Coolier - 新生・東方創想話

光の速さでケツからドロワーズ出したらどうなるの?

2009/10/07 00:18:27
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 二人合わせてドロワーズ。君と僕とでドロワーズ。

 あるところに、蓮子という女の子と、メリーという女の子がいました。
 性別の壁の問題などすったもんだの末、二人は結婚しました。
 そして、生まれたのが一枚の下着でした。
 それがドロワーズ・オリジナル。
 なぜなら彼女もまた、特別な存在だからです。


          ――稗田阿弥「幻想郷に学ぶ女体 下着編」より引用








「ドロワーズ分が足りない」
「やっ、あひぃっ、な、なにすんだ霊夢ー!」

 魔理沙のスカートに頭を突っ込み、ドロワーズの匂いをクンクン嗅ぐ霊夢。
 甘酸っぱい、穢れの無い少女の芳醇な香りが霊夢の鼻腔をくすぐる。
 こんな奇行に走る霊夢の傍らに落ちているのは、アルコール度数世界最強の酒――スピリタスの空瓶。
 宴会でショットガンしまくった挙句に酔っ払った霊夢は、意味不明な言葉を口走りながら
 霧雨魔理沙のスカート内に潜り込み、下着を犬のようにクンカクンカした。

「うむ、足りぬ」

 博麗霊夢は考える。
 酔った頭でぐるぐる考える。
 幻想郷を成り立たせているものは一体何か。
 八雲紫の結界? 博麗大結界?
 
 全然違う。

 そんなものは、幻想郷というものをただ囲っているだけにすぎない。
 ならば幻想郷の本質というものは一体どこにあるというのか。
 魔理沙のドロワーズに視界を埋め尽くされながらも、博麗霊夢は考える。

 ん、待てよ、ドロワーズだと。

 霊夢の脳に、直接一筋の光が差し込む。別名、直感。閃きとも言う。

 ドロワーズが幻想郷を幻想郷たらしめているものだというなら。
 ドロワーズを穿いて、全ての人間・妖怪その他もろもろは生きなければならぬ。
 ドロワーズの、ドロワーズによる、ドロワーズのためのドロワーズ。
 ドロワーズ、ズロース、ペチコート、呼び名は多々あれども。
 ドロワーズ無くして幻想郷が存在できているはずはない。
 ドロワーズがあるために、幻想郷の秩序は守られる。
 ドロワーズがなければ、幻想郷は幻想郷ではない。
 ドロワーズこそ、幻想郷の存在意義にして本質。

 ドロワーズは幻想郷の母である、とエジソンは言った。

 ドロワーズが我々に与えたものは何だったのか。
 ドロワーズが与えてくれた世界とは何だったのか。
 ドロワーズが広がる世界は、我々を何処へ導くのか。
 ドロワーズによって生み出された世界の果ては何処か。
 ドロワーズが幻想郷の全ての大前提であるのだとすれば。
 ドロワーズこそが世界を統べるに相応しい、絶対の唯一神。
 ドロワーズが天地を揺るがし胎動させる、命の源であるなら。
 ドロワーズに生まれ、ドロワーズに死ぬことこそが我等の使命。

 ドロワーズは世界を救う。
 ドロワーズ、嗚呼、ドロワーズ。
 ドロワーズのお陰で仕事もできて、彼女もできました!

 ドロワーズを焼いて食べれば相手と同じ。
 半生で食えば相手の2倍。そのまま食えば3倍だ。
 焼肉理論からもたらされたドロワーズ理論は、果たして正解なのか。

 誰も知らぬ。
 誰も知らぬ答え。
 誰も知らぬ世界。
 ドロワーズの、未知なる世界。
 
 ぐるぐる廻る頭を理性で押さえつけ、魔理沙のスカートから頭を抜く。
 口には魔理沙のドロワーズを咥えている。
 ノーパン魔法少女まりさちゃんの誕生である。
 そして、魔理沙のドロワーズを咥えたまま、天を大きく仰ぐ霊夢。

 瞬間。
 天が割れ、光が満ちていく。
 世界が、黄金色に染まっていく。
 光は優しく全てを包み込みこんでいく。

 一瞬だけ、何もかもが真っ白になり――



 ――ドロワーズの神が、霊夢に降りた。



「今から、抜き打ちドロワーズ検査を始めるわよ!」



 天啓だった。

 毎度おなじみ博麗神社の境内前で、ワイワイと宴会していた人妖たちが、
 霊夢もといドロワーズの神様の宣告により、一瞬にして凍りつく。
 生唾をごくりと呑んで目を大きく見開く一同を、霊夢はぐるりと見回した。

 ――抜き打ちドロワーズ検査。

 それは、幻想郷の少女たちにドロワーズの着用を強要する武装過激派任侠集団、
 幻想郷ドロワーズ連合(ドロワ連)によって実施される抜き打ち検査である。
 ドロワ連初代会長である博麗霊夢の手により直々に実施され、ドロワーズを
 穿いていればその場ですぐに開放されるが、万が一ドロワを身に付けていなければ、
 即刻紫のスキマに落とされ、ドロワーマン(ドロワーズを被った変態紳士)らによる、
 泣く子も三秒で泣くのを止める、厳しい指導が入ることになっている。
 因みに指導内容はドロワの穿き方や脱がし方、果てはドロワーズの歴史や食し方、
 そして乙女の下着を司る「ドロワーズ神」を降臨させるための儀式の方法など、
 一般の生活に必要なのかコレ、と思わせるようなディープな訓練もあるとかなんとか。
 おお、こわいこわい。



