霖之助が良い意味(?)で原作崩壊してますので注意してください(こーりんじゃないよ)
------空を見上げると自分とは対照的な色をしていた。
雲一つない青でその姿はとても美しく感じた。
頭を下げて自分とその周りを見てみる。
そこにあるのは妖怪であった、人であった物だ。その全てが赤い血で染まっており、自分が握っていた物の先端から髪の先までその返り血が染み付いている。
そんな自分を他人事のように眺めると自虐的な微笑が出てきた。
なんて、汚いんだろうと・・・
「貴方には商売する気があるのかしら?」
「あるに決まっているだろう。商売人である以上ないわけがない。・・・ただマトモな客が一部しかいないだけだ」
彼は魔法の森の入り口に古道具屋を営んでいる。
何故私が怒っているか、それはその店主の態度だった。
客が入ってきても平気で読書に耽るし(たまにいらっしゃいぐらいは言う)これが欲しいといえば3回に一回は「それは非売品だ」で返される。その癖、妙に看板の【香霖堂】の文字の書き方に気合が入ってるのが余計に腹が立つ。
道具の名前と用途が分かるというもの凄く道具屋向けの能力なのに店主の性格がもの凄く道具屋に向いていない。
「第一君もその一員だろう。来るとしたらいきなり空間が出てきてストーブの燃料代を徴収していくぐらいか」
「あら?別に燃料の配給をストップするなら取りにこないわよ?」
「そういう意味で言ってるんじゃない。たまに客として来てくれと言っている。大体君は・・・」
「そっちこそ・・・・」
今日もまた彼とのくだらない口喧嘩が始まる。なんだかんで彼も本気で怒っているわけでもないし、こっちも良いストレス発散になる。
なにより誰かと口喧嘩でも出来ることが嬉しい。いつの間にか幻想郷の中でも最強の妖怪になってしまったために一部を除いて誰ともロクに弾幕ごっこも出来なくなったしまったからだ。
「おっと、そろそろ遅いから帰った方がいいんじゃないか?」
「そうね、また来るわ霖之助さん」
「今度は客として来てほしいがな」
そう言って彼女はスキマから帰っていった。いい加減普通に出入りしてほしいものだが・・・
彼女には道具屋に向いているのは能力だけだと言われたが自分では大分マシになったと思う。60年前に比べたら尚更だ。
昔の自分はホントに酷かった。
というのも半人半妖であるが故、人里では迫害され山や森では妖怪に差別されるからだ。
人妖と言っても随分人間よりだった為、妖怪から自分の身を守れるように何十年も体を鍛え続けてきた。妖怪にも人間にゲテモノ好きはいる。人妖は襲われづらいと油断しているとすぐにあの世行き・・・少なくとも数十年前の幻想郷はそんな世界であった。
生き残るために自分で護身用の刀を作って人妖という理由だけで自分を殺しにきた人間を何人も切り捨てたし山で生活していた時はうっかり天狗の一人を斬ってしまいその後,死にかけたこともあった。
それから何十年後かに霧雨の親父さんに拾われた。あの人には喉が裂けるまでお礼をしても足りない。
「・・・・」
紫が帰った直後、緊張が解けたのか寝てしまったようだ。
時計を見るともう午前が終わりそうになっていた。
「・・・いかん。今日は妖夢が来るんだったか」
先日、妖夢が「時間があるとき貴方に聞きたいことがあるから後日また来ます」と言ってその日程が今日の朝9時頃だった気がする。予定より2時間もオーバーしているが店に誰か入った形跡がない辺りまだ来てないのだろう。
----カラン、カラン
扉に取り付けておいた鈴が鳴った。噂をすればなんとやらという奴だ。
「す、すいません!幽々子様の面倒で色々あって遅れてしまいました!!」
扉を閉めるなり弁解する妖夢。普段なら掃除の一つでもして妖夢の謎の呟き「みょふん・・・(ゾクゾク)」を聞く所だが今回は僕も寝過ごしてしまったのでそのようなことはしない。
「ああ、僕も寝過ごしたせいで今起きたところだから気にしなくていい」
「・・・え?遅れたから店内の掃除とか・・」
「ん?何か言ったかい?」
「いえ!!何でもないです!」
妖夢が何か言ったような気がしたが声が小さくて聞こえづらかった。
「・・・で、一体の何の用だい」
「はい!店主さんが実は昔かなり使い手だったとある人から聞いたのですが!」
「嘘だよ」
