Coolier - 新生・東方創想話

美鈴ボーナス争奪戦

2010/02/14 23:48:21
最終更新
サイズ
11.57KB
ページ数
1
閲覧数
2960
評価数
18/91
POINT
5070
Rate
11.08

分類タグ


 目覚ましの音で美鈴は起きた、時刻は午前の八時である。
 今日は昼からの勤務ということで遅めにセットしたものだが、最近は徹夜が多い上に、
今朝方の四時まで起きていたので若干の眠さが残っている。
 ベッドから出ると全裸で寝ているパチュリーが身体を冷やさないよう毛布を直して、
「今日も頑張りますか」
 伸びを一つ。
 それから簡単なストレッチをしてから自室に備え付けのシャワー室に向かう。
「気合いを入れないと」
 今日はバレンタイン、美鈴にとっては年に数度の戦争の日である。

× × ×

「はーい、全員受け取りましたねー。じゃ、解散」
 取り敢えず妖精メイドたちにチョコを配り終え、一息つくと背後から殺気が来た。
 美鈴はステップを数度、飛び込むように前方に身を投げ、横目で背後を確認する。
 そこに立っていたのは咲夜だ。
「今年は厳しいかもなー」
 去年はギリギリだった、本格的に危ない域に達しつつある。
 紅魔館ではバレンタインに限り、特殊なルールが発生する。
 曰く、美鈴ボーナス争奪戦。
 始まりはもう、十年前のことだ。美鈴は給料が高いが、飲みに出る以外は基本的に金を
使うことはない。それは紅魔館の住人全てが知るところで、加えて言えば一部の関係者も
知っている。そこでレミリアが提案したのが、今の争奪戦だ。美鈴が全員に義理チョコを
配り終えた後、それは発生する。美鈴にチョコを最初に当てた者が、美鈴に好きなものを
買って貰えるというシンプルなルールである。無論自由参加で、普通に義理チョコを食う
者も居れば、商品の獲得に燃える者も居る。一部の例外として、わざとチョコを少しだけ
融かして攻撃に使い、美鈴の体に付着したチョコを合法的に舐めようとする者も居る。
 咲夜は残念なことに三番目だ。
 美鈴はこの日になる度、義娘の嫌な成長に、どこで教育を間違ったのかと頭を悩ませる。
「今年こそ勝たせて貰うわよ、美鈴」
 たん、と足音を鳴らして叫び、咲夜は跳躍。そのまま三本のナイフを投擲してきた。
 武器の使用、弾幕の使用、咲夜以外は能力の使用が可能という環境の中、どう逃げるか。
 あー、と呻き声を漏らし、美鈴は疾走。
 妖精メイド達が咲夜のナイフに交じってチョコを投擲してくるが、それも回避しつつ、
「毎年のことですけど、凄い光景ですね」
 食べ物を粗末にしてはいけない、という風潮が最近流行っていることや、美鈴に対して
申し訳ないという気持ちがあるからなのか、外した者は自分できちんと処理している。
 だが処理の方法が問題だ。
 きちんと食べてくれるのは作った側としては嬉しいが、
「何も舐め取らなくても」
 手で拾って食べれば良いのに、と美鈴は思うが、何故か妖精メイドたちは四つん這いの
姿勢になり、床に落ちたチョコを唇と舌のみで処理している。誘うように尻を突き出し、
妙に高揚した表情で床を舐めているメイドが一面に居るのは精神的に毒だ。
 美鈴は飛来するナイフをクナイ弾で迎撃、瞬間的に距離を詰めた。
 体術は自分が仕込んだものなので、癖は分かる。向こうは融かした一部を手指に塗って
いるという仕様なのでタッチのみでクリアとなるが、距離を空けているよりも弾幕で勝負
するよりは接近戦の方が自分に向いている。
 強い奴が集まる前に、一人ずつ確実に潰していく。戦の定石でもあるそれは、紅魔館の
主要メンバーの中で能力全般が比較的高くない美鈴なりに勝つための戦闘法である。
 距離は残り数m、そこで咲夜はナイフを二方向に投擲した。一方は真上へと、もう一つ
は美鈴に向けたものだ。美鈴が教えたものの一つで、よく実践させていると感心する。
 最初の投擲で視線を上に誘導し、その隙に二度目の投擲を行う。それが回避されても、
わざと作っておいた回避しやすい方向へ一度目の投擲のものが落ちてくる、というものだ。
人型の生物は基本的に真上からの攻撃に弱い、そこに集中すれば三度目の投擲で仕留める。
 だが、と美鈴は唇の端を歪めた。
 これならば、どう対処するか、と美鈴はわざと層の厚い部分に飛び込んだ。ルール上、
咲夜は能力を使えない為、美鈴が硬気功を使えば一気に有利になる。それをしては咲夜の
成長に繋がらないので身体能力に任せた回避だ。
 二十本目を避けたところで、美鈴はバックステップ。
 眼前を、チョコの付着したナイフが通り過ぎた。
「バレてたみたいね」
「小細工するなら徹底的に、全てのナイフをチョコ色にして、上に投げるときもチョコを
塗った部分を見せないように」
 残りは数十cm、打撃の射程範囲内だ。
「今年は無理か、考えが甘かったみたいね。チョコだけに!!」
 清々しい顔で言い放つ咲夜に、美鈴は全力で蹴りを叩き込んだ。

