Coolier - 新生・東方創想話

義理堅い霊夢

2009/12/30 22:22:37
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とある人里の付近にて――――――

「あな達二人を担ぎながら私が実行。」

「あなたは、ここに隠れて周囲の警戒。」

「ふふ…。では、手はず通りいきますよ。」


























夕暮れ時――――――




博霊神社の境内で霊夢が不機嫌そうに掃除をしている。

「ハァ…。」

というのも、人里で起きているちょとしたはずの事件の解決にてこずっているのだ。




ここ最近、人里付近で昼間っから妖怪に荷物を奪われる事件が起きていた。
荷物を車で引いていればいつの間にか荷物が消え、身につけていれば気絶させられ奪われる。
決まって少人数の者がまとめて襲われる。。
昼間でも十分警戒するよう警告を出したり、近郊の警備を行ったが効果はなく被害が出続けてしまった。
話によればこれまで犯人の姿を見たものは一人もいないという。
困ったことに、慧音ですら捕まえることができない。

そこで!

博霊の巫女の出番というわけだが、結局一向につかまらないのだ。
慧音によると、相手は姿と気配を消せるという。これは厄介だ。
里近郊全体を結界で囲ってみる。もちろん交通の邪魔にはならないように、妖怪だけを足止めするものだが、効果はなかった。
里人を囮にしておびき寄せてみても、霊夢が見てる限り現れない。
博霊の勘で、

「そこだ!」

と、囮の真後ろ付近に札をばら撒いたら、強盗妖怪による犠牲者第一号が出てしまった。


かれこれ三日、いろいろと手を打ってみたが結局解決することはできなかった。
霊夢はその間神社の掃除や縁側でお茶を飲む仕事がおろそかになりイライラしていたのだ…。












「あやややや、これはこれは霊夢さん。ずいぶん不機嫌そうで。」

幻想郷のブン屋、射命丸文があらわれた。

「あー?文じゃない。なんの用?」
「強盗妖怪にてこずってると聞いて。もう終わったんですか?」
「掃除しながら対策を考えているところ。夜は人が出歩かないから、動くなら明日よ。」
「(ニヤニヤ・・・)」
「フフフ…こりゃいいネタ見っけ。」
「そんな皮肉っぽく言われても。」

その時上空から声がした。

「おーい!」
「あ、魔理沙。」
「なんだ、文もいたのか。ところでいいもの持ってきてやったぞ。」

魔理沙は包みを取り出した。開けてみると、中にはたくさん茸が入っている。

「朝からあちこち飛び回ってあつめたんだ。今夜は茸鍋といこうぜ!」

神社の中に入ろうとする魔理沙。

「ちょっとまったー!」
「なんだよ文。」

文はおもむろに包みをあけて茸を手に取る。
一部の茸からいやーなオーラが出てる。(天狗の勘でわかる)
特に全体が純白のきれいな茸とか、緑のかさに白まる模様の
マッシュルームは心なしか殺気を放っている。

「ボッシュート。」
「あー!何しやがる!」
「これは悪戯が過ぎますよ魔理沙さん。」
「いや霊夢なら勘でわかるものだと。」
「霊夢さんの勘は異変限定のようです。」
「危なかったな霊夢。」
「死ね。」












で、なんやかんやで三人で宴会。
安全な茸鍋を囲みながら三人は飲んだり談笑したりしている。
霊夢のイライラも酒で一時的にとんでしまったようだ。

「でさー、その茸をアリスに食わせたらさー。」
「うんうん。」
「あいつその茸がやけに気に入っちゃって、最近じゃ毎日自分で採りに行くほどなんだぜ。
あいつも遂に茸の魅力に気づいたに違いない。」
「えー?アリスがー?」
「いや本当だって!気持ちよすぎてやめられないって言ってたもん!」
「あはは、怪しいな~も~。」
「文までー、もー。」
「そういう文は、最近新聞の方どうなんだ?おもしろいネタあんのか?」
「今起きてます。」
「あー。」
「つまらん。」
「あーいや(汗)、そ、そうだ、面白いことといえば、最近魔法の森で面白い妖精に出会いましてね~。」
「ふむふむ。」
「あ、えと、あの…魔法の森に住んでいる妖精なんですけど、なんと…復活するとき5秒間の無敵つきなのですよ…。」
「なんじゃそりゃ。」
「魔法の森にいるのかー。知らなかったなー。」
「ま、他は普通の妖精なんですけどね。イタズラ大好き~☆」