このような場合、「誰から聞いた」や「誰がそんなことを」は言ってはならない。前者だと問いに肯定していることになり後者でもほとんど正解だと言ってるようなものだからだ。
「第一、仮に僕が強かったらどうするんだ。殺し合いでもする気か?それなら向日葵畑に行くといい。腕試しじゃ済まないからかなりのスリリングを味わえるぞ」
「いや、別に弾幕ごっことか殺し合いがしたいわけではないです。ただ純粋に自分の剣の腕を知りたいだけです」
「今の幻想郷なら君くらいの護衛で丁度いいだろう。君のご主人様より強い奴なんか指で数えられる程度しかいないんだし」
空間に穴を開けたり核弾頭を撃ってきたりする妖怪はいるが剣で戦う奴は数少ない。確かに自分の腕を見るには身近にいる僕が一番手っ取り早いし性格面を見る限り安全だろうと判断したんだろうがそんな理由で迫られてもたまったものではない。
「あら?そんなこと言わずにやってあげたら?」
「紫さま!!」 「・・・・・」
面倒なのが出てきた。理由は述べるまでもない。
「昔は有名だったそうねえ・・・・色んな意味で。中には聞いただけで震えた妖怪もいたし・・・私は全く知らなかったけどね!!」
自分の方が知名度も実力もあると言いたいのだろうか・・・・。
どっちにしても興味はない・・・元々、生き残るために覚えた術であり自分が一番強いんだと誇示する気などさらさらない。
「や、やっぱり・・・っ!!」
妖夢が興奮しはじめた。
「今聞いたばかりだろう?昔の話だ。もう20年以上ロクに鍛えてないから少し走るだけでも疲れるんだ。阿求の書物にも「体はあまり強くない」と書かれてるぐらいだしね」
「で、でもぉ・・・」
「・・・・仕方ないな」
僕が折れた途端ぱぁ!と笑顔になる妖夢。そんなに嬉しいのだろうか・・・こっちとしては迷惑以外のなにものでもないのに。
だが・・・・
「だが条件がある。ただの腕試しなんかでは勝っても負けても僕に得はない。だからこの勝負で僕が勝った場合は今後一切、僕に挑まないこと・ついでに香霖堂周辺の草むしりをすること」
タダではしない。考えてみれば当然の事だ。一体どこの世界に無償で痛い思いをしたがる人間がいるだろうか。
「うっ・・・・分かりました。」
妖夢は一瞬戸惑いながらも了承する。やめてくれればいいのに・・・
店の外へ出る。流石に店内では危なすぎるからだ。そして何故か少し離れたところで紫がこっちを見ている。観戦料でも取ってやろうか・・・
「真剣では峰でも怪我をするからこの木刀を使わせてもらう。ルールは相手に降参されるか気絶させるかだ。分かっていると思うが弾幕は禁止だ」
そういって店から持ち出した3本の木刀の内の2本を渡す。
「分かりました・・・・では、いきますっ!!」
「す」の部分で妖夢が一気に僕の懐へ入りこんでくる。僕の体に触れるか触れないか所で瞬時に止まり一方の木刀で水月(みぞ)をもう一方で顎を狙ってくる。
鈍ってはいたが目で追えないほどの速さではない。妖夢の木刀が水月に当たる直前に木刀を持ってない方の腕で掴む。顎を狙ってきた方は首を後ろに逸らしてなんとか避けた。木刀を掴んだ手を離し直後に後ろに跳び退きながら横に木刀を薙ぎ払う。必然的に妖夢と僕の距離が離れる。
「痛つつ・・・ッ。だから、やりたくなかったんだ・・・」
急激な動きにしばらく働いていなかった身体が響く。一方の妖夢はというと・・・
「お、おおおおお!!」
先程より興奮が酷くなっている。くそ・・・今の一撃で倒れておくんだった。この調子だと次から木刀だということを忘れて本気で斬りかかってくるだろう。
「全く・・・しばらく筋肉痛になりそうだな・・・!!」
少し離れた場所で私は霖之助さんと妖夢の勝負を見ていた。
遠くから見れば互角に戦っているように見えるだろう。だがお互いの表情が分かる距離から観戦していると明らかな差がついていることがわかる。妖夢は後の体力の事を考えずがむしゃらに攻めていたために息切れが激しくなっている。後10分も持たないだろう・・・一方、彼の方はまだまだ余裕があった。
当然だ・・・向かってくる妖夢の技をただ避けているだけだから。とは言ってもそれは決して楽な事ではない。しかし、それに加えて彼は自分が防御に徹していることがバレないよう避ける際に最低限の動きで軽い反撃をしている。妖夢は彼を斬ることしか頭に入っていないためその微かな反撃ですら避けるのに手間取っている。ここは実践の差だろう。おそらく彼は妖夢のそういう性格も理解して今の戦い方をしている。
