Coolier - 新生・東方創想話

夢幻「きょういのミッシングパワー」

2008/08/17 20:43:24
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私は貧乳だ。
というより幼女体型だ。
何年も生きているというのに!
紅魔館の魔女よりも
紅魔館の門番よりも
人里の守り主よりも
太ましい妖怪よりも
とてもとても長生きしているというのに!

…でもそれはまだいい。
許せる範囲だ。
しかし最近になって霊夢が
「サラシがきつくなってきたわねぇ…」
なんて言った!
何故だ!
こんなバカな話あるか!
何故霊夢だけ!
なんてこと紫に愚痴ったら、
「萃めればいいじゃない」
なんて。
いくら私でも無断でそんなことしない。私にだって礼儀はある。
だったらよこせっていったら
「いやよ~」
って。
もう若くないのにそんなものいらないだろう。
私はこの体型だから良いとして、紫だったらもうすぐ垂れてくるぞ!









「ああぁぁああぁぁぁあああ゛!!!!!!!!!」
叫んだ。
腹が立つからだ。
「うっさいわね!人の家の中で騒ぐな!」
札がとんできた。でこに当たる。
「だって胸が大きくならないんだよ!この苦しみ、霊夢ならわかるでしょ!」
というと霊夢はう~ん・・・と考える素振りを見せてから、
「最近大きくなってきたし…」
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!!!!!!!!!」
ちくしょー!
…そういえば他の人たちはどうしているのだろう?
妖精とかは別だ。他の、そういった事が理解できている奴等。
聞いてみる価値はあるかな。
「霊夢がいじめるから少し散歩してくるよ!呼び止めたって無駄だからね!」
「…勝手にしなさい」










幻想郷乳四天王(げんそうきょうにゅうしてんのう)

ここ、幻想郷にはほとんどが貧~並なのに対し特段胸が大きいものがいる。
人はそのものたちを幻想郷乳四天王と呼ぶ。
それらは幻想郷巨乳組合によってきめられ、
今ではその四天王は上白沢慧音、八雲紫、紅美鈴、小野塚小町の四人で構成され、
そのトップに立つもの、つまりチャンピオンとして八意永琳がいる。(四天王及びチャンピオンの胸は巨乳と呼ばれる。)
次点としてパチュリー・ノーレッジ、レティ・ホワイトロック、西行寺幽々子、八雲藍が置かれ、
今後の議論に基づき変更がある可能性がある。(次点に置かれているものは上乳と表される。)
また、河城にとり、風見幽香、八坂神奈子、鍵山雛の四名は大きめだ、という声もあがっており、
幻想郷巨乳組合は今はまだ議論中との答えを出している。

阿求幻想郷用語辞典117ページから引用











まず向かったのは紅魔館だ。
目的は、
一、門番と魔女に何故大きくなったのか質問。
二、ここの主のレミリア嬢への質問。
まずここにいる者とは面識があるからすんなりいけるのではないのだろうか。
前者は魔女が狙い目。どうすればそんなに大きくなるか。
後者は体型が似ているから、という単純な思考から、その体つきで満足しているかを聞く。
門の前ではあの接近戦を得意とするやられ役の門番がストレッチをしている。
体を動かすたびにあの大きな胸が揺れる。
さすが四天王。遠くから見てもやわらかいのだろうと一発で分かる。
「やぁ」
木陰から出て話し掛ける。
「あなたはこの前の…えぇーと、萃香さんでしたっけ?」
ぅおぉ、少しあった事のあるだけなのに名前を覚えているなんて、いい人だな、この人は。
「何の用でしょう?」
「その前に一つ聞きたいのだけれど」
「はぁ、なんでしょうか?」
単刀直入に
「どうやったらこんなに胸が大きくなるの?」
「えっ!?」
目の前の美鈴は驚いたような顔をしている。
「…えぇっとですねぇ、これは…自然についていったものなので…よく分かりませんよ」
苦笑いをしながらも微妙に照れながら言う。
むぅ…、性格が良いと大きくなるのかなぁ?
「…うん、ありがと。
 っと入らせてもらってもいいかな?中の魔女にも用があるんだけど…」
というとちょっと待っててくださいね、っと言い残して中に入っていく。
するとすぐにメイド長が出てきた。
「あら、貴方だったの。…まぁいいわ、さぁ、着いてきて」
意外そうな顔をしてから着いてくるように言われたので黙って着いていく。
「ありがとうね~、紅美鈴さん」
あっちが覚えていたからこっちも覚えておこう。
後ろを見ると物凄い笑顔で手を振っていた。