若干場がしらけた。
ここで一泊おいたところで霊夢が口をひらく。

「あんたたちは暢気でいいわね~。こっちは忙しいってのに。」
「異変の時にしか働かない勘なんて投げ捨てちまえよ。」
「そうでもないのよ。
ところで、明日は魔理沙に手伝ってもらいたいんだけど。茸の件はそれで許してあげるわ。」
「それはありがたい。いったい何をすればいいんだ?」
「里付近全体を覆うように監視用の魔法をかけてほしいのよ。」
「ああ、良いよ。警戒線を越えた者の位置を追跡するやつでどうだ?」
「うん。それで良いんじゃないかしら。」

文が若干早口で口をはさむ。

「相手は、姿どころか気配もないというじゃあないですか。位置情報の更新速度がそれなりに
速くないと、正面から戦えませんよ?魔力がそれなりに強くないといけない。魔理沙さんは大変じゃないですか?」
「ム、そのくらいは余裕だい!」

魔理沙はむっとして頬をふくらました。

「あ~、すいません。…ま、頑張ってくださいね。」

宴会はそのままもうしばらく続いた。




















数日後。
霊夢と魔理沙が縁側でお茶を飲んでいる。
午前のやわらかな日差しの中、魔理沙は言った。

「なあ。なんでこの前文をやっつけなかったんだ?」

少しお茶をすする。

「あん時お前絶対文が犯人だと確信しただろ。(勘で)」

宴会の日を境に事件はぱったりとやんだ。
実は霊夢は三妖精のことをちょっと前に魔理沙に聞いて知っていて、もちろん文の失言も見逃さなかった。
その時霊夢は怪しいと見たのに、とりあえずぶっ飛ばすことをしなかった。

霊夢が答える。

「あら、話合わせといて。」

「いやまあ、私はどうでもよかったからな。」

「て、よく考えたらお前も私のこと馬鹿にしてんじゃん。」

「あの手の魔法が不得意なのは事実でしょ。事実を言ったまでよ。」

「ムカつくがまあそれはおいといて、巫女様が武力行使せずに解決とはめずらしいじゃないか。」



突然魔理沙が鉄建制裁を受ける。


ズドンッ!!!


「な…何しやがる…。」



















































「中毒死から救ってくれたお礼よ。」
今回初投稿になりますf猫です。
幻想郷の日常?っぽく書いてみました。楽しんでいただければ幸いです。
f猫
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コメント



0.190簡易評価
3.70名前が無い程度の能力削除
流石に犠牲者出しちゃったらシャレにならないのでは…
話の題材は良さそうですね。もう少し話の展開に厚みがあると個人的にはいい気がします。

ところで三月精はお咎めなし?
7.20名前が無い程度の能力削除
話の流れがちゃんとしてなくて展開が無茶苦茶、文章の作りも酷いです。
9.10名前が無い程度の能力削除
文章に違和感を感じます。話もわけわかりません。会話になってないところがあります。
射命丸が犯人というのは言ってましたが、その理由が「霊夢の勘」だけなのは駄目でしょう。そして、魔理沙はどうして射命丸が犯人だと気づいたんですか?
犯行手口については、気配を消す妖精・姿を消す妖精・音を消す妖精(名前忘れました)を利用したのでしょうか?射命丸以外でもできますし。もはや犯人三月精。
霊夢が里近郊に結界を張ったのに効果無かったのは何故でしょう?事件は里近郊で起きてる筈なのですが。
せめて、上記の質問は解決してほしいです。
11.無評価f猫削除
魔理沙は何となく霊夢に合わせただけです。事件の手口について、
三月精だけでは捕まる可能性があるので文も同行しています。荷物をあさるのに夢中になってしまったり、いざというとき逃げられない等。結界が張られてからは文は、リスクが大きくなりますが三月精のみで行動させています。
犯人が射命丸で確定なのはまずかったみたいですね…。
全体的に描写も文章力も不足のようですみません。