Coolier - 新生・東方創想話

水橋パルスィは静かに年越したい

2009/12/31 03:18:32
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「妬ましいわ」
 それはもう文字通りの意味で、この世のすべてを妬むように水橋パルスィはこの言葉を吐き出した。
時は年末。しかも年末も年末、大晦日である。今パルスィがいる橋をまっすぐ進めば、旧地獄街道に行けるのだが、その旧地獄街道はいつにもまして大盛り上がり。ある人は自分の家族と。ある人は友人たちと。はたまたある人は恋人と。
これを妬まずにいられようか。妬まねば橋姫の名が廃るというもの。
「大晦日?何よそれ。ただの12月の最後の日ってだけじゃない。そもそもなんで年末ってだけであんなに楽しめるのよ、本当に妬ましいわ」
 もはや、妬ましいを通り越し、恨めしいと言わんばかりの表情になりながらそんなことを呟く。
その言葉に続けて小声で妬ましい妬ましいと言い続け、再び街の方に目と耳をやってみる。

「来年もどうぞよろしくお願いします」

「おとしだまは?」

「来年もずっと一緒にいような?」

 ……。

「がーーーーっ!!」
 頭を掻きむしって声を張り上げる。
なんだその幸せそうな会話は。私には来年よろしくする相手もいないというのに。お年玉をもらえるような年でもないというのに。あと、最後の奴は一発ひっぱたいてやりたい。
「……こんなところにいたら嫉妬だけで死ねそうだわ」
 それはそれで橋姫としてどうなのだろう。
しかし、常に妬み続けなければならないというのは面倒くさい、というよりだるい。何が悲しくて人の幸せを妬み続けなくてはいけないのか。
「そうよ。もう少し落ち着ける場所を探しましょう……。ここよりは落ち着ける場所があるはず……」
 だが、この狭い地下に落ち着ける場所があるだろうか?思いつく限りの場所を挙げても、旧地獄街道と、地霊殿。そして灼熱地獄跡しか思いつかない。現時点で旧地獄街道は除外されるわけだし、灼熱地獄跡で落ち着けというのは無理な話だ。地霊殿も恐らくは、年越しで忙しいだろう。
「……地上しかないわね」
 地上。あの紅白と白黒がやってきた場所。先入観だが、あの二人を見てしまうと、まともな奴が地上にいるとは思えないのだが。
だが、さっさとここから離れたいし、深く考えるのは駄目だ。
「今願うのは、地上が静かであることね」
 パルスィはそう言うと、上に小さく見える光に向かって飛び立った。




 少しずつ、少しずつ小さかった穴が大きくなっていく。ここまでの距離に割と長かったな、などと感想を頭の中で述べつつ、パルスィは穴を抜け出た。
「うわ、眩しい……」
 いったいどれほどの期間をおいて地上に出ただろうか。橋姫になって、地上に来たかも怪しいところだ。
それにしても寒い。地下は割と暖かかったのだが、地上の寒気は想像を遙かに超えていた。
「いや、寒すぎでしょう。文字通り温室育ちだった身体には堪えるわね。……ていうか、騒がしいな」
 耳を澄ますと、聞いたことのある声が聞こえた。地上で聞いたことのある声といえば限られている。あの白黒か、紅白かだ。だが、これはどちらでもない。
そういえば、紅白の方がこの声っぽいのと話していたっけな。確か、紅白の横についていた陰陽玉と……。
「って、それじゃ正体わからないじゃない」
 困ったものだ、と溜息をつく。いや、知ったところでわざわざ騒がしいところへ行きたくはない。
「年末の宴会の準備だー!酒持ってくるぞー!」
 とか聞こえてくる始末。非常に妬ましい。そしてやかましい。
落ち着けるところを探しに来たというのに、出た瞬間にこれか。
「さて、どこへ向かおうかしらね……」

 少女移動中...?

