Coolier - 新生・東方創想話

もしも彼女が幼女なら(前編)

2004/12/07 02:02:01
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 何時しか桜の季節も過ぎ、最近はやや湿気を含んだ熱気が感じられるようになった。まだ夏には早すぎるというのに、気温は単調増加の一途を辿っている。
 そろそろ衣替えの頃合だろう。鋭さを増した日差しの下、幻想郷の人間は皆そう思った。


 そして今日も例に漏れず、肌で感じる気温は梅雨前とは思えない程である。加えて天気は快晴で、雲の欠片も見えやしない。隠れるものが無くなった太陽は容赦なく照りつけ、人間には熱と気だるさを、植物にはエネルギーと繁栄を与える。
 

 そんな中、霧雨魔理沙は非常に焦っていた。綺麗なブロンドが風で滅茶苦茶になるのも構わず、ありったけの魔力を箒に込めて、空を翔けていく。全身を叩くような風に帽子が何度も飛びそうになり、慌てて抑えては被り直す。目を開けておくのもつらいのに、それでも箒の速度は落とさない。
「くそっ、間に合ってくれ…」
明らかに風圧以外の原因でだぶ付くハウスドレスが、更に焦りを加速させる。目線を下げると、ブラウスの袖が箒を握る指を覆い隠し始めたのが分かった。どうやら本格的に例の薬が効いてきた模様である。
 ずり落ちて視界を遮らないように帽子を支えながら、魔理沙はただ只管に目的地へ急ぐ。すぐ下に広がる魔法の森の外れに住む、同じ魔法使いの下へと。



 アリス・マーガトロイドはいつものように紅茶片手に寛ぎながら、魔導書を読み進めていた。そのページを捲るたび眼鏡のガラス越しに、綺麗な青の瞳に知的興味が見え隠れするのが分かる。
 しかし普通の人間では、その興味が何に向けられているのか窺い知ることは出来ないだろう。もしそれを知ることが出来たとしても、決して本質を理解することは出来ないのだ。なぜなら魔導書は名の通り、魔法を使えることを前提とした、魔法使いの為の本であるのだから。
 するとなるほど、それを理解し読み進めることが出来る彼女はきっと魔法使いなのだろう。可愛らしい青のワンピースが似合う、非力なお嬢様のように見えたとしても。

 アリスはずれて来た眼鏡を指で補正しつつ、新たにページを開く。紙の上に羅列された不可解な記号や文字が見え、次いでそれの解読を始める。受け皿に置かれるティーカップの音を除けば、部屋は知的な沈黙に包まれているようだった。
それからしばらくして、紅茶が切れたのを区切りにアリスは一息入れることにした。眼鏡を外して、空になったティーポットを持って部屋を出る。

 慣れない眼鏡のせいか、どうやら肩が凝りやすくなっているみたいだ。キッチンでお湯を沸かす傍ら、アリスはそんなことを考えていた。
 特に目が悪くなったわけではないのだが、今回は特殊な眼鏡以外で読めない仕組みの魔導書なのである。眼鏡を掛けないと白紙にしか見えないのだ。ただ、そんな仕掛けは魔導書について言うなら日常茶飯事である。捻くれ者が多いのだ、魔法使いには。
 
 気が付くとお湯が沸騰しており、アリスは火を消すと紅茶の葉が入った缶を開ける。
「あら」
無くなるまで気が付かないというのも可笑しな話ではあるのだけれど、その缶の内容物である紅茶葉はほとんど残っていなかった。そろそろ買出しに出なければならない時期のようである。わざわざ沸騰させたお湯は勿体無いけれど、どう仕様も無いのでそのままにして、アリスは外出の準備を始めた。

 そしていざ外出と言った矢先に、声と共にノックの音が響いた。
「おーい、開けてくれー」
不本意ながら声の主が分かってしまうアリスは、間の悪いその来客にため息をついた。
「居るんだろー?」
アリスは仕方なし、と言った様子で玄関のドアに向かう。理由を付けて帰ってもらうのがベストだが、それが簡単に通じる相手とは思わない。紅茶を切らしたと言っても、飲まなきゃいいだろの一言で片付けられそうな気がする。
 アリスはあの何かと得意そうな笑みの魔理沙を想像しながら、力なくドアを開けた。
 
 けれど、目に映ったのは一人の小さな少女―――実際はもう幼女と言っていい程の容姿ではあるのだが―――の、存在の主張をするかのように片手を振っている姿だった。
「よう」
その少女は、片手でドロワースを胸元まで引き上げながら、どこか情けない笑みを浮かべて立っていた。
「とりあえず人形の服でも貸してくれないか?どうにも、今の服は大き過ぎてな」
 結局、外出は中止になってしまった。
 