「ていうか……い、今からやるの!?」

 ある者は『抜きうち』という単語にまさかと驚き。


「どうしよう、私今日ドロワーズ穿いてないわ…」

 ある者は、今日の下着がパンティだったことに嘆き。


「どうしよう、私今日なんにも穿いてないわ……」
「幽々子様、下着くらい穿きましょうよ」

 ある者はノーパンだったりした。



「ふふふふ……。幻想郷の少女ともあろう者たちが、
 まさかドロワーズ以外の下着を穿いてるなんてことはないわよねえ?」

 わきわきと両の手の平で何かを揉む仕草をして、いやらしい笑みを浮かべる霊夢。
 不幸なことに、今日に限ってドロワーズではなくパンツを穿いてきてしまった者たちは、
 幻想郷ドロワーズ連合会長――博麗霊夢の言葉に恐れおののき、後悔の念に駆られていた。

 霊夢の前でドロワーズを穿いていない――
 それ即ち、幻想郷ドロワーズ連合会長の意に背いているということに他ならない。

 故にドロワーズではなくパンティを穿いている者たち(ノーパン者も含む)は、
 どうにかして逃げる道は無いかと一瞬思索しようとしたが、すぐに諦めた。

 何故なら彼女たちが居るのは博麗神社である。いわば、霊夢のテリトリー。
 そこから逃げ出すことは、丸腰で猛獣の入った鉄の檻の中に放り出された人間が、
 ライオンをその身一つで打ち倒し、無傷で檻を脱出するのと同義であった。

 抜き足差し足で、なんとかその場からそっと消えようとした者たちもいたが、





○ケース1:射命丸文

(あややや……今日がまさか抜き打ち検査の日とは。
 パンティ穿いてるなんて、霊夢にばれたらやばいですね……。
 気付かれないうちにとっとと退散してしまいましょう)

 文は気配を押し殺して、持ち前の俊足で神社から消えんと試みた。
 だが足に力を込めた瞬間、文の肩を何物かの腕ががっしりと掴んだ。

「待てゐ」
「げげっ、霊夢さん!」

 何物かの腕は、霊夢のものだった。
 文は営業モードの作り笑いを顔に浮かべ、弁解の言葉を捻り出す。

「……い、いやあ実は明日発行の新聞を印刷しないといけないので、
 今日はこの辺でお暇しないといけないのですよそんなわけでみなさんさような」
 
 さようなら、と言い終える前に、霊夢が射命丸の喉元にお祓い棒を突きつけた。
 一点の曇りすらない、裏があるとしか思えない素敵な笑顔を顔に貼り付けて。



「何か、言った?」



 震度7の地震が来ても揺るがないだろうとまで思わせるような完璧な笑顔のまま、
 「てめえ逃げたらどうなるか分かってんだろうなコラ? エンコ詰めっか?」
 と同意義の言葉が霊夢の口から放たれた。
 勿論幻想郷に893は存在しない(398はいるけど)ので、
 エンコがどうこうという風習はもちろんないので読者の皆様はご安心あれ。

「何にも言ってないです……」

 霊夢の笑顔の裏にある圧倒的な暴力に屈し、文は恐怖に顔を引きつらせながら膝をついた。







○ケース2:古明地こいし

(私の無意識を操る程度の能力で、こっそり抜け出せば……)

 こいしは自身の能力を使って、その場に居る全員の意識から自分の存在を外した。
 迂闊にも、彼女も今日はドロワーズではなくパンツを穿いていたのだった。

(うう……こんなことなら、素直にお姉ちゃんの言うこと聞いとけばよかったなあ……)

 こいしは日頃から実姉のさとりに「ドロワーズを穿きなさい」と言われていたのだが、
 スカートが少し膨らんでしまうことからドロワーズ自体があまり好きでなかったので、
 いつもドロワーズを穿くフリをして、ぱんつを身につけていたのだった。
 ちなみに今日は、前側にくまさんの顔が付いた、かわいらしい白ぱんつである。

 こいしは宴会場に居る誰の目にも留まることなく去ろうとして、
 ブルーシートの外に脱いであった靴を履いて逃げようとした。
 しかし靴を履いて一歩踏み出した瞬間――

 パパパパパンッ!

「きゃああっ!?」

 地面からいくつもの小さな爆発音がして、こいしは思わず悲鳴を上げて尻餅をついた。
 足を内股になるように開いて尻餅をついているので、こいしの対面から見ると、
 しっかりと彼女の汚れなき純白の神パンチラが拝める体勢だ。実にえろい。
 SSという体裁をとっている以上、今の状況を文字でしか表現できないので、
 敬愛なる読者諸君にこいしのおぱんちゅを映像として見せられぬのが残念で仕方がない。
 健全エロスの体現とも言えるこいしのパンチラ。ああエロスここに極まれり!

