Coolier - 新生・東方創想話

チャットの話。姫編

2010/01/04 17:59:16
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「あっつー・・・。」
扇子をパタパタと仰ぎながら廊下を歩く。

今日は天気がいいな。なんか面白いことないだろうか。
永琳はくすりの材料とりにどっかいったし、優曇華は永琳についていった。
家にいるのは、兎どもとてゐくらいだ。

外に行って妹紅を茶化すこともダルー。
PCもやることがないしな~。

と、思いつつも歩く先は自分の部屋のPCの前。
気づけば既にPCを起動していた。

「さて。なにやろうかしらねぇ~。」

どっかりPCの前に座って廊下を見ると、ちょうどてゐが通った。

「あ、てゐ。」
「はい?なんですか姫様」
「なんか飲み物持ってきてちょうだい。」
「はい。わかりました。」

そういって、てゐは台所へと向かった。

そうだ。チャットしようかな。
最近はゲームばっかで全然チャットやってなかった。

と、チャットルーム選択画面へと飛んだ。

[タイピング遅い人集まれー 10/8人]
[チャットルーム26 10/9人]
[チャットルーム3 3/3人]

どこもギリギリだなー・・・。

と思っていると、てゐがいつの間にか隣にいた。
「姫様。ここの部屋なんてどうですか?人少ないし。」

といっててゐが指差した部屋は
[幻想 5/1人]

「ん?幻想・・・?あ、ところで飲み物は?」
「あ、どうぞ。」
「なんだ麦茶か~。コーラとかなかったの?」
「なんにもありませんでした。きっと今日師匠が買ってくると思います。」
「ちっ、永琳め。こんな日にコーラがないとは嫌がらせか・・・。」

とりあえず、この部屋に入ってみよう。
ポロン
{姫 様が入室しました。}
{この部屋のリーダーは モヤシ 様です。}

モヤシ・・・か。
そういえば幻想郷に紫モヤシと言われる奴がいるらしい。どんなモヤシか一度見てみたいな・・・。

{姫:こんにちは}

「姫様、相変わらず打つの速いですね。」
「てゐもPCやってみたら?」
「師匠が買ってくれたらいいのですが・・・」
「たぶん無理ね。」
あの永琳が買ってくれるはずない。コーラも用意しない女だ。

{モヤシ:こんにちは}

ほう。相手も打つのが速いらしい。すぐに返事が返ってきた。
しかし・・・

「話題がないわ・・・」
「話題?天気のことでいいじゃないですか?」
「天気ねぇ・・・?」

天気は、住んでいる所で異なるからな。話題が広がりそうだ。
相手が何もしゃべる気なかったら自分から話しかけよう。




ん~。しゃべってくる気配なし。
ではこちらから喋って見よう。

{姫:今日はいい天気ですね。}

あ、トイレがしたい・・・。

「てゐ。ちょっとトイレいってるわ。 何か返事が来たら対処しといてくれる?」
「え?あ、はい。」
「おねがいね。」




姫様は私にPCを任せトイレに行ってしまった。
画面を見ると、新しい文が書き込まれていた。

{モヤシ:そうですね。部屋が暑くてたまりません。
     もしかすると住んでいる所近いのかもしれませんね。}

返事・・・返事・・・。
どうすればいいのかな・・・?

「そ・・・う・・・か・・・あ、間違った。消して消して、
か・・・も・・・ね・・・っと、よし。ターンッ!」

ターンッ!と、中指がエンターキーをはじいた。

最後にEnterという部分を、姫様は押している。
中指でターンッと押すところがカッコイイ。
いま、それを出来た自分もカッコイイ///

{姫:そうかもね。}

そうだ。PCをはやく打てるように開発した「PCらくらく早打ち君」
を使う時がきた。

姫様のために作ったのにあんなに早く打てるんじゃ意味がないと封印してあったあれ・・・。
自分のために使うときが来るとは・・・。

「そうちゃーく!!」

早打ち君が指を包み込み、キーボードを早く打てる気がした。

{モヤシ:姫さんはパソコン暦短いですか?}

なぬ?姫様と呼べよこのクソやろう。今の私にかなうものなんていない!
タタタタタタタタ....ターンッ!

