Coolier - 新生・東方創想話

さくやにっき15後編

2008/12/02 01:23:38
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&月&日


紅魔館修復率90%
夏祭り二日目、今回は博麗神社にて行われた。
まさかまだあいつが起きてたなんて知らなかったわ。
一度起きると中々寝れないって言ってたけど大丈夫なのかしら。
それはそれとして秋の神があそこまでうっとうしいとは思わなかったわ。
今頃はたぶん誰かに回収されて愚痴をこぼしているに違いないわね。

しかしあそこの巫女の悪ふざけに私は死んだかと思った。
というか悪だくみと言った方が正しいかしらね。
全く幻想郷を守る巫女が聞いて呆れるわ、ちゃんと反省してほしい。

それと帰ってきて早々さっきまでパチュリー様を説教していた。
危うく花壇にまで被害を被るところだった、本当に自重しないお方だわ。
でもあれ、湖に入れちゃって大丈夫なのかしら・・・ちょっと心配ではある。

とりあえず誰かがこの件で尋ねてきても知らぬ存ぜぬをしたいところね。

はぁっしかし明日は私も着ていかなければいけないのか。
別にメイド服に固執しているわけではないのだけれど久々に着るのでどうも、ね。
まぁ一日限りの事だし大丈夫かしらね。



























「今日はパチェもこれてよかったわね」

今日は紅魔館総出といった趣で博麗神社にやってきた。
夕方ともなるとさすがに神社までの道にはたくさんの人や妖怪、そして出店や屋台が並んでいた。
あ、夜雀の屋台、さすがに繁盛してるみたいね。








ところで・・・・・・・・







「美鈴、あなたまで着てこなくても・・・」

じと目で美鈴を見る。
その姿はいつもの服装ではなく、淡い緑の着物を着ている、しかも似合ってるし。
さりげなく金の髪飾りまでつけて髪を結い上げてるし、何してるのよあなた。

「え、いや、やっぱりお祭りには浴衣が一番合いますし・・・」

この子は本当にもう・・・

「咲夜も着ればいいじゃない、きっと似合うよ、咲夜なら」

妹様の言葉に私以外が頷いた。
え、いや、その・・・そんな皆に頷かれると・・・その・・・

「・・・・・・・・・・・・はぁ、わかりました、考えておきます」

「いえ、考えておくなんて駄目よ。
 明日は私もフランもあの薬使うんだしあなたも浴衣を来なさい、これは命令」

お嬢様がニヤニヤと意地の悪い笑みで私に指を刺しての命令。
うぅ・・・そうされてしまうと私は・・・

「わかりました、えぇもう明日は私も着ます。それでお二人がよろしいのならば」

私の言葉にやったーとハイタッチなさるお嬢様と妹様。
もう、困った人たちです。















「んーやっぱりこのあんず飴って美味しい、咲夜ーこれって紅魔館で作れない? 」

「できなくはないですね、材料を後で調達しておきます」

「咲夜、あれが欲しいわ、買ってちょうだい、かけるのはイチゴ味がいいかしら」

「わかりました・・・・・・・・すいません、イチゴ味を一つ」

やっぱりというか何というか。
お嬢様と妹様は私を挟んで屋台の食べ物に舌鼓を打ちながら博麗神社へ進んでいく。

ちなみにパチュリー様はかき氷にかなり苦戦中の様子。
一口食べる度に頭がキーンとなさっているようだ、でも食べる。
そんなに気に入ったんですかかき氷。
ところで小悪魔と美鈴は何時の間にかどっかへ消えてるんだけどどこ行ったのよあの二人・・・

ふぅ・・・・・・・ん?林の中に・・・・・・・・・え?なんでいんのよあいつ。

とりあえず確める為に時止めて周囲を確認した後、見つからないように林へナイフを投げる。
もしも、あれが本物ならば・・・




























「あらあら、最近の従者さんは酷いのね、いきなりナイフを投げてくるなんて」















ナイフを右手に、かき氷を左手に相手が林から出てくる。
姿は前と見た時と変わらずの姿、何であんたが・・・

























「あらごめんなさい、つい信じられない光景を目にしたからね。
 それで何でいるのよ冬の妖怪・・・」


























出てきたのはレティ・ホワイトロック。
この前異変で起きてきたけどまた眠りについたんじゃなかったの?