「いったあ……」
「こいし……どうしたのかしら……?」
「れ、霊夢!?」

 こいしが目の前を見上げると、眩しい笑顔の幻想郷最強の巫女が立ちはだかっていた。
 どうやら地面に仕込んであった爆竹の爆発で、こいしの存在に気付いたようである。
 青筋を浮かべながらの笑顔が、裏にちらつく暴力を連想させる。
 無言で微笑む霊夢の手には、博麗の札と針がしっかりと握られていた。
 こいしはそれらを見て背筋が凍ったかのような心持がして、

「な、なんでもないよ……」

 と言い残し、姉やお燐やお空の座っている方へと逃げるように戻っていった。








「さて……」

 霊夢は逃げようとする不届き者を捕らえ終えたところで、全員の顔をぐるりと見回した。
 中には、目の前で見た霊夢の態度や行動に戦々恐々とする者もいるようであったが、
 霊夢はその者たちを見て、口の端を吊り上げて極悪人のような笑みを浮かべていた。

「さぁて、誰からチェックしようかしらねえ……。魔理沙、誰からがいい?」
「んー、そうだなあ。って、私が選ぶのかよ!?」
「あんたはドロワ連の副会長でしょうが。そんくらいやりなさいよ」
「何それ!? まあいいけど……じゃ、端からチェックしてくか。紅魔館の住人は前に来な」

 ドロワ連副会長にめでたく就任してしまった魔理沙は、すっくと立ち上がると、
 皆が集まって座っているところから抜け出し、前の方に来てレミリアたちを呼んだ。
 すると、レミリアやフランを始め、紅魔館の面々がぞろぞろと魔理沙の元に集まった。

「なによ、この検査。ドロワーズ穿くのなんて当たり前のことでしょ?」

 ねぇ咲夜、とレミリアは咲夜の方を向いて言うが、咲夜はレミリアの視線から顔を背け、
 明後日の方向を向きながら「ええ、まったくその通りでございますわお嬢様」と言った。

(うう……実はパンツだなんて、言い出せなくなっちゃったじゃない……。
 こうなったら時を止めて自分のドロワーズだけでも紅魔館から持ってこなきゃ……)

 咲夜がそこまで思考したとき、

「あー咲夜? 時間止めたりしたら私の結界が発動するから、そこんとこよろしくね」

 お払い棒で肩をトントンと載せている霊夢が、やっぱり笑顔で言い放った。
 時間操作に対する結界まで用意してあるとは、流石に咲夜でも予想外だった。
 何せここは巫女の本拠地――博麗神社である。咲夜に地の利は皆無である。

「うぐっ」

 咲夜は短く声を詰まらせた。どうやら今日の咲夜がドロワーズを穿かずにパンツを
 穿いていることは、どうしてだろうか霊夢にはすでにバレているらしかった。
 どういう理屈で咲夜が能力を使ったら霊夢の結界が発動するのかは謎に包まれているが、
 咲夜がドロワーズを穿いてないという事実が判明した以上、それは瑣末事であった。

「ほい、じゃあレミリアから調べるな。……ちょいと失礼」

 一方魔理沙はというと、身体を屈めてレミリアのスカートを正面からめくった。
 すると空色のスカートの中から、一点の汚れもない純白のドロワーズが姿を現した。
 この神ドロチラを読者の方々にお見せできぬのが、作者として本当に、本当に残念である。

「レミリアはオッケーと……次、パチュリー」

 魔理沙は何処から取り出したのか分からない――おそらく魔法だろう――バインダーに
 挟んだ紙に、黒いボールペンで「レミリア ○」と記入した。そして今度はパチュリーの
 前に立ち、白と紫のツートンカラーのスカートをそっとたくし上げる。
 今度も真っ白なドロワーズが姿を現し、魔理沙は「パチュリー ○」と紙に記入した。

「パチュリーよし、と。そんじゃ次は咲夜だな」
「く……!」

 小さくうめき声を上げたのは、問題の咲夜である。

「それじゃメイド長のスカートの中を拝見……って、これは……」

 魔理沙は咲夜のスカートの中を覗いた瞬間、顔をしかめた。
 瞳に映るのは、純白のパンティ。
 染み一つないそれは瀟洒の体現。
 まさに神のパンティ、略して神パンだった。
 だが如何様に神パンであったとしても、この場で求められるのはドロワーズ……。
 魔理沙は苦い顔を浮かべると、無言のまま紙に「咲夜 ×」と記入した。

 ――瞬間、空気が凍りついた。

「!?」

 実際に大気中の空気が凍ったわけではないのだが、本当に凍り付いてしまったのでは
ないかと思わせるほどに空気が張りつめたのを、咲夜は肌で感じて取っていた。

 その原因は、すぐ近くにいた。

 ニコニコと恐ろしい笑顔を浮かべていた霊夢の表情が、魔理沙の言葉を聞いた瞬間に、
感情という感情を完膚なきまでに全てブチ殺したような無表情に変貌したのだった。
 そのことに気付いてしまった咲夜は「ひっ」と小さく声を上げ、一歩後ずさった。