{姫:姫様とお呼びなさい。}

うわ。すげぇすげぇ。自分の目が自分の指に追いついていけない。

タタタタタタタタタタ...ターンッ!

{姫:コンピューターでも姫様と呼ぶのに何かしら貴方。
   もしかしてバカなの?猿脳なの?}

はっはっは、これはすごい。姫様にあげるにはもったいないくらいだ。

{モヤシ:すみませんでした。姫様。
     でも打つ速度からして貴方は初心者ではないですんr。}

お?モヤシがなんか間違ってるぞ・・・?
ブハッ、私に追いつこうと必死なのかな?やばい。ウケる。

{姫:ちょっと落ち着きなさいモヤシ。土に返しちゃうわよ?w
   姫様を目の前に誤字るほど必死な貴方。大☆爆☆笑wwww}

あれ?なんで「w」連打したの?私。

とおもってたら姫様がトイレから戻ってきた。

「なにしてるの?」
「へっ?チャットですよ?」
「てゐそんなに打つの速かったの?すごいじゃない。」
「あ、いえ、えっと・・・。」

やばい。これは渡したくない・・・。

「まぁ、もういいわ。どいてちょうだい。」




てゐが座っていた場所に座り、画面を見た瞬間
書いてある事にビビり震えた。

「この部屋の空気悪くなってるじゃないの?!」
「え、そうですか・・・?」
「チャットにもマナーってのがあるのよ!」

{モヤシ:そうですね。誤字ってしまいました。
     そういえば、姫様は女ですか?}

{姫:ええ、そうよ。さっきはごめんなさいね。
   バカにしたみたいで。}

まったく。てゐにやらせるんじゃなかった。


{あ。k 様が入室しました。}

ん?なにこいつ?

{モヤシ:こんにちは。あ。kさん}
{姫:あら。こんにちは。}

だが、返事は返ってこない。

{モヤシ:変わった名前ですが、意味あるのですか?}
{あ。k:びぃあ0}


「なにこいつ。消防・・・?」
「なんですか?消防って。」
「小学生のことよ。私ガキは好きじゃないのよね。」

{モヤシ:どうかしましたか?}
{姫:消防死ねよ。}

モヤシは冷静に対処しているようだ。
だが私は消防がここにいるだけでむかついてくる。

「死ねよって・・・マナーがどうのこうのって・・・」
「マナー?知るかそんなもん。」

「あの、姫様。私掃除してきますので・・・」
「・・・」

空気を読んだのか、てゐは何処かへ行ってしまった。


{あ。k:3くぇぇg94}


なんだよこいつ。言葉になってねぇじゃん。
やっぱり打てもしない消防か。

{モヤシ:あたいさいきょう?}

は・・・?なに?その言葉どっかで・・・

{姫:だれ?さるの?}

{あ。k:c4}

{姫:なにC4って?}

{モヤシ:へぇ。}

{姫:え?通じてんの?}

なんだか無視されてるような・・・。

{モヤシ:戦ったら強いのですか?}

やはりこいつ無視してる。コイツもうざくなってきた。
でてけよ。モヤシも変な奴も。

{姫:おいこら、無視するなモヤシ。}

{あ。k:ぇg94qmy}

また謎の答えが返ってきた。
なんなんだこいつほんとに。

{モヤシ:へぇ、かっこいいですね。}

{あ。k:4y}

なんだよ。なにがかっこいいかさっぱりなんだが。
それよりこんな暗号でしゃべるんじゃねぇよ。
二人して省くつもりか?上等だ。荒らしてやるよ。

タタタタタタタタタ タンッ
{姫:無視するなぁぁあああああああああ!}

タタタッタタタッ ダンッ
{姫:姫様最強!姫様最強!}

ダダダダダダダ バンッ!
{姫:ひれ伏せPCの前の人間ども!}

ガガガガガガガンッ ガガガガガガガンッ ガガガガガガガンッ
{姫:姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡
   姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡
   姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡}
{姫:姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡
   姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡
   姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡}
{姫:姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡
   姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡
   姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡}

おりゃああああああああ!
ふざけんじゃねぇぞこいつら!!

