Coolier - 新生・東方創想話

一円相

2010/08/17 00:25:27
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ふと……いや、常々思うことがある。

自分とは何なのだろうと。力とは何なのだろうと。強くなるにはどうすればいいのか、と。



魔理沙は朝食をとりながら、筆をとった。
正確にいうと筆ではなく鳥の羽を削ったペンである。
和筆の描き出す機微も乙なものだが、魔理沙は羽ペンを気に入っている。
特にメモするときには最適である。
今のように食事中であっても、間違って炭素汁がコーヒーや黒胡麻ソースと交じり合うことがない。

自分の現在の姿格好を見ると、まさに半紙と墨黒のコラボレーションなのだが気にしない。

カリカリと粗い紙の上をペン先が走る。
そこにも白と黒の綺麗な世界が描かれるのだが、能書家の世界とは全く異なるものである。

実家や比較的大きな家の床の間に飾ってある『掛け軸』なんてものもあるが、よくもただの字をあそこまでゲイジツ的にしたものだ。

いやいや、自分も風流を解する人間だぜ、と漏らす。口には出さない。

白と黒といえば裁判を行い、とんでもない弾幕を撒き散らすとんでもない力を持った少女がいる。
彼女の能力は、人々の人生、世界に影響を与えるようなものだ。
小さな手で握られたペン(筆か?)で書かれた書類には、人生のその先の人生まで左右する。輪廻転生がどうたらこうたら。


強いよなぁ、四季映姫・ヤマザナドゥ。

閻魔は最初に死んだ人間という話を聞いたことがあるが、彼女は人間ではない。

可愛らしい姿に騙されてはいけない。
これは幻想郷においてかなり重要な金言である。

閻魔だろうと妖怪だろうと宇宙人だろうと、見た目の可愛さに騙されてはいけない。
「らうたし」とは可愛らしいという意味の他に、守ってあげたくなるだのカワイソウだのという意味が内含されるらしいけれど。

この古語を教えるときは、注意が必要ではないか。
外の世界は知らないが、完全に現在とは違う過去の概念だということを理解させる必要がある。

カワイソウ。
最初に"可哀想"じゃなくて"可愛そう"なんて書いちゃった粗忽者は誰なんだ。
きっと「らうたし」なカワウソでも飼っていたんだな。



魔理沙は、可愛いと強いが、何の矛盾もなく同居する世界だということを身をもって知っている。



魔力、学力、引力、重力、筆力、etc

「力」と付くものを適当に書き出してみる。

その横の頁に知り合いの"可愛い面々"を、適当に、もの凄く適当にイラストにして描いてみる。

「お兄さん、騙されちゃいけない。こいつはとんでもない女狐だぜ」

ニシシと白い歯を出して笑顔で言う。おまけに声に出す。多少芝居かかった口調で。

「女狐……それもまた意味が違うよな」

魔理沙の頭の中では、女狐は「女の弱さ」を上手に用いた強さに過ぎない、という定義である。

まぁ知り合いに外見・実力ともに龍虎のレベルの狐がいるのだけれども。
うん、多分、虎より強いな。

ああ、というか、女の弱さって何だろう?

うーむ………








朝の方が思考は働く。

ただ、体の方は上手く動かないわけで。

人間、誰しも忘却を友としなければいけないから、メモ魔になるのは重要なことだ。
特に魔術だのアカデミックなことをやらかしている人間にとっては。

稗田家の人間には、見たことも聞いたことも忘れない阿求がいる。うらやましい限りだ。

だるい。

円形の窓を開けると小雨がしとしとと葉や枝を濡らしている。
音は全くしていないのだが、起床した時から分かっていた。
湿気というか、雰囲気が違う。

今日は休んでていいですよ、そう言われたような気がしたのだ。

ノートに描きつける落書きが思うほか楽しくなってきた。
今から埃をかぶった重い重い魔法の本を読むのも億劫だ。
気管支に悪い薬の実験も面倒だ。図書館に住む魔女にはできないような実験だ。