「十六夜、アウトー」

 という、ガ○の使いの年末特番のような無機質な声が、無情にも博麗神社に響く。

「さて、それじゃあ紫。あとよろしくね」

 霊夢は紫の名を呼ぶと、口の端をゆがめて笑った。否、その瞳は笑っていなかった。
 紫は霊夢の言葉を聞くと、盃を地に置き、微笑みながら霊夢たちの居る方へ歩いてきた。
 そして咲夜の眼前でピタリと足を止めると、

「それじゃ、しっかり指導されてきてね」
「え!? って、きゃあああああああああ!」

 紫が咲夜に告げた瞬間、咲夜の足元に召還されたスキマが、くぱぁと口を開け、
 一瞬のうちに咲夜はスキマの中に飲み込まれてしまった。

「さ、さくやぁぁぁ!?」

 従者が突然スキマに飲み込まれたのを見たレミリアは、地に膝をついて
 スキマの中に手を伸ばすが、当然その手は咲夜に届くことは無かった。
 レミリアは、キッと霊夢と紫を睨み付けた。

「ちょっと霊夢と紫! あんたら咲夜に何してくれんのよ!」
「何って……ドロワーズ穿いてなかったんだから仕方ないでしょ?」
「いくらなんでもこれは理不尽じゃないの!?」

 レミリアが怒りのままに霊夢に食ってかかる。
 従者を勝手に危険なスキマ送りにされ、主人が怒るのは当然のことだった。
 しかし、霊夢はそんな様子のレミリアを一瞥すると、溜息を吐いた。
 そして――



 パァン



 ――霊夢が、レミリアの頬を叩いた。
 振り抜かれた、霊夢の手。
 叩かれた、レミリアの紅い頬。
 時が一瞬止まったかのように、大気が流れを止めた。

「な、何するのよ霊夢!」
「レミリア……どうして今、貴女が叩かれたか分かる?」
「分かるわけないでしょ!」

 訳が分からない、といった表情で涙目になりながら、赤くなった頬を押さえるレミリア。
 パチュリーは涙目のレミリアを見ることができて、とても嬉しそうだった。
 霊夢はやれやれ、と言いたげに溜息を吐き、口を開く。

「……いい、レミリア。幻想郷の少女といえばドロワーズ。
 そして、ドロワーズといえば幻想郷の少女。つまり私たちよ。
 ドロワーズといえば、ドロワーズ合同誌なんてものが作られるくらいに
 世の人間を魅了して止まない究極の下着なのよ。
 ペチコート・ズロース・ドロワーズ……。
 呼び方は多々あれど、私たち幻想郷の少女は、ドロワーズの象徴。
 ドロワーズ=幻想郷と言っても過言でないわ」

 霊夢はそこで一息つくと、レミリアの頭を優しく撫で始めた。

「おねがいレミリア。分かって頂戴。これも、幻想郷の秩序のためなの。
 もしドロワーズが他の下着に淘汰されるようなことがあるのだとしたら……。
 私たちの愛する幻想郷は爆発し、直ちに滅んでしまうわ」

 幻想郷が滅ぶ、という霊夢の言葉に周りに居た全員がざわめき始めた。
 哀しげに語る霊夢の瞳を覗き込みながら、レミリアはうなだれた。

「ごめんなさい、レミリア……。頬、痛かったでしょう?」

 自分が叩いたレミリアの頬を、指先で優しく撫でる霊夢。
 ふるふると肩を震わせるレミリアは、静かに口を開いた。
 
「……私が、間違っていたわ。ドロワーズのことを、いつの間にか軽視していたわ……。
 あまりにも身近で、あまりにも当然の存在だったドロワーズ……。
 私たちの一部、ドロワーズ。どうして私は、そんな大切なことを忘れていたのッ……」

 レミリアは真紅の瞳から大粒の涙を零し、両手で顔を覆って静かに泣いた。
 霊夢は何も言わず、泣きじゃくるレミリアをぎゅうと抱きしめた。

「霊夢、ごめんね……。咲夜には、あとでちゃんと言っておくから……」
「分かってくれてありがとう、レミリア……。それと、叩いてごめんなさい……」

 ぎゅう、と抱きしめあう二人。
 周りの幻想郷住人たちはワオオー! と歓声を上げ、世界はドロワーズ色に包まれた。
 なぜかいい話になってる辺り、全員酔っていることは明白であった。

「さーてそんじゃードロワ抜き打ちチェック再開するわよ!
 次はフランドールね! 魔理沙、チェックしてあげて!」
「お安い御用だぜ!」



 そんなわけで再開された抜き打ちドロワーズ検査は、順調に進んでいった……。















 数日後。


「霊夢、誰が何を穿いていたかのデータが出揃ったぜ」
「ご苦労さま、魔理沙」

 霊夢は魔理沙から渡されたバインダーに挟まれた紙に目を通した。
 そして、驚きと恐怖の入り混じった怒号を響かせた。



「な、なんじゃこりゃああああああああああああああああああああああっ!?」



 霊夢が驚くのも無理はなかった。
 そこには、こう書かれていた。







○ドロワーズ着用者

→ 霊夢 魔理沙 ルーミア ⑨ パチュリー レミリア フラン レティ 橙 リリー
  妖夢 紫 藍 リグル 慧音 てゐ 鈴仙 萃香 メディ 穣子 雛 ヤマメ さとり