「パチュリー様はここよ」
メイド長、十六夜咲夜が言う。
「うん、ありがと。」
と、ドアを開ける。咲夜は何時の間にか居なくなっていた。
ギィィィィィっと音を立てる。
…その図書館は暗かった。
「珍しい客ね、お久しぶり、と言っておこうかしら」
椅子に座り分厚い本を読んでいるパチュリーが答える。眼鏡をかけていた。
私はパチュリーの前の椅子に座る。
「うん、久しぶり。今日は聞きたい事があってきたんだけど、質問しても良いかな?」
ええ、と答えたので早速聞こう。
「どうすれば胸がおおきくなる?」
……しばしの沈黙。
「はぁ?」
「だぁ~かぁ~らぁ~、ね?どうすればおっぱいが大きくなるかってこと」
顔をしかめる。
「そんな…下らない…、そんなことのためだけに来たの?」
「うん」
「別に良いじゃない、小さくたって、人それぞれなんだから」
「良くないよ!女なら誰だって大きくなるのを夢見るでしょ!?」
う~ん、と首を傾げる。
「分からないけど…
 …そうね、揉めばいいって良く聞くわね」
「じゃあ揉んで」
また顔をしかめる。いいじゃないか、女同士だし。
「やっぱり一番は遺伝子じゃない?それなら大きくならない人もいるし、その逆もいる」
と言ってから
「それか魔法か薬ね」
と呟く。
「そんな魔法使えるの?」
「使えるわけないでしょう、役に立たないし」
「…むぅ、魔女も役に立たないねぇ」
「じゃあ薬を使えば良いじゃない。あいにく私は持っていないけれど、永遠亭の薬師なら作っていそうじゃない」
そうか!その手があったか!
「そうか!ありがとね!大きくなったら自慢しに来るよ!」
といい部屋を出る。
っとその前に
「ところで吸血鬼のお嬢さんの部屋はどこ?」
魔女はいい加減疲れたっと言うような顔をした後に、案内するわ、と言い席を立った。








「レミィ、客よ」
とドアをたたく。
中から入っていいわよ、と声がしたのを確認し、パチュリーがドアを開ける。
「あら、鬼が来るなんて珍しいこともあるのね」
とまた驚かれた。
「じゃあレミィ、私は図書館に戻るから」
「えぇ、分かったわ」
パチュリーが部屋を出て私は正面の椅子に座る。
「さて、何の用かしら?」
「レミリア、あんたは、その体で満足している?」
困ったような顔をされる。
「どういう意味かしら?」
「だから、その体、幼女体型、貧乳で満足しているのかってことだよ」
というと、しばらくレミリアは考え込み、しばらくして口を開いた。
「満足ってわけでもないけど、不満ってわけでもないわ。
 確かに、胸が大きくなりたいだとか、もっと身長を伸ばしたいだとかは思うわよ。
 でも小柄で動きやすいし咲夜は愛してくれるし不自由はないもの。
 もし育ったことで何かが変わってしまうなら私はこのままでいたほうがいいわ」
「…と言う事は普通ってことかな?」
「ええ、そうね」
ふむ、性格的に違うのか。
私みたいにいつまでも思春期って感じではないのか。
「そういえば、うちの咲夜はパットよ」
ぉおう?パット?
「それはちょっと気になる単語だなぁ」
「でしょ?咲夜ー、さくやぁー。ちょっと来なさい!」
「何でしょうか?お嬢様?」
一瞬で現れる。流石!
「貴方に話があるそうよ、ここに座りなさい。
 さて、私は席をはずさせてもらうわね」
といい、大きな部屋から出て行く…





「……」
「……」
「…パットなの?」
「……」
「レミリアから聞いたよ」
「ぅぅ……」
あぁ、悲しい。パットだなんて。
彼女、十六夜咲夜はまだ、霊夢と一、二歳くらいしか違わないらしい。まさに思春期。悩むのは分かる。
つまり……
「同志よ!!!」
手を差し伸べる。
「まさか、貴方も…」
「そう、私も小さいことを気にしている…
 同じ夢を追うものだよ!」
咲夜がしっかりと萃香の手を握る。
「こんなに近くに同志がいたなんて…感動です…
 いつもみんなにパット長って呼ばれて…うぅ…」
なんてことだ。小さいことをバカにするなんて…。
「なら…見返してやろうじゃないか!
 その胸をBIGにする方法を探して、逆にバカにしてやろうではないか!!
 さぁ、一緒に胸を大きくする旅に出ようではないか!!」
咲夜は一瞬顔を明るく光らせたが、すぐに表情を曇らせてしまった。
「でも、私はここの仕事がありますし…」
と言った瞬間
バン!!!!!
「話は聞かせてもらったわ!!」
ドアが思いっきり開く。そこにはレミリアがたっていた。
「咲夜、いってきなさい。そして貴方の悩みを全部飛ばしてきなさい!
 ここのことは気にしないで明日からは堂々と胸をはって歩けるようにしてきなさい!」
「お嬢様…」
目に涙を浮かべる咲夜。
「さぁいこう!巨乳になるたびへ!!」







