Coolier - 新生・東方創想話ジェネリック

夢操り幻見せる

2005/11/19 04:32:18
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最初に謝ります。ごめんなさい。
でも、こういう解釈もありかと思いました。読みたければそのままお進み下さい。






































闇の中に一人、八雲 藍は佇んでいた。
「なぜ私はこんな所に?」
彼女の言葉に答えるかのごとく闇から一つの景色に変わる。……それは、マヨイガの庭。
「藍様、どうかなさいましたか?」
声をかけられ、後ろを向けば、そこには妖猫である自分の式がいた。
ただし、藍がいつも見ている彼女とはかなり違っていたが。
成長していたのだ。もう少しで藍の背に届くくらいまで身長は伸び、佇まいも子供から一人の女性へと変わっている。
「橙……なのか?」
「ご自分の式もお忘れになったのですか?それに、私はもう八雲の者ですよ」
言われてみれば、自分が知っている頃とは服装も違う。……藍の物と同じ八雲の式服を着ていた。
「なんだろうな、こう……綺麗になった。もうあの頃の面影は殆ど残ってないな……」
「もう、藍様ったらいつも顔を合わせているのに何ですか、いきなり改まって」
藍の口から出た言葉を聞き、橙がくすくすと笑う。
「いや、すまない。今の状況がよくわからなくてな」
「あら、藍?あなたが呆けているなんて珍しいわね。雨でも降るかしら」
家のほうから主の声が。そこにいたのはいつものように少々眠たそうな主の姿……ではなく、大妖怪の威厳を漂わせた昔の主の姿。
「ゆ、紫様?いつの間にそのようなお姿にお戻りになられたのですか?」
「……どうやら寝ぼけているみたいね。まったく、主として悲しいわ……」
いつも寝ぼけているのはあなたです。危うくそう返すところだった。そんな言葉を返せばどんな仕置きが待っているか……
「さあ行きましょう、藍。八雲家全員でやる初めての大仕事よ」
「行きましょう、藍様。八雲になった私の力、見せてあげます」
橙に手を取られ、紫と共に歩き出す。……ああ。夢なら覚めないでくれ……







「にへへぇ~……ちぇーんー…………お前が立派になって、私は、私はぁ……」
不気味に響く藍の声。ここはマヨイガの寝室。本来なら起きなくてはいけないはずの彼女は、いまだに夢の中をさまよっていた。
「ゆ、紫さまぁ……藍さまがこわいんですぅ……」
藍が寝言で呼んでいる式は今、自分の主の主にすがり付いている。
「……ま、成功ということで」
「…………何が成功なんですか?」
「ん?昔のカンが鈍ってないか確かめただけよ。とりあえず藍はあと一時間すれば目覚めるわ。そのときにご飯作ってもらいなさい」
紫はそう言って、橙を自分から離す。
「え、紫さま……お出かけになるんですか?」
「ええ、ちょっと仕事がね。大体4、5日で帰ってくるわ」
真横に隙間を開くとその中に入り込んだ。中でごそごそと音がする。
「お仕事…………大結界の修理は昨日終わりましたよね……」
「外の世界のほうで仕事が有るのよ。まったく、うわさって言うのは恐ろしいわ。おちおち寝ていられないじゃない……」
ようやく出てきた紫の姿は、黒いスーツ。首にはスカーフを巻いている。
「さてと。それじゃあ行って来るわね。しばらく留守はあなたと藍に任せるわ」
玄関に向かう紫に向かい、橙が一言。
「紫さま?」
「橙?今の私は八雲紫じゃないの。そう――」
小さい隙間から鍔広帽を取り出し、かぶった。


「今の『ぼく』は、夢幻。夢幻魔実也さ……」

どうも。最近体が湿疹だらけになってしまったまっぴーです。
今回については、まあ、高橋先生ごめんなさいとしか……

紫と夢幻氏の似ているところ

1、どちらも怪しげな雰囲気が漂っている。
2、どちらも特殊能力を持っている。
3、実は夢幻氏、下宿の娘さんに掃除とかいろいろ世話をしてもらっている。

とまあ、屁理屈をこねればイコールで結べるかもしれないんですよ。
まっぴー
コメント



1.名前を失った程度削除
うむー。
夢幻紳士つーたら、自分は真っ先にキャプテン版が出てくるからなぁ…。
2.74削除
下から20行がなければ最高だった。
わかっている……黙っているのが正解だって。
でももったいなくて黙っていられなかった。