露地栽培しているキノコへの水遣りもいいだろう。雨が降っている。ちょうどいい水分だ。
本当はよくないが、よいのだよ、うん。





ノートとペンを持ったまま、ベッドに寝転がって落書きを続けた。
絵の才能があるのかもしれない、と一瞬勘違いしそうになった。日頃の観察スケッチの経験が生きているのかもしれない。
少ない線で構成されている顔にも関わらず、我ながら特徴を捉えているような気がする。

特に霊夢の絵は傑作ではないか。

うん、よく描けたぜ。特にこの………

彼女の………特徴? いや、霊夢の特徴って何だっけ?

あれ、でも霊夢にそっくりだよな……

彼女の風貌を見知っている人間なら、百人中百人は「博麗霊夢本人である」と言うだけの出来栄えのはずだ。
髪型とか背格好とか、そういう区分でなく、こうしてみると霊夢にそれほど特徴的なパーツがあるとは思えなくなってきた。

ゲシュタルト崩壊? 違うか。

けっこう人里にも居そうなフツーの女の子に見えなくもない。いや、どこから見ても霊夢本人だ。
ひょっとして、あの紅白の衣装のせいか。

いやいや、この絵は服は描いていない。ひらひらの服が面倒で、襟も描写せず鎖骨あたりまでしか描いていない。

そのせいか妙な色気がある。

ああ、この色気が霊夢の特徴なのか……

うーむ、霊夢も可愛い面々のひとりであるが、そういう目で見るのもいかがなものか。

「……いかがなものカ」

声に出してみた。
魔理沙自身も、一応可愛い面々に入っている―――はずだ。色気があるかどうかは分からないけれど。
ここで謙遜するのは嫌味というものである。

何故か丁々発止と弾幕勝負を繰り広げている面子は外見が見目麗しい。

そりゃあ、おかめよりは美人の方がいい。
それでも年月を経て、腰が曲がる前にはその可愛さ、美しさ、といったものは抜け落ちていく。
特に人間は早い。

妖怪においても、術でもって姿形を変えられそうだし、長命なら顔もなかなか老化しないだろう。容貌を越える価値観でもって動いているに違いない。
魔理沙も自分が可愛い部類に属していても、優越感の類が心に去来することはない。

精霊や妖怪などと付き合っていると忘れてしまうが、人間はけっこうな割合で物事の判断基準に外見を持ってきている。
しかし、"騙されるほどの可愛さというものが存在する"とは概念としては認めているので、魔理沙の判断基準に外見がある筈である。

つまり、それは可愛くないモノの存在を認めているということだ。

「…………ん?」

ということは"可愛い"という事実に価値を置いている。優越感だの劣等感だのを持っていることにはならないか。



魔理沙自身、自分の容姿について優越感も劣等感も感じたことがないはずだ。
しかし無意識下にはあった、ということだ。周りに対して「可愛い」という評価をしているのだから。


改めて自分で描いた霊夢を見てみる。

可愛い。

美しい、可愛い、汚い、きれい、このような価値観は社会環境の変化によって簡単に基準を変化させる。美人の基準なら尚更だ。
そんなことは魔理沙にとっても百も承知だ。

しかし、

霊夢の顔は、どんなに社会の価値観が変化しても"可愛い"という感想を持つような気がする。
確たる証拠があるわけではない。何となくそう確信している。矛盾した例えであるが。
幻想郷がどんな状況になっても、陽気な彼女は陽気な彼女のままであるに違いない。



特徴が分からないのにどうして、可愛いって思うんだろう??



魔理沙は大きな問題にぶち当たったような気がした。
可愛い、と判断する基準がないのに、なぜ可愛いと思うのか。

少し混乱してきた。

ああ、お茶飲み巫女を何度も「可愛い可愛い」と言うのにも腹が立つな。


ペンをインク壷に戻し、ノートは近くの机に適当に置く。

適当な薄い魔術書を手にとって、ごろんと再びベッドに横になった。














翌日はいい天気だった。

いい天気とは何か、晴れ?
暑くも寒くないのって何度?

