Coolier - 新生・東方創想話

衣玖さんにメイド服は似合うだろうか?

2009/05/05 13:45:25
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注意!

このSSにはオリ設定が含まれております。
カップリング要素が若干含まれます。
若干キャラが…というか咲夜さんが所々暴走します。可愛いものは愛でるものだって咲夜さんはいってました。
一番壊れてるのは衣玖さんの職場。
若干の『セクシャル』というほどのものでもない艶が混じっているかもしれません。
なぜこんな作品が生まれてしまったかについてはあとがきで暴露します。気になる人はどうぞ。

最重要!!
二日続けての徹夜明けのテンションで書き上げたため、今までの私の作品にはない成分(テンション)が含まれているかもしれません。
タイトルはあまり関係ないけど、作品途中の描写を脳内で過剰妄想してみると幸せになれるかもしれません。

以上に納得できない方は戻ったほうが平穏な心境を維持できます。
長くなって申し訳ありません。



















この幻想郷で、一番忙しいのは誰だと聞かれたとしよう。

あるものは、寺子屋で教師を務め、人里を守る半人半獣だと答えるかもしれない。

またあるものは、竹林の中で薬師をしている師に仕える兎だと答えるかもしれない。

さらには、能天気でありながら捉え所がない亡霊の姫に仕えている庭師だと答えるかもしれない。

もしかしたら、冬眠や長い惰眠を貪りつつ、幻想郷を騒がす大妖怪に仕える式と答えるかもしれない。

万に一つもないとは思うが、それは博麗神社の巫女だよと答える…やつはいないかもしれない。

だが、皆々忘れていないだろうか。
幻想郷にも訪れる、竜宮の使いがいるということを。
天変地異は空気を読んでなどくれない。盆も正月も。どっかの救世主の降誕祭も黄金週間なんて偶然の産物も、まったく関係ないのである。
空気も読めなければ気を使うこともできないため、規模も場所も時間も容赦なし。

龍神の言葉の中から、そういった天災などの必要なことを伝えるためにせわしなく。
朝から晩まで奔走する。それが竜宮の使いであり、彼女……永江衣玖の仕事なのであった。
永江衣玖はその竜宮の使いの中でも仕事ができるほうである。真面目な性根と丁寧な物腰から、仕事上の人間関係も悪くない。

普段だったら「暇」が欲しいと思えるほどの仕事があるはずなのだ。
はず、なのだが……。


   ◆


「暇……ですねぇ」

どこかの有頂t……ごほん。世間知らずのお嬢様が要石を幻想郷の博麗神社にさしてから、一転して仕事がないです。
今までの休暇が一度に津波になって押し寄せてきたというくらい暇なのですわ。

ずず…とお茶を啜った。
渋くない。甘くない。味、なし。香り、なし。熱……火傷するほどに熱いです。
何回目かの出涸らしを、これでもかというくらいの熱湯で抽出した、茶器のお陰で微かに緑茶。要するにほぼ透明。

「……あむ」

隣にお茶請けとして置かれた桃を食べてみる。
桃は薔薇の一種だとか、そんなことはどうでもいいですが、本来は夏……暑い日差しの下で実を結ぶ瑞々しい果実のはずですね。
だがその桃はどうでしょう。今の時期はまだ春。果肉の繊維が舌で覗けるほどに水気が薄く、甘くない。香り……弱く。ごく弱く。

「……ずず」

普段、趣味の一つもこなせないほどに仕事をしてきたせいで、趣味が欠落するという職業病に陥っていました。
そうでなければ、こんな白湯と区別もつかないお茶や、時季外れに無理矢理実った桃なんて食べてませんわ。
ここでの生活になんだか泣きたくなったので、不貞寝でも決め込んでやろうかというところに、一人の使いが現れました。

「衣玖さ~ん、竜宮よりお手紙です~」
「仕事ですか!」
「く、詳しくは手紙のほうを熟読の上……」

その使いの少女は、華が咲くように綻んだだろう私の顔を確かに見たでしょう。
使いが下がったところで、私はその手紙を頭上に掲げてくるくると廻り、小躍りでも躍ろうかという気分です。

「久しぶりのお仕事でしょうか? 」

わくわく、とその手紙を見つめる瞳は、まるで純粋な少女のようだったでしょうね。
そう。あたかもサンタクロースを信じ、朝枕元に置かれたプレゼントに大喜びして、数日ほどそのまま包み紙も開けないでいるような、それだけの喜びなので。
慎重に封をはがし、中から一枚の紙を取り出しました。
この頃にはもう、眼尻に涙が浮かぶような勢いです。

「さぁ、今回のお仕事は!」

『しばらくの間~。仕事はありませぇ~ん』










                   全衣玖が泣いた。











そう。あたかもヒーローショーを見に行って、握手でもしてもらおうと舞台裏に行ったらヒーローの気ぐるみを脱いでいる途中の中年のおっさんを見た子供のように。澄んだ心は砕け散りました。
ステンドグラスをハンマーでたたき割っても、このとき砕けた純粋な心の美しさには遠く及ばないでありましょう。

「うっ……ううぅ…っ!」

だん!だん!と拳を床に叩きつけた。目から滲む熱い何かを拭いながら。
心なしか、羽衣も元気をなくして地面に垂れているように見える。
だが、私は気付きました。もう一枚手紙があることに。

そう。この手紙は四月馬鹿なのですね。時期遅れにもほどがありますけど、そうなのですね!あの使いも熟読しろと言っていましたもの。
これは一種のお茶目なのです、と無理やり自分を納得させ、自分の心の安定を保とうとしました。