それから数分後。
・・・いい加減疲れてきた。息切れしてきたし暑い・・・もう店で本でも読みたい・・・。
妖夢の方も大分弱っている。始めの勢いは欠片もなく立っているのがやっとと言ったところだ。
「(もうそろそろいいか・・・)」
妖夢がフラフラとした足取りでこちらに突進してくる。こんな状態になってもまだ攻めてこようとするのは彼女の性分だろう。妖夢との距離が1m前後になった時、試合を始めてから初めてこちらから踏み込む。踏み込みの勢いを殺さないまま妖夢の腹に木刀を押し出す。もうロクに反応も出来ないのか手応えは完璧、直撃した。
「かはっ・・!!」
妖夢が前のめりに倒れ、それを両手で受け取め抱き上げる。完全に気絶しているようだ。
「やりすぎたかな・・・」
気絶させるだけなら顎や首元を狙うなり、もう少し威力抑えて腹を突いてもよかったのだがこっちもあまり余裕がなかったのでつい力が入りすぎてしまった。まあ、しかし下手をすれば自分がこうなっていたかもしれないので引きずる必要もないだろう。
「久しぶりに面白いもの見れたわ~」
「観戦料はストーブの燃料2ヶ月分で構わないよ」
いつの間にかすぐ後ろにいた紫に、妖夢を抱えたまま答える。早く店に戻りたいのだが・・
「それより彼女を白玉楼に帰してくれ。草刈などいつでもできるしな」
そういって妖夢を紫に差し出す。
「いいけどそれでストーブ二ヶ月分は無しよ?」
「それでいい」
元から観戦料など冗談のつもりだったのだ。
「じゃ、この中に放りこみなさい」
扇子で何もない空間を一閃すると隙間が現れた。その中から無数の目がこっちを見ていて、まるで地獄に行くための道のようだが特に危険な物ではない。そこに妖夢をゆっくりと入れる。まあ紫のことだからどうせ池とか風呂の上に落としそうな気がしなくもないが。
「さて・・と、僕は読書に戻るから君も帰りな」
隙間が閉じきったのを見たので踵を返して店に戻る。
「あら?次は私とやらないの?」
「冗談だろ・・・というかなんでついてくるんだ?」
「別に、改めて貴方に興味を持っただけよ」
「答えになってないな。僕に興味を持つのは勝手だがそういう考察は僕がいない所でもできるだろう」
「そういう意味じゃない。貴方の側にいればこれから先面白そうなものが見れると思ってね・・・退屈は私の敵よ」
1日の半分を睡眠に割いている妖怪の言うことか・・などと心で突っ込んでいたらもう店内だ。紫もさも当然のように入ってくる。さあ、ここで紫を追い返すべきか無視して読書か・・・後者だな。紫の性格を考えるならば飽きる頃に帰らせるのが一番だ。こっちからちょっかいをかければ余計居座ってしまう。
「・・・・・」
カウンターの裏側にあるお気に入りの椅子に座って読書を楽しむ。どうやら先程の選択は正解のようだ。いまだに紫は店内の商品を漁っているが今の僕は気にしない。久しぶりに動いたので相当の疲れが溜まりその分普段の何気ないことが、こんなにも幸せに感じる。悟りを開いた気分だ。疲れた後の飲み物片手に読書は極楽であった。このまま幽体離脱しそうである。
店内を見回す・・・ああ・・・紫の姿が消えてきた・・・視界から余分な物が排除されていく・・・これが・・・ヘブン状態という奴なのか・・・これはいかん・・・少し運動するだけでこんな極楽を体験できるのなら明日から毎朝ランニング・・・いや、駄目か、それでは体力がついてしまう・・・やはり溜めておかなければならn「誰が余分ですって!?」
紫の怒声で一気に現実に引き戻される。
「くっ・・・!!なんてことをするんだ!?せっかく無我の境地に辿り着けたというのに」
「なにかぶつぶつ言ってると思ったら客人をほったらかして妄想で極楽に行くとはいい度胸ね」
「妄想?馬鹿を言うな。あれは僕が今までに味わったことのない程の快感から生まれたものだ。断じて空想の快楽ではない!!」
「・・・まあ、なんでもいいけどね」