「……地上には詳しくないから、どこへ行ったものやら」
 パルスィ、立ち往生。いや、正確には数分移動を続けたのだが。
よくよく考えてみれば、地上で人気がなさすぎる場所は妖怪がいるだろう。わざわざ相手をするのは面倒だ。今人気がある場所は間違いなく騒がしいだろうし。
「あれ?私、早まった?」
 いやいや、そんなことはない……はず。しかしどうしたものか。今こうしている間にも、近くは騒がしい。それは人里が近いせいなのだが。一刻も早くここを離れるべきな気もするが、できればここでこの辺りの地形を聞きたいところ。
恐らく周りは幸せそうな人間ばかりで嫉妬するだろうが、仕方がない。これも橋姫の宿命だと思おう。
「見ない顔だな?こんなところでどうした」
 不意に声をかけられたもので、少しびくっとして振り向く。
見たことのない顔。きりっとした目つきで、髪は青白い毛と白い毛がきれいに織りなされている。と言うかなんだその頭のは、帽子か?
まぁ、見た感じは普通の人間の女性だ。仮に妖怪だとしても、少し面倒なだけで問題はない。たぶん。
「ちょっと見慣れない場所だから戸惑ってるだけよ」
「……ふむ。お前、妖怪か?」
「一般的には橋姫と呼ばれているわ」
 ……しまった、地下のノリで答えてしまった。地上で橋姫の名を出すのはまずいのではなかろうか。
そんなことを考えながら、パルスィは相手の反応を伺った。この場で攻撃をされるか?それとも逃げられるだろうか?まぁ、どちらも慣れたものではあるが。
が、彼女の反応は想像していたものではなかった。
「橋姫……例の地下から来たのか。それなら地上のことを知らないのも道理か」
「……それだけ?」
「ん?特に里の者に危害を加えていないのなら、特に文句を言うこともないからな」
 橋姫というだけで敬遠されるものだと思っていたが、そうでもないのか?いや、彼女が特殊なだけなのかもしれない。人間以外のものに慣れているような、そんな雰囲気も感じられる。
「それより、この辺りに何をしにきたんだ?」
「地下が騒がしいものだから、ちょっと地上に出てきたのよ」
 ほう、と口から漏らしたところで、彼女は口を閉じた。
何か考えているような素振りだ。どうしたものか。もしかして、厄介なのに捕まったか?と、考えてる間に、彼女から話しかけてきた。
「見たところ行くあてもないようだし、良ければ私が案内するが?」
頼む手間が省けた、と考えればいいか。だいぶお節介な奴だというのは分かった。
「まぁ正直助かるけど……いいのかしら」
「なに、今ちょうど寺子屋の片付けが終わってな。暇ができたところだ」
 寺子屋、ということは教師でもやっているのだろう。
ああ、里が騒がしいのは寺子屋が冬休みのせいでもあるわけか。ふと、周りに目をやると、民家の前で追いかけっこをしている子供や、だるまさんが転んだをしている子供がいた。ああ、なんて楽しそうな。
「まずい、妬ましいわ」
「?」
「なんでもない。じゃあ、案内お願いするわ」
「あ、あぁ、任せてくれ。とりあえず自己紹介だ。私は上白沢慧音、寺子屋で教師をしている」
 やっぱり教師か。適材適所とはよく言ったものだ。初めて会った私からしても似合っていると思う。
「私は水橋パルスィ。橋姫よ」
 我ながら簡潔すぎる自己紹介だ。しかし職業といってもあの狭い縦穴で番人もどきをしているだけだし、何とも言い難い。地下で番人をしています、なんて言いたくはない。
とりあえず彼女へ聞きたいこともあるのだが、それは後回しでいいだろう。今聞いても、たぶん余計な嫉妬が増えるだけだ。いつ聞いても嫉妬はするけども。
「上白沢さん、と呼んだ方がいい?」
「いや、慧音でいい。私もパルスィと呼ばせてもらう」
「そう。じゃあよろしく頼むわね、慧音」
「あぁ、よろしく頼む。まぁ、とりあえずその辺を歩いてみようか」
 簡単な挨拶も終えたところで、慧音は早速前を歩いていく。さて、彼女についていくのが吉と出るか、凶と出るか。