 そして今アリスの目の前には、上海人形の替えの服を窮屈そうに着た魔理沙がいる。具体的には椅子の上に本を積み上げてその上に座り、なんとかテーブル上に体を乗り出している状態の幼女が。
「見てのとおりこの体じゃ日常生活も不便だし、非力極まりない。そこで相談だが、この薬の効果が切れるまでここに置いてくれないか?」
人の家に勝手に乗り込んで服を借りている身である事を考えると、この魔理沙の言葉が何処から浮かんでくるものなのか、アリスは至極不思議に思いたくなる。
「断るわ」
魔理沙と一緒の生活なんて、理由がなんであれ、到底受け入れられるものではない。魔理沙が自己中心的なら、アリスもまた自己中心的だからである。他人が自分の日常に介入する事が気に食わないのだ。

「悪いけど、そんな体になったのだって自業自得じゃない。実験もせずにそんな薬を飲むなんて頭が悪いとしか思えないわね」
「だから間違って飲んでしまったって言ったろう。私だって怪しいと思った薬なんて好き好んで飲むわけがないさ」
「どうやったら間違えて飲めるのか教えて欲しいわ。それに良く考えればそんな薬を作るのがそもそも理解しづらいし、そちらのまっとうな理由も教えて欲しいものね」
魔理沙は言い返す言葉が見つからないのか、黙りこくってしまう。だが直に気を取り直すと、潤んだ瞳をアリスに向けて上目遣いに話し掛ける。
「なぁ…。本当にだめか…?」
「ちょ、ちょっとその目は止めなさい!服だって貸してあげたじゃない。なんで私がそこまで面倒見なくちゃならないのよ」
今の魔理沙の幼い容姿―――どう見ても以前の半分以下しか背が無く、お腹と胸の高低さが皆無に近い―――と合わせて、あの目はアリスの良心をこれでもかと揺さぶりかけるのだ。相手はそれを分かっており、尚且つするのだから、性質が悪いとしか言えない。それに、何時まで経ってもその眼差しを解く気配がない。

「ああもう、分かったわよ!」
良心に突き刺さる眼差しを送り続ける魔理沙に対して、半分やけになったようにアリスは叫ぶ。
「勝手に家の何処かにでも住むといいわ!けどその薬の効果が切れるまでよ、いいわね?!」
「おお!いいのかアリス?」
待ってましたと言わんばかりに、魔理沙は勢い良く体を起こすと爽やかな顔でアリスを見上げる。今までの泣きそうな様子など微塵も感じられない。
「…二度は言わないわ」
腕を組んで不機嫌そうに答えるアリス。
「じゃあ、お言葉に甘えさせてもらうとするぜ」
「一つ質問だけど、効果はどのくらいで消えるのかしら?」
「そうだな、三日くらいか」
効果の持続が三日というのは短いのか長いのか良く分からない。けれど、二週間とか一ヶ月とか言われなくてアリスは少し安心した。効果の持続期間が、そのまま魔理沙の滞在期間を示すからである。
 魔理沙は机から降りると、赤いスカートの裾を摘んで言った。
「なんかこの服落ち着かないから黒く染めてもいいか?」
「駄目よ」
「…」
この後、アリスは黒インクを持った小さな少女を追いかけまわす羽目になる。



 三日、と言ってもアリスにとっては大変には違い無い。というのも、生活のリズムというものが崩れてしまうからである。要するに、いつも通りの日常を送れないのだ。
 日課である読書の時間は魔理沙との会話の応酬に費やされ、魔理沙の手前、趣味の人形製作などは気恥ずかしさで出来ない。また食事は二人分作らなくてはならないし、買出しの量も二倍である。加えてストレスも二倍。

 当の魔理沙はお気楽なもので、家の本を広げて読んではアリスに質問を浴びせ、読書に退屈したら彼女の使い魔である上海人形と遊んでいる。遊ぶと言っても簡単な弾幕ごっこであり、家の至るところでするものだから散らかって仕方が無い。魔理沙は片付ける様子も無ければ気を使うという能力もないので、後片付けは結局アリスと人形の仕事になる。手間のかかる事この上ない。まるで本当に子供になってしまったかのように、注意されても平気な顔をして散らかしていくのだ。
 一日中こんな状況だから、アリスは後三日、後二日、と心の中で祈るように念じながら、疲れの取れない体で過ごすのである。


「そういえば」
魔理沙が来てから三日目の夕食時に、アリスはスープを口に運ぶ手を休めて尋ねた。
「この三日間観察したけど、普通に生活出来てるじゃない。なんでわざわざ私の家まで来る必要があったのかしら?」
「ああ、まあ、そうだな…」
何処となく歯切れが悪い返事をすると、魔理沙もスプーンをテーブルに置く。手に不釣合いな大きなスプーンは、か細い腕には疲れるのかもしれない。

