Coolier - 新生・東方創想話ジェネリック

エピソードS 外伝

2008/08/31 23:01:55
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レ「まず最初に注意よ、短いわ」
フ「増やそう増やそうと肉付けしてるんだけどねぇ」
レ「私達を出さないからそうなるのよ」
フ「でも出たら出たで壊れ、ギャグキャラ」
レ「そこにカリスマを生み出すのが私よ」
フ「…………」
レ「何よその沈黙は」
フ「別に~」
咲「あ、このお二方はほって置いてどうぞお進み下さいね」























あらすじ、魔理沙とアリスが離婚を前提に大喧嘩した。









「アリスゥゥゥ、裏切ったな、私の気持ちを裏切ったなっ」
「違うっ、誤解なのよ魔理沙っ」

不覚だった、まさか付けられていたとは……
よりにもよって映姫さまとの会話を聞かれた事がいい訳の余地を無くしてしまった。



「え、筋肉魔法の書は燃やしましたよ」
「そう、それで魔理沙の体から魔法の一部が消えたのね……」
「ええ、ところで魔理沙さんが泣いて何処か行きましたけどいいんですか??」
「うそっ!!」



映姫様に言われて振り返った私が見たのは、器用に涙の跡を残して走り去る魔理沙だった。


そして今、私と魔理沙は断崖絶壁の上で死闘を演じていた。
とは言っても、私は避けているだけだ。
下手に地面に攻撃が当れば、只でさえも不安定な崖っぷちに居る魔理沙の足場が崩れかねない。
そうなれば箒の無い魔理沙は落下してしまう。
それだけは許されない。

「アリスっ、信じてたのに……」

魔理沙の言葉が胸に突き刺さる。
魔理沙は泣いていた、泣きながら微笑んでいた。

「もう、誰も信じられないんだ」
「ダメっ、魔理沙っ」
「さようなら、アリス」

途端に周囲の時の流れがスローになる。
間に合うかっ、いや、間に合わせるっ。
惚れた女の一人も守れないで何が魔法使いよっ。

「届けっ」
「人の家の庭先で何騒いでんのよ」

あと少しと言う所で声をかけられた。
そしてその一瞬の躊躇が致命的だった。
手を掴もうとした私の手は空を切り、そのまま落ちようとしている魔理沙の服。
それもスカートに手が掛かってしまった。

「う、うわぁぁぁぁぁぁ」
「く、暴れないでっ」

魔理沙の健康なフトモモとドロワーズに目が行ってしまう。
それでも手の力は緩めない。

「あ、あれ??コレって私の所為??」
「いいから手伝えぇぇ」

私に声をかけた犯人、八坂神奈子はぽけぇとした表情で突っ立っていた。







八坂神社。
博麗神社の信仰まで奪い去った霊夢の忌むべき敵の総本山である。
因みに賽銭の量は博麗神社のゼロ倍である。
だって、ゼロに何をかけてもゼロだから。

「で、昼ドラのような展開になったと」
「ホントにそんな事あるんですねぇ」
「いやいや早苗、外で見られない、即ち幻想入りしたと考えるんだ」

その霊夢の忌むべき敵、緑の腋巫女こと東風谷早苗さんと愉快な神様お二方。
各自が好き勝手な事を言っている。
ちなみに魔理沙は泣き寝入りしてしまったので隣の部屋に置いてある。

「しっかし、若いねぇ」
「すれ違う想い、か」
「私もステキな人が居たらなぁ」

さて、この勝手な人たちは置いておこう。
それより魔理沙をどうやって説得するかだ。
おそらく一種の発狂状態によりマトモな会話は難しいだろう。
となれば何時もの、キス、ベットへ、そのまま(ここから先はR指定よ??)な行為のコンボしかない。
だが、ここではそれすらままならないだろう。
というか、私も人様の家で行為に発展するような恥知らずではない。

「ところで神奈子、好きな人って居たのか??」
「私かい??私はなんてったって神様だったからねぇ、出会いそのものが無かったよ」
「私だって同じようなものだったしね」

そこまで言った神様ダブルはにまぁと早苗さんを見た。
あれは幻想郷でよく見られる弱者をからかう者の笑みだ。

「「早苗~~」」
「わ、私にそんなの無いですよう」
「嘘だっ、外に居た頃恋文を貰ってたじゃないかっ」
「な、なんで知ってるんですか!!」
「当然読んだからだっ」

うわぁ、見せられない光景がアリアリと………
つーか、強かったのね早苗さん。

「さて、これからの事だが」
「魔理沙ともう一度話をしようと思うわ」
「それならまずはもう一度捕まえないとな、先ほど逃げ出したぞ」
「うそぉぉぉ!!」

なんてことだ、こんな所でくだらない時間をっ。
というか諏訪子だっけ??気が付いてたなら教えなさいよっ。

今からでも間に合うかっ。





私の魔理沙レーダー(半径十メートル範囲なら僅かな熱量で判断可能)がこの辺だと言っている。
ここは霧の湖………
よくここまで走ってこれたものね。

「魔理沙ー、お願いだから出てきて頂戴」
「アリス」
「よかった、魔理沙お願い話を聞いて」
「………………」
「魔理沙、私は効果を知らなかったのよ。
私は映姫様に頼まれたように大きくなる魔法を作っただけのつもりだったの。
でも、まさかムキムキになる魔法だっただなんて……」
「それだけ??」
「魔理沙、帰りましょう」
「アリス………ホントは知ってたんでしょう??」
「な、何を……」
「知ってて騙したんだ」

