Coolier - 新生・東方創想話

東方童話 『ヘンゼルとグレーテル』

2004/09/06 01:31:39
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むかしむかし、ある国のある森に、一家が住んでいました。
優しいお父さんと、ヘンゼル、グレーテルという兄妹。
そして、意地悪な継母(ままはは)でした。
ある日のこと、この一家は、そろって家の外へ出かけて行きました。

    輝夜「ほら子供達、ちゃんとついて来るのよ。」
    永琳「何で、私らが姫の子供役なんですか。」
    鈴仙「私は、師匠の妹ですよ?」
    輝夜「あんたたちは、まだいいわ。それより・・・・・。」
    妹紅「・・・・・何よ?」
    輝夜「何でコレが、私の嫁役なのかしら?」
    妹紅「コレとか言うな。私だって、あんたの嫁役なんて御免だわ。」

・・・どうやら、継母と、三人の仲はよろしくないようです。

    輝夜「じゃあ、とりあえず殺して、山に捨てるか。」
    妹紅「あ~ん?早速殺る気?じゃあ、ちょっとこっち来い。」
    輝夜「いい、子供達。大人しくしてるのよ。」
    鈴仙「はい。」
    永琳「ほどほどにしてくださいよ。」
    
継母は、お父さんだけを連れて、森の奥へ入って行きました。
残された、ヘンゼルとグレーテルは・・・・。

    永琳「・・・なんか、早速ぶち壊れたわね。」
    鈴仙「それを言っても仕方ないですよ、師匠。」
    永琳「ウドンゲ。とりあえず、この場で師匠はやめなさい。」
    鈴仙「じゃ、なんて呼べばいいんです?」
    永琳「・・・・う~ん・・・・。『お兄様』じゃ、あれだし・・・。『お姉様』・・・。」
    鈴仙「それ、ちょっと危険な感じがしませんか?」
    永琳「いきなり、そっち方面に持っていく方が、どうかと思うわ。」
    鈴仙「む~・・・・。」
    永琳「もういいわ。面倒だから、いつも通りでいくわよ。」
    鈴仙「結局それですか。無駄な時間でしたね。」
    永琳「無駄と感じたら終わりよ。それより・・・・。」

二人が帰ってくるのを待っていましたが、

 ずどど~~~ん!!!

 どがが~~ん!!

帰ってくる様子はありませんでした。
   
    永琳「二人とも帰ってこないし。」
    鈴仙「帰りましょうか・・・・。」

仕方なく二人は、自分達だけで、家に帰ることにしました。

    鈴仙「って、自分で言ってみたんですけど、どうやって帰りましょう?」
    永琳「ふふふ。天才たる私に、抜かりは無い。後ろを見て。」
    鈴仙「?」

ヘンゼルは、後ろを指しました。

    鈴仙「おお!」
    永琳「こんなこともあろうかと、永琳印の薬を、目印に置いて来たの。」

なんとヘンゼルは、道中に目印を置いてきたのです。

   リグル「う~ん・・・・・・・・・・・・・。」
 ミスティア「し、しびれる・・・・・・。」

・・・なにやら、別の物も落ちてるようですが。

    永琳「ちなみに、中身は毒薬ね。飲んだら、人間なら割と死ねるわ。」
    鈴仙「う~ん、阿鼻叫喚の地獄絵図。」

ともあれ二人は目印を辿って、無事に家に帰ることができました。

    鈴仙「ただいま~。」
    輝夜「あ、おかえり。」
    鈴仙「って、何時の間にか姫・・・、お父さん戻ってきてるし。」
    永琳「ケリはついたんですか?」
    輝夜「私の圧勝。」
    妹紅「嘘つけ。疲れたから帰るって言ったのはあんたでしょうが。」
    永琳「あら、生きてたのね。」
    妹紅「死ねないのよ!」

お父さんと継母に出迎えられ、二人は部屋に戻って、疲れを癒しました。

 ずどどどどど~ん!!

    鈴仙「・・・・・五月蝿いなぁ・・・・・。

 ゴゴゴゴゴゴゴ!!!!