「ごきげんよう紅魔館の方々。
 それで何でいるか、だけど・・・・・・一度長い眠りから起きるとどうもまた長く寝れないのよ。
 あの時の異変が原因だとは思わないけど、まぁ寝れないんじゃしょうがない。
 どうせだったら久々に夏、秋と楽しんでおこうと思ってね、んー中々」

と言いながらかき氷(メロン味)を食べるレティ。
ってちょっと待ちなさいよ、あなた確か・・・

「あなた確か自然の掟で冬以外に起きてきちゃいけないはずじゃないの? 」

私の代わりにパチュリー様が私の考えていた疑問をおっしゃってくれた。
そう、あなたそういう風な事言ってたじゃないのよ。

「その辺は特例って事でどこぞのスキマ妖怪に、ね。
 向こうもまぁ別にいいでしょって感じでやってくれたからよかったわ」

かるっ!?あんなに重要そうな感じで言ってたのに・・・
なんというべきか、さすがスキマ妖怪?なのかしら。

「でもちょっと困ったこともあるのよね」

「困ったことって? 」

お嬢様が尋ね、それに冬の妖怪が答えようとした時、






































「あら、お久しぶり。あなたも来てたのね」






















声に振り向くと、そこには相変わらず日傘と、チェックの服を着た花の妖怪、風見幽香がいた。


そして・・・





















「あら、久しぶりね幽香、相変わらず元気そうじゃない・・・」























そして一瞬にして空気が凍った。




























お互いに笑顔、笑顔だけど・・・ねぇ。
私たちは別にいいけど周りがかなり引いてるんだけど、気づいていないのかしら。
いや、むしろあれは気づいているけどどうでもいい、ってところね。



「ちょっと、そんなに寒気を出さないでくれるかしら。
 今は夏よ?力なんて使ったら溶けちゃうでしょあなた」

「あら、心配してくれるなんて幽香にしては珍しいわね。
 大丈夫、別に力を使ってるわけじゃないから、あなたが私に恐怖でも感じてるから寒いんじゃないかしら? 」

「へぇ・・・誰が誰に恐怖しているっていうのかしら。冬じゃないんだからいつも通りにしてないほうがいいわよ。
 今のあなたじゃ・・・私の足元にも及ばないんだから」

「言ってくれるじゃないの・・・ならばこの場で「「あぁーーーーーーーーーっ!!! 」」・・・・・・・・なに? 」

大声の先ではどこぞの秋の姉妹がこっちを、というか冬の妖怪を指さしていた。
あぁ、困ったことってひょっとして・・・

「なに、あの子たちに何かしたのかしら。弱い者虐めなんて酷い妖怪ね」

風見幽香が何かに気づいたのかくっくっくっ、といやーな笑いをする。
ちなみにお嬢様と妹様は興味がないようなので新たに焼きそばにとりかかっている。
あぁ、いけませんよソースがあんなにお口に。
私は妹様のお口をハンカチで拭く。

「そんなんじゃないわよ、こうして夏を満喫してるとうるさいのよあの子達が。
 やれ冬の妖怪なんだからさっさと寝ろとか秋来させない気じゃないでしょうねとか。
 そろそろいい加減めんどくさくなってきてるころよ」

あらお嬢様、いけませんよそんなに頬張っては。
美味しいのはわかりますがお嬢様のお口では限界ですよ、ほら喉に・・・はい、お茶です。

「ザマーミロ」
「うるさい黙れ」

ぎろっと冬の妖怪が風見幽香を睨んだ。
お前も味わってみろ、とでも言いたい感じかしら。
あ、パチュリー様、青のりが口の端についてますよ。

でもこううんざりしている感じを見るに、相当しつこく言っているみたいね。
ずんずん、と効果音すら付きそうな雰囲気で寄ってくる。

「こんな処にまで来て何してんのよ!冬の妖怪!
 さっさと自分の住処にでも戻って寝てなさいよ!ていうか溶けちゃってもいいのよ!この場で! 」

「そうよそうよ!さっさと帰りなさいよ!私達の後なのよ、あなたの出番は!
 むしろ冬なんて無くなってしまえばいいのよ!そうすれば秋が長く続いてくれるんだし! 」


あぁ、これはかしましいわ。
冬の妖怪はというと・・・あぁ、うんざりどころかそろそろ爆発する勢いみたいね。


これは止めておいたほうがよさそうだわ、周りの為にも。



「あぁうるさいうるさい。いい加減にその金切り声やめてくれないかしら」

私が止める前に風見幽香が止めに入った。
珍しい、というよりもうるさくて敵わない、といった感じかしら。

「そっちこそうるさい!花馬鹿には関係ないでしょ! 」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・花馬鹿? 」

あ、まずい。風見幽香もキレかかってる。
これは今すぐ止めないと何が起こるか・・・

「ちょっとその辺にしておきなさいって。
 いいじゃないの、別にこういう時があったって」

「よくない!ていうか部外者の犬メイドは黙ってて! 」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

犬メイド・・・ですって?

