Coolier - 新生・東方創想話

時の鳥籠 1話

2004/08/17 03:42:48
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『紅魔館メイド長受難の一日』



――まいごのまいごのこねこちゃん あなたのおうちはどこですか?

――まいごのまいごのこねこちゃん あなたのおかあさんはどこですか?




欠けた満月の騒動から、約2ヶ月程が経過したある日の昼下がり。
場所は、湖に囲まれるようにして建つ、紅魔館内部。

「咲夜」

椅子に座り――ただそれだけで、威圧感さえ与えかねない影響力を周囲に及ぼし、メイド長を見下ろすのは、紅魔館の主レミリア・スカーレット。幼い外見とは裏腹に500年もの歳月を生きており、その力はすべての因果――俗に言う『運命』をも自在に操ると言われる。

「なんでしょうか、お嬢様」

並の妖怪ならば、いるだけでも押し潰されそうな威圧感の中、しかしそんなことなど微塵も感じさせず、優雅ささえ漂わせる仕草で対応するのは、メイド長である十六夜咲夜。レミリアを心酔する瀟洒な従者であり、主やその友人、そして招かれたお客様に対しては、その優雅な物腰で丁重に対応するが、招かれざる客に関しては、時をも自在に操る能力と、銀のナイフによって容赦なく排除する苛烈さも持ち合わせる。
そんな二人は、欠けた満月の騒動の際、組んで――もとい、出かけるレミリアに咲夜がついていくような形で関わり、解決に一役買っていたりするのだが――

「とりあえず、どうしてそうなったのか・・・・・・状況を説明してもらえるかしら?」

怒っている訳ではなく、ただ単に疑問に思ったから聞いてるだけのようだが、その言葉一つでさえも、慣れない人には威圧感にしか感じられない。
一方の咲夜はと言うと――その雰囲気に気圧されたわけではないのだが、少し迷い、

「・・・・・・今朝早く、美鈴が仕事に取り掛かるために門の所へ行った際に見つけたらしく・・・・・・放っておくわけにもいかなかったので、詰め所に連れて行き、休ませていたそうです。食料にするにせよ、解放するにせよ、ひとまず私の意見を仰ぎたい、と」
「ええ、それで?」
「報せを受けて、つい先ほど、仕事の区切りがついたので、様子を見に行ったのですが・・・・・・」

言葉を切る咲夜に、レミリアは、ふぅ、とため息を漏らし、

「・・・・・・それで、そんな状況になったのかしら?」
「・・・・・・はい」

力なく項垂れる咲夜。その側にいる渦中の人物――少なくとも、本人はまったく気にせず、腰に手を回してしがみついているのは、顔立ちが幼い咲夜のような、腰まで伸びた銀色の髪の少女だった――は、不安そうな表情で咲夜を見上げて、

「お母さん・・・・・・」

そう、言った。
その言葉に、レミリアは肩をすくめ、咲夜は複雑な表情で沈黙した。



事の発端は、まだ一部のメイドしか起きていない早朝に起こった。
朝早くに報せを受け、しかし仕事の関係上からなかなか様子を見に行くことのできなかった咲夜だが、真昼近くになってようやく一区切りをつけることができ、門番詰め所まで足を運んだ。

「咲夜さん、こっちです」

美鈴に案内されて入ったのは、仮眠室だった。木造ながらも――だからというべきか、しっかりした造りになっている。窓の数こそ少ないものの、壁の燭台は等間隔で設置され、醸し出す雰囲気的には決して悪くない。そして簡易ながらもベッドが数点置かれており、その中の一つに、問題の少女が眠っていた。
その微笑ましい、無邪気な寝顔を覗き込み、何故かにやける美鈴。子供好きなのだろうか。
対する咲夜は、同じく少女の顔を覗き込みながら、問いかける。

「で、この子が?」
「はい。朝早く、門前に倒れていたんです。傷もないですし、ただ眠っているだけ、という感じですが・・・・・・どうしますか?」
「・・・・・・食料の備蓄はあるし、目を覚ましたら霊夢のところへ連れていきましょう。多分それで解決する筈だわ。美鈴、頼めるかしら?」
「いいですけど・・・・・・」
「・・・・・・ん・・・・・・」

その時、眠っていた少女が寝返りをうち、微かに声を漏らす。そして二人が見守る中、少女はゆっくりと目を開けた。

「あ、目が覚めた?」

美鈴の言葉に、しかし少女は答えず、どこまでも澄んだ、黒曜石のような瞳は、まっすぐ咲夜に向けられていた。
じっ、と見つめられ、流石に居心地の悪くなった咲夜は、僅かに身を引き――直後、いつの間にか跳ね起きた少女に飛び込まれ、バランスを崩して転びそうになる。