「ふふ、まったく。すっかり引っかかってしまいましたよ。さて、今回のお仕事は……」

『なお、仕事もないのに給金や世話ができるほど世の中うまくできていないので、各人生活費は自分たちで何とかすること(無期限でぇ~す)』

「……う、くぅう……ふぇぇ……!」

完全に崩れ落ちました。心の平穏はもう完全に失われたのです。
趣味という趣味はない。唯一のやりがいであった仕事もない。
一体自分はどうしたらいいのか。

「ま、まお金はあるんです…。時間なんてすぐにすぎます。……ぐす」

部屋の隅に置いてある箪笥に手をかける。
上から二段目。二重底の下の段、奥の奥。そこに私が今までに貯めに貯めた……。
職を失っても不自由なく食べていけるだけの貯蓄が眠っている……はずでしたの。
残金……¥193。

「………」

通帳の中から、一枚の紙切れがはらりはらりと桃の花びらのように舞い落ちて。
奇遇にも、表を向いてその紙きれは着地しました。

『霊夢との宴会のためにお酒がいるから、ちょっと借りるね      てんこ』

名前の横には、どっかの洋菓子店のマスコットのように上唇を舐めている、青い髪で黒い帽子に桃くっ付けた憎いあん畜生が描かれていましたとさ。
もう一度、残金を見てみる。¥193…0でないことが微かな救いよりも、どうしようもないニオイを増幅させます。
膝が折れ、美しい緋色の羽衣が真っ白に燃え尽きたかのようで。よく考えれば、自分が宴会に呼ばれた記憶が、ないのでした。
窓から吹き込んできた強い春風に、通帳が攫われていきます。それを追いかけることさえ、今の私には酷というもの。

「えっぅ……ぁぁう…」

だが、あきらめない。私は強い子なのですわよ。

「仕事を探しましょう!!」

かくして、竜宮の使いであった永江衣玖の職探しは始まった! のです。


 ◆


と意気込んで、幻想郷まで降りてきたはいいものの、すでに夕暮れ。
夕暮れの、子供たちの帰り道を涙色に染める雫を拭いてくれる人は、誰もいませんでした。

「………ぐず」

ぐじぐじと袖で涙にぬれた頬を拭います。

 ▼

まず最初に訪れたのは、困った時には博麗神社とは誰が言ったのか、そこの巫女である霊夢のところでした。
霊夢とは短いながらも会話をしたことがあるし、少しは希望が持てそうだったのです。
神社で最初に目にしたのは、賽銭箱の前で四足をつき、何やら呪詛をつぶやいていそうな素敵な巫女さん。
私に気づくと、なんだかとても据わった目つきで私に詰め寄ってきました!

「はっ!?お賽銭を入れに来たの!?」
「い、いえ。そうではなく……」
「……なら今日は帰りなさい。店じまい。閉店よ」

お賽銭を入れるどころか、自分が恵んでほしいくらいですわ。
だが、しばらく面倒を見てくれなんて言おうものなら、零距離で夢想封印 集 散 寂 侘 瞬 全部叩き込むぞというオーラが滲んでいましたゆえ。
念のためもう一度声をかけると、まだ居たのかとまで言われて、涙眼で神社を後にしたのですわ。正直、霊夢は怖かったのです。餓えた目が。

「おさーーいせーーーん…………」

最後にそんな慟哭が聞こえた気がしました。



亡霊の姫のところでは、入口近くで出くわした半人半霊の少女に丁寧に断られてしまいました。
少なくとも、向こうは亡霊の姫の食費で手いっぱいのようなので。さらに、下手に近付くと食べられるとのことです。
もっと言えば、ここの姫様にはよくわからない理由で戦いを挑まれた記憶があったので、口惜しいながらも引いたのですわ。



最後に訪れたのは人里だった。
仕事があるところには人が集まるとはよく言ったもので、事実その通りなのですね。
けれど、到着早々障害が立ち塞がりました。

人里を妖怪から守りつつ寺子屋の先生をこなし、焼き鳥を焼きつつも訪ねてくる友人に手を焼いている我らが上白沢慧音先生、なんて電波が飛んできましたのよ。

忘れてる人がいるかもしれないから説明すると、永江衣玖は列記とした妖の類なのですよ?。
いくら本人が丁寧で物腰柔らかな人物であろうと、そう易々と慧音先生が通してくれるはずもなく、呼びとめられたのです。
仕事を探しているのです、といえば、呆れた顔で追い返されそうになり。事情を全部説明したら、同情したのか、町には入れてくれたのですが。
盛んな割に、どこも個人で手が足りているらしく、雇ってくれそうなところなんてありませんでした。
数か所、あるにはありましたが、竜宮の使いとして言伝役をやっていただけで、これといった職に活かせそうなものがないことも、ここで露呈しました。

強いて言えば、ドリルで穴を開けたり、電気を起こしたり。幻想郷の人里では全く価値のない能力……。

だが、天は私を見放さなかったのです。天の雲にある竜宮から来たことは捨て置いて。
里を出る時に、慧音先生は一つだげ助言をくれました。

『魔法の森にある湖の近くに、紅魔館という紅色の洋館が建っている。そこなら、いつも人手が足りないとメイド長がこぼしていたぞ』

お金も菓子折りもないですけど、私は慧音先生に心からの礼を言って人里を離れました。
その洋館は、以前訪れて吸血鬼と対面したことがあります。少しは交渉も楽かもしれないとテンションが上がりました。

 ▼

そう。今こぼれたのは慧音先生に対する感激のあまりの涙なのです。
いや、喜ぶのはまだ早い。その紅魔館で雇ってもらえなければ、本格的に生活の目途が立たなくなるのですから。
所持金、なし。家も、維持費が出せないから引き払ってしまいました。本格的に無職です。ホームレスです。春になったとはいえ、夜はまだまだ冷えるのですわ。
とりあえず、門の前から改めて紅魔館を見上げてみた。大きい、というのが第一印象。次に、夕暮れとあいまっておどろおどろしい感じですね。

「……さて、以前忍び込んだ通路は…」

まず探すべきは以前出会った吸血鬼か、人里の慧音先生が言っていたメイド長だと当たりをつけます。
なぜかこのとき、門番に取り次いでもらうだとか、正面から入るだとかは頭には浮かびませんでした。
そうして、永江衣玖は悪魔の館への侵入を決行し、成功したのだった!

