Coolier - 新生・東方創想話

はつこい

2011/01/13 12:23:32
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【はつこい】




「慧音せんせーのはつこいって、いつですか?」

生徒からの、他愛無い発言だった。
少し恥ずかしそうに俯いて、もじもじと黄色い花の髪飾りをいじりつつそう問いかけてきた少女の姿に、私は口笛を吹きたい気持ちになる。
ああ、これは、もしかすると。
無意識のうちに微笑んで少女の頭をそっと撫でると、その真意を理解したのか少女は更に顔を赤くした。
まるで林檎のような頬が、可愛くて仕方ない。

「どうした?好きな子が出来たのか?誰にも言わないから、先生にも教えてくれ」
「なんで先生には分かっちゃうの!?」
「それは先生だからな。で、誰なんだ~?もしや隣の席の…」
「や~っ!だめえ~!!」
「あっはっは、さては図星だな」

ぽかぽかと痛みを感じない拳が私の背を叩く。
恥ずかしそうにしながらも、満足そうな笑顔を浮かべる少女は今までよりも少しだけ大人っぽいような気がした。
女は恋を知って成長する。それは誰の言葉だっただろう。
中でもとりわけて初恋は特別だと、私は思う。
子供の頃の恋は大人になってからのそれとは違い、純粋にまっすぐで、真剣だ。
ただ相手を好きだと思う気持ち。勘違いや思い込みでも、なんでもいい。ただその気持ちだけでいいのだ。
初恋は一生で一度しか出来ず、その癖一生忘れられない大切なもの。

「そういえば今日の授業中も私の話を聞かずにお喋りしてたな?くそう、私よりも王子様なのかこいつめっ」
「お、王子様なんかじゃないもん先生のばかぁ~!」

まだまだ輝きの足りない原石を見る気持ちでくすくす笑うと、少女はからかわれていると思ったのか私を叩く拳に力をこめる。
あまりにそのぽかぽかが続くので、反撃としてくすぐってやると少女は更に大きな笑い声をあげた。
先生そこはだめ~きゃはははは!なにぃこいつ~!やああははははもうっひゃは、っしぬう~!
傍から見るとひどく馬鹿げたじゃれあいをしばらく繰り返し、お互い息も絶え絶えになった所で終了する。
じわりと汗の滲んだ額を袖口でふき取る少女は、やはり子供だった。
これからも何度も何度も恋をして、大人になっていく子供。
懐かしいような寂しいような気持ちで少女を眺めていると、不意に少女があっと声をあげた。
どうしたと聞く前に、少女が私の服をむんずと掴み僅かに後ろに隠れる。
きょとんと眼を丸くした私が、再びどうしたと口を開こうとすると、再度その言葉は別の言葉によって遮られた。

「あ、慧音先生」

背後からの声に振り返ると、そこにいたのは見知った少年。私の受け持つ生徒の一人だった。
その顔をしっかりと見つめて、なるほどと私は胸中で笑う。
何の事は無い、この少年こそ少女の想い人。初恋の彼なのだ。
何も知らない少年はきょとんと不思議そうに私と、私の後ろに隠れた少女を見比べる。
一体何をしているんだろう。そんな事を考えている顔だ。私はまたくすりと笑った。

「慧音先生はまだ帰らないんですか?」
「私はもう少し用事があってな。と言っても生徒はもう帰らなくちゃならないぞ。さっきから私の尻にくっつく、くっつき虫さんもな」
「やっ、ちょ、慧音せんせー!?」

気づかれていないつもりの少女は私の言葉に焦って反応する。だが遅い。
私は少女の襟首を掴み、べりっと引き離した。その様子を少年がおかしそうに笑って眺める。

「丁度良かった、この子も連れて帰ってくれないか?女の子を一人で帰すのは、いくら里の中でも危険だからな」
「え、せんせ…」
「分かりました。先生もお気をつけて」
「な、ま、っ!?」