「レミィ、貴方はノリが良いわね…聞き耳まで立てて…」
「あれ、パチェ、いたの」
騒がしかったからね、とパチュリーは言う。
「でも、本当に良かったの?色々と不自由になるでしょうに」
「…咲夜も、最近特に気にし始めたから。
 そんな不安定な状態じゃ仕事も手につかないでしょ。
 早めにどうにかしておいた方がいいと思うしね。」
レミリアは少し笑みを浮かべながら歩き出す。
「咲夜がいない間、暇だから、パチェの図書館使わせてもらうよ」
「…あまり騒がないでね」







「…そういえば、永遠亭ってどこ?」
気づかずに歩いていた。
永遠亭なんて聞いたことのあるだけでどこだかは全く知らない。
「もう少し先にある、竹やぶの中よ」
へー…、竹やぶの中にあったとは、驚きだ。
「もう少しで胸が大きくなると思うと、わくわくしてきたなぁー!」
思わずスキップをする。
かなりの上機嫌だ。
咲夜も、行動には出さないが、どこか嬉しそうな表情だった。
…気付けばもう竹やぶのまえだ。
「さぁ、もうひとふんばりと行こうじゃないか!!」












…………しまった。
分からないのに意味不明に進むからだ。
もっと慎重に行くべきだった。
そう、私達は今まさに、
「迷った…」
これはヤバイ。
回りは竹が生い茂っていて葉が邪魔をし飛べそうにもない。
来た道も分からない。
「…これはやばいんじゃないの」
うろたえる。
反面咲夜は涼しい顔をしていた。
「おや、迷子かな?」
右のほうから声がする。
銀髪の女の人だった。
「…あんたは…、どこかで見た気もするけど…」
と私の顔を覗き込み、知らないなぁ、と呟く。
「後ろのあんたは十六夜咲夜、だったね。
 肝試しとかいって吸血鬼と来てたな。
 …この子はあんたの子供かい?」
咲夜とは知り合いのようだ。
「私は結婚なんてしてないわ。
 彼女は伊吹萃香。私より生きている鬼よ」
銀髪の女は驚いたような顔をする、今日で何回目だ?こんな顔をみるの。
「咲夜の知り合い?」
「えぇ、あれは藤原妹紅。
 まえに一度あったのだけれど」
そーなのかー。
「あれっていうな、あれって。
 それよりも道に迷ったんだろう。
 帰りたいならついて来な」
と言い歩みだそうとする。
「あ、ちょっと待って。
 私達は永遠亭に行きたいのだけれど…」
「永遠亭ぃ~?
 何でまたそんなところに…」
「あそこの薬師に会いたくてね。
 ちょっと案内してくれるかしら?」
妹紅はむぅ~…、としばらくうねった後、
「…まぁこのあたりをうろうろされるのは嫌だからね…
 めんどくさいけど、案内してやるよ」
と言い、こちらに背中を向け歩き出す。
「それはありがたい」
よかった。
…って咲夜は道、知らなかったのか?
「適当に進んだからね。
 お嬢様のあとに着いて行っただけだし、弾幕勝負しながらだったし」








