Coolier - 新生・東方創想話

「Wriggle Nightbug」 3

2009/12/27 09:11:53
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気が付くともうあれこれ一週間ほどたったのだろうか少女は未だに行く当てが無く屋敷の中で不自由なく生活していた・・・しかしたった一つだけ問題が発生した、それは周りの草が枯れ始めたことだ。
一週間前までは葉っぱを食べれる事で食料問題を保留していたが冬の一週間は様々な物が変わり果てる季節であった。

とりあえず自分が葉っぱを食べる種族=昆虫である事を理解していた少女は虫の本を片っ端からとり冬でも昆虫の食べられる物を探した、すると一部の本の中で「樹液」と言う木から出る甘い蜜があるという事を少女は知った、しかもその「樹液」と言うのは一年中「松」と言う木から取れるらしい。
少女は早速部屋にあった残りすく無い葉っぱを食べ、部屋のクローゼットから一着の服を出して着ると外にでた、外は一週間前の赤い風景とは違い白っぽい寂し風景になっておりその木々を北風が揺らす、すぐに毛布に包まりたい衝動にかられるが餓死する事を考えると恐ろしくなり勇気を振り絞って外に出た、しかしここで少女は一つの欠点を見逃していた、それは「樹液」と「松」の字が読めなかったのだ。

屋敷に戻れる程度に闇雲に寂しくなった森に入り木をすべて見ていくが「松」と言う木が分からないのでは意味が無い、しかし少女は諦めずに辺りにある木の表面を全部見ていく気がつくとあたりは真っ暗になっておりしかも帰り道はどこか分からなくなった。
強い風が北風が吹きまわりの木々をざわざわと揺らす、少女は急に恐くなり勘だけを頼りに回りの草木を必至にかき分け進む、必至にかき分けて進んでいると少し先に開けたような場所を少女は見つけた。
少女は急いでその開けたような場所を目指して突っ走る、そして少女は落ちる先の見えない崖のしたに落ちていった

少女は体全体に響き渡る痛みで目を覚ますとそこは水の上だった、今は枯れて滝はなくなっていたもののその大量の水がたまる滝壷だけが残っていた。
少女は前の自分が生まれたときのことを思い出しながら滝壷の流れる先に身を任せる、どんな原理かは不明だが滝は枯れているのに滝壷だけでこの川は出来ていた。
ただ赤い紅葉の沈む川を流れのまま漂っているとどこからか声が聞えた、驚いて沈みそうになりながらも身を任せるのをやめてゆっくりと川泳ぎ始める、目の前の巨大な岩の影の方から聞えたような気がしてゆっくりと岩に張り付き岩の反対側を見るが誰も居なかった自分の中で「気のせいか」にした、その時だった後ろからいきなり襟を掴まれたと思うといっきに陸に引きずり出された、何が起こったか何も分からないまま引きずりだされるとレバーを持った背中から無数の手をはやした緑の短い髪をツインテールした少女が立っていた。
「冬なのに川に漂っている馬鹿な人間が居たと思ったら妖怪か・・・」
何が起こったか全く理解していない少女を尻目にどこかに行こうとする、しかしこんなわけの分からない所にほっぽり出されたままも寂しいので少女は緑髪の少女の後をつける。
何歩か歩いたあと緑髪の少女は立ち止まり少女の方を振り返る。
「・・・なに?」
「      」
「え?」
「      」
からかわれていると感じた緑髪の少女はすぐに立ち去ろうとしたが一つの勘が働きもう一度振り返る。
「質問して良いかい?」
「  」
「いや分かんない・・・首を縦に振ったら「はい」、首を横に振ったら「いいえ」で答えてくれない?」
首を縦に振る。
「じゃあ一つ目、帰る場所あるの?」
首を縦に振る。
「じゃあ二つ目、その場所わかる?」
首を横に振る。
やっぱりか・・・みたいな感じで緑髪の少女は頭を抱えた。
「三つ目、ホントに喋れない?」
首を縦に振る。
「そっか・・・」
どうしようかな・・・と考えたがこんな所に特に力もあるようには見えない少女一人置いて帰るわけにも行かずとりあえず少女を家につれて帰ることを決めた。
「とりあえず私の家に来なよ・・・私は「河城 にとり」あんたは?」
少女は首を横に振る。
「いや、一応名前はさぁ・・・もしかして名前無いの?」
首を縦に振る。
「そっか・・・まぁ良いやなんとなかなるか」
少女は嬉しそうににとりの後をついていった
三回目ですね、ながいねできるだけ早く終わらせますよ。
ちなみに私はリグ×ゆうが好きですよ
鉄骨屋
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コメント



0.110簡易評価
1.無評価名前が無い程度の能力削除
とりあえず改行を活用されたし
4.無評価名前が無い程度の能力削除
あれ、ちょっと待って、これからがお話の始まりですよね?!
あ、続き物だったw
ということは評価は最後にしますか。
8.60ずわいがに削除
少しずつ文章力は上がってきてると思いますが、まだまだ改行や句点などの基本的な未熟さが目立ちます。
一つ一つの文を、もっと“。”で細かく切っちゃっても大丈夫だと思いますよ。
そこらへんの加減を知るためにも、まずは読書量を増やし、投稿前の見直しもより念入りにしてみて下さい。

話の内容は良いと思いますし、発想自体も悪くありません。
だんだんと醸し出される雰囲気も俺好みになってきています。
これからの展開も気になるところ、期待しています、頑張って下さい。