真っ赤になって固まる少女の可愛らしさに、私はまたこらえ切れない笑いを必死にかみ殺す。
恋を知ったばかりの少女とはこれ程までに可愛いものだっただろうか。
駆け引きも計算も何も無い、子供だけの恋。それはどこまでも愛らしいものだった。
真っ赤になったり固まったり意味不明な言葉を発したり、一言で言うと挙動不審な少女に少年はくるりと振り返る。
そして眩しいほどににこりと笑いかけ、さり気なく右手を差し出した。
じゃあ、帰ろっか。そんな意味がこめられた右手。
少女は首まで真っ赤になって、おずおずと左手を差し出す。
まるでままごとのように純粋な二人に微笑みかけて、気をつけてなと一言だけ声をかけた。
もはや私がここにいる意味はないだろう。
後は若い者に任せてとでもいうべきか。いや私だってまだまだ若いが。
花の綻ぶような笑顔を一瞬だけ盗み見て、私は歩き出す。純粋すぎる恋を、楽しいものにしてほしい。
そんな願いもこめて。




* * *




「初恋、か…」
「人の家で物思いにふけないでくれるかな」

思わず熱い息を吐きながら呟くと、あまり優しくない声が苦笑いと共に発せられた。
そんな言い方しなくても、という意味をこめて彼女を見ると、その人はほんの少し肩をすくめる。
やれやれとでも言いたげな態度ではあったが、いつになくセンチメンタルな私に少し興味も抱いてくれたらしい。
そうでなければ、もう少し突き放した瞳で見られていたことだろう。
顔立ちこそ子供の様に幼い彼女がひどく大人びた瞳で私を見るとき、私はまるで叱られた子供の様な気分になる。
私よりも頭半分は小さく手も足も子供サイズの彼女に、だ。
けれどそれに惨めさを感じる事は無い。それだけの歴史が彼女には――妹紅にはあるのだから。

「初恋がどうしたの?今更恋でもしたとか?」
「私じゃないさ。生徒の一人が恋に目覚めたらしい」
「あら、おめでたいじゃない。今夜は赤飯かな」

それは初潮だろうとつっこみをいれると、妹紅は僅かに目を細めてそうだっけ?ととぼけた声を出した。
なんとも分かりやすい、というべきだろうか。赤飯を食べたいと遠まわしに言われている気がして、私は笑いながら息を吐いた。
今日の献立はもういじりようがないのでそのままとしても、明日の夕飯は赤飯に決定したらしい。
私の表情からそれを確信した妹紅は、上機嫌にくすくすと笑う。顔立ちに良く似合った可愛らしい笑顔だ。
(ずるい奴だ……それが魅力というものだろうか)
胡坐をかいて膝に置いた肘で顎を支える体制なんて全く女性らしさのかけらもないのに、妹紅がやるとそれすらも魅力的に見えるのだからずるいと思う。
最もこれはただの身内の欲目というやつなのかもしれないが。

「恋に目覚めたのは女の子?」
「あぁ、妹紅も会った事があるよ。いつも髪に黄色の花飾りをつけているおかっぱの子だ。お相手はお隣の席の王子様らしい」
「黄色い花飾りっていうと、あの小さい子?へぇー、最近の子はませてるのね」
「何を言う。早い子は4歳ぐらいでもう「アキ君と結婚する!」なんて言い出しているんだぞ。妹紅は時代遅れだな」
「悪かったわね婆さんで」

ぷぅっと幼い口をへの字に曲げて頬を膨らませる妹紅の姿に思わず吹き出してしまった。
こんな言動は少し前の妹紅なら決してしなかっただろう。
最近になって子供っぽいしぐさが増えたのは、私に心を許してくれた証だと勝手に思い込んでいる。

「まぁそう言っておきながら女と言うのは凄いもので、僅か数か月で「アキ君って案外つまんない男なのね」なんて言って別の男の子に告白していたりするんだがな」
「何その子!?アキ君可哀想!っていうか怖いよ!?その子の将来が!」
「私の見立てでは、その子はまだ本当の恋を知らないな。きっと初恋をすれば変わるさ」
「そ、そうかなぁ。将来5人ぐらいの男を手玉にとってそうな気がするけど…」
「いやいや妹紅。初恋っていうのはそれほど偉大なものなんだぞ。初恋と初めての彼氏は一生忘れられないというだろう?」
「そんな事言うっけ?」