× × ×

「今年は私も参加させて貰うぜ」
「そうですか」
 ホールの中央で仁王立ちしていた魔理沙に瞬間的に打撃を加え、八卦炉を吹き飛ばした。
「何すんだよ!! 酷いな馬鹿野郎!!」
「酷いのは魔理沙さんの頭ですよ」
 足下に目を向けると、中央の穴にチョコを詰め込んだのが見えた。
 このような状態でマスタースパークなどを撃ったら、チョコなど一瞬で蒸発するだろう。
しかも発想が既に出オチレベルだ。
畜生、と言いながら魔理沙が四つん這いになると、突然サイドの三つ編みがほどけ、
「な、何だ?」
 ひいっ、と顔を青褪めさせて魔理沙が飛び起きるが、美鈴には見えていた。
 チョコだ。
 正確にはチョコを細かく削ったものを氷でコーティングしたもので、
「チルノちゃんか」
 この争奪戦において、強豪の一人である。
 毎年同じ氷の弾丸で責めてくるが、年々精度が上がっているのが厄介だ。おまけに氷で
作られた弾丸は、レミリアの性質上、紅魔館は窓が少なく薄暗いので見づらいもだ。
 どこだ、と視線を回すがチルノの姿は見えない。
 あるのは宙に浮かぶ無数の氷塊だけだ。
 チルノは個人的に気に入っているので、馬鹿な真似はしなくても頼まれればそれなりに
何かを買ってやろうと言っているが、参加を止めないのは、彼女のポリシーからだ。
 氷塊の一つが弾け、氷の矢が飛来する。
 それは美鈴狙いではなく足下に突き立ち、瞬時に崩壊した。
「手紙?」
 中から表れたものは掌サイズの紙片で、書かれているのはラテン語だ。
「今年も勝つ、か」
 チルノも馬鹿だが頭が悪いという訳ではない。紅魔館の影響で妙な方向に染まっていく
彼女に申し訳なくて、いっそのことチルノの弾丸に当たってやろうかと美鈴は思う。
 そう思った直後、次の氷塊が割れた。
「手抜きは許さない、って言われても」
 次々と氷塊が割れていき、氷塵と紙片が乱舞する。
 連続して読める手紙の文字は、普段から聞き慣れているものを視覚化したものだ。
『美鈴は強い』
『だから倒してみせる』
『あたいは最強だけれども、一番強いって訳じゃないから』
『だから倒してやる』
「私も強い訳ではないんですけど」
 破裂音。
 背後から飛んできた氷の矢をステップ一つで回避、そのまま大気を操作して渦を作る。
 予想通りに氷塵の中に細かく刻んだチョコが混じっていた。去年はこれでやられたのだ。
同じ失敗を繰り返す程ではないが、しかしチルノがこの程度で済ますとは思えない。
 どこに居る、と視線を巡らせ、
「ヒャッハー、乱入だぜー!!」
「同じく。紅魔館が当主、レミリア・スカーレット。推して参る」
 厄介なのが参戦してきた。
 嫌なのが手を組んできたか、と美鈴は舌打ちを一つ。
「魔理沙さんはアウトでしょう」
「ふん、チョコは処理済み。ならば暴れてレミリアから分け前を貰うまでだ」
 レミリアに視線を向けると、彼女は平たい胸を張り、
「ククク、度重なる小遣い削減の結果マイナスに到達した現在では、こうするしか方法は
ないのでな。チルノは物欲が無いから、私が勝ってもチルノが勝っても商品は私のものだ」
 嫌な協定を結んだものだ、と思うが、
「でも一回で足りるのですか?」
 レミリアの物欲は、生まれたときから世話をしてきた自分が一番知っている。そもそも
レミリアの小遣いがマイナスにまでなったのは、衝動買いする度にペナルティを与え続け
発生したものだ。それが一回買い物をしただけで終わるとは思えないが、
「ククク、宝石を買って後で換金すれば良いだけのこと」
 嫌な性格だ、と殴り倒したくなったが、ここは我慢だ。
 迂闊な行動をとって死ぬのは得策ではない。
 それに三人を倒しても、その後はフランドールが控えている。フォーオブアカインドと
いう能力を持つフランドールは、一番の警戒対象だ。そのときに余力が残っていなければ
一瞬でやられてしまう。
 八卦炉による砲撃の乱射とレミリアの高速格闘は脅威だ、その上、チルノの作戦が未だ
完全に判明した訳ではない。チョコの残量はまだゼロではない筈なので、どこかで絶対に
