Coolier - 新生・東方創想話ジェネリック

スーパーアリスワールド

2005/12/03 08:40:49
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1


※注意

 この作品には黄昏フロンティア様の同人ゲーム『スーパーマリサランド』が登場します。
 その知識、及び一度もクリアした事が無い方には内容が全く理解できないと思われます。
 条件をクリアし、かつ「よし、読んでやるか」な方はどうか御拝読くださいませ。

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魔法の森の外れ。

そこに一軒の古道具屋がある。 名前は香霖堂。

正しくは幻想郷の外れ、らしいのだが私にはどっちだっていい。
基本的に魔法の森で生活をする私にとって、魔法の森から外れているならばそれは魔法の森の外れだから。
まぁぐだぐだ言うのはやめておくとしましょう。 まぁともかく古道具屋があるワケよ。


見つけたのはつい最近。
魔理沙の家に喧嘩しに行った帰りにふと目に付いた。
パッと見、外観は冴えないあばら屋といったところ。
なんでこんな所に家が?
と思って良く見てみたら、店先に看板がある事に気が付いた。
何かの店かしら?
『古道具屋香霖堂』?
ふーん、看板にて自称しているからには古道具屋なのかしら。
成程、あばら屋の古道具屋。
うん、なんかそれっぽい、合格。

で。
まぁ私も蒐集家の端くれなワケで。
『古』道具屋という言葉に惹かれて店の暖簾をくぐった。
「いらっしゃい」
―――すると、本を読み耽る冴えない顔の店主に迎えられた。
やる気ない店主ねえ。
私はそう思い、顔もあげない店主を一睨みしたものの―――
(うーん、でもなんかコレはコレで古道具屋っぽいかも。 合格。)
―――と、何に対してだか分からない二度目の合格通知を出したのだった。



私はとりあえず店主を無視して店の中を練り歩いた。
店の中は整頓されてなかった。
足の踏み場も無い店内は綺麗好きの私にはちょっと耐えられない。
なんか魔理沙の家を思い出させる汚さだ。
まぁ不潔なのではなく雑多なだけなのが救いか。
でもそれって店としてどうよ。

(それにしても……)
店には見慣れない物が沢山あった。
使用方法も使用目的も皆目見当がつかないものばかりだ。
(あ、ココってけっこう穴場かも♪ いい店を見つけたわ♪)
ワケの分からない物ほど興味のそそられる物も無い。
私はルンルン気分で手頃な物を物色していった。

「これくださーい。」
どさどさ と品物を店主に突きつける。
店主は溜め息混じりに本から顔を上げた。
(むう、接客マナーがなってないわ。)
「はいはい、今度は何を持って……」
すると、あれ? と店主の顔が歪む。
…………
店主はこちらを数秒睨んだ後、眼鏡を外して拭き始めた。
きゅっきゅっ……
……すちゃ
眼鏡を装着し、更に固まる事数秒。
「……お客様でしたか。 申し訳ありませんでした。
 ようこそ香霖堂へ。」
途端に丁寧になる店主。
? 客以外に誰が古道具屋に来るのだろうか。
私はそう思いもしたが、その時は別に気にもせず買い物を済ませた。



その店は目新しい物も豊富だが日常品も豊富だった。
店主は少し変わり者だが品揃えは結構悪く無い。
私はその後も、三日に一度くらい通うようになっていた。

二週間くらいした頃だろうか?
私はいつも通りめぼしい物を物色していた。
(それにしてもこの店、私以外の客なんて一人も居ないわね。 繁盛してないのかしら?)
……っていうかそれ以前にこの店の存在自体が見つからのかも。
でも、まぁそれはそれで好都合だけど。
欲しい物が先に売れてしまう事も無いだろうし。
―――と、