「ちょっとうちの咲夜に何を言ってるのよ!」
「そうよそうよ!あまり酷いこと言うと許さないんだから!」

「これは私達の問題よ!乳臭い吸血鬼は巫女のところにでもいってればいいのよ! 」

「「「・・・・・・・・・・・・・・・・・・乳臭い? 」」



お嬢様が私に目配せを。
えぇ、わかっております。
お嬢様と妹様は左へ、そしてそれに気づいた二人の妖怪は右へ、そして背後に。
それぞれゆったりと囲むように移動した、相手に状況をわからせる為に。
パチュリー様が合掌した、誰に、そして何に対する合掌なんでしょうかね。

ここにきて自分たちの置かれた状況がわかったのか秋の神姉妹は焦った顔をし始めた。


「さて、さっきの台詞、もう一度言ってくれないかしら。ちょっとよく聞こえませんでしたから」


努めて笑顔で、えぇ、周りの人間や妖怪を怖がらせちゃ駄目だものね。


「「え・・・えっと・・・」」


「えぇ私も是非聞きたいわ、誰と誰が、乳臭い吸血鬼、なのかしら」


「「いや・・・その・・・」」


「乳臭いって何?説明してくれない? 」


「「あの・・・いや、えっと・・・」」


「花馬鹿ねぇ、あら別に怒ってないのよ?花は大好きだから、うふふふふふふ」


「「・・・・・・・・・・・ひぃぃぃぃぃ」」


後ろに後退していく姉妹。
そしてその二人は背後の冬の妖怪にぶつかり、びっくりして振り向いた。
もちろん冬の妖怪も、




「さて、いけないいけない神様はちょーっと色々と話合わないといけないかしら・・・・・・・・・色々とね」



中々に素敵な笑顔で立っていた。





























「まったく、あの姉妹にも困ったものだわ。
 冬は冬でくらーい顔してこっちに愚痴るんだから」

「冬の間本当に暗いらしいわ・・・全く最近の神ってのは駄目ね」

それはまたまた御愁傷様、と言っておく。
だけど、だ。

なんであんたらまで付いてくるのよ・・・

まぁお嬢様や妹様は別段気にしてないようですが。

ついでに先程の失礼な姉妹は吊るしておいた。
派手にやるとどこぞの巫女に文句を言われるしねぇ。
まぁその内誰かに助けてもらえるでしょ。

「あー咲夜、あれ何?何か魚が泳いでるけど・・・」

「あれは金魚すくいですわ妹様、薄い網で金魚を掬うんです」

網はポイと呼ばれてるんだったかしら。
子供のころよくやったものだわ・・・今も若いけどね。
じーっとお嬢様と妹様がそっちを見ている、やりたいんですね、そうなんですね、わかってます。

「では、試しにお二人とも少しやってみては如何でしょう。
 結構難しいんですよ、あれ」

お嬢様たちにできるでしょうか・・・と言うと咲夜!お金!と声を大にしてお手を出すお二人。
可愛らしい限りです、はい。




さりげなくパチュリー様もお手を出していたように思えますがきっと気のせいでしょう。





「えーと、効率的に金魚を掬う方法は・・・」
「うわー網が曲がっちゃったよー」
「ふふふ、この金魚は私に取られる運命・・・・・・・てぃっ!・・・・・・・・・・・・・・咲夜、お金」




予想以上に楽しんでおられるようで何よりね。
それはいい、それはいいんだけど・・・


「あら、レティ。私の方が3匹は多いんじゃないかしら、このまま行けば私の勝ちね」
「あなたの目は節穴ね、私の方が多いじゃない、大人しくこのまま負けを認めるのが大人じゃないかしら」


あっちは他人の振りしておこう、ていうかあんた達何でそんなに上手いのよ。
何この私を境界線とした空気の違いは、周囲が引いてるのがわからないのかしらあの二人は・・・
全く、本当にこれで仲がいいのかしらこの二人は。

「ぬぬぬぬぬぬ、咲夜ーお金ー!絶対一匹は取って帰るんだからぁ! 」

お嬢様はムキになっておられるようで中々思うように取れないご様子。
パチュリー様はコツをつかみ始めたのかようやく一匹取ることに成功した。
妹様も後少しでいけそうですね・・・問題はお嬢様、ここは助け舟を出した方がいいかしら。

「お嬢様、そうムキになって取ろうとしても駄目ですよ、金魚が怯えてしまいます。
 こうして、冷静に、軽い気持ちでやれば大丈夫ですよ」

お嬢様のお手を取り、ゆっくりと目標の金魚を狙い、そしてすっと、ポイで掬う。
お椀に一匹の金魚が入った。
そしてポイの紙は破れた、やはりさっきのでは一匹が限界だったかしら。

「咲夜・・・上手いのね」

「昔取った杵柄のようなものです、まだやりますか? 」

お嬢様は少し考えた後いや、これでいい、と言って立ち上がった。
店主に言って3人の金魚を袋に入れてもらう。
パチュリー様、頼みますからいい実験材料が手に入ったとか小言で言わないでください、怖いです。