「え、あれ?」

驚く美鈴。いきなり目の前から消えており、次の瞬間には咲夜に抱きついていたのだから、無理もない。そして咲夜も、少女の動きがまったく見えなかったことに、多少の驚きを覚えていた。
だが、ただでさえ、驚きのあまりまともに働かなくなった二人の思考回路は、少女の次の一言で、更なる混乱の渦の真っ只中へと叩き込まれることとなる。

「・・・・・・お母さん」
「「・・・・・・は?」」
「お母さんだ・・・・・・」

嬉しそうにそう言って咲夜に抱きつく少女に、二人はまともに考える余裕すらない。そのためか、

「・・・・・・咲夜さん、お子さんがいたんですか?」
「いるわけないでしょ!」

美鈴のボケに、咲夜は条件反射的な脳天唐竹割り――つまりチョップでツッコミを入れる。それをまともに受けた美鈴は、頭を押さえてその場にうずくまった。痛みのためか涙目であり、声も出せそうにない。

――それほど強くやったつもりはなかったんだけど、美鈴だから大丈夫でしょう。

あまりに痛そうな美鈴の様子に、しかし咲夜はそう自己完結した後、抱きついている少女を見下ろして、

「悪いけれど、私はあなたのお母さんじゃあ――」

言いかけて、口をつぐんだ。心当たりがあった訳でもなく、この言葉の続きの他にも、色々と言う又は聞かなければならないことがあったのだが、言葉を止めなければならなかった。何故なら――

「・・・・・・ぅ・・・・・・」

目に涙を浮かべ、今にも泣きそうな表情で見上げる少女の姿を見て、咲夜は押し黙らざるをえなかったのだ。目もあわせられない。

「うぅ・・・・・・」
「・・・・・・分かった、分かったから、そんな捨てられた子犬のような目で私を見ないで・・・・・・」
「お母さん・・・・・・」
「・・・・・・もう、好きに呼んでいいわ・・・・・・」

この瞬間、紅魔館のメイド達の間で、泣く子も黙るとまで噂されている鬼のメイド長、十六夜咲夜、敗北。これにより、仮眠室の中では、二名の敗北者――美鈴は物理的な攻撃により撃沈して声も出ずうずくまり、咲夜は、精神的な攻撃により撃沈し、うなだれていた――が誕生した。
少女はというと、咲夜の言葉に、嬉しそうに微笑んで「お母さん」と繰り返していた。それが咲夜に追い討ちをかけていることにも気付かずに。
そしてその光景は、時間がかかりすぎているのを不審に思ったメイドが入ってくるまで、繰り広げられていたという。

しかし、更なる問題が、後に発覚することとなる。




「・・・・・・多分、インプリンティングね」

その後、レミリアの勧めで、図書館の主に助けを求めた咲夜に、本人――パチュリー・ノーレッジは、本に目を通しながら、こともなげに答えた。

「インプリンティング・・・・・・刷り込み、ですか?」

丁度、机を間に、パチュリーと向かい合うように座り、不安そうに問い返す咲夜。ちなみに少女はというと、隣に椅子が用意されているにも関わらず、今度は咲夜の背中に抱きついており、一向に離れる気配がない。
そんな様子を横目に、パチュリーは説明を始める。

「ええ。・・・・・・その子、自分の名前どころか、どこから来たのかさえも覚えてないんでしょ?」

パチュリーの言葉に、咲夜は頷く。
そう、ようやく立ち直った咲夜と美鈴の質問に、少女は全て「分からない」と答えたのだ。二人が見る限り、嘘をついているようにも見えなかった。
二人がそこから導き出した答えは、少女が記憶喪失なのではないのか、と言うものであった。
だが、それがどう結びつくのか――咲夜の疑問に答えるかのように、パチュリーは言葉を続けた。

「鳥等の動物でも、卵から孵った際に、最初に見た生き物を親と思い込む習性があるのは知ってるわよね。それの人間版、と思えば、分かりやすいでしょ?」
「・・・・・・記憶喪失でも、ですか?」
「前例を聞いたことがないから、断言は出来ないけどね」
「しかし・・・・・・」
「・・・・・・まあいいんじゃないの?今のところ害があるわけでもないんだから。『お母さん』?」

ゴンッ、と鈍い音が周囲に響いた。咲夜が机に突っ伏し、おでこを強打した音である。
その様子を見て、パチュリーはため息と共に本を閉じ、

「ちょっとした冗談よ」

真顔で言っても説得力がない。それとも、咲夜と同じく真顔で冗談を言うタイプなのだろうか。どちらにしても、咲夜には笑えない。ついでに言えば、笑える気力すらもない。
顔だけを辛うじて上げ、咲夜は疲れきった声で、それこそ絞り出すように呟いた。