「あら? 少し前までココにあった商品は?」
「ん? それは昨日売れてしまいましたよ。」
「えー、あれ欲しかったのに。」

なんて事。
どうやら私が会わないだけで他にも客は来ていたみたい。
こんな事になるなら以前に買っておけばよかった、

「……マーガトロイドさん。」
「なによ?」
「お得意様にしか出さない商品があるのですが……」
「……へぇ、興味あるわね。」
「きっと気に入ると思います。」

「ふーん、これ?」
「えぇ、コーリンドーれぼりゅーしょんです。」
「……なにに使うの?」
「これは携帯用ゲーム機という物でしてね。」
「ふんふん。」
「この乾電池から霊力を常に供給する事によって起動するカラクリです。」
「へぇ。」
「やってみますか?」
「いいの?」
「勿論ですとも。 気に入ったら買ってください。」
「えぇ。」
「えぇと、コレがスイッチです。」



ぷちっ

   朝焼けフロンティア
  (♪ぺろれろれろれっ)

  (♪てっててっててー)

ぶちっ!



「買うわ。」
「ははは、まだ起動しただけです、凄いのはこれから……」
「買うわ。」
「……いえ、別にかまわないんですけど……」
「いくら?」
「……コレくらいでどうです?」
「買った。 それじゃ。」
「はぁ。」











私は店を出て、駆け足で自宅へと向かった。

―――魔理沙だった。

チラッと見ただけだけど間違いない。
画面に映し出されたのは魔理沙だった。
どういう原理かは分からないけど、このカラクリの中に魔理沙が閉じ込められてる!!

「結界の一種かしらね……。」

馬鹿魔理沙。
恐らくコレは対象を封印する類の術だ。
厄介な術に引っかかったものだ。

「っていう事は……」

恐らくあの店主が主犯だ。
あの場は逃げて正解だった。
あそこでこの結界を展開し続けていたら……
次に囚われていたのは私だろう。

そう、恐らくコレは画面を見続けていた者の肉体ないしは魂を閉じ込める結界。
『写真』とかいう魂の一部を吸い取り、紙に貼り付けるカラクリの応用だろう。
このテの結界は……知識が無いとミイラ取りがミイラになりかねない。
でも……

「上海、蓬莱、こっちに来て!」
『どうしました?』
『何かあったのか?』

私にはこの子達がいる。
魔力により形成されたこの子達ならば……

「魔理沙が結界に閉じ込められてる。」
『え? 魔理沙が!?』
『……それで?』
「今から魔理沙を救出してみる。」
『……うん。』
『わかった、出来る限りのバックアップはする。』

よし、これでもし私が結界に引きずり込まれても問題ない。
この子達が霊夢達に助けを求めに行ってくれるだろう。

「ありがとう。 ……行くわよ!!」










 すいっちおん
結界構造解析開始!!











  朝焼けフロンティア
  (♪ぺろれろれろれっ)


「これは……結界の名前かしら?」
『多分そうだと思います。』
『むぅ。』

  (♪てっててっててー)
「魔理沙!!」
『あ、ホントだ!!』
『おい魔理沙! 聞こえるか!?』

  (♪てっててっててっててー)
「!? アレは!?」
『キノコ!? でもアレは……』
『あぁ……イヤな予感がする!』

   (♪てっててっててーてーてー)
「魔理沙! 逃げて!!」
『触っちゃ駄目!』
『おい! 馬鹿魔理沙!!』

  (♪てれてれてれ)
「!?」
『!?』
『!?』


『スーパーマリサワールド』













「おーーっす、アリスー。」


「いやぁぁぁあああ!! 私の……私の魔理沙がぁぁぁ!!」
『大丈夫よご主人様! まだ2機残ってるわ!』
『あぁ、一度や二度、穴に落ちたぐらいじゃヤツは死なんさ!!』
「でも私……もう何度も魔理沙を殺してしまっているわ!!」
『何を言ってるの!? ご主人様が諦めたらそこで試合終了だよ!?』
『魔理沙のガッツを見習え!! くじけちゃ駄目だ!!』
「そ、そうね……私まけないっ!!」
『あっ! 4頭身の状態ででかキノコが!!』
『取るな!! 8頭身魔理沙はキモい!!』
「そうね!! やはり魔理沙は6頭身に限るわ!!」
『え!? どう考えたって2頭身が一番キュートですよ!!』
『分かってねぇ! 魔理沙は4頭身でこそ最大の魅力を発揮するんだ!!』