 以上、23名。



○ぱんつ着用者

→ 美鈴 小悪魔 咲夜 アリス リリカ メルラン ルナサ ミスティア 永琳 輝夜
  妹紅 文 幽香 映姫 静葉 椛 早苗 諏訪子 パルスィ 天子 衣玖 燐 空 こいし
  
 以上、24名。



○褌着用者

→ 小町 にとり 神奈子 キスメ 勇儀

 以上、5名。



○ノーパン

→ 大妖精、幽々子、ナズーリン、小傘、一輪、水密、星、白蓮、ぬえ

 以上、9名。



○新世界の神

→ 雲山

 以上、1名。





 霊夢は目を見開いたまま、絶句した。
 星蓮船キャラ、ノーパンと神しかいねえじゃねえか! というのは瑣末事だ。
 百歩譲って褌は許すとしても、事態は霊夢の予想を超えて、遥かに深刻だった。



 ――ドロワーズ勢の人数が、ぱんつ勢の人数に負けているのだ――



 ありえないありえないありえないそんな馬鹿などうしてこんなどうして……。
 頭の中でぐわんぐわんと鐘が鳴り響いているような錯覚に陥り、霊夢は頭を抱えた。

 すると、突然大地がズゴゴゴゴ、という地響きと共に揺れ始めた。

「な、なんだあ!?」

 魔理沙は突然の地震に立っていられなくなり、霊夢の部屋の畳の上に伏せった。

「これは……幻想郷が怒っているのよ……!」

 霊夢も慌てて伏せりながら、魔理沙に向かって言った。

「ぐ……どうすればいいんだよ……!」
「そ、それは……!」

 会話すらままならぬ程、尚も揺れ続ける地面。
 これが本当に幻想郷の怒りだとしたら、私たちはこのまま滅んでしまうの――!?

 霊夢が「もはやここまでか、南無三」と諦めかけた時、ピタッと揺れが止まった。

「おさ、まったか……?」
「そのようね……」

 二人はゆっくり立ち上がりながら、互いの顔を見つめあった。

「魔理沙、今の揺れがもし幻想郷からの警告だとすると、次はきっとないわ」
「だが、どうすればいいんだ!?」
「方法は一つよ……! パンツ穿いてる連中全員に、ドロワーズを穿かせるのよ!」

 淀みなく、力強く言い放つ霊夢。
 魔理沙はその言葉を聞き、何かを決心したように拳を握り締めた。

「分かったぜ……。連中の性根を叩き直して、ドロワーズを穿かせてやろう!」
「魔理沙……!」
「ああ霊夢! 私たちが幻想郷を救うんだ……!」

 瞳を閉じ、力強く抱擁する霊夢と魔理沙。
 俗に言うレイマリな展開ではないので注意。
 巫女と魔法使いの友情は厚く、そして熱いものなのだ。
 幻想郷ドロワーズ連合特殊部隊、「ドロワーズを穿かせ隊」が結成された瞬間だった。















○ケース1 射命丸文


「ちょっと霊夢さん一体なんなんですかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
「ドロワーズ穿かない子はしまっちゃおうねえええええええええ!」

 全速で飛んで逃げる鴉天狗を、空間移転を繰り返しながら追う霊夢。
 ミッションは唯一つ。「パンツを脱がせてドロワーズを穿かせる」。
 脱がしたパンツは香霖堂にでも売りつければいい。
 美少女鴉天狗のパンツとくれば、きっと高値で取引されることだろう。
 香霖堂へのツケもそれで解消され、霊夢にとっては一石二鳥である。

「ほらあああああああパンツ寄越しなさいよおおおおおおお!」
「きゃああああああああああああああああああああああああ!」

 ついに霊夢の指が文のスカートの中に潜り込み、白いぱんつに指がかかった。

「ひええええっ!?」

 すぽーん――……。

 間抜けな擬音と共に、文の両足からスルリと白い布が抜けていった。
 文は視界がモノクロになり、世界がスローモーションで再生されるのを感じた。
 己のぱんつに指を引っ掛けた霊夢よりも速いスピードで飛んでいた文は、
 ぱんつにかかる霊夢の指の力と逆方向に、とてつもない力を掛けてしまっていた。
 そのため、ぱんつがいとも簡単に脱げてしまったのだ。
 幻想郷最速の足がこのような結果を産むとは、なんとも皮肉なことであった。

「嫌あ―――――ッ!」

 妖怪の山に響き渡る絶叫と共に、スカートを両手で押さえながら墜落していく射命丸文。
 そんな文の様子を一仕事やり終えた顔で見届けながら、額の汗を腕で拭う博麗霊夢。
 勿論その手には、文のぱんつがしっかりと握られていた。
 純白の、一点の穢れすらないぱんつ。人はそれを、敬意を込めて「おふぁんつ」と呼ぶ。
 霊夢は文のおふぁんつを鼻先に持っていき、一度だけそれでスーハーと呼吸をした。
 石鹸の淡い香りが鼻腔を通り抜けていき、霊夢の脳に快楽信号を送る。ビクンビクン。