{姫:姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡
   姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡
   姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡}
{あ。k:あああああああああああああああああ
     あああああああああああああああああ
     あああああああああああああああああ}
{姫:姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡
   姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡
   姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡}
{あ。k:あああああああああああああああああ
     あああああああああああああああああ
     あああああああああああああああああ}
{姫:姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡
   姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡
   姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡}
{あ。k:あああああああああああああああああ
     あああああああああああああああああ
     あああああああああああああああああ}

なんだ?こいつショボい抵抗するのか?
ぜってー負けねぇよ。そんな あ連打なんかに。

{姫:姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡
   姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡
   姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡}
{あ。k:あああああああああああああああああ
     あああああああああああああああああ
     あああああああああああああああああ}
{姫:姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡
   姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡
   姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡}
{あ。k:あああああああああああああああああ
     あああああああああああああああああ
     あああああああああああああああああ}
{姫:姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡
   姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡
   姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡}
{あ。k:あああああああああああああああああ
     あああああああああああああああああ
     あああああああああああああああああ}
「あ。」
流れていく文字の中に二つ、違う文が流れていった。
{姫:姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡
   姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡
   姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡}
{あ。k:あああああああああああああああああ
     あああああああああああああああああ
     あああああああああああああああああ}
{モヤシ 様が退室しました。}
{この部屋のリーダーは 姫 様です。}
{姫:姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡
   姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡
   姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡}
{あ。k:あああああああああああああああああ
     あああああああああああああああああ
     あああああああああああああああああ}
{姫:姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡
   姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡
   姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡}
{あ。k:あああああああああああああああああ
     あああああああああああああああああ
     あああああああああああああああああ}


ざまぁ!ひとり脱落しやがった!無視した罰と思え!
次はお前だ!疲れるまでやってやるぜ!
オラオラオラオラオラオラ!

{姫:姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡
   姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡
   姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡}
{あ。k:あああああああああああああああああ
     あああああああああああああああああ
     あああああああああああああああああ}
{姫:姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡
   姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡
   姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡}
{あ。k:あああああああああああああああああ
     あああああああああああああああああ
     あああああああああああああああああ}
{姫:姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡
   姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡
   姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡}
{あ。k:あああああああああああああああああ
     あああああああああああああああああ
     あああああああああああああああああ}
{姫:姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡
   姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡
   姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡}
{あ。k:あああああああああああああああああ
     あああああああああああああああああ
     あああああああああああああああああ}
{姫:姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡
   姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡
   姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡}
{あ。k:あああああああああああああああああ
     あああああああああああああああああ
     あああああああああああああああああ}
{姫:姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡
   姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡
   姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡}
{あ。k:あああああああああああああああああ
     あああああああああああああああああ
     あああああああああああああああああ}

ダダダダダ(ボキッ 
「うぎゃぁああああああ!指がぁああ!」

その叫び声を聞きつけててゐが走ってきた。
「どうしたんですか?!姫様!」
「ゆびっ!指こんなんなっちゃったっ!」

姫様が泣きながら出してきた中指はひん曲がっている。
これは骨折したのか。

画面を見ると、

{姫:姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡
   姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡
   姫様!( ゚∀゚)○ 姫様!( ゚∀゚○彡}
{あ。k:あああああああああああああああああ
     あああああああああああああああああ
     あああああああああああああああああ}
{あ。k:あああああああああああああああああ
     あああああああああああああああああ
     あああああああああああああああああ}
{あ。k:あああああああああああああああああ
     あああああああああああああああああ
     あああああああああああああああああ}
{あ。k:あああああああああああああああああ
     あああああああああああああああああ
     あああああああああああああああああ}
と書いてある。 荒らし対決でもやっていたのだろうか?

「荒らしているから悪いのでは・・・?
 アレですね。荒らした罰と思って師匠が帰ってくるまで辛抱しましょう。」

「ふぇえぇぇ、助けてえいりぃいいん!」

そういって姫様は師匠が帰ってくるまでずっと泣いていた。
私は、PCの消しかたが分からなかったのでとりあえず、コンセントを抜いておいた。
途中いろいろと視点が変わるけどきにしないでね。
赤より紅い狐饂飩
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コメント



0.710簡易評価
6.70名前が無い程度の能力削除
低次元な荒らしあいが懐かしすぎた。
19.80名前が無い程度の能力削除
とりあえず笑ったw
23.70ずわいがに削除
「てゐこのやろうっ」って思ってたら結局輝夜もひどいのかよww