Coolier - 新生・東方創想話

東方X8

2009/11/12 12:37:00
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東方X戦記



第8話「大江山ジャイアント夢想技」
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
勇儀は見覚えのある盥の残骸を見、絶叫した。
まただ。今度はキスメも守れなかった。1年前同様に誰一人救えなかったのだ。誰も救えなかった。
そんな絶望的な心情の中、ある声が・・・・・・。
「う~ん、気持ちいいな~♪」
スィガ。鬼人勇者。そして、キスメを殺した張本人。その言葉を聞くと、勇儀の怒りが爆発した。
「・・・・・・スィガァァァァァァァァァァァ!!」
「ん?何?まだ立てるの?」
勇儀に睨まれているにもかかわらず、スィガは相変わらず恍けているようだった。
許せない・・・・・・許せない、許せない、許せない・・・・・・!
「覚悟しろよ・・・・・・この下衆野郎!!」
「げ、下衆って・・・・・・!?」
その言葉を聞いたスィガが驚きの声を上げる。
「・・・・・・そんな言い方ないだろ~!よーし、そういうなら僕だって本気を出すぞ~!」
そういうや否や、手を構えるスィガ。
「行くよ・・・・・・鬼特有の霧・射出!!」
そう言うと、霧が勇儀に襲いかかる。最初はその光景に戸惑う勇儀だったが・・・・・・。
「・・・・・・爆破っ!!」
「何!?」
スィガがそういうや否や、突如霧が爆発した。これは流石の勇儀もたまらず直撃する。
「ぐはぁっ!!」
直撃し、地面に突っ伏す勇儀。まさか、霧が爆発するとは・・・・・・。
「(・・・・・・か、勝てない・・・・・・。)」
勇儀は絶望していた。誰一人も救えず、何一つできず・・・・・・。
「(あたしは今まで、弾幕とかに恐怖を抱いたことはない・・・・・・。それが今は・・・・・・。)」
怯えている?かつては杯の酒を溢さずに魔理沙達と互角に戦った自分が・・・・・・。
「勇儀といったっけ?今の君じゃ、僕に勝てないよ。だって、僕は鬼神勇者だもんね♪」
あと・・・・・・、と追い打ちをかけるようにスィガが語る。
「オリジナルスペルカード持っているのはそれぞれ1枚ずつだけど、上級の2名なんか、2枚持っているって。」
「っ!?」
信じられない事だった。まさか、あの高い威力のオリジナルスペルを2枚持っている勇者がいたなんて・・・・・・。
「どう、驚いた?せっかく、楽しんできたのにこれじゃあ弱すぎるよ。さてと・・・・・・。」
そう言って、スィガは倒れている勇儀に近づき、いきなり角を掴む。
「角を失った鬼って・・・・・・どんな感じだろうね♪」
「なっ・・・・・・!?」
絶句する勇儀を尻目にスィガは勇儀の角を握っている手に力を込める。強く、更に強く・・・・・・。
頭に襲いかかる激痛。まるで、全てが壊れる様な感じの・・・・・・。
「うあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
あまりの激痛に勇儀は絶叫した。痛い。頼む、誰か止めてくれ!
「てへへっ♪せっかくだからもっとやっちゃおうか?」
そうスィガが勇儀の角をもぎ取ろうと引っ張ろうとするその時、
ビュン!
「・・・・・・ぎゃふんっ!!」
突如、何かが飛んできて、スィガを吹っ飛ばした。
「痛・・・・・・な、何だ・・・・・・?」
角を押さえつつ、立ち上がった勇儀は信じられない光景を目の当たりにする。