    永琳「・・・夫婦喧嘩・・・・・。この配役、どう考えても失敗よねぇ・・・・・。」

で、次の日のことです。

    鈴仙「おはよ~ございます~・・・・・。ふぁ~・・・・。」
    永琳「眠そうね。新しい薬、飲んでみる?副作用に関しては保障しないけど。」
    鈴仙「・・・珈琲でいいです・・・・。」

二人は、いつもの通り、目覚めました。
    
    鈴仙「姫・・・、お父さ~ん、おはよ~ございま~す。」
    永琳「居ないわよ。」
    鈴仙「え?」

ところが、家の中には、お父さんが居ません。
変わりに、

    妹紅「・・・・・・・・・うう・・・・・。」

継母が、その辺に倒れていました。

    鈴仙「おや、こんなところに。」
    永琳「お義母さん、おはよう。」
    鈴仙「南無~。」
    妹紅「・・・・・おはよう、薄情な義理の子供達・・・・。」

継母は、とりあえず起きることにしました。

    妹紅「あ~・・・・、よく死んだ。」
    鈴仙「死なないんじゃなかったの?」
    妹紅「よく言うじゃない。死んだように眠っているって。それより。」
    鈴仙「はい?」
    妹紅「輝夜・・・・、じゃなくて、くそ亭主は何処よ?」
    永琳「朝から居ないわ。」
    妹紅「何だって~?あいつめ、不意打ちで私を殺しておいて、とんずらしたっていうの!?」
    鈴仙「不意打ち?」
    妹紅「そうよ!あんたらもちょっと来なさい!くそ亭主を探すわよ!」

 ズルズルズル・・・・・

    鈴仙「いやぁぁぁ~~!!お義母さん、離してぇえ~!!」
    妹紅「こらぁ!誤解を招くような声をあげるんじゃない!」
    永琳「すっかり悪役ね。」
    妹紅「諸悪の根源に言われちゃ、おしまいだわ・・・・。」

お義母さんは、ヘンゼルとグレーテルを連れて、外に出ました。
そして、森を進んで行きます。

    妹紅「こら輝夜~!!何処隠れた~!」
    鈴仙「ああ、怖い怖い。」
    永琳「大丈夫、私がついてるわ。」
    妹紅「そこ!真面目に役に徹するな!」
    永琳「何が悪いのよ。」

二人は怯えながらも、継母について行きます。
と、暫く歩いていると。

    妹紅「むむ、あれは。」

継母は、光る竹を見つけました。
 
    永琳「って、話が違うし。」
    妹紅「問答無用!行け、鳳翼天翔!!」

 ゴオオオオオ!

 どか~ん!

継母は、光る竹を破壊しました。

    妹紅「どうだ?」

 ひら・・・・

    鈴仙「ん?」

何やら、紙が落ちてきました。
それには、こう書いてありました。

    『 は ず れ 』

    鈴仙「だって。」
    妹紅「あ~~~~!!!!ほんっとむかつくわ!!」

 ドドドドドドドドド!!!

    妹紅「出て来い、輝夜ぁ~!!」

継母は、どっかに走って行ってしまいました。

    永琳「・・・・さて、帰るか。」
    鈴仙「そうですね。今回も、薬を?」
    永琳「勿論。これを辿って・・・。」

二人は、置いてきた目印を辿って、家に帰ろうとしました。
しかし、

   魔理沙「・・・・う~ん、これも毒薬だ。」
   アリス「これも。ただの青酸化合物よ。」
   魔理沙「まあいい。貰っておこう。」

何やら怪しい二人組みが、置いてきた目印を片っ端から拾い集めています。

    永琳「こら、何してる?」
   魔理沙「あ~?見ての通り、環境保護活動だ。」
   アリス「森に毒を撒くなんて、どうかしてるわ。」
    永琳「・・・言っとくけど、その中に蓬莱の薬なんて、混ざってないからね。」
   魔理沙「ばらすなよ。」
   アリス「何も言ってないでしょ。大体、こういう状況でわからない方がおかしいのよ。」
    永琳「ひとつ聞くけど、帰り道わかってるの?」
   魔理沙「はっはっは。わかるわけが無い。そもそも、遭難を恐れて冒険など出来るはずが・・・。」
    永琳「ウドンゲ。」
    鈴仙「うりゃ。」

