Coolier - 新生・東方創想話

えいやものがたり~竹取演義~

2009/05/11 20:20:21
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 全てが予定通りに進んでいる。頭脳はそう思っていた。月の姫、永遠の薬、月からの脱出、どれを取っても誤差のない、計算された未来であった。
 全てが、思いのままに進む。
 いずれワタシは、“カノジョ”の隣でエイエンを見続けることが出来るだろう。そしてその日は、決して遠くない未来だということも、分かっている。

 いずれの御時にか、讃岐の国の造(みやっこ)という翁が、光る竹の中から、光り輝かんばかりのいとおしい女子を見つけたとか。翁は竹細工を生業としていたので、コレも何かの縁と思いなすって、一寸ばかりの小さな女子を大切に手の平に乗せて家に戻り、妻に事情を説明して世話をすることになった。元々子供に恵まれない家庭だったために、天からの賜物と思い、さしたる問題はなかったんだとさ。竹の揺り篭に竹の笠、竹の細工で女子をかしづきなさった。
 奇妙なことに、その日からというもの、翁は竹を取りにいくと竹の筒から黄金が出てくるようになったとか。おかげで翁の家はどんどん黄金が溜まっていき金持ちになっていった。
 女子の方もこれまた奇妙。日に日に見違えるほど成長していき、3ヶ月後には14,5歳くらいの娘になった。翁は娘のために簾で囲った部屋を作り、袿・裳・唐衣といった上品な着物を着せ、髪も童女のソレではなく、前髪を上げ後ろに垂らしてみせた。元から容姿には非凡なものを持っていた娘は、それはもう花と比べるのもお粗末なほどキレイになって、どんな夜更けであろうと輝いているように見えるほどであったとか。
 しばらく経つと娘も成人する程の外見になったので、翁は地方の神社の神主を呼んで名前をつけて貰うよう頼んだ。神主は言う。
「なれば、輝夜姫と名付けよう」
 輝夜姫の成人を祝う宴会は三日にも続いた。翁の夫婦にはそれと言った知り合いは居なかったが、竹の黄金は今も尚たんまりと残っていたので、出来る限り豪華な宴会を開き、多少遠方に居る御方であろうと沢山誘った。翁も妻も、そう長い命ではない。竹から出てきた不思議な娘だが、親愛の情ならば他の家族に劣らない。この宴会で誰かとまみえ、嫁ぎ、翁達が亡くなっても安定した生活を出来る環境を作ることが、翁の狙いだった。さて、宴会も最後の日を向かえ、人々の前で翁は簾を開き、輝夜姫をほんのちょこっとだけ見せた。しかし、輝夜姫を見た男達は夢か幻かと思い、もう一度見せろ、もう一度見せろと何度もねだってきた。それほどに、輝夜姫の美貌は並外れていたのだ。しかし、翁も大切な娘を何度も何度も人目にさらしたくないと思って、結局もう一度見せることは無かったとさ。そうして宴会が終わった後、輝夜姫の噂は波紋のように広がって、数日と経たずに翁の家の前では沢山の行列ができていった。もちろん、噂の輝夜姫を見るためさ。しかし、どんなにお願いしても、誰一人輝夜姫に会えなかった。どうしてか?それは輝夜姫が頑として許可しなかったからだ。流石の翁も困ってしまった。そうして一人また一人と、輝夜姫に会えぬままに諦めていき、最後には5人だけが、翁の家の前で待ち続けていたとさ。