「はぁっ!」
修行の間では休憩を終えた霊夢が光の剣でハクレイに斬りかかるが、なかなか当たらない。
戦況は霊夢の不利。互角に見えるが、霊夢の呼吸が荒くなっている。一方のハクレイは落ち着いている。
「(何で・・・・・・何で当たらないのっ!?私に何が足りないっていうの!?)」
霊夢は激しく動揺していた。自分に足りない心は一体、何なのか?それが理解できなかった。
「(・・・・・・こうなれば・・・・・・!)」
ある考えを思いつき、霊夢はスペルカードを出す。これなら・・・・・・。
「・・・・・・スペルね。さて、どんなのかしら?」
「行くわよっ!スペル発動・・・・・・夢想転生!!!」
夢想転生。それは霊夢の最強にして切り札とも言えるスペル。
紅魔館のフランを始め、様々な強敵と戦う際に使用し、逆転勝ちしたそれはまさにお守りと言ってもよい。
だから、ハクレイでもこれには敵わない・・・・・・筈だった。
「悪いけど・・・・・・そう簡単にはうまくいかないのね!」
そう言って、ハクレイは何と襲いかかる弾幕をかわしているのだ!
「そ、そんな・・・・・・私の・・・・・・夢想転生が・・・・・・。」
霊夢は激しいショックを受けた。切り札と言ってもよい夢想転生がかわされるのは霊夢にとって悪夢なのだ。
「・・・・・・今度は私の夢想転生ね!」
そう言って、ハクレイもスペルカードを取り出す。
「スペル発動・・・・・・夢想転生!!!」
そう言って、ハクレイもスペル・夢想転生を発動する。
だが、余りにも早すぎる。いくら自分と同じスペルとはいえ、霊夢はとても避けきれなかった。
「ぐぅ!」
一部、 直撃を食らい、数歩後ずさる霊夢。ハクレイは地面に降りて、霊夢の様子を見ている。
「霊夢、貴方の夢想転生は確かに強いよ・・・・・・でも、貴方は・・・・・・。」
「それじゃあ何よ!?私に何が足りないっていうの!?だったら何で私はこんなにも不十分なのよ!!」
ハクレイの言葉を遮るかのように霊夢が叫ぶ。後半になるにつれて、まるで八当たりの様に・・・・・・。
「霊夢・・・・・・負の感情にとらわれてはいけないよ・・・・・・。」
「っ!?」
ハクレイの言葉に霊夢は絶句する。確か、あの言葉は・・・・・・。
「・・・・・・お、お母様の言葉を、何で・・・・・・?」



勇儀は自分の目が信じられなかった。何故なら、彼女を助けたのは・・・・・・。
「・・・・・・キスメ・・・・・・?」
キスメだった。しかし、本当に本人なのか?
いつもは盥に収まる程、小さいのに背は勇儀と同じく、体付きも大人っぽくなっている。
そして緑の長髪と穏やかな緑の目を持っていた彼女はまさにキスメに似て、キスメではないものだった。
その謎の人物にスィガも警戒する。
「も~誰だよ~。僕の邪魔をして~!」
しかし、彼女はスィガの言葉を無視し、勇義の方見て微笑みこう言う。
「勇儀さん・・・・・・この姿では初めてでしたね?」
「キ・・・・・・キスメさん?キスメですよね?」
「確かに、私がキスメなのは信じられませんよね・・・・・・覚えていますか、初めてであった時のお話を・・・・・・?」
始めてキスメと出会った時の話・・・・・・?そして勇儀はある事を思い出す。



昔、さとりとこいしの姉妹が幼い時、地獄にはとてつもなく強い妖力を持った妖怪がいたそうな。
その妖怪は恐るべき力を持ちながらもその心は地獄生まれとは正反対に清らかであった。
ある日、とてもずる賢い妖怪がその妖怪に決闘を申し込んだ。
強い妖怪はあまり戦いたくなかったが、断れば嫌な予感がすると仕方がないと引き受けた。
所が、ずる賢い妖怪は強い妖怪を騙して得意の魔術で何かに封印したのだ。
以後、その妖怪を見た者はいないと言う・・・・・・。
余談だが、騙して勝ったずる賢い妖怪は勝った余りに封印した何かを持ったまま踊り狂った。
踊りまくったが、崖に足を滑らせて落ち、嘘みたいに岩に頭を打って死んだと言う。