それとそこで張り合ってる2匹の妖怪、あんたらは戻しなさい。
何二人で全部取っちゃってるのよ・・・少しは周りの迷惑ってものを考えなさいよね。









夜になり。神社の鳥居を潜り、博麗神社内に入ると珍しく霊夢が何かを一生懸命準備していた。
それはいいけどお賽銭箱に御利益あり!と目立つ看板をつけるのはさすがにどうかと思う。

「あら霊夢、こういう時はさすがに忙しそうね」

お嬢様がご機嫌な様子で話しかけた。
よっぽどさっきの金魚がお気に召したようで。
でもあまり回さないようにしてください。

「ん?あぁ来たのねあんたら。
 そりゃこういう時は忙しいわよ、久々に巫女舞もしなきゃいけないし・・・
 あぁ、来たんだったらそこのおみくじでも引いて行きなさい、今永遠亭の連中もいるはずだし」

見れば確かにおみくじを引こうとしている永遠亭一行が見えた。
八意永琳がこちらに気づいた、軽く会釈を交わす。

「咲夜ーおみくじってなーに? 」

妹様に手を引かれ説明を求められた。

「おみくじというのはようは運だめしのようなものですわ。
 まぁ内容に関してはあまり信じ過ぎない方がいいものです」

こういうのはあまり信じ過ぎるとあまりよくないものだと私は思う。
まぁこんなものか、という感じでやるのが一番いいと思う。
しかし、巫女がニヤリと巫女がしてはいけないような笑みを浮かべたのを私は見過ごさなかった。

あいつ、なにをした。

「まぁいいわ、それじゃ引いてみましょ、何が書いてあるか楽しみだし」

お嬢様がワクワク、といった様子で御神籤のある社務所へ向かう。
何だろう、何かすっごい嫌な予感がする・・・








「こんばんわ、ってどうしたのよ暗いわよあんたたち」

永遠亭の連中に挨拶をしに行くとなぜか暗い雰囲気が。
いったいなんだってのよ。

「あれが原因よ、あれ」

八意永琳の指差す先は今まさにお嬢様達が買おうとしているおみくじ。
なに?おみくじが原因でこんなに暗くなってるの・・・?

「ただのおみくじじゃない、そんなに気にするものじゃ」

「そう思いたいけどただの、とは言い難いのよこのおみくじ。
 まさかこんなトラップがあるとは思わなかったわ、私はあまり気にしてないんだけど」

見れば月兎は「やばい、絶対やばい、あぁ、私はそろそろ・・・」とかうわ言のように言ってるし
蓬莱の姫は何かおいおい泣いてるし
詐欺兎は必死におみくじを木の枝に結んで手を合わせている、何をしているのよこいつらは。

「・・・・・・・・・・そんなにやばいの? 」

「可能性がある、っていうのが問題ね」

わからないから怖い、ってことか。
って、ちょっと待ちなさいよ、それじゃお嬢様や妹様は・・・


「「さくやああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!! 」」


お嬢様と妹様が泣きそうな顔でこっちに飛んで来られた。
あー手遅れだったわけですね、はい。

「どうしたんですかお二人とも・・・」

「これ、これ!咲夜大変よ!どうしょう!?咲夜が!咲夜が! 」
「うわぁぁぁぁぁん、嫌!咲夜と会えなくなっちゃうぅぅぅぅ! 」

お二人ともはかなりパニックになられているようだ。
急いでお二人が引いたおみくじを確認してみる。
お二人とも凶か・・・あまりよくないわね、でもこれだけじゃこんな風にはならないはず。
えーと、なになに?

別れ:大事な人と近々今生の別れがあるでしょう、ご愁傷様でした。

「かるっ!? 」

赤字で書いてあるのにこんなに軽いのはどういうことか。
お二人ともこの場所は同じだった。
しかも特大で書いてある辺りなんともいえないものがある。

「お二人とも、大丈夫ですから、たかがおみくじですよ?
 必ずこうなるなんてわけじゃありませんから」

「でも・・・でも・・・」

「大丈夫ですから、私も引いてきます。
 それでこのような事が書いてなければ大丈夫ですから」

しかしここまでの破壊力を持つおみくじ・・・いったいどんなものなのかしら。
見たところ普通のおみくじなのに。
行きがてら時間を止めてもいないのに止まっているパチュリー様の引いたおみくじの内容を見る。

取られたもの:絶対帰ってこない、諦めろ



家:近々壊れる、特に書物の類終了のお知らせ



何て軽い・・・しかしこれはこれでなかなかにピンポイントな内容だわ。
ついでに睨み合ってる風見幽香と冬の妖怪のも見ておく。



ライバル:蹴落とすチャンスを窺っている、用心されたし



なんともまぁ・・・当たってるような気がするから困る。おまけに二人とも同じな辺りがさらに信憑性が増す。
意を決して社務所に入る、そこには・・・


「あら、久しぶりねメイドさん」


厄神がいた・・・・・・・・・・これは、強敵だわ。
これなら確かにマイナスな内容は信憑性が高く感じるわ。
このような罠があるとは博麗霊夢め、やってくれるわね。

「・・・おみくじを」

大丈夫だ、いくら厄神とはいえこれはおみくじ。
そうそう当たるものではない!って誰かが言っていたはず。

「どうぞ、博麗の巫女が作り、私が力を込めたおみくじです。
 良いことも悪いことも少しは気にしてくれると嬉しいわ」



・・・・・・・・・・・・・・・・・グッバイ、私の人生。



「いや、まだよ、まだこの御神籤次第よ! 」

外に出て意を決して内容を見る。
これが良ければ大丈夫なはず・・・!