「・・・・・・今の状況としては笑えませんが・・・・・・」
「まあ、外見も似てるし、あながち間違いでもないんじゃないの?隅に置けないわね」
「パチュリー様」
「似てると思ったのは本心だけど、冗談よ」
「時と場合を考えてください・・・・・・」
「冗談を真に受けるとは、メイド長らしくもないぜ」

唐突に聞こえてきた言葉に、咲夜は固まる。そんな様子を気にせず――もしくは、故意に無視して、パチュリーは入ってきた人影に声をかけた。

「あら、魔理沙じゃない。どうしたの?」
「いや、本を返しにきたついでに借りにきたんだけどな。面白いものが見れたぜ」

不敵に笑いながらパチュリーの側に降り立った魔理沙の言葉に、咲夜は深いため息をついた。

――よりにもよって、一番見られたくない奴に見られたわ・・・・・・。

どんよりとした気分に覆われている咲夜をよそに、魔理沙はニヤリと笑い、

「それにしても、メイド長。隠し子なんていたのか?」
「・・・・・・」
「お母さん・・・・・・?」
「・・・・・・」

沈黙を守る咲夜。誰とも目を合わせない――合わせられない。特に、後ろの少女とは絶対に。合わせれば最後、また敗北者になることは必死だったから。
それでも、やり場のない怒りだけは溜まっていった。
それに気付き、そっと魔理沙から離れるパチュリー。だが、魔理沙はそれに気付かず余計な一言。

「よし、霊夢にも教えて――」

やる、と言いかけた瞬間、魔理沙の周囲をナイフの群れが囲っていた。その数、どう少なく見積もっても200は下らない。
ナイフの群れの中で固まる魔理沙に、咲夜は地の底から響くような声で、

「悪いけど、何か言ったかしら?最近忙しすぎて、幻聴が聞こえるようになってきてね・・・・・・」
「・・・・・・気のせい、だぜ」
「・・・・・・そう。それと、分かってるとは思うけど――」

皆まで言わず、ナイフを消す咲夜。だが、恐る恐る振り返った魔理沙は、ますます顔を引きつらせた。
いつの間にか、紅く染まっていたその目は、どんな言葉よりも雄弁に語っていた。「言いふらせば命はないわよ」と。
頷くことしか出来ない魔理沙をよそに、ちゃっかりナイフの群れから逃れていたパチュリーは、ため息をついた後、ある方向を指差しながら、

「・・・・・・でも、結局は手遅れなのよね」
「え?」

指差した方向を向く咲夜の目に飛び込んできたのは――

「『いつの間に?』て感じだわ。ご祝儀くらい用意してあげるわよ、咲夜?」
「あらあら。珍しく魔理沙の方から誘われたから何かと思ったら、面白いものが見れたわ」
「・・・・・・(紅魔館のメイド長は子供がいる、と・・・・・・)」
「可愛らしい子供ね。そう思わない?妖夢」
「・・・・・・みょん」

何故か残りの3組勢ぞろい。霊夢、紫はニヤニヤ笑いを浮かべており、アリスはどこからか取り出したメモ用紙に記入、幽々子は楽しそうに微笑み、妖夢は何故か落ち込んでいた。
あまりの光景に声も出ない咲夜に、パチュリーは冷静に止めをさす。

「魔理沙一人だけならまだしも、この面子全員の口止め・・・・・・できる?」
「・・・・・・もう、好きにしてください・・・・・・」

完全に机に突っ伏し、やや泣きの入った表情を浮かべる咲夜。だがここで、背中に抱きついていた少女が顔をあげ、パチュリーと魔理沙以外の5人を、何も言わずにじっ、と見つめ始める。
まるで「お母さんを苛める人は許さない」と言わんばかりの目つきで睨む少女に、紫や幽々子でさえも気圧され、身構える。
そのまま数秒間、5人を睨んでいた少女は、唐突に、突っ伏したままの咲夜に視線を戻し、口を開く。

「ねえ、お母さん」
「・・・・・・なに?」
「お母さんの背中、あったかい」

ガタガタガタッ、と、椅子を巻き込んで盛大に転ぶ音が周囲に響く。少女の視線に気圧され、何をするかと身構えていた5人が転んだのだ。
それを横目に、魔理沙は帽子の鍔を指であげつつ、呆然と呟く。

「そうくるとは思わなかったぜ・・・・・・」
「私もよ・・・・・・やるわね、あの子」
「どこに感心してるんだ、パチュリー」
「・・・・・・とにかく、呼び名を考えないと不便ね」
「強引に話を逸らしてないか?私もその意見には賛成だが」
「そうですね・・・・・・」