 里を少し出て、人通りが少ない道にきたところで、慧音が口を開いた。
「ところで、地下が騒がしいと言っていたが、何かやっているのか?」
「ええ、年末だかららしいわ」
「なるほど、そちらもか。お前はしないのか?」
 ぴたり、とパルスィの足が止まる。それに合わせて慧音の足も止まった。
しないというか、したくないというか。正確にはできない、が正しいだろうか?というか、あの光景が妬ましくて地下から出てきた、などと誰が言えようか。
「いいのよ。毎年なにもしていないし」
「ふむ。お前にも親しい間柄の者がいるのだろう?」
 今度はぴし、と音が聞こえた気がする。空気を読まず、子供たちが楽しそうな声をあげて前から後ろへ過ぎ去ってゆく。妬ましいな。
親しい間柄の者。いるかそんなもの。いないからここに一人でいたんだよ、と言うべきだろうか。
いやいや、それはさすがに良くない。こういうときはどうしたものか?
「……まぁ、少しは」
 自分への優しい嘘ならばきっと許される。というか、どう答えれば正解だったというのだ。「いますよ」だとここにいるのが不自然だし、「いません」だったら空気がすごく重くなりそうだし。
「それならその友人と一緒に来れば良かったものを」
「まぁ、ね。……いいの、一人で」
「……そうか。いや、とやかく言うつもりもないのだが、すまんな」
「気にしないで」
 慧音は申し訳なさそうに頭を下げた。……律儀だなぁ。
結局空気が重くなった。この質問に答えなどなかったわけだ。
パルスィがこの空気をどうしてくれようか、と考えている最中、ありがたいことに慧音から話を持ちかけてくれた。
「……せっかくだ、あそこへ行くとしよう」
「あそこ?」
「面白い場所だよ。今ならば、な」
 慧音はそういって微笑み、前へ向き直って再び歩き始めた。
……いったい何なのだろうか。その「面白い」が意味するところも気になるところだ。
ちなみに慧音と歩いて進んでいる方向が、パルスィが地下から出てきた方角と同じだったことに気付くのは、後の話である。

 少女移動途中...

「ところで」
「ん?」
 またしばらく歩いたところで、パルスィは慧音に言葉を投げかけた。そう、聞きたいことがあったのだ。
正直なところ、これを聞くと妬ましくなりそう、いや、妬ましくなるだろう。だが、一応は聞いておきたい。
「慧音、あなた暇だって言ってたけど、あなたこそ親しい人がいるんじゃないの?」
「それはもちろんいるさ。里の者たちなどがな」
 きっぱりと言われると妬む気も失せてくる。いや、妬むけど。これが人生の充実している人間か。
「まぁ、今年は少し別の人との祝い事がある」
「……恋人?」
「ち、ちが、違うっ!そんな、恋人など私には……」
 顔を真っ赤に染め、手のひらを広げてぶんぶんと振り、否定する慧音。
この反応……妬ましいな。これは好きな相手がいる反応だろう。
充実してるなぁちくしょう。「友人がたくさんいる」「恋をしている」この二つの要素だけで一人妬み殺せそうだ。
わたわたとしていた慧音は急にハッとなり、軽く咳払いをしてから口を開いた。まだ若干顔は赤いが。
「……言い換える、「別の友人たちとも」だ」
「里の人間だけじゃないってこと?」
「まぁ、そういうことになるな。……すぐにわかるが」
「?」
「いや、何でもないさ」
 何か聞こえた気がするが、気のせいだろうか。気のせいでなければ、今の発言はとても危ういものだったような。
とても嫌な予感がしてきた。行き着く先に危険を感じる。
そんなことを考えて顔色を悪くするパルスィに対し、慧音の顔は明るいものだった。