あなたの運勢:超凶



「なによそれぇぇぇぇ!? 」

なによ超凶って、大凶の上とでも言いたいの?
まったくふざけたものを・・・

運勢:今日死にまーす☆

おいこらそこの巫女そこになおれ、と私はぎろりと霊夢を睨んだ。
どれだけおふざけすれば気が済むのよあんたは。

財:今日から楽しい楽しい借金生活、ザマーミロ
家:誰かの行いで家が壊れます、全壊はしないが要注意
恋愛:私が一人身のなのに他人にそんなのあるわけないでしょ!

何か私怨が混ざってない?これ。
そして問題の別れ・・・

別れ:出会いと別れは表裏一体、永遠の別れは誰かとの出会い、胸を張って前を見よう。

なによこの意味不明な文は。
何かお嬢様達との兼ね合いが怖いじゃないこれ。
まるで今日私が死んでお嬢様達と別れるような・・・


「ん・・・? 」

赤字で何やらでっかく書いてある。







病:持病が再発するでしょう、特に「胃に」注意。







・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・再びグッバイ、私の人生。




「あぁぁぁぁぁぁぁ咲夜が気を失いかけてる!咲夜!しっかりしてぇ! 」

「申し訳ありませんお嬢様妹様、十六夜咲夜はここまでのようです・・・」

「誰かお医者さぁぁぁん! 」

「医者ならここにいるわよ」

「向こうが大変そうよ、行ってあげたほうがよくないかしら? 」

「そう言って奇襲しようとしても無駄よレティ・・・」



もう、何が何だか。















ちなみにこの巫女の悪ふざけ、お賽銭を入れされる魂胆だったらしく、邪な気を察知したのか閻魔が颯爽と登場し、
巫女を説教した後、どこから現れたのか八雲紫によっておみくじの効力は曖昧なものとされ、普通のおみくじとなった。
しかし実際当たるんだか当たらないんだかわからなかったのは恐ろしい、スキマ妖怪にも閻魔にもどうなるかわからない代物だったようだ。
ちなみに厄神はなんのこっちゃ状態だった、恐ろしきは天然ね。














しかし、結局帰ってからおみくじの一部分は当たることになる。
お嬢様と妹様が持って帰ってきた金魚をそれぞれ自室で飼うことになり、お嬢様が楽しそうに取った金魚を眺めていると
一階の玄関にどでかい金魚が体当たりして紅魔館が揺れた。
どう見てもパチュリー様の実験のせいだったり第何回かわからないパチュリー様捕獲作戦が行われたり
元に戻せない金魚を仕方なく近くの湖に投棄したりで本当に疲れた。
こればっかりは運がないと思いたい、おみくじが当たったなんて・・・思いたくないじゃない、怖くて。








&月%日

夏祭り最終日、最後は人里。
久々の浴衣はやっぱり動き辛かったけど楽しい夜だったわ。
明日からは再びいつもの幻想郷に戻る。
まるで夢のような三日間だったかもしれない。
妖怪と人間が共に暮らす幻想郷とはいえ両者にはまだ線がある。
私は既にそんなものは無くなっているのだけれど全ての妖怪、人間がそうであるとは限らない。

いつか誰もがこの線を無くす日が来るのかしら。

近いかもしれないし、遠いかもしれない、そんな日が来たとき、お嬢様も妹様も今より立派でおられることを願っている。













「私の準備は完了、フランの準備も完了。
 後は、貴女だけよ。咲夜」

困った事にお嬢様、妹様、パチュリー様、小悪魔、美鈴に囲まれている私。
昨日確かにそう言ったとはいえやっぱりなんというか抵抗がある。
おまけにパチュリー様の概念石で能力が使えないので逃げることは不可能。

「と、いうわけで覚悟してね咲夜、大丈夫、私やお姉様みたいにきっと似合うから」

大人バージョンとなった妹様が浴衣を取り出す。
今回は純白の白の浴衣に濃い藍色の帯をなさっている。
妹様の金髪と白の浴衣がマッチした大人の雰囲気を醸し出している。
大人バージョンお嬢様は黒の浴衣に濃い藍色の帯。
大人しさを感じさせる反面、お嬢様の魅力か、ミステリアスな感じもさせる。
パチュリー様は桃色の浴衣に蒼い帯。
髪留めで髪を結いあげており、普段とは違った印象を持たせる。
小悪魔は黄色の浴衣に白の帯。
妹様の時のような活発的な印象をさせる、花の模様が可愛らしい。
美鈴は昨日と同じなので割愛、相変わらず似合う子だ。