 さて、この歳になると、自我も目覚め、自分が何者なのか、何故この地に堕ちてきたのかも思い出せるようになってきた。
「このようなところ、あなたに相応しくはありません」
 確かに、彼女の言うことは最もだった。姫として祀られ、何一つ自由のない生活は、私の心を荒ませた、いずれは地位を受け継ぎ、全てを統括する者として生きることに、何の意味も楽しみも、見出すことは出来なかった。だから、彼女の言葉はまさに天啓だった。月からの脱出。それは決して隠密性を持たなくとも良かった。自分が、月から、居なくなる。追っ手に追い回されるような日々ではなく、ただ自由に、自分の思いのままに生きること。ソレが出来れば、月で罪人扱いされてもどうでもよかった。どうせ、二度とあんなところへは戻らないからだ。
 しかし、自分の地位…姫という立場は厄介なものだった。継承問題を嫌ってか、父は一人の娘しか育てようとしなかったからだ。私が何をしても、世継ぎを失うことを問題視し、すべて揉み消してしまう。ナニを殺しても、結局は公に出ることは無かった。いっそのこと、父を殺してしまおうかと考えたが、奸臣共が私を使い政治を動かそうとするに違いなく、その場合、どこへ逃げても追っ手が来ることは必須だったために諦めた。
「ならば、子を作ればよい」
 彼女の言うことは鋭く、的確で、冷静であった。子を作れば、その者に全てを背負わせることが可能だ。父の治世もまだまだ永い。私の子が成人するくらいまではしぶとく生きているだろう。そうするとなれば相手だった。別に誰でもいい。ただ子を産むだけに必要なだけだと彼女に伝えると、彼女は次の日には男を一人連れてきた。ヤゴコロの長男。家柄ならば釣り合うほどの者、能力もある程度はあったために、この婚約はさして不自然なものではなかった。周囲の者は言う。あぁ、これであの放蕩娘も落ち着くことか。馬鹿どもが、なんと愚かなことか。炙り死ね。
 子は、程なくして生まれた。興味もなかった。だから今では顔も思い出せない。ただ、この娘は生涯、この月の民の姫として縛られて生きていくのだろうと思うと、自分はそうならずに済むことが無性に喜ばしかったのは覚えている。
 さて、月への脱出の準備は整った。最後は私の罪作りだ。これは、子が生まれた時点でもはや問題ではなくなったが、中途半端になってはなんらかの誤算が生じる恐れがあるとして、彼女の言うとおり、エイエンの薬を作り、服用した。彼女は言う。
「アナタの罪は地上へ堕ちる事となるでしょう。しかし、コレでも罪はいずれ晴れてしまいます。その際にアナタの隣にワタシが居ては、月の民も細心の注意と確実な捕獲を考えます。それゆえに、ワタシが供をすることは出来ません。月への使者が地上へ来た際に、必ずやアナタ許へ参ります」
 月の頭脳と呼ばれる彼女が居ては、確かに面倒くさいことになりかねなかった。まぁ、居ても居なくてもどうでもよかったのだが、やはり一人くらいは従者が欲しかったし、エイエンに生きるのだから、同じくエイエンの従者でなければ釣り合わないのだから、居てくれるのならばソレで良かった。別に、月からの使者など、自分一人でどうにでもなるのだけど。
 そうして予想通り、極刑として頸を切られても死なないワタシは流罪となり、忌み嫌われたものとして蓬莱の薬と共に地上へ堕ち、地上では竹取の翁と呼ばれる年寄りに世話になることになった。生活に支障をきたさない程度の人間であれば誰でも良かったのだが、意外にも、翁は私を(金銭のことを抜いても)大切に育てた。父にも乳母にも、これほどの扱いを受けたことは無く、少々私はこの翁のことが気に入りだしていることも、なんとなく自覚している。
 しかし、面倒なことが起きた。男達が五月蝿くなってきたのだ。自由を求めて地上へ降りたというのに、今また地上の男と共に暮らすような不自由を誰が望むというのか。そうして、頑として断ってきたのだが、地上の男は暇人が多いのか、残り5人は一向に諦めなかった。地位の高いものらしく、翁も終いには泣きついて会ってくれとお願いしだした。地上での風習として、顔をあわせた場合、それは殆ど婚約したも同然ということになる。いやだいやだ、絶対にそんなことさせるものか。しかし、翁の困り果てる姿も余り見たくはない。なれば、私と会う為に無理やりな条件を出して、その5人には諦めてもらうほか無さそうだ。これならば翁への面目もそこそこ保てるし、月の使者がくるまでの時間稼ぎとなるだろう。名案だ。

 姫の子が生まれるだけでは足りなかった。地上からの侵攻。それは地上のニンゲンと呼ばれる種ではなく、非科学的な力を持ったヨウカイという者達であった。奇怪な力を持ち、大軍勢で攻めてくるとあれば、月の民も全精力をかけて迎撃するほかないのだ。そのときに、適当な理由をつけて姫の罪を晴らし、姫のその能力と不死の力を利用しようと考えるのは明らかだった。ましてやその戦争に、自分が必要とされることなど、馬鹿でも分かることである。だから、私は月に残った。何もかも予想通り。月の民は、近く地上の侵攻に気づき準備を始める。その際の月の使者として私が派遣され、そのときに月の民を裏切る。戦争の始まる只中に、二度も姫を捕獲するだけの軍勢を送る時間的・軍事的余裕は月側には無く、また、戦争の勝敗に関わらず、事後姫を捕らえる必要性は月の民には無くなる。全てが、計画通りだ。後は時期が来たときに行動すれば良いだけの話。