 <○><○>

   魔理沙「・・・・おお!こんなところに珍しい金属が。」
   アリス「ちょっと魔理沙。それ、ただの鉄屑よ。」
   魔理沙「おやおや、こっちには珍しい薬草が。」
   アリス「そっちはただの雑草。」
   魔理沙「おやおや、こっちには・・・・。」

 ふらふら~・・・・・

   アリス「あ、ちょっと、何処行くのよ?待ちなさいってば・・・・。」

二人組みは、どっかに行ってしまいました。

    鈴仙「そのまま、永遠に森で迷うがいいわ。」
    永琳「あ~あ。目印は全滅ね。」
    鈴仙「・・・・どーします?」
    永琳「とりあえず、歩くか・・・。」

このままじっとしていても、仕方ありません。
ヘンゼルとグレーテルは、森を歩き始めました。

    鈴仙「師匠~、のど渇きました~。」
    永琳「毒薬なら、あるわよ。」
    鈴仙「ごめんなさい。わがままいいません。」
    永琳「よろしい。」

何時間も、森を歩く二人。
もう、いい加減疲れてきました。

    鈴仙「ししょ~・・・・。」
    永琳「飲むの?毒薬。」
    鈴仙「違いますよ~。あれを・・・。」
    永琳「ん?」

グレーテルが、何かを見つけたようです。

    永琳「なんとまぁ、あれは。」

見つけたのは何と、おかし・・・・。

    鈴仙「おかしな家ですねぇ。」

な家でした。

    永琳「おかしな・・・・、と言うか、オンボロな家ね。」
    鈴仙「何でもいいですよ。休んでいきませんか?」
    永琳「そうね。」

二人は、その家で休んでいくことにしました。

    霊夢「む~~~!!!!む~~~!!!」
    鈴仙「師匠、縛られた人型の何かが落ちてますけど。」
    永琳「便所蟋蟀(べんじょこおろぎ)の一種ね。無視しときましょ。」
    鈴仙「はい。」
    霊夢「(怒)む~~~~~!!!」

とりあえず、細かいことは気にせず、お茶を飲む二人。
と、そのときです。

     ?「おや、お客さんかね・・・。」

声が、聞こえてきました。

    鈴仙「この家の持ち主でしょうか?」
    永琳「まぁ、いざとなったら、瞳で狂わせるか薬で狂わせるか、よ。」
    鈴仙「そうですね。」

 ガラ!

誰かが部屋に入って来ました。

    妹紅「おやおや・・・。可愛らしいお客さんだこと・・・。」

入ってきたのは、魔女でした。

    妹紅「まあ、折角だから、ゆっくりしていきな・・・。」
    鈴仙「・・・・・・・。」
    永琳「・・・・・・何やってるのかしら、お義母さんは?」
    妹紅「それは、わかってても言っちゃいけないお約束だよ・・・。ひっひっひ・・・・。」
    鈴仙「でもなぁ・・・。お義母さんって、丸わかり・・・。」
    妹紅「土爪!」

 ガガガガガガ!!

 ド~ン!

    鈴仙「うわ!?」
    妹紅「ひっひっひ。あんた達のお義母さんが、こんなことするかい?」
    鈴仙「い、いや・・・。そんな、危ない技を正々堂々とやることは無い・・・、と思う。」
    永琳「ほんと、危ないわね。『光牙!』とか言ったら、もうお仕舞いね。」
    鈴仙「師匠も!」
    永琳「だって、『ウー』だし。」
    鈴仙「も~、いいから、先に進みましょうよ!」
    妹紅「とにかく、わかってくれたみたいだねぇ・・・。」
    永琳「ノリノリね。」  
    鈴仙「う~ん・・・。すっかり悪役。」

何か、気になることが有るようですが、二人は魔女の言葉に甘えて、ゆっくり休んでいくことにしました。

    妹紅「(・・・二人を倒したら相手をしてやるとは、よくも言ってくれたわね・・・。
        どうせ、私を消耗させた後軽く・・・。何て思ってるんだろうけど、そうはいかない。)」