聞いたこと無いけど、と眉を顰める妹紅は、胡坐をかいていた足を解き、片膝を立てそこに腕と顎を置きなおした。
胡坐と同じぐらいだらしない恰好であったが、やはりどことなく気品があるように思える。
幼い顔の造りと言っても、全体的によく整った彼女だ。当時妹紅が生きた世界ではさぞかし美しい娘として引く手数多だったに違いない。
そこまで考えて、ふと私の頭に他愛無い疑問がよぎった。深く考えたわけでもない、先ほどの少女と変わらない疑問。

「妹紅は覚えていないのか?」
「へ、私?」

きょとんと眼を丸くした彼女は、まさか自分がこの話題を振られるとは思ってもいなかったようだった。
ひどく間抜けな顔をしたかと思うと、次の瞬間には「う~ん」と大袈裟なぐらいに唸り出す。
それは軽い気持ちで聞いた私の方が困ってしまうほど、真剣な悩み方だった。

「ああ、すまない。そんなに考え込ませるつもりは無かったんだ」
「別にいいよ。自分でもあんまり昔の事思い出す機会ないし、ちょっと気になっただけだから」

初恋ねぇ、と再び頭をひねる彼女に少し罪悪感が沸く。
妹紅の過去が軽々しく口に出来る程の歴史では無い事は重々承知していたつもりだった。
彼女自身から聞いたわけではないが、決して楽しい思い出ばかりではないだろう。
それどころか彼女が過去を何一つ口にしないという点からも、話したくないのではと推測している。
出会って数年、今では妹紅がどこかへ出かけない限り夕飯を共にする間柄にも関らず私は輝夜と戦っている以上の過去を知らない。
正直寂しいという気持ちもあったが、それ以上に妹紅が「今」を大事と思うならばそれでよいと。そう思ってきたはずなのに。
何も言わずに俯き、長い髪で表情の見えなくなった妹紅に声をかけようか一瞬悩んだ。
フォローをするような事でもない。が、なんとなく気分が晴れない。
悩む妹紅と同じようなポーズで私も俯いて、どうしようかと考えた。恋、はつこい。
ふと頭に浮かぶ、セピア色の風景。

「私の初恋は、4つか5つの時だったんだ」

無意識に、私の口は話を始めていた。
再びきょとんと眼を丸くする妹紅に少しだけはにかんで、話を続ける。

「相手は近所に住んでいた10歳ぐらいのお兄さんでな。結局最後まで見ている事しか出来ずに終わってしまったよ」
「へぇ、慧音にも初恋とかあったんだ」
「お前は私を何だと思ってる?」

あはは、と笑って誤魔化そうとする妹紅の額をぺちんと叩き、ふっと一息つく。
瞳は開いているはずなのに、不思議と懐かしい風景が目の前に浮かぶ。そんな感覚が私を支配した。
細部まで思い出すなんて事は不可能だ。彼の顔だってもはや曖昧なものとなっている。
そんな記憶で思い出すのは、甘くてすっぱい独特の感覚だけだった。

「告白はしたの?」
「馬鹿言え、見ている事しか出来なかったと言っただろう」
「ふうん、慧音って昔は消極的だったのね」
「昔『は』とはなんだ」
「だって私の時はしつこかったじゃない。新手のストーカーかと思ったよ」

人をからかう生意気な子供のような半目で頬杖をつく妹紅の言葉にうっとつまる。
新手のストーカーと言われても仕方が無い程に、思い当たる光景があったからだ。
あれはそう、5,6年程前。今よりも更に若かった私が始めて妹紅と出会ってからの数ヶ月間。
正直に言って、妹紅は一体何をどう間違えてよく私を友人と呼ぶ気になったのか心配になる程に、私は彼女に付きまとっていた。
彼女の能力を知らなかったときは迷いの森に一人ではいるなんて危険すぎる駄目だ危ないと言っては後ろを付回し。
いざ能力を目にすると、いくら不死でも痛いことには変わりないだろうやはり危険だ里で暮らすべきだと付回し。
もう長年迷いの竹林で定住しているんだから大丈夫だと言った彼女にやれ野菜だ米だ筍だと差し入れを毎日押し付け続け。
最終的には妹紅の家で夕食を作る事を日常として勝ち取った上に彼女が出かけるときは留守を任される程の信頼を得た。
これは間違いなくストーカーだ。悪気が無いのが一番性質の悪い……と、自覚するのはどうも悲しいが。