勇儀はキスメと初めて出会った時、まだ人前に出るのが苦手なキスメに話した事があった。
と言う事は・・・・・・。
「んじゃ、その妖怪がキスメで・・・・・・封印された何かって・・・・・・盥?」
その言葉にキスメは頷く。
「はい、そうです・・・・・・私は封印された際にこのキスメの体内に潜んでいた妖怪・・・・・・キヅナです。」
「キヅナ・・・・・・っ!そうだ、キスメは!?キスメはどうした!?」
「大丈夫です。私が瞬時に体内に入れた事で大したダメージはありません。」
「そうか・・・・・・なんであたしを?」
「・・・・・・私は嘗て孤独の身でした・・・・・・。」
そう言って、寂しそうに呟く、キスメ、否、キヅナ。
「どんなに強い妖力を持っても私には独り身でした・・・・・・。ですが、私のもう一つの人格であるキスメが生まれた時、キスメにはヤマメさんやパルスィさん、そして勇儀さんといった仲間がいました。私はそんな幸せそうな彼女を見て、自分も嬉しく思いました。」
「キヅナ・・・・・・っ!」
その時、2人に弾幕が降り注いだ。慌てて避ける勇儀とキヅナ。そんな事をする奴は・・・・・・。
「も~!2人とも、何話しているんだよ!知らない!」
スィガだった。どうやら、2人の会話に飽き飽きしていたらしい。
「何でもいいから、早く負けちゃえよ~!」
「野郎……痛っ!」
勇儀がスィガに戦闘態勢をとるが、先ほどのダメージ故に動きが鈍くなっている。
「勇儀さんはここで下がってください!ここは私が!」
「キヅナ!」
勇儀が呼び掛けると、キヅナは彼女に微笑み、答える。
「大丈夫です……私はキスメや勇儀さんの為ならどんな事があっても諦めません。」
そう言って、スィガに攻撃するキヅナ。しかしそれは、過去に地獄一最強と言われた妖怪そのものだった。
格闘と弾幕との連続コンボに流石のスィガも慌てた。こんなのはデータに入ってないぞ!
「う~ん、まさか、盥妖怪の記憶が不完全だったなんて~!」
「と言うより、キスメはその事に覚えてないので、私のデータは無いのですね。」
「……あ、そうだ!だったらさぁ、君は何の為に戦っているの!?何でこんな世界を守ろうとしているの!?」
突如、スィガはそう尋ねる。きっとそれに戸惑って、攻撃の手を休めるだろう。しかし……。
「……それは、私はこの世界も好きだからです!」
「あれれ、もう即答!?早いよ!?」
「確かに、外の世界の科学力は人を不幸にさせ、心を冷たくさせます……ですが、それでも希望を望んでいる人達が多くいる筈です!いつかきっと人が他の種族の助けを必要とせず、科学で全てを幸せにさせます!私達、妖怪や神はそれを影から見守ります!」
「っ!?」
その言葉に勇儀はハッとなった。
そうだ、あたし達は確かに幻想郷の住人。古いものの集まり。
だが、あたし達が幸せに暮らしていけば、きっと外の世界も平和が訪れるに違いない。
例え、どんなに時間がかかってもいい。いつかその時が来るのを信じて……。
「それが……あたし等、幻想郷の住人の役割だな、紫!」
その時、勇儀の拳が光り……。



霊夢はハクレイの言葉に何も言い返せなかった。あの言葉は確か・・・・・・。
「お母様の・・・・・・何で・・・・・・?」
「生きている者には、喜び等の感情がある。怒り、憎しみ、嫉妬、妬み、欲望、絶望・・・これらの事を負の感情と言うのよ。」
まるで母親の生き写しの様に続けるハクレイ。
「霊夢・・・・・・今のあんたは自暴自棄はなっているのよ。自暴自棄じゃない。焦り、苛立ち、絶望・・・・・・それらも含んでいるのよ。」
「なら・・・・・・なら、私は・・・・・・。」
霊夢は弱弱しく呟く。今の私では精神的に不十分。だったら、どうすれば・・・・・・。
「諦めちゃ駄目よ、霊夢・・・・・・。あんたには今でも持っている大切なものを持っているわよ。」
「?」
「それは・・・・・・大切な仲間よ・・・・・・。」
「っ!?」
「どんなに挫けても支え合ってくれる仲間がいる・・・・・・いつも傍にいて助け合う仲間がいる・・・・・・それが貴方の宝物よ。」
「・・・・・・どういう事?」
霊夢の質問にハクレイは微笑み、答える。
「仲間の為にやる・・・・・・戦うと言うのはそう言う事なのよ・・・・・・。」



