」
レ「何をどう安心するんだか」
フ「そりゃあ、この作者にギャグを期待してる人達がよ」
レ「ま、いいけどね」
レ・フ「はじまりはじまり~~~」



















その日、幻想郷は雪に埋もれた。








「なんでよーーーーーーーーー」

博麗神社。
そこはもう緋想天並みの惨状と化していた。
神社の柱の一本が雪の重みに耐えかねニ階級特進。
結果としてチームの皆が雪に散った。
そして、神社は倒壊した。

「どうして??私がなにかした??日々真面目に紫を押し倒してるのに」

どこら辺が真面目なのか、倒壊した神社の屋根の上で酒を飲んでいた私はふとそう思った。
そして、付け加えるなら、神社の中で寝ていた霊夢が何故無事なのか。
朝の何時もどおり勇儀の家から帰ってきた時には、霊夢は神社の前でこうなっていた。

「チクショウ、チクショウ、神様の、神様の(聞くに堪えない罵詈雑言)野朗ーーーーーーっ」

巫女のセリフとは思われない。
だが、それだけ悲しかったのだろう。

「ふっ、冬も始まったばかりだと言うのに家が無いだなんてね」
「とりあえず必要な物は掘り出したら??」
「そうね萃香、っていうか屋根から下りろ」

渋々と私が屋根から下りると、一部の屋台骨が折れた。

「AHOーーーーーーーーーーー」
「いやあ、ごめん」

ムンクの叫びのような霊夢を見ているとなんでか謝らないといけない気がする。
しかし、何故この様な大雪が一気に降ったのか。
幻想郷でも近年稀に見る光景ではある。

「絶対犯人を見つけ出したら裸に引ん剥いてこの雪を全部どかせて神社を再建させてやる」
「絶対里の男が来るね、その状況」

っていうか女として終わると思う。
社会的に、精神的に。

「さあ行くわよ萃香、犯人を探しに」
「へーい」

なんだか嫌な予感がする。
そう、なんだか自分までとばっちりを受けそうな。






「スキーなのかー」
「わーい」
「しくしく」

まあ、此処は違うね。
雪に埋もれたみすちーの屋台でスキーしてるし。

「………………」
「霊夢??」

すすすっと霊夢は泣いているみすちーに近づくと、優しく肩に手を乗せた。

「うんうん」
「わーーん」

ムニュ

ピキッ


あ、霊夢が己には無い豊かな胸に嫉妬してる。
さて、暴れだす前に他に移るか。





「誰がこんなに雪を降らせたのよぉぉぉぉぉぉぉっ」
「おねーさまーー」

ボスッ

「ちょ、ちょっとフランっ、何すんのよっ」
「えへへー」
「よくもやったわねー、うりゃぁーーー」

元気だねぇ……

「さ、咲夜さん、無理です、どう考えても今日中には終わりませんよう」
「泣き言を言わないの、取り合えず図書館の入り口までは掘り出しなさい。小悪魔とパチュリー様が凍死する前に」

こっちはこっちで大変みたい。
さ、霊夢、迷惑になる前に………

「あー、温まるわー」
「霊夢??何当然の様にパチュリー様と小悪魔の分の豚汁を飲んでるのかしら」
「何よー、私だってこの雪の被害者なんだからいいじゃない」
「アンタは家の住人じゃないでしょう」
「いーじゃんいーじゃん、神社が潰れたんだよぅ。チクショー」

豚汁を飲みながら霊夢はわんわんと泣き出した。
もはや咲夜と美鈴はなんと声を掛けていいのか悩んでいる。


結局私は図書館の掘り出しの手伝いをし、霊夢は終始遊んでいた。
くそっ、私の予感は当たったかっ。
こんな事なら勇儀と鍋を突いてたらよかった。





「前の冬が長かった時はここが原因だったわね」

霊夢がはるばる来たのは白玉楼。
しかし、白玉楼の庭は、銀世界だった。

「あれ??」
「なんだ霊夢か」
「妖夢のとこもこうなの??」
「ああ、今朝起きたらこの状態だった」

うーん、各地で被害が続出してるなぁ。

「あら~、霊夢じゃな~い。どうしたの、こんな雪の中。神社でだれてそうなんだけど」
「アンタに言われたかーねーわよ」

そこには幽々子が居た。
コタツに肩まで突っ込み、うつ伏せの状態でうどんを啜っている。

「ずるずる、よ~む~おかわり~」
「うう、幽々子さまぁ」
「全く幽々子もしっかりしなさいよ、妖夢が可哀想でしょ。あと私にも頂戴」

三杯も豚汁を食ってまだ食うつもりなのか、霊夢は。

「ねえ霊夢、自然災害じゃないの??」
「何言ってんのよ萃香っ、それじゃあ誰にこの行き場の無い怒りをぶつけたらいいわけ??誰が神社を直すのよっ。ずるずる」

もはや誰でもいいからとっつかまえて犯人に仕立て上げそうな剣幕だ。
これは一応紫とかを呼んだほうがいいかもしれない。

「次、竹林行くわよ」
「ああ、永遠亭」
「月の科学力でなんかやったかもしれないわ」
「もう滅茶苦茶だよ……」

コタツの上に空になったドンブリを置き、霊夢は立ち上がった。

「じゃぁね~」
「また来るわ」
「もう来ないでくださいっ」

妖夢は泣いていた、その気持ちは痛いほど解るよ………
だって私も泣きたいもん。







「ところでさ、凄く今更なんだけど」
「なによ」
「何時もの腋だし巫女服はどうしたの??普通の着てるけど」
「萃香、このクソ寒いのに腋だしてる巫女が居たら見てみたいわよ。きっと馬鹿ね」






