Coolier - 新生・東方創想話

悪魔と人間の日常的会話

2004/10/09 15:53:00
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「ねえ咲夜、どうして貴女は死ぬのかしら?」

「人間だからですよ、お嬢様」

「ねえ咲夜、どうして人間の貴女は悪魔に従えるのかしら?」

「人間は如何なる所でも適応できるものですよ、お嬢様」

「ねえ咲夜、どうして貴女は時を止めるのかしら?」

「時間を無駄に使いたくないからですよ、お嬢様」

「ねえ咲夜、私と永遠になってみないかしら?」

「人間は永遠にはなれませんよ、お嬢様」



「私は我侭だわ。いくら運命を操っても、ちっとも面白くないわ。何故かしらね?咲夜」

「それは、なんでも自分の思い通りになるからですよ。お嬢様」

「咲夜も、時を操って思い通りにしてるじゃない」

「調整しているですよ。全てが思い通りにならない方が楽しいのですよ、お嬢様」




「霊夢や魔理沙は私の思い通りにはならなかったわね。どうしてかしら?」

「それが人間というものですわ。お嬢様」

「思い通りにならないのが人間?私の見た結末と彼女達が見た結末は違ったわ、咲夜」

「確かに運命操作でそのままいけば、お嬢様の見た結末になっていたでしょう。ですが人間は理不尽なのですよ、お嬢様」

「どういう事かしら?理不尽な咲夜」

「あの2人は、お嬢様の見た運命の結末を理不尽な「人間の可能性」で捻じ曲げてしまったのですよ」

「可能性?理不尽ね。人間って」

「えぇ、とても理不尽です。さて、紅茶を取り替えてきますわ」




「でも咲夜。貴女は私が運命を操っていないのに、私の元へきたわ。それも理不尽な人間の可能性というモノかしら?」

「本当…おかしな生き物ね。人間って」

たぶん駄文

まぁ、思い通りの人生なんてつまらないでしょうね。
波乱に満ちた人生もご免ですけど。
ちょんまげ
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