「さぁ、むきゅーと覚悟しなさい」

ふふふ、と手をワキワキさせながら近づいてくるパチュリー様。
普段の逆襲とも言いたいような感じでちょっと怖い。

「さぁーお覚悟をぉ! 」

という美鈴の声とともに私は、強制的に、浴衣に着替えさせられた。





「さすが咲夜・・・」

着替えさせられた私の姿を見てお嬢様が笑顔でおっしゃてきた。
鏡で自分の姿を確認すると濃い藍色の浴衣に牡丹の花模様、そしてピンクの帯。
髪には銀色の月の髪飾りをつけた、メイド長十六夜咲夜ではなく、ただの十六夜咲夜がそこにいた。
正直何というか、恥ずかしい。

「うぅぅぅぅ、浴衣を着たのなんて久しぶりですわ」

「よしよし、では出発よ!祭りの最終日、祭りの美は私達のものよー! 」

お嬢様の号令に私以外がおーっ!と同意した。
はぁっ、もう好きになさってください。









「ふっふっふっ、感じる、感じるぞ、妬みと羨望の眼差しを」

お嬢様のテンションはまさに有頂天、じゃない頂点に達していた。
お嬢様や妹様を始めとした綺麗な女性の集団がいれば嫌でも目につく。
そうでなくても紅魔館というだけで目立つのだ、正直恥ずかしい、二度目だけど。

「あぁ気持ちいいわ、咲夜も自信もって歩きなさいよ、勝者の立場で」

とおっしゃられても困る。
普段着ている物でないのと久々の浴衣でどうも勝手が違う。
着る物一つでここまで変わるなんて・・・

「咲夜こんなに綺麗なのにねーでもこんな咲夜中々見れないからいいかも」

と言ってえいっと私の左腕に抱きついてくる妹様。
それを見たお嬢様が右腕に抱きついてきた。
何か一瞬にして微笑ましい感じの視線が出始めたような気がした。

その方が安心できるのでいいんだけどね。







「おや、目立つ一行がいると思ったらやっぱり咲夜達か」

やっぱりって何だと言おうかと思った相手はルナサ達プリズムリバー姉妹だった。
彼女達も浴衣だった、普段きている赤、桃色、黒を基調とした服と同じような浴衣を着ている。

「こんばんわルナサ、祭りの演奏に呼ばれたのかしら? 」

「あぁ、盆踊りの時にね。気が向いたら来てくれると嬉しい。
 それと、今からコンテストがあるらしい、なんでも浴衣美人コンテスト?とかいうのがあるそうだ。
 なぜかそれの審査員の一人を私にやれと言われてね、全く困ったわ」

「浴衣・・・」
「美人・・・」
「コンテスト・・・」

お嬢様、妹様、パチュリー様が反応した。
何事かと思ったら一瞬にしてコンテスト会場に向かってしまわれた。
どうやら出るらしい。

「妖怪からも結構出てるらしいわよー」

あーこういうのをあいつらが見過ごすはずがないわね。
何か嫌な予感がするわ、色々と。

「咲夜は出ないのかい? 」

私はえぇ、と答えようとすると何時の間にか戻ってきたお嬢様と妹様に両腕を掴まれ、「「咲夜も出るのよー」」と拉致されてしまった。
頑張れーと美鈴と小悪魔とルナサに手を振られるのが見えた、勘弁してくださいよお二人とも・・・












「さぁ始まりましたぁ第一回幻想郷浴衣美人コンテスト!司会の清く正しい新聞屋!射命丸文です! 」

どこが清く正しいのか声を大にして言ってやりたいわあのパパラッチ。
しかしこういう司会事は得意そうねあいつ、あんなに活き活きとやってるし。

「そして解説の人里の賢者、上白沢慧音さんです!私としては参加してほしかった方のが本音ではございます! 」

「解説の上白沢慧音だ、よろしく頼む。って私を参加させようとしたのはお前か!わ、私はこういうのは苦手なんだ」

ハクタクが頬を赤くした。
それによって会場は更に盛り上がりを見せる、人気者ね、ハクタク。

「そして審査員長の碑田阿求さん、審査員は右から人里の里長さん、夏祭り実行委員長さん、永遠亭のお医者さんである八意永琳さん、
 そしてプリズムリバー楽団のルナサ・プリズムリバーさんです」

あら、八意永琳まで審査員でいるとは思わなかったわ。
おまけに会場にウインクのサービス、何してんのよあなた。
会場の熱気はすでに現状で最高潮、はぁっ、本当に幻想郷の連中はお祭り好きなんだから。