「おーーい」


「魔理沙っ!? まりさぁぁぁーーーーーーーー!!」
『あぁ……』
『バカヤロウ……勝手に逝っちまいやがって。』
「ごめんね魔理沙、もう死なせたりしないからね!」
『あぁっ! 毛玉が!!』
『五連毛玉がぁーーーっ!!』


「……お茶もらうぜー。」


「や…やったわ! ついに20面をクリアしたわ!!」
『おめでとうご主人様!!』
『ついにやったな!!』
「ふふふ、とことこ走っちゃって……かわいい。」
『良かったですね。』
『あぁ、これで……!!? アリス!?』
「え!? 画面の中になんで私が!?」
『まさか……既に魂が取り込まれて……』
『待て!? 魔理沙!? お前なにをするつもり……』

(♪てれてれてれてれ)

・・・・・・・


「おー、終わったか? お邪魔してるぜアリス。」

「魔理沙!! 見損なったわ!!」
『そうよ!! 一生懸命頑張ったご主人様に毒キノコを投げるなんて!!』
『お前の為にアリスは……このカラクリに魂を吸い取られちまったんだぞ!!』
「酷い……酷いわ……ッ!!」
『かわいそうなご主人様! こんなラブリーな2頭身になっちゃって……!!』
『魔理沙!! お前には感謝という言葉は無いのか!? この外道め!!』
「いいのよ2人とも……私……魔理沙を守れただけでも幸せだもの……」
『ご、ご主人様……なんて健気な……ッ!!』
『魔理沙!! これを見てもお前の心は痛まないのかっ!!?』
「あぁ、魔理沙……最後だから……いうね……私……貴方の…事…が……がくーっ」
『ご主人様!? ……魔理沙……私は貴方を許さない!!』
『主人の仇は私達が取る!! 覚悟しろ魔理沙!!』
「やめて…私の為に争うなんて……そんなの」

「マスタースパーク」

「『『ぎゃー』』」

こんにちは転石と申す者です。
題名はスーパーアリス(勝手な脳内)ワールド。

二次作品の使用。 いわば三次作品。
もし不快でしたらすぐにでも削除させて頂きます。
でももし楽しんでくださったのならば、これに勝る喜びはありません。
読んで頂き、誠にありがとうございました。

私はこんなアリスが大好きです。
転石
[email protected]
http://www.misut3gicho.sakura.ne.jp/
コメント



1.名無し妖怪削除
ナイスです♪笑
2.名無し妖怪削除
コーリンドーれぼりゅーしょん…なにか別のものが頭に浮かんできたー
フォーとかいいそうな。携帯機だとDSでは? と一応突っ込んでみるテスト
しかし改造とかして常時八頭身固定にしたら激しく後悔しそうですよね…
3.名無し妖怪削除
だれかがやると思った、このネタ。にしても、魔理沙見ただけで即買いですか。
飛び跳ねていろいろ頭身が変化する魔理沙を見て悶えまくるアリス。仲間意識を感じた。
やっぱり魔理沙は六頭身がいちばんいいと思わr(殺人ドール
4.名無し妖怪削除
アリスと上海蓬莱のノリがおもしろいです。
5.はむすた削除
私もコーリンドーれぼりゅーしょんが欲しいです。
あ、魔理沙は四頭身で。
6.名無し妖怪削除
あはは。
7.T.A削除
普通に面白かったです。
乾電池から霊力を供給・・・ものすごく気になりますね。
理香子あたりが作ったのか?

ちなみに魔理沙は2頭身が一番好きです。・・・でもプレイするときは3頭身が基本(^^;
8.卯月由羽削除
アリスの暴れっぷりがよかったです。