スィガとキヅナの戦いにおいて、キヅナの方が圧倒的に有利。あまりの妖力に流石のスィガもうろたえた。
「う~ん、予想外だなー・・・・・・よし、こうなったら!」
「そこですっ!」
そう言って、キヅナは拳をスィガに放つが・・・・・・。
「ティヒン♪」
何と、スィガは体を霧にしてキヅナの攻撃をかわしたのだ!慌てて、スィガを探すキヅナ。
「一体、何処に・・・・・・?」
「僕はここだよ♪」
「っ!?」
見ると、スィガがキヅナの真上に浮かんでいた。しかも彼女はスペルをセットし・・・・・・。
「鬼符・・・・・・『鬼神の嘲笑』!!」
それを一気にキヅナに放つ。思わず、直撃を受けるキヅナ。
「ぐっ!?」
大ダメージを食らい、地面に叩きつけられるキヅナ。
「悪いけど、頭の使い方は僕の勝ちの様だね♪」
「くっ・・・・・・!」
余りのダメージに流石のキヅナも苦戦する。まさに形勢逆転と言えよう・・・・・・。
「んじゃ、もう君には勝ち目はないね・・・・・・絶望以外は♪」
「いや・・・・・・あたしは今、希望を手にしたぜ!」
「?」
その声に反応して振り向くと、勇儀が立っていた。口に不敵な笑みを浮かべ。
「何だよ、君なの?・・・・・・所で、どんな希望?」
スィガの言葉に勇儀はスペルカードを取り出し・・・・・・。
「あたしのスペルカードは・・・・・・夢想萃夢清!!!」
「げ~~~!!!??」
突如、知らないスペルカードにスィガは戸惑う。あの旧式、いつの間に・・・・・・!
「うえ~なぁにそれぇ!?全然、知らないスペルだよ!」
「あたしだって知らないが・・・・・・さぁ行くぜ!!」
そう言うや否や、発動する勇儀!
すると、勇儀の両腕に光が生じ、一気に走りだす勇儀。
スィガのすぐ前に着くや否や・・・・・・。
「おりゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
右腕をスィガにかざすと何やら音波みたいなものが出た。続いて左腕も。
知らないスペルに慌てた余りに、スィガは避けきれずに・・・・・・。
ピチュチュチュ―――ン!!!
「うわぁぁぁぁっ!!」
吹っ飛んだ。



吹っ飛ばされ、倒れているスィガを見ても勇儀の怒りは収まらなかった。
こいつ等のせいでパルスィや相棒(萃香)や皆が・・・・・・!そう思うと手を緩めるわけにはいかなかった。
「まだまだぁ!行くぜ、下衆野郎!スペル発動・・・・・・!」
そして決着がついているのに追加攻撃を行おうとする勇儀だが・・・・・・。
「もう止めてください、勇儀さん!!」
キヅナに素早く羽交い絞めされてしまう。
「離せ!殺す・・・・・・こいつを殺さないと駄目だぁぁぁっ!!」
そう言って、振り払おうとする勇儀に・・・・・・。
「・・・・・・馬鹿ぁ!」
乾いた音が響いた。
頬を抑えて呆然とする勇儀。
「・・・・・・キ、キヅナ?」
「とっくにスィガの体力は0寸前です!もう勝負はついているじゃないですか!それにいくら鬼とはいえ・・・・・・そんな勇儀さんをキスメには見せたくはないですっ!」
「っ!?」
その言葉に勇儀は絶句し、自分の行いに恥じていた。
「(あたしは・・・・・・こんなにも酷い鬼だったのか・・・・・・?)」
そんな心情を体内に残して、勇儀はスィガに近づく。一方のスィガは意識を取り戻した様だ。
「いててて・・・・・・もうちょっと手加減してよ~。」
「スィガ、あたし等の勝ちだぞ!約束だ、言え!どうやったら萃香を生き返らせる!?」
「う・・・・・・そうだね・・・・・・約束は約束・・・・・・ってそんな約束、嘘だよ―――ン!!」
「「なっ!?」」
ショックを受ける勇義達の目の前でスィガは霧と化する。恐らく、逃げるが勝ちだろう。
「次こそは絶対に勝ってやるからね~♪とりあえずそう言う事で♪」
「貴様ぁ・・・・・・!」
「ゆ、勇儀さん!?」
キヅナの声に勇儀は振り向く。見ると、小箱の中身を見て、愕然としたキヅナだった。
そして小箱の中身は・・・・・・何にもなかった。
騙された・・・・・・スィガは最後までも騙されるあたし達を見て楽しんだんだ・・・・・・。
そう思うと勇儀の怒りは爆発した。
「スィガ・・・・・・スィガ・・・・・・!スィガァァァァァァァァァァァ!!」
空に向かって叫ぶ勇儀。その怒りと悲しみを今はいない鬼神勇者に向けて・・・・・・。
「だから・・・・・・だから、キスメに奪われる時も冷静だったのですね・・・・・・。」
「言えぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!相棒の・・・・・・パルシィの遺伝子は、何処だぁぁぁぁぁぁ!!」
「(・・・・・・可哀想な、勇儀さん。折角の希望を失ったからに・・・・・・。)」
何とか伝説の夢想技により、勇義達は勇者4号、スィガに勝利した勇儀とキスメ(キヅナ)。
だが、それはスィガの策略による辛く、苦い勝利だった・・・・・・。