「くちゅん」
「どうした早苗、風邪か??」
「ほら早苗、腋だしてたら寒いだろ」
「いえ、これが私の正装ですから」
「早苗は相変わらず真面目だなぁ」
「くちゅん」
「ほら、中に入って」
「すみません、神奈子様、諏訪子様」
「いいっていいって」
「ご飯にしようよ、ね」
「はいっ」





「マッチョ、マッチョ」

永遠亭の前ではなんだか物凄い筋骨隆々の逞しい漢女が居た。
この寒いのに上はTシャツ、下はホットパンツだけだ。
挙句の果てに巨大なシャベルで一気に雪かきをしている。

「ほらーマチョリーペースが落ちてるぞー」
「てゐ、一人じゃ効率が悪いと思わない??」
「思わない、それに他の兎は崩落した客間の掘り出しで忙しいから」
「私が言ってるのはね、てゐ、アンタも手伝いなさいっ」
「その筋肉は飾りかぁぁっ」
「聞き捨てならないわね、いいわよ、いいわよ、里まで見事に除雪してやるわよ」
「言ったわよ、聞いたからね、昼までに済んでなかったら飯なしだからね」
「えーえー、昼までに綺麗さっぱり終わらせてやるわよ」

なんか突然ケンカしだしたんだけど……。

「行くわよ、筋肉ドリルッ、インシャベル」

突如ムキムキなのが飛び上がったと思うと、高速回転をしながら里に向かって消えていった。
その通った後は見事に除雪され、うっすらとネジ溝が掘られている。

「何今の」
「私が聞きたいよ」

取り合えず頭に乗った雪を落として。

「てゐ、今の何??」
「マチョリー、新入りのイナバ」
「あれを兎といいますか」
「ウサ耳あったじゃん」

………そこまで目が行かなかったよ。
まず筋肉に目が行ったし。

「で、何かよう??」
「いやね、この大雪の原因を探してるんだけど」
「へぇー、巫女の勘でも解らないんだ」
「そうよ、悉く外れてるわ」

たぶん神社を破壊されて苛立ってるからなんだろうなぁ。
冷静になれる訳もないし。
はぁ、何時まで私はこの寒いなか霊夢に付き合えばいいんだろ。

「ま、残念だけど家は違うわよ。実際被害が出てるし」


「あー、更に崩壊したぁー」
「シロアリに柱をやられてたんだっ」
「チクショー、ゴンザレスが生き埋めにっ、あと数名」
「マチョリー、マチョリーはいないのかぁー」


「ありゃ、ま、大丈夫でしょ」
「それでいいのか………」

まあ、これで永遠亭も違うね。

「霊夢、どうする??」
「ふふ、ようやくこれだと思える候補が思いついたわ」
「へぇ」
「アイツが居たじゃない、雪と言えば」















「答えなさいチルノ」
「はい師匠」
「流派東方真冬は」
「王者の風よ」
「全身系裂」
「天破侠乱」
「「見よ、東方は一面銀世界」」

なんだろう、これ。
何かのギャグ??
熱い行為の筈なのに、周囲の気温は下がる一方だ。

「ふふ、久しぶりねチルノ」
「おかえりレティ、今年は早かったね」
「ええ、ちょっとひと足早く冬を伝えたから」

「やっぱアンタかぁぁぁぁぁーーーー」

「む、巫女」

冬の忘れ物、レティ・ホワイトロック。
なるほどねぇ。

「一応言い訳は聞いてあげる」
「そう、それじゃあ言わせてもらうわ。
あれは私が避暑をしにエベレストに居た時の話よ」
「何所に行ってんだよ、なんて突っ込まないわ」
「まあ、つい最近まで秋だったでしょ??」
「そうね」
「そうなったらね、まあつい秋の味覚を楽しみたくなるのよ」
「ほうほう」
「で、気が付いたら………」
「気が付いたら??」
「体重が25%増量」

に、25………
そりゃあ凄い。

「で、これじゃあマズイと思ったわけよ」
「幾らなんでもふくよかって次元じゃないわね」
「でしょう??で、思いついたの、力を思いっきり使ったらカロリーの消費にならないかって」

なんとなく解ったぞ。

「えーと、元の体型に戻るのにこれだけカロリーを消費しないとダメでした」

てへ♪と笑っても霊夢は許さなかった。

「殴らせろっ、音高くっ」
「謝るから、謝るから、ね??」
「謝って済むんなら巫女はいらねーーんだよぉぉぉぉ、神社返せぇぇぇ」
「レティをイヂメルなっ」
「事情を知らないヤツはお黙りっ」

