Coolier - 新生・東方創想話ジェネリック

幻想郷非常事態

2007/11/01 09:39:34
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 非常事態発生。

 某月某日のことだ。
 いつもと変わらぬ、不変と錯覚してしまうようなこの生活。
 その生活が突如崩れた。

 この世界のパワーバランスは常に
 巨乳と貧乳の戦いだった。

「巨乳?脂肪の間違いだわ。真にすばらしきは私たちよ」
「貧乳ね。フッ。ばかばかしい。女性の象徴に胸を上げないことがあったかしら」
「笑止千万だぜ。女性の象徴がおっぱいだけなわけがないぜ」

 バチバチと電撃が光る。
 それはまさしく龍の怒りにも似た光景であった。
 少女たちの美しき弾幕が、美しさと智慧を重視しながらも一度間違えば死に至る美しき弾幕が放たれる。

 そう、それがいつもの光景だ。
 巨乳側と貧乳側のパワーバランスは保たれていた。
 1と0の戦いとでもいおうか。

 そこに、半分が割り込んできたのだ。

「待ちなさい。ほどよい大きさと美しいラインを描く私たちの胸がもっともすばらしい」
 と!


 彼女たちは常に、巨にも貧にも入らない普通の胸の人たちだった。
 よくいえばバランスがとれ、悪く言えば特徴の無い胸。

 その彼女たちが1と0の戦いに割り入ってきたのだ。

 これにより、パワーバランスは崩れ激しい戦いが始まるのである。

「アリス!」
「魔理沙!わたしの本気、見せてあげるわ!」

「藍お前」
「紫さま…藍、参ります!」


「姫、師匠。私嫌でした。胸のことで二人が時折喧嘩をになるのが…。
 私、勝ちます!買ってお二人が喧嘩をしないように!いきます!」
「う、うどんげ、そんな、私の…うどんげが」
「…」

「ギャー!いやー!やめてー!!!」
「美鈴!隠れてないで出ておいで!」


 魔法使いと人形使い、式と主、弟子と師匠、ペットと姫。
 戦いは滞ることを知らない。
 冷酷なまでに加速し、少女たちの日常を破壊していく。



「まったく、面倒なことになったわねぇ」

 巫女は何を思うのか…

「というか、紫に魔理沙に永遠亭メンツでしょ。
 正直言って、もうおさえられないわよね」

「スキマイジりまくって周囲の状態はがたがた
 マスタースパークのせいで森やら山やらがボコボコ
 永遠と須和の能力は…どうなるのかしらね
 それにしてもあの兎の能力、他の人間も危険だわ」

「まったく、だれよ。胸について言ったヤツは」

 巫女が髪の毛を結び、お払い棒を持つ。
 境内に降り立ったヤツを見据え、問いかける。
 ヤツは感じ取っていた。その力を。
 巫女の巫女としての本気の力を。

「ねえ、教えてくれるかしら。
 守矢の巫女」


「バレていましたか」
 









 この戦いの結末は!?
わたしは、わるくない。
おっぱいが わるい

出したかった人
スカーレット姉妹
風神録の方々
紫もやしと小悪魔

おまけ
えーき「…」
こまち「お、落ち着いてください。えーきさま」
えーき(あるだけいいと思え、私なんか私なんか…うぅ)
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コメント



1.名無し妖怪削除
取り敢えず第三勢力(美乳?)を全力で支援します。
あと、予告編ではなく本編が投下されるのを全力で期待しています。早苗の陰謀とは…!?
>永遠と須和
須臾の間違いだと思います。
>喧嘩をになる
「を」が余計だと思います。