Coolier - 新生・東方創想話

お遊戯会の出し物

2016/12/25 23:40:42
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むかしむかしある所にマミゾウ親分と妖忌爺さんが一緒に住んでいたっす。

2人はイワユル内縁の関係っす。



ある日のことっす。マミゾウ親分はくぁわに漁に、妖忌爺さんは街に博打を打ちに行ったっす。

イワユル、妖忌爺さんはマミゾウさんのヒモだったっす。



マミゾウ親分がくぁわで魚を捕まえて居ると上流から大量の流し雛が流れてキタッス。

この時はおりしも上流で盛大なひな祭りパーティーが行われて居たっす。網網で漁をするマミゾウ親分にとっては大迷惑な話だったっす。

網網にはたくさんの流し雛が入ってしまい泣きたい気分だったっす。

そんな気持にさせたひな祭りパーティーに恨みをマミゾウ親分が抱くのは仕方ないことだったっす。

マミゾウ親分はドスを抜いて上流に行きヤンチャしたっす。





丁度そのころ割とモノノフ的な感覚で博打に勝っていた妖忌爺さんはこのまま相手の服まで全部剥いでやろうとサイをふったっす。チンチロっすね。

そして、見事な勝利をおさめたっす。

「負けちゃった」

「幽々子! ワシの勝じゃ、身包み剥いでワシの相手をせい!!」

なんと、博打の相手は幽々子とさんじゅうななさいさんだったっす。

三重七才「幽々子様ここは妖夢を質におだしになれば良いかと」

妖夢「え? 私?」

幽々子「妖夢は私の大事な従者で」

三重七才「大丈夫です。妖夢と妖忌は親戚関係で手は出さないかと」

幽々子「それもそうね」

妖夢「い、嫌」

幽々子「私の言うことが聞けないの?」





日が暮れて妖忌が家に戻るとマミゾウ親分は戦利品のオードブルをいかにも自分が作ったかのように並べていたっす。

「妖忌、お帰りだゾイ。それは?」

それとは妖夢のことっす。

「博打で勝ったから貰ったんじゃ」

「勝ったならなぜ金を持ちかえらなったゾイ。ごく潰しはお前だけで十分ゾイ」

「ワシはごく潰しではない!」

「じゃあ、なんだゾイ?」

「ワシはモノノフじゃ」

「そうゾイ? ところで、それをどうするゾイ? 娘にするゾイ?」

「今宵は妖夢に夜伽でもさせようと思うのじゃ! 妻2号じゃ」

ところがどっこいっす。三重七才とかいう適当に作ったオリキャラが考えることなんて常識的なことだけっす。

妖忌は親戚関係なんて関係の無いところのもののふだったっす。

「妖忌それは本気で言って居るゾイ?」

「あたりまえじゃ」

マミゾウ親分は無言でドスを抜いたっす。

それからのことは大腿想像がつくので割愛するっす。割れたのもカップクだったっすから。







それから、妖夢はすくすくと育ち成人式を迎えたあたりの事だったっす。


「妖夢も立派になったゾイ」

「おかあ、マミゾウ親分さん」

「おかあだんでええゾイ」

「おかあだん?」

「……それよりも、この紫のプロマイドと藍のキスマーク入り色紙を持って行くんだぞい」

『魂魄一族の掟として鬼を退治してこそ一人前の半人半霊じゃ』と腹を割かれながらも言い放った妖忌の遺言を実行するときがキタッス。

さすがはワシの孫じゃ立派になって。

「え?」

「良いから持って行くんだゾイ」

謎のアイテムを貰った妖夢は旅に鬼退治に出たっす。




妖夢が鬼退治に歩いて居ると、あんちゃんが現れましたっす。

「妖夢さん、妖夢さん、お腰に付けた紫のプロマイド、あんちゃんにくれや」

「え? でも」

「せや、それくれたら仲間になったる」

あんちゃんは成人男子で妖夢と体格差もあり似非関西弁を話すからちょっと怖かったっす。

「こ、これ」

「よっしゃ! 仲間や!」

妖夢は逆らえず紫のプロマイドを渡したっす。こうして、あんちゃんが仲間になったっす。


再び妖夢が歩いて居ると、今度はアーサーが現れたっす。

「妖夢さん、妖夢さん、お腰に付けた藍のキスマーク入り色紙が欲しい」

「え? 困る」

妖夢が困って居るとアーサーは近付いてきて壁ドンしながら言ったっす。

「色紙が欲しい」

本人は格好良いと思って居るっすがそれはもう30年くらい前の話っす。

五十台後半なのに引き締まった体をしていたっすが加齢臭が酷かったっす。

「困る」

「くれたら、このアーサー身命をとして姫を守る」

「え? やだ。でも」

これ以上の加齢臭に妖夢は耐えられなかったっす。結局藍のキスマーク入り色紙をアーサーに渡してしまったっす。

アーサーが仲間に成ったっす。






こうして妖夢一行は鬼が住むという忍者屋敷の隣の空き地に到着したっす。

え?忍者屋敷の隣の屋敷っすか?

ソコ、戸隠のダンボールが


「ちょっと、まってっすう! おかしいっすう!!」

鬼って言ったらもっと適役が居るはずなのに鬼は戸隠だったっす。なんでっす。

「鬼め成敗!」

妖夢の刀は見事に戸隠の心臓を刺し貫いたっす。

「痛いっす! まじ、シャレにならないっす」

「じゃあ、なんであんた生きてる?」

「っふっふっふ! 戸隠の心臓は7個有るっす!」

言い終わった辺りのところで、妖夢はもう一回見事な攻撃をしてキタッス。ついでに従者のあんちゃんとアーサーさんの攻撃っす。

「いた、いたっす」

「これで、止め!」

戸隠は再び3回攻撃をされてしまって成敗されてしまったっす。

「お、おみごとっす」

こうして、妖夢は鬼を倒して一人前の半人半霊になったっす。

尚、この話の帰りの道中で埋蔵金を発掘して妖夢は立派なお金持ちになり故郷に錦を飾ったっすめでたしめでたし


「ギリギリは免罪符じゃないから」
戸隠
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コメント



0.110簡易評価
2.70名前が無い程度の能力削除
三重七才
ネーミングセンスが良い
5.10名前が無い程度の能力削除
なんつうか駄サイクルの果てって感じ録な説明もない内輪ネタいきなり持ってこられても意味わからん
7.10名前が無い程度の能力削除
読むのがキツい。話に入り込ませる努力一切抜きな駄話以外の印象はありませんでした。