歩くこと十数分。途中から周りの様子がおかしいことは何となく分かっていたが、あえて黙っていた。
しかし、だ。これはもうつっこむべきだろう。
「……ねえ、だんだんと騒がしくなってきたんだけども」
「まぁ、年末だからな」
 がやがや。
「……年末だと騒がしいのかしら」
「まぁ、人が大勢いるからな」
 がやがや、がやがや。
「……なんで人がこんなにいるのかしら?」
「まぁ、ここは神社だからな」
 まて、その理屈は通ってはいるがおかしい。
パルスィが慧音に連れて行かれた先は、自分が出てきた地下への穴の側にある神社だった。
「どうしてこうなったのかしら……」
「どうして……とは、不思議なことを聞く。年末で神社近くなら、こうもなるさ」
 いや、そうじゃない。そうじゃないの、慧音さん。いや、「静かな場所を探している」と一言も言わなかった私が悪いのだけども。暗い雰囲気になったから賑やかな場所をわざわざ紹介してくれたのも分かっているのだけども。
「あぁ……もうどうすれば……」
「なに、せっかく地上へ来たんだ。地上の宴を楽しむのも一興だと思わないか?」
 思いません、とは言えない。こんな悪気を一片も感じさせず、満面の笑みを見せてくる、しかも今日が初対面の相手に言えるわけがない。
「あれ?パルスィだ」
 どちらにしても詰みらしい。すごく聞いたことのある声だ。しかも普段身近にいる相手。
「……ヤマメ、なんでいるのよ」
 黒谷ヤマメ。地下ではもの凄く明るく、人当たりの良いことで有名だ。いや、そんな紹介はどうでもいい。
なぜヤマメがこんなところにいるのか、そこが問題だ。
「パルスィこそ。地下にいなかったから今年は博霊神社で宴、もとい忘年会やるよって言えなかったじゃないか」
「忘……年……会……?」
 地霊殿でやるのだと思っていたのだが、違ったのか。不運に不運が重なったとでも言おうか。なんてことだ。
「なんだ、友人も来ているんじゃないか。初めまして、私は上白沢慧音だ」
「あ、どうも、私は黒谷ヤマメ。パルスィがなんかお世話になったみたいで」
「いや違う、ていうかあんたは私の保護者でもない」
 パルスィにはまだ冷静につっこんでいる余裕はあるようだ。それとも単純に観念しているだけだろうか。
だが、ヤマメと慧音はパルスィのつっこみを笑って流した。
「最初から友人と来れば良かったものを」
「だから……」
「まったくだよ。もうみんな来てるよ?」
「は?」
 ヤマメが指を指した方向を見る。だいたい想像はつく。ああ、できれば見たくないような。
「おーいパルスィ、先に飲んでるぞー!」
 一番に目に付いたのは大きな盃を片手に、大きく手を振りながらパルスィの名を呼ぶ星熊勇儀と、微笑みながら小さく手を振る古明地さとりだった。
勇儀の横にはすでに飲み干したであろう酒瓶がごろごろと転がっている。隣にいるのは……キスメか。勇儀に酌をしているようだ。させられているように見えなくもないが。
さとりは鴉に戻ったお空と、猫に戻ったお燐を膝において片手で撫でながら、もう片方の手で盃の酒を静かに飲んでいた。あぁ、こいしもさとりに寄り添って寝ているのか。
地下の面子が勢揃いなのを見て、思わず溜息が出た。
「……はぁ、結局こうなるか」
「観念しなよパルスィ。ほら、みんなのところ行くよ!あ、慧音さんもありがとうね、後でちゃんと会いに行くよ」
「ははは、わかった。ヤマメもパルスィも、宴を楽しんでくれ」
 慧音はそう言って手を振り、人混みの中に紛れていった。彼女についていったのは凶だったか。別に恨みはしないけども。
残されたパルスィは、ヤマメに手を引かれるまま、地下の面子のところへ連れて行かれ、その場に座らされた。
「迷子にでもなってるのかと思ったよ。ほれ、飲め飲め」
「ちょっ」
 勇儀に小さめの盃を半ば強制的に持たされ、そこに酒を注ぎ込まれた。この酔っぱらい鬼め。
とりあえず、仕方ないので注がれた分を一口で飲み干す。
「……きっつ」
「あぁ、割ってないからね」
「おい」
 勇儀がからからと笑う様を見て、パルスィは溜息を漏らした。
そして何となく周りを見れば、あの紅白の巫女や、白黒の魔法使いもいるではないか。
紅白の巫女は二本角の鬼に絡まれながら静かに酒を飲み、白黒の魔法使いは河童が見ている中、八角形の物体から大きなレーザーを空に放って遊んでいる。結界大丈夫なのか、あれ。あ、紅白に殴られてる。
他にも色々な人妖がいるが、一貫して言えることは、みんな「楽しそう」だということだ。
「……妬ましいわ」
「良かったねパルスィ。今年も嫉妬に始まり、嫉妬で終わったわけだ」
 ヤマメが満面の笑みでそう言った。上手く締めたつもりか。
「ほら、飲め飲め!次の年はすぐそこだぞ!」
 勇儀が再び盃に酒を注いでくる。誰も頼んでいないのだが。
今度は勇儀にではなく、周りの騒がしさ、賑やかさに溜息をついた。
そして、少しでも今のこの状況を楽しいと思った自分に更に深い溜息をついた。
「やっぱり……静かなのが一番。どいつもこいつも、幸せそうで妬ましいわね!」
 そう一言だけ言って、パルスィは豪快に盃に入った酒を飲み干した。
その時の顔が、他の誰よりも幸せそうだったというのは、パルスィを見ていた者しか知らない。
―おまけ―