霊夢に関わる思考実験をやったおかげで、変なことを考えてしまう。


魔理沙は箒にまたがり博麗神社へ向かった。
霊夢を訪ねて何が解決するとは思っていないけれど。

予想どおりという言うべきか、縁側でお茶を啜っている。
まさにいつも通りの幻想郷のひとコマである。

天狗が写真撮影の練習にも使わない一カットである。


いつも通り―――なのだが。

魔理沙は昨日描いた絵を思い出す。
あれは、服装がない状態の霊夢であった。動かぬ霊夢をひとつの角度から見た霊夢である。

だが、今目の前にいる霊夢は動いていて、あらゆる角度から見ることができる。
当然、ひらひらの巫女服を着ている。

まさにいつも通りの霊夢――である。

が、昨日描いた絵姿の霊夢と全く同じ。
同じ、というのは語弊がある。あの絵は写実的に描かれたものではない。

しかし、魔理沙の意識に煌いたのは、"絵と全く印象が同じ"であることだった。

特徴という特徴はなく普遍の可愛さを持つ巫女。

ペンが無意識のうちに表現した霊夢の特徴。いや、特徴ではない。
では、何をもって私は霊夢を霊夢と判断しているのだろう? 可愛い可愛くない、と判断しているのだろう?


「あ、すまん。来たところだが帰るぜ」


近寄って霊夢に「よう」と手をあげようとした瞬間であったのだが。その一瞬で魔理沙は昨日と同じ大きな問題にぶち当たった感覚を思い出した。

魔理沙はその場で箒にまたがり、鳥居の上を飛んでいった。








今日の自分はどうしたものだろう。
哲学であるとか心理学であるとか、胡散臭い内容の思考だけは昔何度もやって飽きた。
社会環境の基準は変遷する。

紛れもなく魔理沙自身もその影響を受けて、自らの判断基準を構築している。つまり自分の「何事かに対する判断基準」は簡単に変化しうるということだ。


そこにひとつの不変の価値を持つ存在が立ちはだかった時、魔理沙の背筋に何かが走った。


ああ、これが博麗の巫女なのか。


優しくもなく厳しくもなく陽気に接する少女。相手もそうできる外見を持っている。

彼女自身だけの、基準。
妖怪だから、人間だから、と捕らわれることのない、存在をそのまま存在として受け入れられる博麗霊夢というひとつの存在。

博麗の巫女として、相手に対する憎しみも異種族への偏見もなく異変を解決する霊夢。
魔理沙の網膜に焼きついたのはその究極の自然体だ。


かのような人格を持つというのは如何に困難なことか、と魔理沙は一瞬で思い至ることができた。

可能なのかな。

他者と付き合わないで人生を送るというのは不可能じゃあないのか。
どうやって言語を獲得する? どうやって食べ物を調達する?


でも……霊夢という存在はその矛盾を矛盾としていない。

外界の刺激がありながらも、それに左右されない。

何もかもそのまま受け入れ、思考することができる。
墨の色を知らなくても黒を黒だと断じることができる。


これが、異変を解決する法を行使できる博麗の巫女か。



脱力したように魔理沙は自宅の椅子にへたり込んだ。
ポッドの中に冷めた液体が入っている。紅茶だったかコーヒーだったか。
カップに注いで一気の飲みほす。

魔理沙が感じたのは畏怖や恐怖などではない。





ただ大きな壁、目指す高みに圧倒された感覚。






もっと幼い頃に気づいたことであったが、人間は基準や欲求があるから、それが適わないときに心を乱す。
白は黒になり黒は白になる。その基準は千変万化するものであり、人間の心はそれに引きずられて怒り、悲しむ。