もはやキャラ崩壊とかを気にしている霊夢では無かった。

「どーうしたぁぁぁぁ、ストリップって意味はパンツも全て脱いでケツを……」
「霊夢、ヤバイから、それ以上はヤバイからやめてぇぇぇぇーー」
「ひ、ひぃぃぃぃぃ」
「ボーゼン(真っ赤)」

そこにはお子様には早すぎる光景が展開されていた。
霊夢ー、マズイから、やばいって絶対。

「霊夢もうやめてっ、レティの身体描写はとっくにゼロよっ」
「萃香ぁぁぁぁぁぁ、HA☆NA☆SE」
「ひぃぃぃぃん」















「って話だよ」
「はっはっはっ、大変だったな萃香」
「ホントにね」
「でも結局は全裸じゃなかったんだろ??」
「うん、紅魔館が手伝ってくれた御礼って事で立て直してくれてる。手伝ったの私だけど」

ぐつぐつ

「お、シラタキも煮えてきたな」
「それじゃ、そろそろ食べますか」

ガラッ

「イイにおーい」
「ちょっと、私も誘いなさいよ。嫉ましいわね」
「………いただきます」
「ちょっとおねーちゃんもお燐もなんで肉しか取ってないのよ」
「いや、私猫だし、ね??」
「私に振られても困るよお燐」

何時の間にか全員集合していた。

「どー考えても材料足りないねぇ」
「問題ありません、持ってきましたから」

そー言ってさとりは材料をどこからとも無く取り出した。
うん、見事に肉が多い。


「そんじゃ肉全部入れるよー」
「「「「「「「おおーーーー」」」」」」」
「霊夢~何時まで此処に居る気??」
「勿論神社が直るまでよ、紫は迷惑かしら??」
「そ、そんな事無いけど………」
「だったら、いいでしょう??」
「あ、霊夢………」




ども、作者です。
萃香の待遇を改善すべく頑張ってみました。
おそらくこの先気が付いたら、魔理沙状態になっているかもしれません。
誰がって??誰でしょうね。
さて、それではまた会いましょう。

注・本文修正、および加筆しました。
紅魔レヴォリューション
コメント



1.名前が無い程度の能力削除
なっ!!
その服装で飛べるだと!?
玄爺も喜んでいそうだw
2.名前が無い程度の能力削除
まさか腋の加護なしで飛ぶとは・・・。旧作と比べて成長したなwww
3.名前が無い程度の能力削除
誤字報告
はぁ、何時まで私はこの寒いなら霊夢に付き合えばいいんだろ→寒いなか


>日々真面目に紫を押し倒してるのに
それが霊夢の善行ですね、わかります。
>萃香、このクソ寒いのに腋だしてる巫女が居たら見てみたいわよ。きっと馬鹿ね
地霊殿の「冬服」も袖がセパレートに見えるんですがww
4.名前が無い程度の能力削除
>「マッチョ、マッチョ」

ここでもう死んだ。でも筋肉じゃなくてあんたのセンスに負けたんだwwwwwww
5.名前ガの兎削除
流石のマッスル。
うーむ、鍋が食いたくなる話。
6.紅魔レヴォリューション削除
1>
霊「フルアーマー巫女よ」
萃「意味解んないよ霊夢」
2>
霊「腋だけが私の全てじゃない。八割ぐらいが腋なだけ………」
萃「十分だと思うよ、その割合。ってか残りの二割は??」
霊「紫に対する愛情??」
萃「何故に疑問系………」
3>
霊「つまり私が馬鹿だと??」
萃「いや、行き成りケンカ腰はやめようよ」
霊「ふっ、あれはね、異変解決時の為の衣装よ」
萃(普段着のクセに……)

誤字修正しました、感謝。
4>
笑ってくれて嬉しいです。
その為に書いてるんですから。
5>
鍋の季節ですから。
7.謳魚削除
こんなに常識的で苦労人な萃香は中々おられませんな。
応援しています、いつか勇儀姐さんを娶るのを。
勇儀姐さんに白無垢が似合うのは当然にして常識ですが(何)、ウェディングドレス着てはにかむのもまたGJと思いませんか萃香さん。
そして割烹着を着せるんだ、そう、割烹着を、着せるんだ。大j(ry
マチョリー・イナバ閣下はいつかてゐさんに認められた時に「あんたの筋肉は天と地と、未来(あした)を虜にする筋肉だろうが!」とか言われそうでわくわく。(筋肉ドリルで連想)
……あれ?霊夢さんについてコメントしてn(夢想龍殺鬼神天生~『集』いて『散』りゆくは『侘』『寂』の『瞬』き~
長い上に大変失礼な気がしまくりなレスですが最後に「面白くてとてもニヤニヤしました」。
8.名前が無い程度の能力削除
これ読んで思い出しました。
地霊殿の霊夢は冬服だそうです。