 石作りの皇子、車持の皇子、阿部右大臣、大伴大納言、石上中納言。どの男達も、輝夜姫の願いを叶えることはできなかった。それもそのはず、輝夜姫の願いはこの世の中でも最も珍しいとされる秘宝。唐国を越えた遠くにあるとされていたり、未だかつて見たことのない島にあったりと、流石の貴族たちも辿り着けない場所にあるのだから。しかし、意外なことにも5人の貴族が諦めたことが更に話題を呼び、ついにはなんと、帝の耳にも輝夜姫のことが伝わってしまったとか。帝はすぐさま房子に輝夜姫を見て来るよう遣いを出して、輝夜姫の容貌を確認しようとした。
 だが、輝夜姫は何故か臍を曲げてしまい、無理にでも宮仕えさせるのならば自殺すると言う始末。翁も妻も房子も困ってしまった、帝も少々ムキになり翁に官職を与えると約束して、輝夜姫を連れてくるように命じたが、それえもやはり効果がない。流石に強引につれてこようものなら、本当に自殺しかねないので、狩りへ行くついでに翁の家に寄り、輝夜姫の不意を突いて会いに行った。翁には予め話しておいたために、ひっそりと屋内に入り、のんびりとたそがれている輝夜姫を見た。輝夜姫は帝に気づき、すぐに姿を隠してしまったが、帝はその姿、噂に違わぬ輝く容姿に釘付けになり、その後は宮中の女性を見てもすぐに輝夜姫と比較し、溜息をついてばかりいる毎日になってしまった。やることといえば、輝夜姫へ文を書くことだけ。お気に入りの女御や更衣の局にも行くことなく、ただただ、輝夜姫へ想いを綴っていた。
 事態は、思わぬ展開へと続く。輝夜姫が次の満月の日に月へと帰ってしまうと、翁が帝に告げたのだ。元から翁や輝夜姫の文から、月からやってきたことは知っていたのだが、帰ってしまう、ましてや次の満月までと知らされては、帝も非常に困惑してしまった。翁に何とか留まれないものかと説得するよう頼んだが、翁がどんなに頼んでも、姫は無理だと言っているらしい。どうやら、彼女の一存では事は動かないようだ。こうなれば実力行使。帝は1000の武士を翁の家に遣わし、満月の日に警備をするよう命じた。精鋭である近衛軍だ、たとえ月からの使者であろうと、必ずや撃退できるはずだと、帝は思っていた。

 翁には悪いが、帝などという者とは、死んでも一緒にはなりたくない。いや、実際には死ねないのだが、とにかくいやだ。それでは月に居た頃と全く変わらないではないか。逃げてしまおうか?しかし、脅しではあるが説得に来た翁にそのことを伝えると、何よりもお前が大事だと、翁自信が帝に説得しに行ってくれた。地上の男どもは非常に浅ましいが、翁だけは許せるかもしれない、そう思う。帝も諦めたと思ったら、今度は私に会うために密かに家に入り込んできた。なんと執念深い野郎だこと。その後は手紙を大量に送ってくる始末。無視しては翁に迷惑がかかるだろうて、それなりの返事は返しているものの非常に面倒でならない。しかし、我慢だ。次の満月で、月の頭脳が言っていた刻になる。月と地上のヨウカイとの戦争が避けられないものとなり、使者が私を迎えに来るだろう。それまで、翁には最低限面倒なことが起きないよう配慮しよう。
 約束の時が近づくにつれ、やはり何も告げずに去ってしまった場合、翁がひどく悲しむのではないかと思い、一応、月へ帰るという名目で別れの刻限が近づいていることを伝えた。案の定、翁は妻と共に枯れ果てるのではないかというくらい泣いていた。申し訳ないと思うが、どうしようもない。ここでは少々不自由になりすぎた。男どもが群がり、帝まで言い寄ってくるのでは、面倒が多くていやなのだ。それに、不死である私が俗世と呼ばれる中に居続けては神か何かとして祀られかねない。誰かに担がれるのは嫌いだ。自分は自分の思いのままに生きたい。だから地上へ堕ちたのだ。ソレをつかむために、不死になったのだ。そこに妥協は許さない。
 さて、今宵は満月。頭脳が迎えに来る満月。帝が無駄な抵抗をしているようだが、どうでもいい。完璧な自由が待っていると思うと、夜が永く感じられて、しょうがない。