全ては自分の心が生み出すことなのに、外界と無関係ではいられない。
外界からの干渉を受けて、心が変化する。
自分一本だけの心は弱いから、不安だから、別の価値観で補強せずにはいられない。


霊夢は自分一本の心をもっている。
どの勢力に傾いて沈んでいくことのない心。



『無可無不可』

可もなく不可もなし

確か論語の言葉だった。
有名な文句であるから、魔理沙は知っている。

良くも悪くもない。

長い間そういう意味で捉えられてきたが、本当の意味は違う。



良いという判断をするな。悪いという判断をするな。



良い悪いという凝り固まった色眼鏡で物事を判断する危険について述べている。
これがどんなに難しい境地であろうか。

『明鏡止水』もこのような境地を表した言葉だったと思う。
誰から聞いたかどこで読んだか忘れたが、魔理沙は頭脳労働の疲労に似た眩暈を感じながら思い出した。



幻想郷で発生した異変の解決に魔理沙は関与してきた。
自ら努力で得た力をもって、妖怪たちと相対してきたはずだ。
魔理沙は努力している。目標がある。地味な鍛錬を怠らない。

でも、それも弱いのは嫌だ、良くない、という色眼鏡からきた欲求ではないのか。

「うーん……」

仏陀の悟りの話を思い出した。
堂々巡り、という言葉が頭に浮かんだ。
いっそ仏門に入って修行でもするか、いや、霊夢は神道の人間だから……


もやもやと気持ちの悪い思考の蛇が、頭のなかでとぐろを巻いている。








………いつになったら私は霊夢にたどり着けるのだろう。







ああ、悔しいな。


背もたれに体を預け、天井を仰いだ。帽子がぱさりと下に落ちた。

いつの間にか涙が溜まって、溢れた水滴が床へと吸い込まれた。

目は赤く腫れてもいないし、表情も穏やかなままだった。

ぽたり、と欠伸をしたときに溢れ出るような透き通った一滴だった。








魔理沙はその床に落ちた一滴の音を聞いたような気がした。

キノコの世話をしなきゃ、まだ途中の実験もあったはず………魔理沙は毎日の自分を思い出した。

涙を拭う。

椅子を立って実験室に向かった。如雨露を持ってキノコの世話をしに行った。









魔理沙は諦めることはしなかった。

いつだって最高の魔術を生み出すために、霊夢や強力な妖怪と渡り合うために……魔理沙の努力の一日は変わりなく過ぎる。

霊夢とお茶を飲み、紅魔館に殴りこみをかけて本を奪ってくる。

日々を全力で過ごし、落髪はしなかったが見よう見まねで座禅を組んだりした。

魔理沙は魔理沙の日々を過ごしていた。

時に自分の未熟さに涙しながら。
















ある日のことだった。

特製のキノコに、幾つもの秘薬と複数の魔術を組み合わせた実験をしていた。
経過観察を徹夜で行うことになった。

しかし体力の限界がきて魔理沙は、ついに机に倒れるようにして眠りの世界に入った。霊夢のことなど忘却の彼方にあった。

空は白み始め、烏の声が一回響く。
魔理沙はむくりと体を起こした。
魔法薬は鈍い色でぶすぶすと煙が立ち上っている。途中で目を離したことによる失敗であった。

窓を見る。円形の窓ガラスは換気のために全開になっていた。

魔理沙の目元には涙が溜まっていた。

ぽたり、と机に落ちる。
またもや魔理沙はその音を聞いたような気がした。

円の窓がそのまま魔理沙の視界に入ってくる。

円相から広がる世界。円と同化した世界。冷気が入り込み覚醒した脳髄を冷やしていく。


「………なるほど」


もう一度、魔理沙の目尻から涙が一滴落ちた。

この世界に響き渡る音として、今度は魔理沙はしっかりと音を捉えた。

ひとつ、小さな一段だが階段を登った。
この世界が認識できた。
誰にも説明することができない自分だけの感覚。
綺麗だとか美しいとか、言葉にした瞬間、別のものになってしまう不立文字。