ヤマメ「来年もよろしく、パルスィ!」
パルスィ「……っ」
パルスィ「(よろしくされたどうしよう困ったなんて返せばいいの私こういうときどんな返しすればいいかわからないのよ)」
さとり「よろしく……すればいいと思うわ」
パルスィ「!?」


パルスィの年越しネタやりたいなぁと思い立ち、初投稿です。
友人いないいない言いながら、最終的に地下面子に囲まれているパルスィの方がそれらしいな、と思いそのままかきかき。
パルスィは割と常識人だったりするんじゃないかなぁ、と思って書きました。が、どうも設定見て「こいつ常識人じゃないな」と思ってしまったので、最終的にこういうパルスィもアリだろうと割り切りました。
Δ
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コメント



0.2010簡易評価
3.90ずわいがに削除
このパルスィはどう考えても嫉妬される側だろう……
12.100名前が無い程度の能力削除
あぁ畜生妬ましいなぁ
17.90名前が無い程度の能力削除
ちゃっかりリア充してんじゃねーか
18.100名前が無い程度の能力削除
パルスィ妬ましいぞコラ
19.100名前が無い程度の能力削除
パルスィが可愛かったのでリア充でも許そう
20.90名前が無い程度の能力削除
あぁ妬ましい
……今年もおそばがちょっとしょっぱいです
25.100奇声を発する程度の能力削除
ああ妬ましい、妬ましい…。
…私も年越しそばがしょっぱいですよ。
27.90名前が無い程度の能力削除
なんだかんだで友達いっぱいじゃないか……!
31.90名前が無い程度の能力削除
後書きのエヴァ吹いたww
34.100名前が無い程度の能力削除
あとがきww
37.100名前が無い程度の能力削除
この中に俺がいるとすれば友達いない設定のけーね先生
後でちゃんと会いに行くよって言われてパルスィつれてかれる
そして一人で立ちつくすんだろう