「それではさっそく一人目の方から始めていきましょう!どうそぉー! 」


こうしてコンテストは始まった。
内容はというとこれも酷い、としか言いようがないものだった。
どこぞのスキマ妖怪が若作りして登場して式に回収されるわ、
永遠亭の姫と藤原妹紅が、風見幽香と冬の妖怪が壇上で喧嘩を始めるわ、
白玉楼の亡霊の浴衣が危うく脱げそうになったのを止めようとした妖夢が勢いをつけすぎて客席に突撃するわ、
まだ諦めてない霊夢がお賽銭を集めようとして守矢神社の連中と揉めるわ、
秋の神二匹は何を間違えたか漫才ををするわ、
チルノは浴衣の後ろ前逆で登場するわ、
お嬢様と妹様は興味があったら紅魔館に来なさい、私達が歓迎してあげるわ、と普段のお二人を考えると詐欺みたいなことをおっしゃるわ、
困った魔法使い二人は実験薬で危うく人里消滅させかけてアリスに止められたりでもう収拾がつかないような状態。
ちなみに私は普通に出てって普通に終わらせたわ、さすがにこんな騒ぎの一因にはなりたくない。
全員が終わり、少し経ってから壇上にパパラッチと稗田阿求が上がった。

「それでは、第一回優勝者の発表です!審査員長の稗田阿求さん、よろしくお願いします! 」

ゆっくりと紙を広げ、一度会場を見渡す稗田阿求。
そしてその口が開かれた。

「優勝は・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ゼッケン398番、十六夜咲夜さんです! 」

「え? 」

唖然としたまま壇上に上げられた。
ちょっ、ちょっと、何で私なのよ!?私は別に目立ったことしてないでしょ!?

「だからです、大体目立って揉め事をした方は最初の段階ではねさせていただきました」

それで私なのか・・・
お嬢様とかの騒動に混じっておけばよかったわ。
あぁ、何か後ろから嫌なプレッシャーを感じるわ・・・だから嫌だったのよここに立つの。

「おめでとうございます、優勝のトロフィーと人里での買い物割引券30枚です」
「あ、ありがとうございます」









後者は嬉しいなぁ、なんて思ってしまった自分が嫌。








「むぅ、咲夜だから許してあげるんだからね、感謝しなさい。
 本当だったら紅魔館でお説教のところよ」
「そうだよ、咲夜だから許すんだからね! 」
「はいお嬢様妹様、お二人には感謝しております」

トロフィーは美鈴に持たせている、だって両手をお嬢様と妹様が占領なさっているんだもの、持てるはずがないわ。
あの後ここであんたを亡き者にすれば私が優勝だー!とか言って私に襲いかかってきた霊夢を皮切りに、
コンテスト会場は弾幕勝負でごった返した。
驚くべき事に誰が生き残るかと人里の連中は少し離れて賭けをしだした。
この場合さすがというべきなのかどうかよくわからないわ、ハクタクは頭抱えちゃったしね。
結局勝者は無し、というか閻魔の登場により強制的に終了させられた、ちなみに法被を着てた辺り、盆踊りに参加する気満々ねこの閻魔。
しかしツッコミは入れないでおいた、説教フルコースは勘弁してほしいわ。

そして私たちは盆踊り会場へ、既に準備は終わっているようだ。

「で、踊りながら回ればいいのね? 」

「はい、そうゆうことです、別に初めてで下手でもこういうのは大丈夫ですよ」

「うぅーちょっと緊張してきた」

列に皆で混じる。
トロフィーは適当なところに置かせてもらった、盗む奴は・・・いるかもしれないけど盗まれて困るものではないしね。

「ヨォー・・・・・・・ハッ! 」

そしてルナサが掛け声と共に大太鼓を叩き、次女二人が三味線を弾き、そして盆踊りが始まった。
見れば列の中には人妖問わず様々な者が入り混じって楽しげに踊っている。
風見幽香と冬の妖怪もこれに関しては隣り合わせで
お嬢様も妹様も楽しそうで何よりだわ。

「ねぇ、咲夜」

「なんでしょうお嬢様」

踊りながら隣のお嬢様が話しかけてきた。

「こういうのはいいわね、毎日あってほしいくらいだわ。
 でも・・・そうはできないわよねぇ」

お嬢様が少し寂しそうな顔をなさった。
この盆踊りでこの三日間の祭りの最後だというのがわかっておられるのだろう。
楽しい時間も過ぎてしまえば短い時間、お嬢様は・・・