 怪しい、アリスはそう直感した。
「…何か隠している事でもあるんじゃないでしょうね?」
その言葉に、魔理沙は一瞬硬直する。しかし、すぐさま気を取り直したように爽やかな顔で答える。
「答える義務はないぜ」
「あるわよ!」
アリスは勢い良く立ち上がるとテーブルに上半身乗り出し、魔理沙の両頬を摘み、捻って思い切り引っ張った。
「どうやらどれだけ人に迷惑かけているか分かっていないようね!あなたが来たおかげで読みかけの本は読めない、部屋は汚くなる、すごい勢いで食料は減る、その他諸々の弊害が起きているのよ!だからあなたは答える義務があるの、分~か~る~か~し~ら~?!」
「いたたたたたたたたたたたた!」
魔理沙は悲痛な叫びを上げながら、引っ張る指を外そうと試みる。だが体に比例して力まで小さくなっているため、どんなに力を入れても指を引きはがすことが出来ない。
「さぁ、答えなさい!」
アリスは不敵な、そして何処か満足げな微笑を浮かべて指に更なる力を込める。
「分かった、分かったから離せーー」
その言葉が合図となりアリスは指を離す。

 魔理沙は涙目で、未だに痛む頬を摩りながら、渋々と言った様子で口を開く。
「…副作用だ」
「副作用?」
「ああ、この薬はまだ実験していないんだ。だから私もどんな副作用が出るか分からない。それを考えると、一人で家に居るのは危ないかと思っただけだ」
「ふーん」
そういう事なら確かに他人の所に居る方が安全であるに違いない。この幻想郷では、最近姿が見えないからと言って風邪の心配してくれるようなご近所さんなど居ないのである。里の方の人間は分からないが、とりあえずアリスの知る限りではそうである。
「一応、納得したわ」
立ったままというのもあれなので、アリスは倒れた椅子を起こして座った。
「そりゃなにより」
「けれど、後数時間で三日も過ぎるわ。どうやら副作用も心配ないようね」
「だといいがな」
魔理沙もスプーンを掴んで食事を再開する。
「だといいがな、じゃないわよ!そうじゃなきゃ私が困るのよ!」
「なんだよもう。怒りやすい奴だな」

 やがて食事も終わると、各自早々に寝る準備を始める。
 アリスがお風呂を済ませてしまう頃には、魔理沙は既に客間のソファーに寝ていた。一日目、二日目と比べると、いささか早すぎる就寝ではある。
 肘掛には例の黒い服が掛けてあって、どうやら起きるとすぐに着替えられるようにしているらしい。人形の服が隣に畳んで置いてあるあたり、毛布の下の魔理沙は裸であるらしかった。
 その裸の理由が分かると、アリスは少しだけ微笑ましくなった。
 どうやらアリスも今夜は安眠できそうだった。



 朝、アリスは誰かに揺られているのを感じた。
「―――」
言っている事は良く聞こえないが、誰がしているのかは分かっている。そして、無視して睡眠を続けさせてくれるような相手ではないことも分かっている。要するに、魔理沙に起こされたのだ、何らかの事情があって。
「―――ねぇ、起きてよ~」
いや、だがしかし、それでも自分はまだ寝ているらしい、アリスはそう思った。それと言うのも、魔理沙が今のような言葉遣いをするはずがないのだ。
「ねぇってばぁ」
魔理沙が恩知らずで悪戯が好きという事を踏まえれば、もしかすると寝起きドッキリという事かもしれない。ここは慎重に対処せねばならないだろう。
「アリスちゃんー」
しかし、その言葉を聞いてアリスは鳥肌が立ち、思わず飛び起きて辺りを見回す。

 ベッドの側に立っていたのは、黒いエプロンドレスを身につけ、帽子を片手に持って立っている魔理沙であった。手が袖に隠れて見えないということも無いし、どうやら薬の効果は切れて元の体に戻ったらしい。
「何よもう、驚かさないで頂戴」
一瞬、魔理沙とは全く別の人物が喋っているのだと錯覚してしまったのだが、目の前に居るのは通常の見慣れた姿の魔理沙である。やはり、先程の声は空耳だったのではないだろうか。
 そう思って観察するに、少々気がかりと言うべきか、いつもと違う点に気づく。それは、お気に入りの黒の帽子をかぶっていない事であり、不安げにおどおどした様子でこちらを見つめている事である。