パチュリーの言葉に、魔理沙、咲夜ともに頷く。
「名前すらも分からない以上、呼び名はどうしても必要。咲夜、美鈴もどう呼んでいいのか分からず、「あなた」「あの子」と言っていたけれど、咲夜の子供相手に、いつまでもそれでは他人行儀すぎる」とパチュリーは続け、その言葉に、全員が賛成の意を示した。
一言余計な気がする、と咲夜は思ったが、言い返す気力すらなかった。
そこで、少女に命名するために、その場にいる全員に聞きまわったのだが、朔夜、華月、ポチ、等など――一部、人ですらない名前が混じっていたが、そのすべてを少女は拒否した。
少女曰く「お母さんにつけてもらいたい」らしく、その意見に全員が納得したものの、咲夜だけは引きつった笑みを浮かべていた。

――名前考えるの苦手なんだけど・・・・・・

そう思い、しかし、少女の期待の眼差しを向けられ、咲夜はうっ、と言葉を詰まらせる。

――多分、どんな名前でも気に入るんだろうけど・・・・・・もし気に入らなかったり、考え付かなかったら、また瞳に涙を浮かべて、捨てられた子犬のような瞳でこっちを見て――

その光景が容易に想像つき、冷や汗を浮かべる咲夜。そんな進退窮まったかのような様子の咲夜に、事情を知らない7人は一様に「珍しいものが見れた」と思ったとか、思わなかったとか。
そして、たっぷり十秒近く考えた後、決心したように顔を上げて、

「・・・・・・ベル、というのはどうかしら?」
「ベル・・・・・・それが、私の名前?」
「ええ」

ベル、と名付けられた少女は、言い聞かせるように自分の名前を反芻し、やがて、満面の笑みを浮かべ、咲夜に抱きついた。
内心「気に入ってもらえてよかった」と、安堵のため息をつきながらも、それを抱きしめる咲夜。なんだかんだで、ベルが可愛らしく思えてきたらしい。
と、そこでふと、咲夜は先ほどの紫の言葉を思い出した。

「そう言えば、そこのすきま妖怪。「魔理沙から聞いた」と言ってたけど、どういうことかしら?」

微かに棘と怒りの混ざった声色に、しかし紫は微笑み、平然と答えた。

「言葉どおりの意味よ。私の家に魔理沙が遊びに来て、その時聞いたの。面白そうだったから、眠気も醒めちゃったわ」
「まあ、私の場合は、朝遊びに来た時に美鈴に聞いたんだけどな。その時は紫の仕業かと思ってマヨヒガにまで飛んでいったんだが・・・・・・お前の子だとは思わなかったぜ」

話を聞いて、咲夜は脱力した。あくまで善意による行動の結果であり、これでは怒るに怒れない――今現在も善意かと問われれば、激しく疑問に思うのだが。
では、このやり場のない怒りはどうすればいいのか――結局、報告してきた美鈴がすべて悪いと結論付けた。理不尽だと思う余裕すらも、今の咲夜にはなかった。
哀れ、美鈴。




そして、真夜中。
今日一日の騒動が嘘のように静けさを取り戻した紅魔館。その中の咲夜の私室のベッドに、二人は腰掛けていた。
咲夜の方は、一日の疲れがどっときたのか、額に手を当てて天井を仰ぎ見ており、片やベルの方は、ベッドの感触が気に入ったのか、腰掛けた状態で飛び跳ね、嬉しそうに笑っていた。

「はあ・・・・・・今日は騒がしい一日だったわ・・・・・・」
「でも、楽しかったよ、お母さん」
「そう思えるあなたが羨ましいわ」
「お母さんは楽しくなかったの?」
「・・・・・・疲れる一日――ああ、ごめんなさい。楽しかったわ、ええ」

隣で飛び跳ねていたベルが悲しそうに顔をしかめたのを見て、慌てて言い直す咲夜。鬼のメイド長も子供の涙には勝てないということか。
咲夜の言葉に、今度は満面の笑みを浮かべるベル。コロコロ変わる表情は、見ていて飽きない。
その笑顔に、咲夜は、疲れが取れるとまではいかないが、微笑ましい気持ちになった。

「さ、もう12時よ。早く寝ましょう」
「はーい」

素直に頷き、寝転ぶベルに苦笑を浮かべて、咲夜は部屋の灯りを消した。
そして二人は向かい合うように寝転び――





――そして、12時を告げる鐘が、鳴る――
今回は見ての通り、メイド長十六夜咲夜を中心としたストーリー。
時折、別の人物に視点を移すでしょうが、基本はこれです。

シリアス風だと言っておいて何故かギャグ風な展開ですがorz
次回からシリアスになる・・・・・・予定です。多分(ぉ



余談。
永夜抄のExリプ等が早くもupされてますね。委託待ちの身には激しく遠い世界の話なのですが(笑
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コメント



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7.30Barragejunky削除
終わりになんとなくですが、不吉な影を感じますね。シリアスな匂い。
どうなってしまうのでしょうか十六夜親子は。
それはそうと『何故か落ち込む妖夢』に笑えました。
なるほどみょんはこういう時に使う言葉なのか……メモっとこう_〆(゚▽゚ )