それをそのまま、自分だけの感覚で………

小悟したというのだろうか。修行僧は幾つもの悟りを経て開眼するという。

……だが魔理沙は毎日を変わりなく過ごそうとした。


















魔理沙は一本一本、自分だけの軸を作り出して世界をとらえる。何者でもない自分であるために。

紙ではない白。墨ではない黒。

霊夢でも魔理沙でもない自分のための力。

今日も彼女の全力の一日が始まろうとしている。




















『主人公』

悟りの状態を示す禅語のひとつである。
日日是好日

霊夢も魔理沙も誰もかも、毎日が修行なのかもしれません。だから毎日可愛いのかな。

後悔しない日々を過ごしたいものですねぇ……


クーラーの中でごろごろしてる自分が恥ずかしい。

>6さん
頭がぐるぐる回って熱暴走を起こしてしまいそうです。
でも人間だからこそ出来ることなんですよね。

>7さん
恐縮です。そしてありがとうございます!
7さんや魔理沙が横にいたら幾らでも座禅できそうな気がします!

>8さん
悟り状態は言葉にできないのに、言葉が存在する……難しいです。
善行を積みたいのに、何が善なのか分からない、閻魔様は鬼畜ですね。

>12さん
ありがとうございます!
嬉しさに鼻血出して解脱してしまいそうです。

>16さん
わざわざ読んでいただきありがとうございます。お礼にお線香でもひとつ如何ですか?

>23さん
ご意見ありがとうございます。
"歪みねぇ"を禅語のひとつにしてもいいかもしれませんね!
ストーリー性等々、修行していきたいと思います。

>29さん
ありがとうござます。
消えてしまったコメントのためにお経を読ませてください。

>30さん
もったいないお言葉でございます。
もっと説得力豊かに文章にできる力がついたら、教祖デビューしようかと思います。

>32さん
拙文でございますので、禅について考えるなんて私にとっては大それた言葉でございます。

>33さん
次回作にご期待ください!などと言える身分ではありませんが、ありがとうございます。

10/08/18 再び誤り等修正。何という粗忽者。
ハマ
[email protected]
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コメント



0.1350簡易評価
6.100名前が無い程度の能力削除
哲学チックで、こちらも考えさせられました
何かの物事を深く、自分なりに考えるのは楽しいですよね
7.100名前が無い程度の能力削除
色々と考えさせられる話ですね……
良かったと思います。
8.100名前が無い程度の能力削除
ふむ、難しい
12.90名前が無い程度の能力削除
一気に読み終わるくらい楽しかった。
16.100名前が無い程度の能力削除
面白かったです
23.70名前が無い程度の能力削除
魔理沙、博麗の巫女を直接目指してもそれは自分じゃないのぜ、と思いながら
読み進めたら自分の道を見出してたようで安心した
博麗の巫女は代々ゆがみねぇ存在なのかな…
>主人公
ぐぐって詳細読んだらなんか染みた。自分を見つめ直そうorz

心象の描写が上手いと思いました
個人的にはストーリー性がもう少し欲しい

次作も期待
29.90名前が無い程度の能力削除
あー…、色々とコメント書いてる内になにがなんだか判らなくなってコメント全部消しちゃった

仕方ないので点数だけでもどうぞ
30.90名前が無い程度の能力削除
おお、すげえ。世の中を「理」で捉える、魔法使いらしい魔理沙の話でした。
こういう思考の深みを説得力豊かに物語にできるなんてすごいです。
32.100名前が無い程度の能力削除
ここで禅について考えさせられるとは。
これからもガンガン書いてもらいたいです。
33.100名前が無い程度の能力削除
面白かったです。
次回作"も"期待しています。
35.100名前が無い程度の能力削除
興味深い。
さらっとしているけど、いい感じ。
41.100名前が無い程度の能力削除
世界一の東方作家