外の世界のとある地方・・・・・・。高層ビルが多く並ぶ街並み。
その中で最も大きな建物・・・・・・支配地№6の前に次々と黒い車両が停車する。
そして中から、武装した者が次々と現れた。とある国の対テロ組織である。
外の世界の警察や軍隊も北方勇者帝国の暴虐を黙って見ている訳ではなかった。
今夜は支配地№6を制圧する・・・・・・筈だった。
「待てぇ!スワット部隊の悪党共!」
突然の大声に武装集団は自分達に迫ってくる謎の車を見つける。
その中から、奇妙な服をした少女がマントを纏い、出て来たのだ。警戒する武装集団。
「この“楽園№6”の平和を破る奴は私が許さんっ!!」
そう、彼女こそ勇者6号である。   そして約10分後、その組織からの連絡は既に途絶えていた・・・・・・。

続く



次回:「“正義こそ我が全て!”その言葉をスローガンに町の治安を厳しくする勇者6号に立ち向かう鈴仙!だが、そんな彼女達に心が壊れた少女が現れ・・・・・・。鈴仙に迫りくる、究極の選択!正義とは何か!?次回、「疾風!限りなき戦い!」!」


キャラ紹介
「鬼神勇者・スィガ」
クローン勇者4号。無邪気だけど、とても腹黒く、卑怯な戦法を好む。萃香と勇儀の能力を持つ。
鬼故か大酒飲みだが、酔った経験はない。他の勇者をからかって楽しんでいる。
罠を張って自分は安全な所にいて、その様子を楽しんでいる。ヤバい時は霧になって逃げる。
最近はチルノと言うからかいのある新入りを気に入っている。
ZRXです。
正直、勇義の心情をどうやって書くかで迷いました。
ちなみに、キヅナもオリキャラです
次回はうどんげこと鈴仙が活躍します。
ZRX
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コメント



0.580簡易評価
18.無評価名前が無い程度の能力削除
 幼稚園に入る以前の子が、両手に持った塩ビの人形をぶつけあって「バーン!バーン!」と嬉しそうに叫んでいる光景が目に浮びました。
 きっと、その子の脳内では素敵な活劇が繰り広げられているのであろう、と思う次第です。
 しかし悲しい哉。まわりの大人には、ただ「バーン!バーン!」という声しか聞こえないのですよ。
26.無評価名前が無い程度の能力削除
これだけは言える。
作者は思いつくままに書いてる。
適当にパロネタ入れておけばとりあえず面白いと思ってる。
30.100名前が無い程度の能力削除
面白かったから、己を貫け!!!
32.無評価名前が無い程度の能力削除
ネタを強引にぶち込んだような文章からじゃ、作者の伝えたいことが全く分からんとです
35.無評価名前が無い程度の能力削除
邪魔
38.10名前が無い程度の能力削除
荒らしや釣りは他でやってくれ。