「とりあえず、どうしましょう……」

以前は、すぐに吸血鬼の少女に出会えたのですが、今回もそう上手くはいくとは限りません。
とりあえず一部屋一部屋覗きながら、館の外周をぐるりと一周することに。これだけ大きな館です。途中にメイドの一人くらいいるかもしれない、と。
だが、永江衣玖の紅魔館潜入作戦は、開始百メートルで終わりを告げたのでした……。

「動かないで。この館に潜り込むなんて、大した度胸ね?」
「……冷たいです」

ぞくぞくと恐怖という感情がお腹のあたりからこみあげてくるのを感じました。
背後から迸っている怒涛の殺気。首筋に視線を向ければ、曇りの一つもない装飾品のような銀ナイフ。周りをよく見れば、同じようなナイフに囲まれています。
声からして、相手は女性なのですが。以前の吸血鬼のように、まだ幼さを残した声ではありません。

「それとも、自分から『餌』になりに来たのかしら……?」
「っ!」

プツ、とナイフが首筋に食い込みました!ちょっと痛いです!血が出てます!
反対側にナイフが一瞬で移動して、傷口に誰かが顔を近づけます。微かな呼吸が首筋に触れ、恐怖とは違った寒気が背筋を走ります。
ぬるり、とした。とても熱いものがゆっくりねっとり首筋を這いずりました。

「ひうっ!??」
「…ちゅ。……悪くない味ね」

傷口から滲んでいた血を嘗められました。吸われもしました。その感触と、耳元で囁かれる声にぞくぞくっと。
恐怖とはひと味もふた味も違う震えが……脳まで駆け上がってきます……。
はっ。だめです。正気をしっかり持つのですよ、衣玖!

「あ、あの!」
「なに?」

どうやら聞く耳は持ってくれてるみたいです。返事されると首筋に息がかかるのは我慢しました。
食べられてしまう前に、早く誤解を解くことに。

「ここで働かせてもらいたいんです!」
「なんだ。就職希望者なのね。てっきり、迷い込んだ野良鼠かと思ったのに」

さっきまでの殺気や、妖しい香りはどこ吹く風で、私が驚くほどあっさり。彼女は私から数歩離れました。
それどころか、立ち上がるのに手まで貸してくれたのです。
白と紺のツートンのメイド服。まだ夜や風が冷たいからでしょうか、長袖で、腿までの編上げのブーツを穿いていました。
視線が上に移り、ちょうど正面を見るあたりの高さで、彼女と目が合います。深い、澄んだ湖のような瞳でした。

「ここじゃあなんだから、応接室にお通しするわ。おおかた、門番が居眠りでもしていたのでしょう? しかたないんだから」
「あ、待ってください!」

すたすたと歩いて行ってしまう彼女の後を追いかけます。
洗剤のような甘い香りを残しながら歩く彼女の体は、一寸のブレさえなく。大変美しいものでした。

 ◆

通された客間で、私は軽く溜息をつきました。
ワインレッドと、深い木の色を基調に整えられた内装やインテリア。クラシックが何処からか流れてくるこの部屋は、優雅という言葉に尽きます。
彼女は私に少し待っているように言うと、一瞬で紅茶とお茶請けの菓子を用意して、部屋を出てしまいました。
とりあえず、紅茶飲みます。

「美味しい……」

淹れてくれた彼女はいないのに、思わずつぶやいてしまいました。
渋味なんて露ほどもなく。けれどマイルドに感じられ、発酵した茶葉独特の甘さが舌をくすぐります。その上、何と薫り高い。フルーティーとでもいえばいいのでしょうか。
西洋のお茶はあまり好みではないのに、感激です。ふわっと広がる香りとはこのことでしょうか。
さらにその色。まるで夜空に生まれた稲妻のように鮮やか。

添えられた小さなお茶請け。なんでしょうか。白く、柔らかな感触の下に、やや硬い生地が。
食べてみると、まずは心地いい酸味。そして、甘味が私の口の中を満たし、レモンのような残り香が余韻に訪れます。
ああ……幸せです。こんな風に持て成しをされては、毎日ここに来てしまいたくなります……。天界ではこんな美味なお茶や菓子なんて久しく味わっていません。
はっ。危ないです。目的を忘れるところでした。恐るべし悪魔の館。

「お待たせ。ごめんなさいね。あまり使わないから、見つからなくて」
「いえ。お茶もお菓子も美味しくて……。時間なんてあっという間でした」
「ふふ、ありがとう。首、診せてもらえる?」

そう言って、彼女は無防備に私の横へ腰かけました。
血はもう、とっくに止まっているのですが。そんな彼女の行為を断ることもできずに、おとなしく首元を晒しました。
固まった血を拭っていく綿と、軽いアルコールの匂い。ふと、視線を送ると、彼女の顔がすぐ近くにありました。
綺麗な人です。外に撥ねたシルバーブロンドの髪も。澄んだ瞳も。私と違って、すらりとした体躯も。じょ、女性同士とはいえ、こんなに近くに誰かの顔があるとは初めてなので、ドキドキしてしまいますね。

「てっきり侵入者かと思って。安いかもしれないけど、お茶とお菓子で許してもらえないかしら?」
「い、いえ。私のほうこそ勝手に入って。その上、こんなに美味しいお茶とお菓子までいただいてしまって申し訳ないです」
「口にあったなら何より。それ、赤い稲妻っていうこの時期にしか取れないダージリンなのよ」