「だっ、だが相手が妹紅だから私だってしつこくしたんだぞ。他の奴ならここまでは…」
「んー?慧音、それって愛の告白?」
「なっ、違う!妹紅が一人だというからだなぁ!」
「あはは、知ってるよ。お陰で今は一人で寂しい食事を取らずにすんでるからね。毎日楽しいよ」
「あ、あぁ……なんだか解せないが、それならよかった」

妹紅はしばらく私の顔をからかうように眺め、ふとその子供じみていた瞳をそっと別の場所にずらした。
遠くを見つめるその目はいつも以上に深みを増した紅色で、女同士でもどきりとする妖艶さだ。
先ほどの子供っぽい瞳とのギャップに動揺する私なんて気にした様子も無く、妹紅は宙を眺める。
それはいつもの大人びた瞳とも違う、見覚えの無い表情だった。

「初恋は流石に覚えてないんだけどね、好きな人はいたよ」

不意打ちすぎる彼女の過去に、私は言葉も忘れて目を開く。
妹紅の口から直接彼女の過去にまつわる話が聞けるとは、微塵も思わなかった。
薄く笑う彼女を唖然と見つめる。ああそうか、これは女の顔なんだと不意に気づいた。
私が今まで見ていた妹紅の表情は、友人としての顔ばかり。恋や愛を知りつくし、疲れ切った女を私は知らない。

「顔ももう分からないかな。一応結婚、みたいなものをしてさ。そいつが死ぬまで一緒にいたんだ」
「妹紅…」
「しばらくは本当に幸せで、輝夜の事さえもういいんじゃないかって思えるぐらい幸せで……」

妹紅はあくまで思い出を語る様子で、悲しむ様子は見せなかった。
記憶を手繰り寄せるよう宙を眺め、唇は僅かに弧を描く。
私は何も言えず彼女を眺める事しか出来ず、それが悲しい程もどかしかった。

「まぁそいつが死んじゃった後に、また憎たらしく思えてくるんだけどね。あいつさえいなけりゃこんな気持ち、って」

だけど、と妹紅が一度瞳を閉じる。それは少し長い瞬きの様な自然な動作だった。
次に彼女の紅が開かれるとき。
ばちっと音がするかと思う程強い視線が私へとむけられた。
一瞬だけの真顔。そして次の瞬間、くしゃっと恥ずかしそうに彼女は微笑んだ。
それは見惚れる程に優しい表情で――…。

「泣きそうな顔しないの。私不老不死で良かったって思ってるんだからさ」

むぎゅっと鼻を握られた。
情け無い事に、その時初めて私は目頭がつんと熱くなっている事に気づく。
間抜けにあたふたと手を動かす私に、妹紅はまたくすっと笑った。

「不老不死じゃなきゃあの人にも、慧音にも、ついでに言えば輝夜にも会えなかったからね」
「妹紅は私に会えて良かったと思うのか?」
「トーゼン。慧音は?」
「当たり前だ!」

大きく頷くと、妹紅はまるで小さな子供を扱うように私の頭を撫でた。
子供の様な小さな手が、まるで母親を彷彿させる温かさに満ちている。
どこか懐かしいその掌に、私は穏やかな気持ちで眼を閉じた。
永遠を生きる苦痛を私が理解出来る日なんて、それこそ永遠に来る筈が無い。
例え想像することは出来ても、想像はあくまで想像であり、その上妹紅の感じる事など他人である私が分かりえる事などなかった。
どれほどの苦痛でどれほどの悲しみがあるのか、私は知らない。
だが今、妹紅は私の前で笑っている。きっと彼女の語った過去でも、今とは少し違う笑顔を見せていた。
(それでいいじゃないか)
それ以上は何もいらない。そんな気が、した。



