「紅魔館での生活は退屈で嫌ですか?お嬢様」

前に妹様に聞いたような事をお嬢様に質問した。
答えはわかっているのにね。
お嬢様は一瞬びっくりしたような顔をして、

「まさか、あそこが私の家よ。
 それに、誰かさんが一生懸命紅魔館をよくしようとしてるんだもの。
 それに答えてあげるのが当主ってものでしょ? 」

と笑顔でお答えになった。
ふふっ、そうしていただけるとその誰かさんは本当に喜びますわ。

「咲夜ーお姉様ばっかりかまってずるいーーー私も構ってよー」

お嬢様とは逆の方から妹様が袖をお引っ張りになる。

「ふっふっふっーこれで私が一歩フランよりも前に出たのであったー、まる」

「ずるーい!お姉様ずるーい! 」

何か後ろのパチュリー様や美鈴や小悪魔が微笑ましい顔でこっち見てる気がする。
あ、櫓のルナサと目が合った、やっぱり微笑ましい顔で見られた。
目の前で踊りながらあれこれ言い合うお嬢様と妹様。
それを後ろから見つめる私。

いつもと変わらぬ光景、変えたくない光景、それが今ここにある。













「「咲夜!どっちの方が大事かここで答えて! 」










私、十六夜咲夜は――――























「もちろんお二人とも、ですわ」




















生きている限り、お二人のメイドですわ。
美「ちくしょう、くそ!なんて、なんてことよ・・・
  皆よってたかってあの子たちを虎にしたのよ!
  人喰い虎にしてしまったのよ!ちくしょう・・・」
小悪魔「あのーちょっとー」
咲「美鈴、ああいうのを真っ直ぐに見ては駄目よ。
  ここはそういう場所で、それが一番よ」
美「私が!私が・・・!」咲「養うっていうの?無理よ・・・あの子はもうアレを止められない」
小悪魔「もしもーし」
咲「誰かがほんの少し優しければ、
  あの子はあぁはならずに、自然に幸せに暮らせていた。
  でも、そうはならなかったのよ美鈴、だから、この話はここで終わりなのよ」
小悪魔「もう二人ともー現実逃避はそれくらいにしてなんとかしてくださいよぉぉぉ」

ピチピチ跳ねる巨大金魚(綺麗だな・・・月が)

なんていうのが二日目の夜にあったとかいう話があったりなかったり。

どうも、11月にやっぱりあげられなかった駄目作者です。
もう俺こういう期限は作らないぞ創想話ーーー!越すのがもう当たり前だぜヒャッハー!
冬ですな、レティを出したいですな、しかし今さくやにっきは夏!だが出す!
それがマイクォリティ、文句がある子は暖房器具を奪っちゃうんだからね!とか言っておくのは内緒。
さーて次は16、秋だーリアルの季節に追いつけはしないなこりゃ。

おそらくここでさくやにっきは今年最後の作品となるはず、ペース的に。
途中開きがあったとはいえ投稿し始めてもう8か月くらい。
皆様、これからもよろしくお願いいたします。

それと咲夜さんが売られた喧嘩は買うわ、そして必ず勝ちますのって言ってた。
黒子
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コメント



0.1580簡易評価
1.70名前が無い程度の能力削除
ブラックラg……
今年最後ですか……来年を待ってます
8.100煉獄削除
巨大金魚・・・・ですか・・・。
なんというか・・・あれですね。
私は海○川背の足の生えた金魚を思い浮かべたりしました。(苦笑)

しかし、やはり咲夜さんのいる空間はなんとも素敵な空間になりますね。
姉妹とのやりとりや、それらを微笑ましく眺める知人たち。
頬が緩みますね。
そして浴衣美人コンテストでは普通に登場した咲夜さんが優勝して
その影響で大乱闘という、なんともドタバタな出来事が面白かったです。
咲夜さんの浴衣かぁ・・・・ああ、用意に想像できる・・・。

次は来年ですか・・・。
では、それを楽しみにまっています。
11.80名前が無い程度の能力削除
レティ&幽香、待ってました。もっとやれ。
そして秋姉妹。
最近の創想話見てると厄神にジョブチェンジしそうな勢いですね。

しかし法被の映姫さまとか、想像すると色々な汁が出て来そうで困る。
12.80名前が無い程度の能力削除
顔を赤らめる慧音はいい。
17.90名前が無い程度の能力削除
リリーがいれば春夏秋冬そろったのに残念。
概念石は便利ですね。スキマとかにもきくのかな?
19.90名前が無い程度の能力削除
次回も楽しみにしてます。
25.80名前が無い程度の能力削除
紅魔勢より、幽香とレティの二人の方に注目してましたw
特にレティは、夏のイベントには参加できないことがほとんどなので、次回も楽しみですw
30.100名前が無い程度の能力削除
初めて後書きの元ネタが理解できた笑っ
ブラッk(ry

相変わらず面白いっす。
35.100名前が無い程度の能力削除
「冬の間本当に暗いらしいわね、全く最近の神ってねのは駄目ね」
ね、多くないですか?
36.無評価黒子削除
御指摘感謝します、修正しました
40.100名前が無い程度の能力削除
ニヤニヤ