「姫、お久しぶりです」
 八意 永琳は無機質な笑顔で輝夜を迎えた。彼女は一人だった。地上への途中、“他の者”は始末したのだ。輝夜もまた、永琳と対面しても、感慨深いものは感じなかった。
「遅いわ。あまりに永くて待ちくたびれたわよ」
「申し訳ありません」
 翁の家の庭。周囲には千の武士が居るのだが、彼らは何か呆然としたまま二人を見ている。催眠作用のある薬を事前に永琳が振りまいていたのだ。
「さて、持ってきているのでしょう?アレを」
 輝夜は早々にこの場から離れたいのか、急かすように催促を始めた。永琳は表情を崩さずに、輝夜が求めていたものを取り出した。
 天の羽衣。その羽衣には忘却の術が込められていて、抵抗が無いものや、着衣した者へ強い想いがない限り、着用者を忘れてしまう効果がある。
 輝夜はコレといった躊躇いも無く天の羽衣を着ようとしたが、何か思い出したかのように、着ていた服の中から文と蓬莱の薬を取り出し、朦朧としている翁の手に持たせ、その後に羽衣を着衣した。その行為に、僅かに永琳は顔をしかめた。
「未練でも?」
「いえ、これで全く」
「では参りましょうか、これで私たちを邪魔するものは一切なくなります」
「ええ、そのために来たんだもの、そうでなくては困るわ」
 二人は空を飛び、満月の空を翔け、やがて闇に溶けていった。数刻後、武士と翁達が我に返ると、翁夫婦を除いて武士達は何故ココに来たのかが分からないままに帰っていった。翁と妻は、輝夜姫が最後に残した手紙を読み、涙した。
 私が月の者でなければ、父や母を悲しませるようなことはなかったことでしょう。
 最初から最後まで、私の我侭のままに振り回してしまったこと、深くお詫びいたします。償いとは申し難いですが、ここに不老不死となる蓬莱の薬を残していきます。僅かでも、あなた方の幸せの後押しになれればと思います。さようなら。
 翁と妻の涙は止まることなく、翌日、帝に輝夜姫が去ったことを告げるために、その文と共に参内し、その旨を告げた。帝もまた涙を流し、蓬莱の薬については、輝夜姫のいない永遠に意味など無いとして、三人は蓬莱の薬を燃やすことにした。その煙が月へと届くよう、この国で最も高いとされている山の頂上で、月にも竹にも関連のある『調の岩笠』(つきのいわかさ)という者に行わせた。そうしてその山の煙は天へと舞い上がり、フシの山と呼ばれるようになった。(現在ではフジの山と呼ばれているらしい)。竹取の物語は、これにて終わる。


 科学の果ては何か、私は月にいたときに考えていた。文字、数学、物理、様々な発展の先にあるものはなんだろうかと。答えは永遠。私の中での結論は永遠だった。では、永遠とはなんだろうか。永遠となり得るものはなんだろうか。ただ単純なる不老不死ならば、それはいずれ腐り、生きることに飽きたときに永遠の意味を無くし、イキタままの死となるだろう。
 美。永遠にはソレが求められる。生きたまま芸術で有り得るような美を持つ者が生に飽きることなく永遠となったときに、それは未だ誰も達したことの無いエイエンとなるだろう。
 白羽の矢が立ったのは、月の姫だった。家柄などというどうでもいい物を除いても、その心、容姿は秀麗とは言っても足りないほど、カノジョを唆し、ヒトから科学とし、科学の極みを見ることを、私の最後の研究としよう。そのためになら、何をも犠牲にしても構わない。


 さぁ。これからは何にも縛られない美しい世界が待っている。永遠に遊び続けられるような、そんな日々。待っていた。気が狂ってしまいそうなほどに永い間、この時を。
 さて、これからなにをしようか。とりあえずは月の頭脳に全てを任せ、私が思うような環境を整えることからだが、もっと色々、まだまだやりたいことは沢山あるんだ。死ぬまで楽しんでやる。でも死ぬことは無いから、一生楽しんでやる。


 父が受けた恥辱を晴らしてやると意気込んでいたけど、私が輝夜を殺しに行ったときには、既に老齢な夫婦がいただけであった。その者に問いただしてみると、彼らは涙を流し、輝夜は月に帰ったと言う始末。逃げられた、畜生。憎き輝夜に何か復讐してやれることはないのだろうかと探してみると、なんと輝夜が置いていった薬を山にて焼き払うという、輝夜に見えるように天まで届くように。では、それを奪ってやろう。これ以上輝夜輝夜であってなるものか。父にあれだけのことをしながらチヤホヤされることは許さない。幸い、調の岩笠は僅かの供しか連れてない。奴を殺して、薬を奪い、この計画をおじゃんにしてやる。輝夜がいなくなった今、私が出来る復讐は、それぐらいのことしかできないのだから。
~千年と数百年後~
 何故ココにいるのか。
 私は蝙蝠の後ろにいる月の姫を見て思った。
 様々な憶測が飛び交ったが、そのどれもが真実となりうる可能性を持っていたために原因を究明はしなかった。
 幸いに輝夜は気づいていないようだし、ならばわざわざコトを露見させる必要も無いだろう。最早、月のことなど、私たちにはどうでもいいことだから、彼女がどういった経緯で蝙蝠の付き人をしているかなど、調べる必要も無い。




(儚月抄は単行本で発刊されている分しか読めていないので、矛盾があるかもしれませんが、勘弁してください。
 尚、竹取物語の部分については 角川文庫 の 星 新一氏が翻訳した 竹取物語 を参考に致しました。天の羽衣に関しては本来のものとは異なる効能です。話を書く際に本来のものでは辻褄が合わないために、変更いたしました。)
角川 幽
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コメント



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5.80名前が無い程度の能力削除
読ませる文章ってステキ