おかわりはいかが、と瞼をおろして聞いてくる彼女に、私は甘えることにしました。
彼女も自分の分を注いで、私のお向かいに腰を下ろす。そこで、まだ彼女の名前も知らないことに気付きます。
最初は命さえ狙われたのに、名前も知らない状態で、一緒にお茶を飲むほど距離が近くなるのは、彼女の醸し出す柔らかな雰囲気のせいでしょうか。
ナイフを向けられた氷のように冷たく、槍のように鋭い殺気はどこから出しているのでしょう。

「さて、ここに仕事を探しに来たそうだけど?」
「はい。私、永江衣玖と申します」
「あら、私としたことが……。遅ればせながら、十六夜咲夜よ。ここ、紅魔館でメイド長を務めているわ」
「よろしくお願いします、咲夜…さん?」
「ええ。こちらこそお見知り置きを。衣玖」

差し出される手を握ってみると、ひんやりとちょっと冷たかったです。
とりあえず、忍び込んだ時点でアウトかもしれませんが、悪印象を与えないように出来るだけにこにこです。
手が離れた瞬間、咲夜さんはどこからか手帳を取り出して、ペンまで持っていました。

「けど、雇うかどうかは別の話なのよ」
「わかりました」

びし、と背筋を正す私に、咲夜さんは頬を軽く綻ばせる。

「そんなに固くなる必要はないわよ。お茶も、自由に飲んでくれて構わないわ」
「あ、はい」
「じゃあ、とりあえず聞くけど。志望動機は?」
「竜宮の使いをしていたのですが、かくかくしかじかで……」

咲夜さんに今までの経緯を全部話しました。途中何度も泣きそうになりましたが、頑張りました。
咲夜さんは苦笑い交じりで聞いてくれて、何かメモをとり、空になったカップにまた紅茶を注いでくれます。

「仕事がなくて落ち着かないのは、私も同じだからわかるけどねぇ。とりあえず、まずお嬢様に許可をもらわないといけないから、またついて来てくれる?」
「わかりました」

それにしても本当に広いお屋敷です。
この廊下なんて屋敷の外観より長く感じられてしまいます。
ところで、咲夜さんと私の身長はほとんど変わらない…若干咲夜さんが高いくらいです。なのにすごくすらっと見える彼女が少し羨ましいです。
ふ、と。彼女に舐められた傷口が疼き、血を吸われたことを思い出しました。

「あの。失礼ですけど、咲夜さんも吸血鬼…なんですか?」
「え?……そうね。ここの主は吸血鬼だし、側近のメイドである私が吸血鬼でも、全然可笑しくないでしょうね」
「え、えっと……」
「貴女の血、私の口にすごく合ったわ。全部飲み干しちゃいたいくらいに」
「―――!!」

一瞬、咲夜さんの目が赤くなった? と思った次の瞬間には、目の前に咲夜さんの顔がありました。
ドキドキより、ちょっと怖いです。もしかして、このまま私は食べられてしまったりするんでしょうか。
そうなったら、全力で抵抗しないといけません。
けど、不意に咲夜さんは笑って、私から離れていきました。

「ふふ、冗談よ。私はこの館で唯一の人間。レミリアお嬢さまに血を吸ってもらって吸血鬼になる予定も、今のところ全くないわよ」
「脅かさないでください……」
「ごめんなさい。長い廊下で退屈かなって思ったのよ。ここよ」

……?いつのまに進んだんでしょうか。窓の外を見ると、ここは二階か三階。応接室は、一階にあったはずなのに。
と、こちらの疑問は露知らず、咲夜さんは扉をノックしてしまいました。

「お嬢様、咲夜です。よろしいでしょうか」
「ええ。入りなさい」

聞き覚えのある幼い声。
部屋の中では、いつか見た幼い吸血鬼が優雅にお茶を楽しんでいるところでした。
私も咲夜さんに招かれ部屋に入ると、吸血鬼のお嬢様は怪訝そうな顔をしました。

「あら、いつかの変な奴」
「お嬢様、お知り合いでしたか?」
「前に屋敷に変な人が居たって話したでしょう? そいつのことよ」
「そうでしたか」

変な人……そういえばそんな風に言われてました。
どこも変じゃない。どこも変じゃないです。

「で、なんの用かしら? 今日は霊夢のところに出かけようと思っていたのだけど」
「お時間は少しで結構ですわ。それから、太陽には十分お気をつけくださいね。用件は、彼女をメイドとして雇うことの許可をもらいに来たのです」
「そう。構わないわ。給金とかは、咲夜がそいつの働きぶりを見て決めなさい。ちょうどいいから、私も出かけようかしら」
「では、日傘を」

手品のように取り出される一本の日傘。
それを受け取るのと同時に、レミリアは笑顔で咲夜さんに礼を言うのです。

「いつもながら、完璧ね」
「それが従者としての務めですわ。お戻りは?」
「夕食までには戻るよ。夕暮れとはいえ、霊夢もまだ起きているでしょう」

咲夜さんが一礼すると、レミリアは翼を広げ、テラスから飛び立っていった。
まるで歪みない。一連の動作が、まるで長年染み付けたように完璧でした。これが、メイド長の格というやつなのでしょうか。
それに、私を雇うことに対して全部咲夜さんに任せるあたり。人間なのに吸血鬼の信頼をどうやって獲得したのか謎でしたが、今の会話で分かった気がします。
咲夜さんは振り返ると、さも何事もなかったかのように振り返り、笑顔を浮かべました。

「さて、具体的な話に移りましょうか?」

メイドとしての彼女に、死角はないのかもしれません。
人間とはいえ、悪魔の館に住まうだけはありますね。すごいとしか言いようがありません。
さっきと同じ応接間で、具体的な話とやらを進めていきます。
館の間取りとか、どんな人が住んでるとか、侵入者の処理とか。

「で、これが最重要かもしれないけど、住み込み? それとも通いで?」
「えっと……家はもう、引き払ってまして」
「そう。じゃあ住み込みね。食事と部屋の提供分、お給金は安くなっちゃうけど、いい?」
「そんな!食事までいただけるのに贅沢なんて言えません」

咲夜さんは一つ頷いて、手帳を閉じました。
立ち上がったので、移動するのかなと、私も立ち上がります。
咲夜さんは、なんだか清々しい笑顔でこう言い放ちました。

「それじゃあ、衣玖にメイド服を支給しないとね?」
「およよ?」

メイド……服?