 副作用という言葉を昨日聞いていたせいもあってか、アリスはどうも嫌な予感がしてならなかった。それはもはや予感ではなく、確信に近いものがあって、頭の中で警笛が鳴り響いている程度である。
「あ、おはよう~」
一層警笛を激しくするような可愛らしい朝の挨拶に、アリスは頭を抱えたくなった。この確信を否定できる何かが欲しかったのに、魔理沙の朗らかな笑顔を見ると、どうやら否定を可能とする要素と言うものが無いように思えたからである。
「…それで、何の用かしら…?」
恐る恐るアリスは目の前の相手に尋ねる。願わくは、いつも通りの快活さで、「世話になったな。また世話になりに来るからよろしくな」「実はドッキリだぜ。表に霊夢も来ていたりするぞ」などと、返して欲しい。

 間を置いて、魔理沙は恥ずかしそうに少し下を向くと、上目遣いでこう言った。
「あのね、おうちの帰り方が分からないの…」




 アリスは腕を組み、こめかみを中指で叩きながら不機嫌な表情を浮かべていた。
 今や思う事は、やはりあの時、心を鬼にしてでも家に魔理沙を帰しておくべきだったという事だけだった。何故、いつもいつもこの女はこうも不利益とストレスばかりもたらすのだろう。森での採取活動においてもそうだし、突発的な自宅訪問もそうである。
 しかも、今度は今まででも一番性質の悪いものである。

 テーブルを挟んで真向かいには魔理沙が座って居り、しばしば上目遣いでアリスの様子を窺っては、落ち着かない様子で手にもった帽子を弄くっている。
「…」
その態度が尺に触ると言う訳ではないのだが、アリスは無意識ながら突き刺すような視線を浴びせてしまうのである。
「ご、ごめんなさい」
すぐに魔理沙とは思えない素直さを持って、気の弱い返事がされる。続いて魔理沙は下を向いて所在なげに指を動かし、しばらくすると、また例の上目遣いになる。先ほどからこれの繰り返しである。

 一方のアリスはというと、全くどうしたものやらと思案して居たのだが、やはりやるべき事は一つしかないように思えて、こんな状況に陥らせた魔理沙を考えると腹立たしくて仕様が無いのである。昨晩の魔理沙のセリフが思い起こされる度、こうなるのを分かっていて言ったのではないのだろうかと、疑ってしまう程なのだ。
 だが文句を言おうにも、会話からするに目の前の少女は魔理沙とは似ても似つかないような、そんな性格のような人物になってしまっている。素直で、臆病で、とてもじゃないが怒りの矛先を向ける気にはならない。そういうわけで、鬱憤が晴れないというのもあり、アリスの心は只今のところ混沌と澱んでいるのである。


「はぁ、仕方ないわね」
このまま悶々としていても事態が好転するとは思えないので、アリスは気持ちを切り替えて行動する事にした。
「貴方がそうなった原因が分からなくてはどう仕様も無いし、とりあえずあなたの家に行ってみようと思うのだけど、自宅の場所は分かるのかしら?」
「なんとなく…」
いかにも自信の無い曖昧な返事に、アリスは少々いらつきながら話を進める。
「今でも魔法は使えるのかしら?空は飛べるんでしょう?」
「分からない…」
申し訳なさそうな顔をして目を伏せる様子からすると、どうやら本当に分からないらしい。もしかすると、魔法という単語も分かっていないかもしれないが、それを考えると余りに絶望的なので、アリスはとにかく魔理沙の家に行く事にした。
 アリスが椅子から立ち上がると、魔理沙も慌ててそれに倣う。
「どうやら、あなたの家でその薬の本を見つけた方が手っ取り早そうね」
何しろ、アリスにも魔理沙がどんな状況に置かれているか分からないのである。見たところ、幼児退行したとしか思えないのではあるが。

 アリスは魔理沙を連れて外に出ると、箒に跨らせた。
「頭は忘れても体が覚えているって奴かしら」
不思議な顔をして、目の前で浮かぶ魔理沙を見て、少しだけ安心する。徒歩で森の中を強行という選択肢が消えたからである。
「それじゃあ行くわよ」
アリスも精神を統一すると、軽く地面を蹴る。それがきっかけとなり、重力を無視した魔法則体系に従い、アリスの体が空中に踊る。
「ちゃんと付いて来るのよ」
まるで初めてそれを見たかのように呆けている魔理沙を一瞥すると、アリスは魔理沙の家に向かって飛び始めた。そそくさと先へ行ってしまうアリスを見て、魔理沙も慌ててその後を追う。

 変てこな軌跡を描きながら魔理沙は付いてくる。だが、付いてくるも箒の左右がままならずに、あらぬ方向へ飛んで行くのにはアリスはため息をつかずに居られない。
 それでものろのろと蛇行しながら飛んでくる魔理沙を見て、アリスは少し妙な気分を味わう。もどかしさから来る焦燥感のような、苛立ちに似ているが異なる物。そんな感情が沸くのだ。

 しかし、それもそのはずである。
 アリスの中で、魔理沙はいつも得意げな顔をして、誰よりも速く飛んでいるのだ。



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