仕掛けてくる。
 レミリアの打撃を捌きつつ、美鈴は考える。
 チルノの思考、戦闘方法、何よりレミリアを説得出来るような方法というのは何か。
 レミリアの襟首を掴んでマスタースパークの盾にしつつ周囲を何度も確認、このホール
は広いが薄暗いので、氷塵の混じった渦で美鈴が囲まれている以上、向こうからも美鈴の
姿は見辛い筈だ。
 ならば上か下、と考えたところで地響きがした。
 位置的にはホールの真下、フランドールの部屋か、と考える。
「遅いぞ妹よ」
 黒く全身が焦げたレミリアが呟き、轟音。
 床を吹き飛ばして、巨大な穴が空いた。
 そこから見えるのは、表面に薄くチョコを塗った巨大な氷塊。
 その陰には凶悪な笑みを浮かべたチルノが腕を組み、仁王立ちしていた。
「あたいったら最強ね」
「ごめんね、めーりん。チョコ、美味しかったよ」
 発射。
 分身したフランドール四人分の力によって投擲された氷塊は、重量を感じさせない速度
を持って一直線に突っ込んできた。
 洒落にならん、と美鈴は硬気功を使うが、これには動きが鈍くなるという弱点がある。
 今年も負けか、と目を閉じた。二連敗だが悔しくはない、チルノの作戦勝ちだ。宙吊り
になったレミリアの顔がニヤけているのが腹立たしいが、お仕置きはしっかりとした上で
大人しく宝石でも何でも買ってやろう、と美鈴は吐息。
 ぶちかませー、と楽しそうなレミリアとチルノの声に、美鈴は衝撃に備えて防御姿勢を
とった。腕の骨は間違いなく粉々に砕けるだろうが、一日もすれば戻る。
 数秒。
衝撃が来ない。
 おや、と思い、目を開くと、そこに立っていたのは、
「別に、欲しいものは無いんだけどね」
 赤の魔法陣を多重起動させたパチュリーが立っていた。
「今日の夜には私の先約があって、手が使えないと困るのよ」
 だから、とパチュリーは髪を掻き上げ、残っていた氷塊を瞬時に蒸発させる。
 全員が動きを止めていたが、最初に動いたのはレミリアだ。
 レミリアは、馬鹿な、と叫び、
「今朝まで大人のダンスを踊っていたせいで腰がガクガクの筈じゃ……」
 パチュリーが昨夜ノリノリだったのは貴様が原因か、とレミリアを睨むが、露骨に目を
逸らされた。ペナルティの追加を決意、半年はレミリアの小遣い無しが決定した。
 そしてパチュリーは豊満な胸を張り、甘いわね、と言い放つ。
「同棲時代は三日間耐久レースをクリアした私よ? 一晩など生温い」
 四人が一斉に美鈴とパチュリーを交互に見た。
 レミリアと魔理沙のニヤニヤとした視線は慣れているが、フランドールとチルノに酷い
視線を向けられることに耐えられず、美鈴は目を逸らす。
「「美鈴」」
「何も言わないで下さい、お願いします」
 妙な形の握り拳を突き出し、アイコンタクトをしていたレミリアを魔理沙に投げつけ、
「ですが、これで終わりですね」
 は、と息を吐いてフランドールの部屋に降り立った。
 そのままフランドールの幼い体を抱え上げ、大きな穴の空いてしまった元天井を見る。
修理代は自分のポケットマネーから出すにしても、どの程度の期間がかかるか。
 そのようなことを考えていると、チルノの絶叫が響いた。
 どうしたの、と視線を向ければ、チルノは美鈴の首筋を指差しており、そこを撫でると
指先に黒っぽい粉がくっついてきた。
「あー、どっかで当たったんですね」
 確認が面倒だ、と思うが、フランドールが申し訳なさそうな顔をして、
「ごめん、めーりん。多分、それ私」
 わざとじゃないけど、と広げた手指の先にはココアパウダーが付着しており、もしやと
思って指先を舐めてやると、自分の用意したものの味がした。
「ごめんなさい、ちゃんと手を洗うつもりだったけど、予定より早く来たから」
 必死に謝るフランドールの頭を撫でつつ、何が欲しいかを尋ねると、
「何も要らないから、お金は修理費用に使って」
 そうだね、あたいも同意見だったし、とチルノが頷くと、悪餓鬼二人が絶叫した。
 それよりもさ、とフランドールは美鈴の顔を見上げ、
「これからも、もっと遊んでほしいな」