 ◆


フィッティングルームとして割り当てられた部屋の中にある一枚の大きな鏡。そこに、普段とは全く違った私が映っていました。
黒の帽子を白いカチューシャに変えて、緋色の服を紺色のメイド服と白のエプロンドレスに。普段足首まで隠すはずのスカートは、惜しげもなく私の脚を白日の下に晒していました。
恥ずかしいです!恥ずかしいです!!鏡の中で私が真っ赤です!こんな短いスカートを着たことなんてありませんでしたから。

「衣玖?そろそろいいかしら?」
「あ、あの!もう少しまっ……!」

制止も空しく、しゃっ、とカーテンが取り払われる。
私は慌ててスカートの裾をこれでもかというくらい引っ張りました。反対側がせりあがってしまいますが、仕方ないのです!
若干前屈みにもなって。隠れてないかもしれないですけど必死に隠してるんです!
すらりとした咲夜さんと違って、私は……涙。もう…できるかぎり咲夜さんの視線から逃げました。

「あ、あの……。もう少し長いスカートはないでしょうか?」
「……」
「咲夜さん…?」

いつまでも返事がないことが不思議で、ちらちらと咲夜さんを窺ってみます。
すると、咲夜さんはなんだかぼーっとしているような眼で私のことを見ていました。

「あ、あの……」

もう一度呼びかけると、いつの間にか咲夜さんが目前まで迫っていました!!

「およ!?」
「衣玖…。あなた、とっても可愛いわ。肌も瑞々しくて真っ白で……柔らかそう」
「ふぇ?!さ、咲夜さん…?あの……」
「このまま、食べちゃいたいくらい」
「え?食べるって……ええ!?」

場所、距離、雰囲気からして食べるっていうのはやっぱりそっちの意味ですのかしら!?
ああ、でもなんだか、私のピンチに手を差し伸べてくれた咲夜さんだし。可愛いなんて言われたら、なんて思いましたけどいけませんよ衣玖!もう少し保守的に!
けどどうやっても逃げ道がないこの状況。訪れたのは、扉を破壊する音と、無邪気な幼い声でした。

「さっくやー!お腹すいた―!」
「はっ。……妹様。お目覚めになられたのですね」
「うん。……あら、そっちのは新しいメイド?」
「は、はい。永江衣玖と申します」

あまりの空気の変わりように、私のほうがついていけません。
さっきまで妖艶な光に輝いていた咲夜さんの瞳は、今はもう見慣れてしまった切れ長な、それでいて優しさもある目に戻っていました。
金色の髪に、真紅のドレスを着た女の子。咲夜さんに聞いた、レミリアの妹、フランドールという吸血鬼と特徴が一致します。

「フランドールですわー。それより咲夜!ごはんまだー?」
「申し訳ありません、妹様。もう少しお待ちくださいね。それと、扉を壊されては困りますと、何度も言っておりますのに」
「あ、ごめん。つい力を入れすぎちゃって……」

感情の起伏が激しいのか、すごく落ち込んだ声。
咲夜さんは優しい笑顔で、フランドールと名乗った女の子の頭をよしよしと撫でました。

「次から気を付けてくださればよいのですよ。門に美鈴がいると思いますから、夕食まで、しばし遊んでもらうといいでしょう」
「美鈴がいるの?じゃあ……うん!今日も咲夜のご飯楽しみにしてるからね!」

ぴゅー。と飛んで行った吸血鬼に、ほんわかとした気持ちで満たされます。
なんだか、会話の端々を変えれば仲のいい親子のような会話ではありませんか。
はっ。あの子が去ってしまったら、元の状況に逆戻りなのでは!?

「咲夜さん…。もう少し長いスカートはありませんか?」
「え? あ、あぁごめんなさい。つい、ね。そうね、精神衛生上、そっちのほうがいいわね」

ええ。大いに賛成です。
あんなに短いスカートでは、私も仕事なんてできませんから。
ところで、さっきの咲夜さんには何があったんでしょうか。怖いもの見たさで聞くのは怖いのでやめました。

「さて、今日はもうあまり仕事はないと思うから。ここの掃除をお願いするわ。私は厨房にいるけど、念のため今の状態の見取り図を渡しておくから。終わったら、とりあえず私のところへ来てね」
「わかりました~」

ふふふ。実は掃除は私の得意分野なのですよ。え?スカート? 膨らみはないですけど、脛あたりまで隠せるロングスカートをお借りしました。
話を戻して。私は電気を自在に起こすことが可能なのです。とりあえず、いつもの羽衣羽衣……。
紺色のメイド服とはミスマッチですが、生活がかかっているのです。スカートを変えてもらった手前、我儘も言えませんし。
とりあえず大きな木片は粗方片付けて、細かい木片です。普通ならここでモップや雑巾を使うことでしょう。

で・す・が!ここが永江衣玖の実力の見せどころです!
静電気を纏わせたこの羽衣。なんと小さな埃や木片がくっつくではありませんか。節水にもつながります。
これはもう咲夜さんからのポイントアップ確実です。そうすればもしかしてお給金に色をつけてくれるかもしれません。もう鼻歌ものです。
とりあえず、木片も取り終えて、後は窓の外へ埃を落とすだけですね。
ふふふ。楽勝です。