紫が呆れたような溜息を出した。わけが分からない。僕が折角かつて無い幸せの一時を味わっていた時に現実に引き戻され妄想だと否定され呆れられ・・・駄目だ。終わったことをいつまで悔やんでいても仕方ない。またあの瞬間を味わえる日が来るだろう。読書をする気分にもなれなくなったので刀を研ぐ作業をする。出来るだけ刀は良い状態で保存して置いておきたいので暇があれば研ぐようにしている。刀は護身用含め全てカウンターの下に置いてあるのでそこから一本を取り出す。
「・・・あら、珍しい物を持ってるじゃない」
「ストーブの燃料の対価で表すなら10年分といったところじゃないか?渡さないけど」
取り出したのは【雷切(らいきり)】と呼ばれる名刀である。用途が雷・雷神を斬ることが出来ることらしいが生憎、雷神様は知り合いにいないし雷を斬るのは怖いので試そうにも試せない。しかし刀自体の切れ味もたいしたものでかなり希少である事は明らかだ。
「ほんとに面白いわね・・・戦ったらさぞ楽しそう・・・」
いつの間にか表情が本気になっていた。いつもの笑顔がなく、かといって険しい顔をしているわけでもない。こういった表情を紫が見せるのは非常に稀である。
「何の理由もなく君の勝負に応じたりはしないな・・・」
なるべく刺激しないようにしなければな・・・・妖夢の願い事など聞くんじゃなかったと今更ながら後悔。
「理由・・・ねぇ。理由があればいいのね?」
「どういう意味だ?」
「貴方は自分が攻撃されても騒ぎに気付いた霊夢や魔理沙が来るまで逃げ続けそうよねぇ・・・」
当然だ。稽古ならともかく、もう無闇に戦ったりしないと親父さんに誓ったのだ。それに肉弾戦ならともかく弾幕が使えない僕では本気になった彼女には足元にも及ばない。
「こういうのはどうかしら?『昔、貴方に負けた強い妖怪がいました。それは私の知り合いです。その妖怪は貴方に復讐しようにも過去のトラウマから闇討ちもできません。そこで私は貴方と魔理沙・霊夢の関係を教えます』
・・・さて、どうなるでしょう・・・か?」
気がつくと刀を思い切り紫に突きつけていた。
それは口元を隠していた扇子を突き抜けて頬を掠めている。自分で挑発してきても僕のこの行動は意外だったのか固まっている。自分も何故こんな事をしたのだろう。冷静に考えれば僕に負ける程度の妖怪がいくら束になった所であの二人相手に勝てるわけないし、特に霊夢に敵対する妖怪など皆無に等しい。それでも、こんな突発的な行動をしてしまったのは、心のどこかで怒りが込み上げてきたからだろう。
「・・・・」
紫が無言で周囲に無数の光を生み出す。弾幕だ。どうやら今ので幻想郷最強クラスの妖怪を本気にさせてしまったらしい。
理不尽だがこちらも引くわけにはいかない。さっきの脅迫は嘘だろうがもし、本当にやったとして、それを引き金に霊夢達より強い妖怪も出てくる可能性が1%でもあるわけだ。
「(仕方ないな・・・)」
心の中で戦う覚悟を決めると足元からもう一本刀を取り出す。出来れば使いたくなかった獲物だ。
「ちょっと・・・!!そんな物まで持ってるの・・・!!」
僕が取り出した刀・・・【草薙の剣】である。
紫が驚くのも無理はない。雷切とは格が違う・・・神剣・宝刀より上の存在、神話級の力なのだ。
・・・が、紫と本気で戦うならばこれぐらいの力が必要だ。
「あの子達は僕の家族なんだ・・!!わずかでもあの子達に危害及ぶなら君でも許さない!!」今まで晴れていた外が急に大雨に変わる。
紫の周囲に存在する弾が一層光を増し、そして・・・
「!!」
消えた。
「ぷっ・・・・あっはっはは!!」
「!!??」
紫が弾幕を消したと思ったらその場で笑い始めた。
急展開すぎて頭がついていかない。身体もカウンターに身を乗り出したまま止まっている。
「あぁ・・いいわぁ・・・どう?騙された気分は?」
1分ほどしてようやく落ち着いてきたのか話しかけてくる。
「いつ・・・からだ・・・?」
硬直したまま必死に言葉絞りだす。
「妖夢が貴方に挑んだ時から考えてたわよ・・っ。あぁ、ここまで上手くいくと・・・っぷ!『君でも許さない!!』とか本気で構えて・・くくっ」
「やめてくれ・・・・」
「ねぇねぇ・・どんな気分?どんな気分??」
ようやく椅子に座り直し頭を抱える僕の耳元で言葉の攻撃しかけてくる。
「くっ・・・!くうぅぅぅ!!」
反撃する言葉が出てこない。自分だけが本気になっていたのだ。さっきまでの自分の行動を思い返して絶望すら陳腐に覚える。
「だから言ったじゃない・・・貴方はホントに面白いって」