「おふぁんつ……恐ろしい敵だったわ……スーハースーハー」

 霊夢はおふぁんつを十分に堪能すると、文が墜落した先へと向かった。
 12時間後、ノーパンのままドロワーズを頭にかぶって気絶していた文が、
 たまたま通りかかった犬走椛によって発見されたのは、また別のお話。
 そのとき、椛が気絶してる文のおっぱいをモミモミしたのも、また別のお話。







○ケース2 東風谷早苗


「きゃーやめてやめてー! 何するんですかぁぁぁぁぁ!?」
「これも幻想郷のためなんだ! いいからぱんつ脱げ! な!」
「やだああああああああああ! 誰か助けてええええええ!」

 泣き叫ぶ早苗のスカートの中に、顔を突っ込んでいる魔理沙。
 ミッションは唯一つ。「パンツを脱がせてドロワーズを穿かせる」。
 脱がしたぱんつは、里の闇市で売り捌けばいい。
 守矢神社の風祝のぱんつとくれば、きっと高値で取引されることだろう。
 最近逼迫していた研究費も賄えて、魔理沙にとっても一石二鳥である。

「人気投票4位(第6回時点)のお前がドロワーズ穿けば、幻想郷は救われるんだ!」
「それでも嫌です! 女子高生はぱんつ穿いてなきゃやだぁー!」

 必死にスカートを押さえて、魔理沙の蛮行に抵抗する早苗だったが、
 それも虚しく、早苗は無理やり地面に組み伏せられてしまった。

「やだあああああ! ぱんつじゃなきゃやだああああああああ!」

 駄々っ子のように泣いて暴れる早苗に、魔理沙の堪忍袋の尾が、ぶちりと切れた。

「ばかやろう! ドロワーズ穿かないから、所詮お前は4位止まりなんだよ!」
「!!!」

 ショックを受けたように、ピタリと抵抗するのを止める早苗。
 魔理沙はさらに、畳み掛けるように言葉を浴びせかける。

「いいか!? 1位の霊夢や2位の私を見てみろ!
 ドロワーズ穿いてるだろ!? しかも見せドロワだぞ!
 下着なんてもんはなあ、見られてなんぼなんだよ!
 それなのにお前らぱんつ族と来たら、ぱんつが見えるのが嫌だぁ!?
 子供みたいに、甘えたこと言ってんじゃねーよ!
 そんなだから、いつまでたっても私や霊夢に勝てないんだよ!
 お前は一生負け犬のままで良いのか!? 嫌だろ?
 だったらドロワーズを穿くんだ。穿けば世界が変わる。
 ドロワーズを穿けば、世界がお前を認めてくれる! 必ずだ!」

「ま、魔理沙さん……! 私……!」

 早苗は魔理沙の言葉に感動したらしく、瞳に涙を溜めている。
 魔理沙は押し倒していた早苗の手をゆっくりと取り、彼女を支えて立ち上がらせた。

「早苗、私はお前のためを思って言ってるんだ……。
 女子高生はぱんつじゃなきゃ私も嫌だが、それ以前にここは幻想郷だ。
 ドロワーズを穿かなければ、お前にこの先、未来は無くなってしまう……」

「わたし……うっく、ごめんなさい、魔理沙さんっ……!
 ドロワーズを……、東風谷早苗は、ドロワーズを穿きます……!」

「早苗……!」

 魔理沙の演説のどこに感動する要素があったのかは皆目見当もつかないが、
 とにかく早苗は瞳から涙を零しながら魔理沙の手を取り、ぎゅっと握り締めた。
 魔理沙は、早苗の成長に涙が零れそうになるのを堪えながら微笑んでいた。



 ――こうして、東風谷早苗は常識(ぱんつ)を捨て、ドロワーズを穿いた。



「魔理沙さん……ありがとうございます……!
 これで私も美少女戦士セーラーサナエーにジョブチェンジできそうです……!」
「ああ、今のお前は輝いてるぜ……! 何にだってなれるさ!」
「はい! 頑張ります!」

 早苗が脱いだパンツを、ポケットの奥にこっそり仕舞いながら、魔理沙は早苗を激励した。
 すると二人の元に、鴉天狗にドロワーズを穿かせることに成功した霊夢が現れた。

「あら、魔理沙。どうやら早苗にドロワーズを穿かせることに成功したみたいね」
「おお霊夢、そっちも成功したのか?」
「モチのロンよ。ついでに鴉天狗のおふぁんつもゲットしてきたわ」
「お、おふぁんつだって!? ぱんつ族の中でも最高位のぱんつじゃないか!」
「ええ……香霖堂に売れば、きっと高くつくわよ……」
「やったね! 霊夢ちゃん!」
「おかねがふえるよ!」