さて、キッチンに向かうと美味しそうな匂いが漂っていました。
今日のメニューは春キャベツを使ったコンソメスープのポトフとデミグラスソースのハンバーグ。切り分けたバケットは、咲夜さん特製のソースがあるそうです。
付け合わせのキャロットのグラッセや、マッシュポテトも咲夜さんの特製だそうです。
いま私は咲夜さんの手伝いを任されていて、ポトフの味を見ています。

美味しい……。なんだかほっとします……。はっ、いけないけない。天界では久しくこんな料理を食べてないから、意識が。
と、隣では咲夜さんが別に作ったハンバーグのお肉にに何かを加えようとしていました。

「咲夜さん、それは?」
「血液よ」

忘れてました。ここは吸血鬼の館……。
あぁ、お肉が本来の色とは違った赤色に。
はっ。もしかして咲夜さんに見つかったとき下手をすればあの血は私の……。

「ちゃんと私たちの分は取り分けてあるから、安心なさい。それに、貴女に血を取りに行けなんて言わないから」

うう。ちょっと論点がずれてます。
けど、私はそれよりも咲夜さんの視線が段々と気になってきました。
ちょっと首を傾げると、咲夜さんは何事もなかったかのように料理に戻りましたけど。

確かに、その日は大きな仕事もなく一日は終わりました。
夕食の直前に帰って来たレミリアを咲夜さんと一緒に出迎え、簡単な掃除や、レミリアとフランドールさんの食器の後片付けなどを咲夜さんのチェックのもと行い、その日の仕事は終わりです。
厨房で美味しい香りを醸し出していた料理が、今私の目の前にあります。

感激です。美味しいです。そういえば軽く乾いた桃しか最近口にしてなかった気がします。
あぁ、地上とはこんなにも素晴らしいものだったのですね。どこにも仕事がない時はなんと世知辛い世の中だと思いましたが、ここは悪魔の館でありながら天国か何かでしょうか。
時間的に他のメイド達より遅くなってしまったので、咲夜さんの部屋でご馳走させてもらうことになりましたが。
ふと、咲夜さんと視線が合います。首を傾げる私に、咲夜さんは嬉しそうに笑いました。とっても綺麗な人に笑顔を向けられると……なんだか、ドキドキです。

「いいえ。衣玖があまりに美味しそうに食べるから、ちょっと嬉しくて」
「あっ」

もしかして、がっついていたでしょうか……。
朝食べた桃と、夕暮れ時に咲夜さんにご馳走になった『れあちーずけえき』しか食べていなかったこともあります。
急に恥ずかしくなって手が止まってしまった私に、また咲夜さんは笑うのです。


 ◆


夜。私用にあてがわれた部屋で、私は溜息を吐きました。
なんでも、咲夜さんの能力で広げられたこの屋敷には、妖精メイド達に一人一部屋を与えることも可能らしいです。
けど、そうすると管理や生活リズムのずれが問題として大きくなるので、妖精メイド達は基本的に3人から4人部屋だそうです。
新人であるはずの私に、個室をあてがってくれたのはやっぱり咲夜さんでした。ちょうど、彼女の隣の部屋が両方ともあいている、ということもあったのかも。

自分は、今まで仕事に全力で取り組んできたつもりでした。
誰よりも頑張ってきたつもりでしたが、やはり上には上がいるものですね。
咲夜さんは人間の身体でありながら、気難しい妖精たちを束ね、組織として機能させ。吸血鬼であるレミリアや、子供らしく無邪気なフランドールさんのお世話もなんのその。
お世話してる様はどこか、母親を感じさせるものがあって、それがお二人が咲夜さんを信頼し、傍に置いている理由かも知れません。
さらに屋敷の拡張や、妖精メイド達では手の回らない館の食事に掃除、洗濯。調度品の手入れや廊下に飾られた花々。出費の計算や一階から三階までをぶち抜いて存在する図書館にいる魔女にお茶を入れたり、突撃で訪れる客人におもてなしをしたりなどなど。
普通の人間であれば二日もいたらノイローゼになりそうな仕事を、彼女はこなしているそうです。

彼女は人間で、私は妖です。きっと、歳なんて私のほうが何倍も上でしょう。
けれど、咲夜さんは尊敬に値すると思います。なんで人間なのにここにいるのかまではわかりませんが、素晴らしい人です。
仕事に誇りを持ち、妥協を許さない姿勢はこの上なく好ましいです。

鏡の前で、私は自分に気合を入れ直しました。
生活のためもありますが、自分の仕事に誇りを持つために、明日から全力で頑張ろうと決めたのです。
そのためにはまずは睡眠が大事ですね。一言、隣の部屋にいるはずの咲夜さんに聞こえないだろう挨拶をしてからベッドに入りました。


 ◆


翌日、廊下の掃除をしていると、ゆらりと後ろに気配を感じました。
振り向くころには時すでに遅し。時間を止めて現れる彼女にはいまだ慣れません。

「ふっ……」
「ひゃい!?」

首筋に吹きかけられた吐息に、変な悲鳴が出てしまいました!
慌てて離れようにも、後ろから腰に手をまわされてがっしり抱きつかれています!
顔が熱くなって、それなのに汗は出ないせいで顔はどんどん火照っていくのですのわよ!?

