Coolier - 新生・東方創想話ジェネリック

東方 アリスとフラン その5

2008/09/05 23:39:28
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エピローグ

お姉さまはどうして私を そうとするの?
私の事が嫌いなの・・・だからこんなところに・・・
どうして大事なものまで奪うの?
・・・もう嫌・・・だから
あいつはワタシが そう




第五幕

【地下・・・三日目・・・朝】

(起こさないように・・・ゆっくり・・・)
「うっ・・・嫌だよ・・・もうヒトリニシナイデ」
「大丈夫よフラン・・・って、寝言ね」
「zz・・・zzz・・・」
「さて、そろそろ話をつけないとね・・・」





(カチャ・・・カチャ)
「・・・おはようございます。アリス様」
「待ってたわよ咲夜。はぁ・・・ようやく顔を出したわね。朝早くからご苦労様」
「朝食の準備は整いました。では失礼します」
「ちょっと待ちなさい」
「どうかなさいましたか?」
「・・・どうかしたかですって?それは貴方達の方でしょ?いったいどういうつもりかしら」
「何の事でしょうょうか?」
「分からない子ね・・・今回の事はレミリアの命令かしら?」
「お答えできません」
「・・・いいわ、直接聞くから。私をここから出しなさい」
「それは出来ません」
「そう・・・なら答えられる範囲で質問に答えなさい」
「・・・」
「フランは普段から暴れるような子じゃないわ。なんでこんな場所に閉じ込めるのかしら?」
「・・・」
「レミリアはフランの事をどう思ってるの?あの子、力のせいで姉に嫌われてると思ってるわ」
「・・・・・・」
「これで最後にするわ・・・これから起こる事を私に任せるつもり?」
「・・・・・・はい」
「分かったわ」
「・・・・・・フランお嬢様を」
「何も言うなと言われてるんでしょ?それに言われるまでもなくあの子は私が守るわ」
(一礼して去る)



(・・・あと期限はどれくらいかしら・・・ん?なんの声?)
「・・・ス・・・アリスー!どこー、どこにいるの!ねぇ返事してよ!」
(フランの声だわ。起きてしまったのね)
「フラン?」
「あっ!アリス!・・・うぇ~ん」
「朝からどうしたの?怖い夢でも見たのかしら?」
「うっ・・・起きたらアリスが・・・隣からいなくなってたから・・・うっ・・・また・・・一人ぼっちに・・・なっちゃったんだって・・・」
「あぁ、そういうこと。大丈夫よフラン。私は黙ってどこかに行っちゃうなんてことしないわ」
「う~・・・本当?」
「ええ、本当よ。私が嘘なんてつくはずないでしょ?」
(ナデナデ)
「えっ・・・あ、アリス!?・・・それはずかしいよ・・・」
「うふふ。だってこんなに甘えん坊さんなんですもの」
「ち、違うよ!そんなことないよ!」
「あら?じゃあ止めるわね」
「あっ・・・」
(あらあら)「・・・フラン、いらっしゃい」
「・・・うん」
「いい子ね・・・」
(ナデナデ)
(カァァ)



「さぁご飯にしましょう。せっかくの料理が冷めてしまうわ」
「うん・・・」(ボーー)













【地下・・・大広間】

「さぁフラン、今日も厳しくいくわよ」
「えー、昨日だっていっぱいがんばったのにー」
「泣き言を聞く気はn」
「あははっ」
「フラン?何かおかしいの?」
「えっとね、アリスの後ろにいるのは誰?」
「!!・・・いつの間に・・・」
「アリスをおどろかそうと思ってね。どう、新しい私は?」
「・・・上出来よ。よくやったわねフラン」
「やったー!じゃあ、じゃあ!」
「えぇ、パチェにプレゼントを作りましょう」
「うん!」




「それで、何を作るか決めたの?」
「ん~っとね、パチェのお人形さん!」
「うん、良さそうね。早速はじめましょう」
(コンコン)
「お邪魔するわ」
「!」
「あっ・・・お姉様!!」
「あら、フラン久しぶりね」
「レミリア・・・地下まで来ていったい何の用?」
「つれないわね。あなたと話がしたいと思ってわざわざ来たのよ?」
「お姉様!あっ、あのね!私ね、力をね!見t」
バキッ
「うるさい子ね。あなたとは何も話す気なんてないわ」
「レミリア!あなた何をしてるの!!・・・フラン!?大丈夫?」
「いたい・・・いたいよ・・・おねえさま・・・なんで・・・?」
「悪い子にはお仕置きが必要なのよ?・・・少し黙ってなさい」
「レミリア!あなたの考えは理解したつもりだったのに・・・どういうこと!」
「?・・・おかしいわね。私が何時、誰に事情を話したのかしら?心当たりがまったくないわ」
「じゃあ・・・何故フランを傷つけるの!?あなた妹の事、本当は」
「部外者が知ったような口をきかないでくれる?不愉快だわ」
「あなた・・・それでもフランの姉だというの!!」
「話をしにきただけなのに・・・その人形達はどういうことかしら?」
「ゆるさないわ・・・覚悟はいい!デーモンロード!!」
「あら?・・・そんなおもちゃで私とやろうと?」
「リトルレギオン!配置につきなさい!」
「・・・その手に持ってる物は飾りなのかしら?」
「上海!蓬莱!」
「・・・・・・がっかりね。あなたにもう用は無いわ。ゆっくりお休みなさい」
(ヒュッ)
グシャ


















「えっ・・・ア・・・リス・・・?」
・・・ドサッ
日曜までに結末を書けたらと思います。一人でも見てくれる人がいれば幸いです
2008/09/01
コメント



1.地球人撲滅組合削除
そうかそうか。もう真相が近いのか。
あえて何も言うまい。あなたがこのシリーズを書ききったとき、一気に感想を吐き出すことにします。

嗚呼、続きが気になってキーボードが打てない。
2.名前が無い程度の能力削除
お嬢様……。 気になるところで!w
続きも期待。
3.2008/09/01削除
>>1
毎回のコメありがとうございます。どんな風に罵倒されるのか怖いところ・・・です
>>2
コメありがとうございます。続きを気にしていただいくなんて・・・感無量です