先程までの大爆笑とは違う、いつもの笑顔に戻っていた。
「今日は十分楽しんだから帰るわ。また来るからね霖之助さん♪」
「もう二度と来るな!!」
----次の日
妖夢が外で草むしりをしている。勿論休憩は一切無しで。
昨日の事が頭に染み付いて離れない。紫のことだ。きっと幽々子や永琳にも話しているのだろう。
妖夢の作業が終わるまで寝ようと今に敷いてある布団に潜り込むと暖かい感触がした。
嫌な予感がして布団を剥ぎ取る。
「おはよう、霖之助さん♪」
もう、どうにでもなれ。
【おまけ】
---その日の夜
「紫様ああああああああああ!!」
「ひいっ!!藍!!ちがっ・・」
「てめえ!あの笑いはなんだ!!?お前先月も同じようなことやって店主の神経逆撫でしたよなぁぁ!!」
「藍様!!やめてください!紫様は掲示板でもフラグ崩壊率30%を記録しています。先月の事だって紫様なりに考えたことなんです!!」
「ちっ・・・後でミーティングですよ!!」
「紫様、大丈夫ですか?」
「ゆふん・・・(ゾクゾウ)」
ここまで中2だと気持ちのいいもんですねww
でもまぁ霖之助はそこそこ強い!………はず
店主は実際どのくらい強いんだろうなー
紫様アレはアピールだったんですかwwwww
どう見ても嫌がらせです、本当にありがとうございました
特に最後のは蛇足かな?と思いました
でも、妄想を書きなぐる作品を否定するのも何か寂しい…
俺は無理だった。
あのピョンピョン跳ねてるAAがゆかりんに脳内変換された
好きだぜ、こんなのも
大好きだ
でも俺の中では霖之助は幻想郷最強だと信じてるけどな!!
間違いなく本気を出さずに、商売しているけど魔理沙の八卦炉、霊夢のはらい棒などを製作してる
過去は不明だけど、スぺカ導入前の出来事で英雄に分類されたなら、相当な力をもっていそう
熱くなっちゃうりんのすけに思わずニヤリとしてしまった。
みんな良いキャラしてて、とっても良かったです。
たまにはこんなのも悪くないですよね。
でも飽く迄「たまに」ですけど。
>>「ねぇねぇ・・どんな気分?どんな気分??」
超パー卿自重w
あと戦闘描写も申し訳程度にしかないし、展開も早すぎる。
霖之助好きとしてはちょっと受け付けられなかった。
作者さん、良い意味でキャラ崩壊してるって書いてるけど
原作の霖之助はどんな人物か知ってるんだろうか?
二次創作で読んで、知った気になって書いてるような気がする。
①霧雨家での修行する前の霖之助さんはいったいどんな人物でどんな生活をしていたかは謎ですからイロイロ想像しがいがありますよねぇ まぁ自分的にはこういうのもアリかな?とは思います
②しかし「妖怪も震えだす凄腕剣士」かぁ……これは少し強くしすぎじゃないかな?とは感じましたねぇ 人妖ゆえに普通の人より頑丈で力が強い程度で人間あいてなら退魔師といったプロ級以外の人にはまず負けない そして下級程度の妖怪なら退治できる 程度の強さのほうがいいかなぁとは自分は思います
まぁこの考えも中2設定レベルですけどねw
③あと展開がはやいなとも思います
紫を「てめぇ」呼ばわりする最後の藍で、某「VS」の人の名作を思い出した。
ただ、それさえ除けば(霖をオリキャラで考えれば)中二的で楽しめる作品だったかと。
純粋に読んで楽しかったから50点、紫と妖夢のキャラの質で+10、話の流れや語られていない部分を楽しむには材料が少なすぎて-20点、ぐらいですかね。二人とも彼の前にいるにしては原作とはちょいと離れているかと。霖之助?ありゃオリキャラでしょ。点数には混ぜられません。
荒事は苦手ってはっきり言ってるよ
>過去は不明だけど、スぺカ導入前の出来事で英雄に分類されたなら、相当な力をもっていそう
その英雄伝では“人間よりも長寿だが、鍛えてない為か余り強くない。”と記述されてる
恐らく、特殊な商品を扱う道具屋として評価されてるんだろう
しかし藍さま手厳しいなww
>荒事は苦手ってはっきり言ってるよ
それは「性格的に」だろう。神主自身も弾撃つかもと言ってるし。
>英雄伝では“人間よりも長寿だが、鍛えてない為か余り強くない。”と記述されてる
間違い。正しくは「鍛えてない為か余り「体は」強くない」。パチュリーの例を見れば解るように体の強さと戦闘力はまた別。
なんか恨まれるようなことしたのか?