× × ×

 美鈴の私室、その中の浴室に美鈴とパチュリーは居た。
「パチュリー様は毎年参加なさらないですね」
 シャンプーをされながら、パチュリーは目を細め、
「今は二人きりよ」
 すみませんパチュリー、と美鈴。その返答に何度か頷き、
「参加できないからよ、今回は方便に使ったけど」
 私のは義理じゃないでしょ、と言われ、美鈴は苦笑する。
「あぁ、義務チョコですね」
「もう一つの可能性だと思っていたのだけれど」
 友チョコ、と言いかけて、しかし美鈴は黙った。
 私室のテーブルに置いてあるチョコは、珍しくパチュリーが真面目に作ったものだし、
それを馬鹿にしたくないからだ。
 リンスを一通り馴染ませると、パチュリーは立ち上がり、美鈴の背後に立つ。
「はい、交代」
 お願いします、と言うと、パチュリーは満足そうに頷いてしゃがみ込んだ。
「当たってますけど」
「当ててるのよ」
「いや、柔らかいのだけでなく固いのも」
「当ててるのよ」
 昼の勤務開始時刻までは二時間あり、それだけあれば十分というパチュリーの考えは、
今までの経験で簡単に分かる。ついでに言うならば、ホワイトデーには三倍にして返せ、
ということだろう。
 あー、と美鈴はうなだれた。
 今日も紅魔館は平和である。
魔理沙「チョコ何個貰ったよ?」
レミリア「美鈴からのを使うんじゃなかった、畜生!!」