「衣玖、貴女やっぱり可愛いわ……。朝から肌もすべすべ。もう、私のものにしちゃおうかしら……」
「さ、咲夜さんのもの……」

今、この状況で咲夜さんは私の上司です。私が部下です。
ああ、職場での上司と部下のいけない関係だなんて……けど、咲夜さんなら……ぃかも。優しくしてくれそう。可愛いって言ってくれて……。
いやだからもっと保守です!保守的な心構えが足りないのですよ永江衣玖!
けど、首筋をなで続ける咲夜さんの息とか、若干動いてる手とかが、私をドキドキぞくぞくさせるのです……。
昨日傷を付けられた場所……もう治っていますけど、そこを舐められると、痛みを思い出すように背筋が疼いてしまいます……。

間近で見る咲夜さんの顔はやっぱり綺麗です……。けど、やっぱりそういうのはもう少しデートとか段階を踏んでから……。

と、近づいてくる足音に私が身を震わせた時にはもう、咲夜さんは私から若干の距離をとっていました。

「あ、咲夜!」
「アリス。いらっしゃい。今日も図書館に?」
「え、ええ。そう…調べ物なのよ!本当よ!?」
「ふふ、誰も疑ってないのに、変なアリスね」

そこにいたのは、金色の髪をショートカットにした、お人形さんみたいな少女でした。
けど、朱に染まった頬は生きていることを私に認識させます。それ以上に、私の顔は真っ赤でしょう。きっともう茹でダコです。
咲夜さんの変わり身の早さには本当に驚かされますね。
女性は、私のことに気付いたようで、若干の警戒心を孕んだ目で見つめられます。

「新しいメイド?」
「ええ。衣玖よ。衣玖?彼女はアリス。私や図書館のパチュリー様の友人で、人形師なの」
「よろしくお願いします」
「……ええ、よろしく。ところで咲夜、聞きたいんだけど」
「なに?」

アリスさんは、私のことをチラチラとみてきます。
首を傾げるしかない私と、不思議顔でも質問に答えていく咲夜さん。
なんでも、いつから私がここにいるかとか。まだ紅魔館に余裕はあるのか、とか。
しばらくすると、ちょっと眉間にしわを寄せながら、なにかブツブツとつぶやくようになってしまいました。

「はふぅ……」

どっちの咲夜さんが本当の咲夜さんなのか、私にはわかりません。
とりあえず、若干肌蹴かけていた襟元をただし、静電気で埃吸着に特化したモップで床掃除です!
咲夜さんの体温とか指の動きとか、首にふれた唇の熱を思い出してはいけないのですよ衣玖!

「よし決めた!」
「なにをかしら。アリス?」

あまりの声の大きさに、私も思わず振り返ります。
咲夜さんは相変わらずの物腰です。流石です。

「私もここでメイドとして働くわ!」
「あら、人手が足りてない私からしたら、それは嬉しいわね」

けど、アリスさんは咲夜さん越しに私を睨み、ずびしっ!と指さしました。
その瞳に宿るもの。それを瞬時に理解できたのは、乙女の勘というものでしょうか。
……乙女ですよ?

「負けないんだから!!」

焼きもちを焼かれるほどの関係にはなってないんですけど……。ちらりと咲夜さんをうかがいます。
咲夜さんは何のことかわかってないみたいで。……ただ見てるだけなのは、癪ですよね。
きっと私にとって、地上でできた初めての友人です。何もせず見送るのは、あまりに癪ですよね?
大事なことは二度言うものだって咲夜さんが言っていました。

「私も、負けませんわ」
「ねぇ、何の話なの二人とも?」
「いきましょう、咲夜さん」
「ちょっと、衣玖?」
「あっ!ずるい!」

首を傾げる咲夜さんの腕をとって、私は走り出しました!
なんだこれ……。だれてめぇなのに30kb近い。馬鹿なの?死ぬの?
この作品が生まれたいきさつは。珍しく酒を飲み、子供のころにやったことがあるであろう『だれが・どこで・なにした』ゲームで作品を作ろう(てか作れ)という流れが友人たちとの間で生まれた。
で、私が引いたカード。主要キャラ…咲夜さん、衣玖さん。 場所…紅魔館 まぁここまでは余裕ですよ。
なにした…就職 (輝夜とかひかなくてマジよかったと思った気がする。上の二人ならまだ何とかなる)
サブキャラ…アリス (二人じゃさびしいということで後付け。まぁ紅魔館訪れるアリスならなんとかなるさ)
結果…三角関係(orz

普通のテンションじゃ書けなかったんだ……。今は反省してる。アリスをオチに使ったのも泣きながら謝罪したい。
アリスマジ御免。愛してるんだよ?
いっそのこと、もっとはっちゃけても良かったけど、変な理性はちゃんと働いてたみたい。

衣玖さんの職場がどんなのか、私はよく知らない。地上の民ですので。
上司に恵まれなかったら…オージンジ・オージンジってCMが昔あった気がする。
咲夜さん×衣玖さんも、普通にありだと思ってる。伸ばそうと思えば、レミ×霊。フラン×美鈴にも伸びなくはない。けど気力がない。
長くなりました。さよなら、さよなら。
るちあ
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コメント



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3.100名前が無い程度の能力削除
咲×衣とはまたレアですね。
ありか無しかで言えば私もありだと思います。
霊夢がなんか可哀想なんでレミ霊をよろしくお願いしたいです。
7.90名前が無い程度の能力削除
恥ずかしがる衣玖さんがかわいいですね。
確かにいつも長袖に長いスカートなんで肌が白そうですよね!
咲×衣もありかなーと思ってしまいました。

あと、最初の方の文で、「それは博麗神社の巫女だよと答える…やつは
いなかもしれない」となっていました。「いない」の間違いではないでしょうか?
10.100名前が無い程度の能力削除
想像したこともなかったカップリングに萌えさせられた時
等しい感謝と怨念を抱いたり
12.90煉獄削除
メイド服を着た衣玖さん…凄く良いです。
スタイルも良いでしょうし、見てみたいなぁ…凄く。
天子に貯金を使われていたというのには…悲しいですよね。
咲×衣って新鮮というか…衣玖さんの反応がとっても可愛い。
このお話、続きますか?
続くのだとしたらとても楽しみなんですが……。

脱字の報告です。
>それは博麗神社の巫女だよと答える…やつはいなかもしれない。
『やつはいないかもしれない。』ですよね。
13.100名前が無い程度の能力削除
ぜ、是非続きを書いて下さい。
15.100奇声を発する程度の能力削除
これはもう続編を書くしかありませんな!!!
大丈夫!!自分の中では貴方は神様になってますので書けます!!!
18.100ふぶき削除
衣玖さんも咲夜さんに劣らずスタイルは良いと思うのだが?