魔女は、一人で何やらぶつぶつ言ってます。

    霊夢「む~~~~!!!」

便所蟋蟀が、唸っています。

    妹紅「さて、働かざる者食うべからず。そっちの兎には、しっかり働いて貰おうかねぇ。」
    鈴仙「ええっ、私だけ?」
    永琳「あんたは、師匠を働かせようって言うのかしら?」
    鈴仙「そんな~・・・・・。」
    妹紅「さっさと食事の準備をする!」

グレーテルは、無理矢理過酷な仕事をさせられてしまいました。
ヘンゼルは・・・・。

    妹紅「あんたは、牢屋で大人しくして貰うよ。」
    永琳「頑張って働いてね、ウドンゲ。馬車馬のごとく。」

何故か、牢屋に入れられてしまいました。

    鈴仙「ご飯出来ましたよ~。」
    妹紅「ご苦労。これは、私が持っていくからね。」
    鈴仙「私の分は?」
    妹紅「あんたは、コレだけで十分よ。」

 ぽい!

    鈴仙「わ~い、人参!」
    妹紅「あら・・・・・。喜ばれちゃったわ・・・。」

グレーテルには、粗末な食事しか与えられず、

    妹紅「さあ、じゃんじゃん食べてもらうわよ。」
    永琳「う~ん・・・。なんて粗末な料理・・・。」
    妹紅「仕方ないわよ。ロクな食材が無いんだもの。でも、ご馳走。」
    永琳「・・・・うん、味付けはまあまあね。」

ヘンゼルには、豪華な食事が与えられました。
そんな生活が、暫く続くことになりました。

    鈴仙「ご飯できましたよ~。」
    妹紅「ご苦労。お前の分だよ。」
    鈴仙「わ~い、キャベツ~!」
    妹紅「・・・・・野菜なら、何でもいいの?」

で、ある日のことです。

    鈴仙「ご飯出来ましたよ~。」
    妹紅「ご苦労。はい、お前の分。」
    鈴仙「わ~い、クローバーの葉っぱ~!」
    妹紅「・・・・これでも、喜ぶの?」
    鈴仙「あ、四葉。」
    妹紅「・・・もういい・・・・。」
    鈴仙「ところで、師匠はどうしてますか?」
    妹紅「あ~、それはもう、ブクブク太ってるわよ。美味しい脂肪肝になってるだろうねぇ・・・。」
    鈴仙「じゃあ、肝硬変になる前に食べなくちゃ・・・・。って、師匠を食べる気!?」
    妹紅「美味しい薬膳になるだろうなぁ・・・・。」
    鈴仙「むむむ・・・・・。」

グレーテルは魔女から、大変なことを聞かされてしまいました。
ヘンゼルを太らせて、食べてしまおうと言うのです。
何とかしなきゃ。
グレーテルはそう思いました。

    妹紅「じゃあ、釜戸の準備しといてね。」
    鈴仙「・・・・・はい。」

とりあえずグレーテルは、釜戸の準備をすることにしました。
そして・・・。

    妹紅「・・・・・何よ、まだ出来てないの?」
    鈴仙「そう言われても、使ったことが無いので・・・・。」
    妹紅「仕方ないわね、よく見てなさい。」
    鈴仙「その前に、コレ見てください。」
    妹紅「あ~?」
    鈴仙「きら~ん!」

 <○><○>

    妹紅「う・・・・。し、しまった・・・・・。」
    鈴仙「大成功。さあ、釜戸の中に入れ!」

グレーテルは、魔女を釜戸の中に押しこ・・・・

    妹紅「う~・・・、気持ち悪い~・・・・。」

 ふらふら~・・・・・

    鈴仙「うわ!?とっ!とっ!とっ・・・・・・・!」

めようとしましたが、魔女がよけたので、危うく自分が釜戸の中に入りそうになりました。

    鈴仙「こら、避けるな!」
    妹紅「こいつ・・・・、よくもやってくれ・・・!」

 ゴン!

    妹紅「う・・・・。」

魔女は、ふらふらになって、壁に頭をぶつけました。

    妹紅「この!よくもやって・・・・・!」

 ガン!

    妹紅「痛っ・・・・・!」

 ふらふら~・・・・

 バキィ!

    妹紅「うわ~・・・・。」

その後も何度か、壁に頭をぶつけたり、時には壁を破ってみたり。
魔女は、勝手にダメージを受けています。

    妹紅「も、もう許さん!凱風快晴フジヤマヴォルケイノ!!!」

 どか~ん!!