 アハハエヘヘオホホ、と談笑しあう2人。
 そこに早苗が、突然割って入っていった。

「ちょっと霊夢さん!」
「あら、早苗。ドロワーズ似合ってるわよ」
「えへへ、ありがとうございます……ってそうじゃない!」
「何よ」

 面倒くさそうな表情の霊夢に対し、早苗はヤル気満々です!といった顔である。
 
「ドロワーズを穿いた私はもう、常識に捕らわれないことに捕らわれていた、
 昔の私じゃありません! 本当のあたしデビューです! 
 今こそ私は、霊夢さんを超えて、人気投票1位の座を勝ち取るのです!」

 早苗の言葉を聞き、霊夢は口の端を吊り上げ、静かに笑う。
 霊夢の体からは、体という器に収まりきらぬ莫大な霊力が溢れ、オーラと化す。
 主人公オーラというやつである。

「誰が、私を超えるって?」
「ドロワーズを穿いた、私がです!」
「やれるもんなら――――やってみなさいッ!」

 地面が爆ぜたかと魔理沙が錯覚するほど、勢い良く互いと反対方向に飛び退く霊夢と早苗。
 「楽園の巫女」と「祀られる風の人間」による弾幕勝負が今、幕を開けた!






 と思ったその瞬間、幻想郷が突然地響きと共に揺れ始めた!





 突然の事態に、流石の霊夢と早苗も戦闘モードを解除する。
 魔理沙も慌てて箒に跨り、空中へ飛び出した。

「こ……これは……! もしや……!」

 魔理沙は恐ろしいものを見るような青ざめた顔で、呟きを漏らした。
 彼女がこんな顔をするのは、魔理沙のドラクエモンスターズのセーブデータを、
 霊夢が上書きして消してしまった時以来だった。
 これにより、魔理沙のわたぼう三匹が犠牲になったという。南無三。

「何よ魔理沙! どういうことなのよこれ!」
「何か知ってるなら説明してください! ……って、ドロワーズが!」
「く……ドロワーズが光りだした……!?」

 突如として、霊夢と早苗の穿いているドロワーズが輝き始めた。
 霊夢のドロワーズは僅かに赤みを、早苗のドロワーズは僅かな青みを帯びていた。
 魔理沙はそれを見ると、何かを確信したような表情になった。



「まずい! 霊夢、早苗! 逃げ――」



 魔理沙が「逃げろ!」と最後まで言い終える前に。



 霊夢と早苗のドロワーズから発せられた光が世界を覆いつくし、混ざり合った。



 ドロワーズから発せられた光は、矢となって幻想郷全土に降り注いだ。



 そして、ドロワーズ以外の下着――ぱんつや褌などを焼き尽くした。











 ドロワーズから放たれた光は、世界をゆるやかに包み込んだ。



 果たしてドロワーズが望んでいたのは、何だったのだろうか。



 それは誰にも分からない。



 ドロワーズに生き、ドロワーズに死んだ者たちなら、或いは――



 しかし、今となってはもう、全てが光の中で――






























































「――――大魔道士ミマサマが編み出した極大消滅呪文……メドローワ……」



 魔法使いの呟きすら、滅び行く幻想となった。
 後にはもう、カンバスの様に真っ白な世界が残るほか無かった――――



<Good Drawers!>
2010年12月05日追記。

早苗「この作品が投稿されたとき(第6回人気投票後)、私の人気は4位だったのですが、ドロワーズ穿いたおかげで第7回人気投票では2位になりました!」


 まさか本当に人気上がるとは……。
 ドロワーズまじぱねえ。グッドロ!
Taku
http://3ehorloge.web.fc2.com/
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コメント



0.2960簡易評価
1.80名前が無い程度の能力削除
おーけい作者まずは落ち着け。
なんつー勢いで突っ走ったssなんだwところどころで笑わせていただきました。
しっかしなるほどなぁ、霊夢がメラ系で早苗がヒャド系なのか。ううむ、メドローワ、恐るべし。
ただ、ちょっと変態になりすぎているところに引きを覚えたのも確かなので、この点数で。
次も頑張ってください。
2.100名前が無い程度の能力削除
やめれwwwww
4.100名前が無い程度の能力削除
Takuさんは僕たちの手の届かない所まで逝ってしまわれた…!
8.100名前が無い程度の能力削除
敵はパンツです。どうみてもパンツです。
つか褌とノーパンwwwwwwwwwwwwwwwwww
9.90名前が無い程度の能力削除
>「ドロワーズ穿かない子はしまっちゃおうねええええええええええ!」