だ、ダメだわ。
魔理沙がひぐらしモードに突入してしまった。
説得はかなり難しいわね。

「違うわ、誓ってもいいわ」
「………嘘だっ」
「本当よっ」
「皆して私を騙すんだ、ムキムキにさせようとするんだ」
「違う、違うのよっ」
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ」

魔理沙は狂ったように叫ぶと、八卦炉を向けてきた。
くっ、魔理沙の思い受け止めたいけど、死ぬわ。
まだ死ぬわけには行かないのよっ。

「あああああああああああああああ」













「し、死んだの??」
「誰が??」
「ひっ!!」

なんだか泣きそうになっていた魔理沙だが、茂みから私が姿を現すと脅えたような表情になってしまった。
むう、どうしてだろう。

「な、なんで、当った筈っ」

魔理沙が指差した先にはクレーターの底で倒れている私。
当然ポーズはヤム○ャよ。
でも残念、あれ、人形なのよね。
さて、七色の魔法使いのテクを御見せしようかしら??

「魔理沙っ」
「!!」

多少強引だけど、構わないわよね??
しかし、このまま浅いキスでは発狂状態は治まらない。
更に舌を入れて………

「む、むーーー」
「ん、む」

意識を奪うように激しくっ。
魔理沙の体がぐったりしてきたわね、それじゃあそろそろフィニッシュよ。

「あ、ああぁぁ」
「ふう、我ながら良くやるわ」

既にピクピクと痙攣している魔理沙を背負い、我が家に帰る。
はぁ、どうも私の魔法が解かれる気配がしたから聞きに行っただけなのに……
結果として魔理沙を傷つける事になっちゃったわね。

「今晩は寝れないわね」
「……当たり前だぜ」
「あら、気が付いたの??」
「そう簡単に落ちないぜ」
「最初の頃は簡単に達したじゃない」
「あ、あれはっ」

はいはい、分かってるわよ。
相変わらず可愛いわね。

「アリス……信じてもいいのか??」
「魔理沙が望むのなら、幾らでも信じていいわ。
でもね、私は魔理沙の味方のつもりよ??」
「嘘だったら刺してやる」
「怖いこと言わないでよ」
「本気だぜ」
「それじゃあ浮気とかも出来ないわね」
「私が居て何を言う」

ま、私は最初から魔理沙一筋よ。
さて、この事が片づいたら八坂神社に菓子折り持って謝るか。
迷惑かけたし。




















翌日、お菓子を持って八坂神社に行ったのだが……

「あら、またお客さん??」
「………永琳??」
「ふう、久しぶりの重症患者で腕がなったわ」

その奥には無残な神奈子様のお姿が………
さて、夏休みも終わった紅魔ですよ。
秋、ですねぇ。
夏、終わるの早いなぁ。
さて、そんなくだらないことは置いておきましょう、ではまた。

1 次は白玉楼
2 次は永遠亭
3 次はちびっ子

*修正しました
紅魔レヴォリューション
コメント



1.地球人撲滅組合削除
>あらすじ、魔理沙とアリスが離婚を前提に大喧嘩した。
結婚してたのかwww
>「当然読んだからだっ」
神様と言うより、思春期の娘を持つお父さんにしか見えないww
>それじゃあそろそろフィニッシュよ。
自重しろ、アリス・マーガトロイド!チルノが見てるから!子供に有害な情報だから!

よし、さすが貴公の作品だ。突っ込みきれない。
2.名前が無い程度の能力削除
>ひぐらしモード
固有名詞そのまま使うのはいかがなものか。好きだけどね

ああ夏は毎年早くなっていく
3.名前が無い程度の能力削除
ひぐらしモード で吹いたw
4.名前が無い程度の能力削除
これはL5フラグがビンビンですね
きっと紅魔館の地下には誰かが幽閉されて・・・あれ?
5.名前が無い程度の能力削除
諏訪子様はどうやって血を残したんだか
6.名前を表示しない程度の能力削除
アリスがテクニシャンすぎる・・・!
だが自重しろ!w
7.名前が無い程度の能力削除
あれ?
4 八坂神社
かとばかり・・・
8.紅魔レヴォリューション削除
レス返しです。
1>
お褒めにあずかり光栄です。
2>
やば、伏字にするの忘れてた……
3>
ホントはひぐ○しモードのつもりでした。
4>
現在旧フランちゃんのお部屋は原発のお部屋になっております。
5>
気合と根性です。
6>
ア「だが断る」
7>
ネタがないのさぁー、ま、今回出たからいいよね??