 どか~ん!!

 どか~ん!!

    鈴仙「うわ~~~~!!!?」
    妹紅「あ~ははははは!燃えろ燃えろ~!!」

ついに魔女は、自ら家を破壊し始めました。

 どか~ん!!

    鈴仙「し、ししょ~!!大変です~!!」

グレーテルは大急ぎで、ヘンゼルの所に向かいます。

    鈴仙「師匠!ご無事で・・・・・。」
   レティ「ん?」
    鈴仙「・・・・・あんた、誰?」
   レティ「ヘンゼル。」
    鈴仙「・・・師匠、すっかり変わり果てられて・・・・・。とにかく、脱出しますよ!」

グレーテルは、ヘンゼル(?)を連れて、家を脱出します。

    妹紅「あ~ははははは!・・・・・あち!熱い、熱い!熱いってば!」

 がらがらがら・・・・

 ぐしゃ!

    妹紅「ぐえ・・・。」

魔女は、燃えて、崩れてゆく家の下敷きになってしまいました。
 
    霊夢「むぐ~~~~~~~~!!!!!」

最後まで、便所蟋蟀は五月蝿かったです。


    鈴仙「お、終わった・・・・。」
    永琳「終わったわね。」
    鈴仙「おお、師匠が元のお姿に。」
    永琳「炎の中を走ったから、ダイエット効果は抜群。」
    鈴仙「新陳代謝がいいんですねぇ。」
    永琳「さて、家に帰るわよ。」
    鈴仙「はい。」

二人は、家に帰りました。

    鈴仙「ただいま~。」
    輝夜「あ、お帰り~。」
    永琳「ただいま。・・・・お義母さんは?」
    輝夜「わかってるくせに。」

お父さんが出迎えてくれましたが、継母の姿は見えません。
その後何日も経ちましたが、ついに継母は帰ってきませんでした。
それもそのはず、あのおかしな家に住んでいた魔女は、なんと継母だったのです。
それを知ってか知らずか三人は、何時までも幸せに暮らしましたとさ。

 めでたし めでたし




おかしな家、跡地。

 ボコ!!

    妹紅「私は死なんぞ~・・・・・。何度でも蘇るぞぉ~・・・・・。」
    霊夢「・・・・・蘇ったら、家、弁償してもらうわよ・・・・。」
    妹紅「・・・・どうやって?」
    霊夢「レミリアに血でも売って来い!」


 続かない



 キャスト

ヘンゼル   ・・・ 八意 永琳
グレーテル  ・・・ 鈴仙・優曇華院・イナバ 
お父さん   ・・・ 蓬莱山 輝夜
継母・魔女  ・・・ 藤原 妹紅
落ちてたモノ ・・・ リグル・ナイトバグ、ミスティア・ローレライ
二人組    ・・・ 霧雨 魔理沙、アリス・マーガトロイド
便所蟋蟀   ・・・ 博麗 霊夢
ヘンゼル(?) ・・・ レティ・ホワイトロック
    

        
 今回は、永夜抄製品版組を中心に、配役を。慧音さん、居ませんけど・・・・。慧音さんが出たら、永夜抄ボス総出演だったのになぁ、と。

 う~ん、やっぱり原作通り進むはずも無く、釜戸に放り込まれるはずの魔女は、自爆。ま、いいか・・・・。

 前に書いた『かぐや姫Remix』では、鈴仙が脇役だったので、今回は活躍させてみました。師匠と一緒に。でも、妹紅さんはまたやられ役。あと、霊夢がかなり酷い役名・・・。ごめんなさい・・・。家も壊しちゃいました。

  追記

委託開始されたので、タイトルの無駄に長いネタバレ注意を撤廃しました。
Piko
[email protected]
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コメント



0.2040簡易評価
10.40いち読者削除
原作のストーリーを忘れかけてるところにこのSS。なおさら原作の記憶がヤバくなりました(←バカ)。
とりあえず、レティは反則ですレティは。いやまあ、要はウケたということですけど。
しっかし、『 <○><○> 』コレは汎用性がありますね。
13.60テュルフング削除
獣魔ネタは危険度高過ぎデス