ここで撃沈したwww
11.100名前が無い程度の能力削除
星蓮組ww
12.100名前が無い程度の能力削除
オーケイ、取りあえず落ち着こうぜwww
14.90名前が無い程度の能力削除
こいつはもうだめかもわからんね
17.100名前が無い程度の能力削除
Takuさんの持つ濃厚な煩悩、大変美味しゅうございました。
ですが、私はドロワーズが好きではないので、この点数しか差し上げることができません。
残念だなぁ。
18.100名前が無い程度の能力削除
>ドロワーズ合同誌
そんなものがwwwwwあったのかよwwww
19.100名前が無い程度の能力削除
まさかのしまっちゃうおじさんwww
20.100名前が無い程度の能力削除
ちょっと命蓮寺行って来る。
21.100名前が無い程度の能力削除
しまっちゃう巫女さん…新しい
25.100名前が無い程度の能力削除
これまたずいぶんと懐かしいネタがwwwww
26.100名前が無い程度の能力削除
頼むから病院池
28.70名前が無い程度の能力削除
なんという勢い任せ。だが、ありだな。
31.100名前が無い程度の能力削除
おっけーおっけー。
それでは、ナズと小傘をチェックした時の状況を
詳しく書くんだ。Are you OK?
32.80煉獄削除
なんかドロワーズで凄いことになってますねぇ……。
でもその勢いや霊夢とか面白かったですし、ニヤニヤしながら読みました。
33.100名前が無い程度の能力削除
鈴仙ははいてないっ!とか
雛様ははいてないっ!とか
姫様ははいてないっ!とか色々いいたいが満点を出さざるを得ない
34.80名前が無い程度の能力削除
リストからハブられたけーね先生(と大妖精と小悪魔)は逃げきったのだろうか
35.60名前が無い程度の能力削除
作者はバカだなぁ……

さて、命蓮寺に雑巾掛けをしに行こうかな
38.70名前が無い程度の能力削除
通報しますた
39.80名前が無い程度の能力削除
タイトルと本文が関係ないと思う
40.無評価Taku削除
>>39.名前が無い程度の能力 さん
 ギクッ
41.80名前が無い程度の能力削除
メドローワに不覚にも噴いたwww

いやそれより大妖精がはいてないってのが素晴らしい。
でもひじりんはベージュパンツだと思うんだ。
43.70名前が無い程度の能力削除
端々に挟まれる熱い友情のせいで全編世紀末絵で脳内再生という拷問。

いざ、命蓮寺。
47.100名前が無い程度の能力削除
制服に……ドロワーズは、ダメだ……

ぱんつはいてないのは、もっとダメだwww
49.100名前が無い程度の能力削除
幻想郷って…
50.無評価名前が無い程度の能力削除
だめだこ(ry
53.100名前が無い程度の能力削除
私の休日は、
ブラとtシャツとドロワーズだ
54.100renifiru削除
1行目でとりあえず死にましたwww
読ませ方が上手いなあ、と感じました。
56.100名前が無い程度の能力削除
星組の扱いが酷すぎるwww
57.90名前が無い程度の能力削除
やだ…何これ…
58.100名前が無い程度の能力削除
とりあえず毎朝命蓮寺に雑巾がけに行きます。
そしてなずりんに出会うたびにスカートの穴に全力で集中します。
あと小傘ちゃんもうちょっと足上げt(ゲリラ台風)
60.80名前が無い程度の能力削除
ドロワの話なのに、作中に出てくるパンツのほうに欲情してしまった……
62.80沙月削除
じゃあ私白蓮さんを肩車する係りっ♪
72.100名前が無い程度の能力削除
Drawers is a good thing, maybe the best of things, and no good thing ever dies.
ドロワーズは良いものだ。 多分最高のものだ。 良いものは決して滅びない。
73.100名前が無い程度の能力削除
無事、誰の手の届かないところまで御病状が悪化した用で何よりですw


後一つ、美味しいとこもっていった椛も、何気にパンツ派ですから粛清が必要ですよね?
76.100名前が無い程度の能力削除
あんまりドロワーズドロワーズ言うからドロワーズがゲシュタルト崩壊しちまったよ!
77.80名前が無い程度の能力削除
命蓮寺はもうだめかもわからんね
81.100名前が無い程度の能力削除
星蓮船EXをクリアすればドロワ検査編が出現すると聞いて
83.60名前が無い程度の能力削除
穿いてない組大勝利?
85.100名前が無い程度の能力削除
ドロワーズラッシュで吹いた
とりあえず素数数えて落ち着くんだ。オーケィ?
86.100名前が無い程度の能力削除
メドローワwwwwwwwwwwww
87.100名前が無い程度の能力削除
病院こい、病院こい、全速力でこい!!
88.無評価名前が無い程度の能力削除
船長はドロワ穿こうにもキュロットじゃ穿けないよね‥‥
93.100名前が無い程度の能力削除
なんという力技か!
オラには真似できねぇだよ・・・
95.100謳魚削除
取り敢えず、褌着用者愛してる。
96.90名前が無い程度の能力削除
この幻想郷はダメだw
98.90名前が無い程度の能力削除
そうか…!だから早苗さんが魔理沙を抜いたのか……!
99.90名前が無い程度の能力削除
ネタ好きすぎます
101.100名前が無い程度の能力削除
魅魔様なにやってんのwwwww
ていうかしまっちゃう巫女さんwwww
104.70名前が無い程度の能力削除
人類には早すぎた作品だ・・・・・・
112.無評価名前が無い程度の能力削除
大妖精履いて無かったの!? ハァハァ
113.90名前が無い程度の能力削除
わたぼうェ・・・。
115.無評価名無し削除
誤字
水蜜→水密
122.100名前が無い程度の能力削除
星蓮組とわたぼう三匹で撃沈wwww