「初恋、ねぇ……」

幸せそうに眠ってしまった、子供の様なあどけない顔を眺めながら妹紅はたった一人呟く。
その瞳が見つめるものは寝入ってしまった慧音ではなく、記憶の中の彼女。
初めて出会ったのは、1000年以上も昔の事だ。
艶やかな黒髪に雪の様な白い肌。血の様に赤い唇。妖艶な瞳。記憶を辿れば辿る程、夢の中にいるような不思議な感覚に襲われた。
彼女を物語から現実世界に落とされた姫君だと称した男は父親だった。そしてその言葉に、改めて父との血の繋がりを実感する。
彼女こそ乳母が寝る前に語ってくださった多くの物語に登場する姫に違いないと、妹紅は幼心ながらに信じてやまなかった。
父が彼女に結婚を申し込むと聞いたときも、素早いなと思った程度で違和感の様な物は何一つ感じない。
兄弟が数多くいる中でもしっかりと自分を愛してくれた父だ。彼が自ら選ぶ女性にケチをつけるはずもなく、むしろ彼女であれば素直に喜ぶことが出来る。

あれ程の女性とあれば多くの男が名乗りを上げるだろう事は簡単に予想できた。
それでも父は、妹紅にとって最も偉大な人である。時代に変化を及ぼした祖父を超える人だと、もはや信仰に近い感情を少女はその小さな胸に抱いていた。
なればこそそれに相応しいだけの妻が父には必要となる。
それは自分の母とも、兄姉達の母君とも違う。物語に登場する様な、幻想に近い姫でなくてはいけない。
父の名に相応しい、他に比べようが無い程の人。



なよ竹のかぐや姫で、なければ。



「あの時、私は父上をお慕いしていたのかしら。それともアイツに恋心を抱いていたのかしら。ねえ慧音はどっちだと思う?」

じんわりと温かい頭を膝に乗せ眠る少女は、何も答えない。
けれどそれを気にした様子もなく、妹紅はぼんやりと過去を眺め続ける。
不老不死となったあの日富士の山で殺した優しい青年も、初めて共に暮らし新月の夜に妖怪に食い殺されたあの老人も、過ぎ去ってしまえばただの過去だ。
ただ一人、過去に出来ないあの女を除いては。



「初恋が忘れられない思い出なら、私は永遠にこの狂気を持ち続けるのかな。……ねぇ、慧音?」







けーねたんかわいいおけーねテンテーチュッチュ

子供たちの前ではキリッとしたかっこいい憧れの先生な慧音先生が大好きです
でもそんな先生だからこそ、もこたんや輝夜やあっきゅんの前では頭撫でられて赤くなっちゃったりするようなギャップがたまらんのではないかとつまりけーねてんてーチュッチュ可愛いよおおおおおおおおおおおおお


あ、失礼しました。
はじめましての方ははじめまして紅黒です。
けねもこ書こうと思ったのに結局いつものてるもこになりました。慧音先生は俺の嫁。

皆さんの初恋はいつですか。自分は小学校の時です。
公開告白をして公開失恋しました。一生のトラウマです。思い出したくもありません。
でも忘れられないのです。それが初恋です。死にたいです。


ご意見ご感想よろしくお願いします。ただしけーねは俺の嫁。
紅黒
http://
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コメント



0.690簡易評価
5.100名前が無い程度の能力削除
甘酸っぱく始まり甘苦く終わる、すごい良いお話でした。
初恋かあ…見てるだけだったなあ…とか思い出してしまったり色々楽しめました。ありがとうございました。
8.100名前が無い程度の能力削除
永遠に関係が続くだろう初恋かぁ… 深いな
初恋の相手が2才年上の従姉妹か幼馴染かわかんないんですよね どっちもだったんだろうか
9.100とーなす削除
甘酸っぱい良質な短編でした。
キャラクターが生き生きしてらっしゃる。
11.100奇声を発する程度の能力削除
初恋かぁ…(遠い目
とても良かったです
17.90名前が無い程度の能力削除
可愛いのは同意だが、慧音は渡さん。

今まで、妹紅は父親を恨んでるような話を見る機会が多かったので、
新鮮な気持ちで読ませて頂きました。
初恋って実らないからこその初恋ってイメージです。