あんなに評価して貰えるとは思いませんでした、マジ感激!!
1953でも出番が少なく、今回もアレな咲夜さんですが嫌いな訳ではありません
MPSSは一応四部作の予定で、三部の1986で活躍する筈です
それまで見てくれる方が居れば嬉しいです

今回の反省点
・戦闘をはしょりすぎた
・皆が予想以上の馬鹿になった
・相変わらず下品
□ボ
簡易評価

点数のボタンをクリックしコメントなしで評価します。

コメント



0.3320簡易評価
7.80名前が無い程度の能力削除
相変わらずエロいパッチェさんだ
8.100名前が無い程度の能力削除
面白かった!
次も期待してます!!
11.90名前が無い程度の能力削除
おかしいな、顔面の筋肉が制御できない……
12.100名前が無い程度の能力削除
こういうの好きだぜww
15.100無休削除
うむ、この紅魔館は実に良いね。 フランは良い子だよ、レミマリコンビはもうだめだ~咲夜は…

取り敢えず同棲時代の三日間耐久の詳細を
16.100名前が無い程度の能力削除
パチュリーもう本妻だろww

四部作楽しみにしてます
18.100名前が無い程度の能力削除
テンポが良くて読みやすい。
にやにやも補給できて言うことなしですわw
19.無評価名前が無い程度の能力削除
誤字報告
>見づらいもだ
>ペナルティを追加を決意
>一番
22.100名前が無い程度の能力削除
美鈴は高給取りなのに
主人の小遣いがマイナスって(ノ∀`)
23.無評価名前が無い程度の能力削除
内容は面白い・・・面白いが・・・・文の作りが
誤字はもちろん句読点の使い方。ついでに改行ももう少し何とか・・・
繰り返すけど、話自体は面白かった

誤字
>わさとチョコを少しだけ
 わざとチョコを少しだけ

誤字?
>関心する
 関心する? 感心する? 歓心する?
 作者がどの意図で「かんしん」という言葉を使ったかによっては、誤字ではないけど・・・
27.100名前が無い程度の能力削除
今回もおもしろかったです。パチュメーはもっと広がるべき。
38.100名前が無い程度の能力削除
次も楽しみにしてます
44.100名前が無い程度の能力削除
おい館主焦げてるぞNo.3w
是非自重しないで続けていただきたい
47.90名前が無い程度の能力削除
一番?もしかして一晩の誤変換かな
面白かったです
50.100名前が無い程度の能力削除
次も楽しみにしてます。
これからも自重せず続けて下さい。
54.90名前が無い程度の能力削除
小遣いもマイナスだがカリスマもマイナスだ
あと娘さんの教育は一度しっかりした方がいいと思いますよ門番さん
61.100名前が無い程度の能力削除
四部作・・・だと・・・?

この独特の憎めない紅魔館面子が最近好きで好きで堪らないです。新作も非常に楽しみにしています。
62.100名前が無い程度の能力削除
チルノがかっこいいだと……!

どうみてもレミリアよりもフランの方がしっかりしてます本当にありがとうございましたww
69.100謳魚削除
これだけ一貫して(個人的に好ましい)馬鹿さと(個人的にもっとみたい)下品さを貫けたなら貴方様の勝ちではないかと思います。

しかしてやはり美パチュは良いですね、心の底から2828致します。
79.100名前が無い程度の能力削除
相変わらずのこの下品さだがどこも問題はないな
チルノが強敵というのが意外だった、あと咲夜さんはめーさく諦めてないんだなw
パッチェさんの押し売り具合と美鈴の面倒臭いながらも相手してやってるって感じがたまらんです