ミニスカメイド衣玖さんを是非見てみたいですなw

続きがあれば楽しみにしてます♪

後、衣玖さんは天子を殴っても良いと思う!
19.100名前ガの兎削除
すばらしい
20.100謳魚削除
咲夜さんカプは咲マリしか無い自分がおりました。
衣玖さんは萃香さんの嫁兼勇儀姐さんの婿でした(幸せ三角形)
それだけは譲らないのですよ。
だが作品の面白さには何ら関係無しですっ!
>>ふぶき様
(勝手な憶測ですが)作者様のキャラ観では衣玖さんの方が若干ふとm(天元突破「私の龍魚(ドリル)が×××(てん)を突く~二重螺旋は織り込み済~」アッー!
衣玖さんは「スラッ」じゃなくて程良過ぎる「ムチッ」がデフォ(私だけだと思いますが)
とても斬新なカプで御座いました。
アリっさんは色んな形で皆様に愛されていますからオチ要員でも無問題、とか言ってみます。
25.100名前が無い程度の能力削除
徹夜明けの精神には神が宿るということですねw
続きを期待してます
29.100名前が無い程度の能力削除
193円ってイクサンかw
34.100名前が無い程度の能力削除
なんてかわいい衣玖さんなんだ。
これは続きを期待していいんですね?!!
40.100名前が無い程度の能力削除
なるほど193かwww
42.100名前が無い程度の能力削除
はやく続きを書く作業に戻るんだ!!
48.100フクロウ削除
自分も有りですね。
衣玖さんも仕事が出来る人なのですぐに副メイド長になれそうです。
アリス、魔理沙に振られたのでしょうか。
53.無評価るちあ削除
たくさんの感想、ありがとうございます!
いまさらですが、二日酔いが抜けたので感想返信をば。

>>3
やはりありですよね。私も書いてて思いました。
マイナーですけどね~。レミ霊は…自分には書けるかどうかわかりません(汗 霊夢を動かし慣れていないのが現状です(汗

>>7
衣玖さんの肌はまさしく白魚のように白いと思います。あの服装ですから。
思ってしまいました……思っていただけたなら幸いです(笑 脱字報告ありがとうございます。修正いたしました。

>>10
怨念とは…またすごいものを抱かれてしまいました(汗
ですが、萌えていただけたなら本望であります。

>>12
いつもありがとうございます。
メイド服の衣玖さん、いいですよね。私も見てみたいです。
私には絵の才能がないのが悔やまれます……。(文の才能?……ノーコメントで)

>>18
衣玖さんは、スレンダーな方向ではなく程よくグラマラスな方向で「スタイルがいい」と私は思っております。
隣の芝は青く見える、とはよく言ったもので、スレンダーですらっとした咲夜さんと比べると、どうしても自分は……となってしまうわけですね。
もちろん私は咲夜さんも衣玖さんも大好きです。ので、どっちのほうがスタイル的に劣っているという考えはありません。
てんこは衣玖さんの目の前に現れた瞬間ドリルでアッーされるでしょう。

>>19
もう、ありがとうございますとしか言えません。ありがとうございます。

>>20
「ムチッ」がデフォ。同感ですわ。
咲マリも私は大好きですよ。というか、咲夜さんが攻勢に回ると、結構な雑食性を発揮する気がします。(だって受けに回るキャラクターがすごく可愛くなるんですもの)
衣玖さん×萃香or勇儀姐さんは、私はあまり見かけたことがありませんね~。有名なカプなのでしょうか。
楽しんでいただけて幸いです。

>>25
神ですか。幻想郷の神様は碌な奴がいませんから、言いえて妙というものですね!

>>29 40
ええ。193です。ちなみに近所のコンビニ、竜田揚げサンドが193円。

>>34
衣玖さんは攻めにすると、断然可愛いと思います。
受けに回すともっと可愛いと思います。

>>48
咲×衣がありだなぁとは前々から感づいてはいたのです。
まさかの共感がいただけて感激です。
アリスは、きっと咲夜さんに片思い中なのですよ。ちなみにこの話の咲夜さんはアグレッシブなのに鈍感キャラだったらいいな、とか思ってた気がします。
三角関係とか、勘弁してください…。他の選択肢は、キャラの死、ドロドロ、結婚、終始いちゃいちゃ、とかあった気がする。

>>続編希望と言ってくれたすべての方々。
……マジでせうか。
ですが、素人作品なのに続きを書いて欲しいといわれては書きたくなるのが私の性……。
時間はかかるかもしれませんんが、話のほうは考えさせていただこうと思います。そのためにはまずお酒かなぁ。
57.90名前が無い程度の能力削除
これは…有りだな!
あまり見ないカップリングで何か新鮮でした。
いつか続編が読みたいなっ。
62.100名前が無い程度の能力削除
レアなカップリングですね、面白い。
アリスを含めて三角関係か……続編も期待せざるをえない。
68.無評価名前が無い程度の能力削除
アリスを含めるのは良いと思うんだけど咲夜さんがイクさんとくっつくってことはアリスはフられるor片思いに気づかれないまま終了と。そういう認識でよろしいですかね。
話に深みを出そうとするのは良いけれど、アリスを踏み台に使うつもりならアリスタグは消しておくが吉だとだけいわせて頂きます。
アリスタグで検索してきた人にアリスをピエロに使う話なんて読んで欲しくないでしょう?
いろいろと問題がでる前にその辺だけきっちりしていただきたいです。
69.100名前が無い程度の能力削除
193www
80.100名前が無い程度の能力削除
最高でしょ!咲夜×イクさん! さぁ!早く!続きを!