「さぁ、着いたよ。ここが永遠亭だ」
わぉ、思っていた以上にでっかい。
小さな診療所とか、小さな定食屋を思い浮かべていたのに、出てきたのは純和風の、紅魔館とは正反対のところだった。
「中にいるんじゃないかな。
 じゃ、私はここで失礼するよ」
そういって、妹紅は竹林の中にきえていった。
「…ここに…私の欲望を叶えてくれる薬が…」
ゴクッ、と息を呑む。
長年の夢が叶うのか。
玄関のチャイムを鳴らす。
はーい、と可愛らしい声が聞こえ、ドアが開く。
「何でしょう…ってあら、咲夜と…萃香さんでしたっけ?」
と、どっかで知り合った妖兎、鈴仙が出てくる。
この人…人?もいい人だな。
と思いながら、早速
「ここの薬師に会いに来たんだけど」
「……何か病気ですか?」
「う~ん…まぁそんなもんだよ」
鈴仙は不思議そうな顔をしながら
「分かりました。こっちです」
と笑顔で誘導してくれた。
鈴仙は戸を手で二回叩き
「師匠、患者さんです」
と中にいるであろう人に呼びかけ、その戸をあけた。
「いらっしゃい…あらっ、珍しい顔ね」
白衣を羽織った大人っぽい人が椅子に座っている…
「…!あっ、あなたはもしや!」
聞いたことがある、あるぞ!
赤と青の服を身にまとい、
その服の胸の布ががはちきれんとばかりにふくらみ、
美しい銀髪のこの方は!
生きた伝説と呼ばれているあの方で間違いは無いであろう!
「?」
その場にいる萃香を除く全員が頭にはてなを浮かべる。
「伝説の乳の持ち主の、八意 永琳さんでは!?」
驚愕した。
会いに来た人があの伝説の…
「…私、そんな風に言われているのかしら…、まぁいいわ。私が八意 永琳よ」
「あら、知らずに会いにいくって言ってたの?」
「私、一度も病気にかかったこと無いもの。咲夜だって、分かっていたなら教えてくれたらよかったのに…」
「知ってるとばかり思ってたのに…
 それにそんな風に言われているなんて分からないもの」
むぅ…チャンピオンを知らないとは…
「まぁいいや…これがチャンピオンの乳かぁ…まさにチャンピオッパイ(champioppai)ね…」
ゴクリッ、思わず息を呑む。いかんいかん、これではただの変態だ。
「…さて、何しに来たのかしら、お二人とも。風邪?」
…おぉ、目的を忘れていた。この乳の魔力に引き寄せられていた。恐るべし…!
「いや、そんなちっぽけなもんじゃないよ…」
そう、私達は…
「巨乳になる薬をもらいに来たの!!!」
………場が凍りつく。な、なんで?
「世の中には面白い理由で来る人もいるのね。
 世界は広いわ…ねぇ?ウドンゲ?」
「…そっそんなこといっちゃ失礼ですよ…?」
何故疑問系にする?
「…まぁ、簡単にいうと……ないわ。」
はい?
いまなんと?
「だから、そんな薬作ってないわよ。」
まさか…そんな!
「…ここは媚薬とか怪しい薬作ってるって聞くけど…」
と咲夜。
「だって、そんな薬作って、もしも姫が飲んだりしたらいやじゃない」
知らんよ…
だ、だったら…
「今すぐ作ってくれ!」
彼女、永琳はう~ん…と悩んだ後に、
「そんなに材料も揃ってないし、短時間だけの即効性のものしか作れないわねぇ」
そ、それでもいい!短時間でっかくなるだけでもいいから!
「その代わり、高いわよ?」
え?何が…
「値段」



「咲夜…お金持ってきた?」
「…持ってきてないわ…」
…しばしの沈黙
「…呆れた。一文無しで医者にくるなんて…」
うぅぅ…
「…そ、それならさ!私のとっておきをやるから、代金はそれでってことにはならないかな?」
「そのものにもよるわね」
あれを手放すのは惜しいけど…しょうがない、か…
「それは…、鬼のみが飲めるという、秘酒[無霧]!!」
「…なるほど…、その酒が手に入るとすれば、安いものね…」
さぁ!どうだい!
「わかったわ、一週間後にそのお酒を持ってもう一度来なさい。そのときに渡すわ」
と、言う事は……
「作ってくれるの!」
「えぇ、二人分」
「や、やったね!咲夜!作ってくれるってよ!これ誰にもでバカにされないよ!」
「えぇ、これは嬉しいわね!これで長年の悩みが…!」
願いが…!願いが叶うぞぉ!!!!!



「ただいまー!」
「お帰り…てあんた、何も変わってないじゃない」
ふふっ…そういっていられるのも今のうちだよ~…
「…まぁいいわ。お腹すいたでしょう。ご飯にしましょう」
おぉ!今日は鮭の塩焼きだね!




一週間後
萃香と咲夜は再び永遠亭に来た。
まだ早い、時間は午前6時くらいであろう。
「あぁ~、なんだかドキドキするなぁ~!」
胸に酒を抱えている。よし!忘れ物無し!
「えぇ、そうね!」
ドキドキしながらチャイムを鳴らす。
「は~い、あっ、お二人とも、いらっしゃい。早いですね」
笑顔でいう。
「そりゃもういち早く手に入れたいんだよ!」
「師匠も起きているので、どうぞ、入ってください」
と言われたので早足気味に進んでいく。
「薬、もらいにきたよ!」
と威勢良くあける。
「いらっしゃい、早いわね」
席について珈琲を飲んでいる。
「薬は出来ているけど…
 試してないのよ。
 上手く大きくなると思うけど…」
そんなことはどうでもいい!ならなかったらもう一度来るだけだ!
「これが約束の酒だよ!さぁ!その薬を!」
「分かったわ。ウドンゲ、あの薬を持ってきて」
鈴仙は、はい!と声をあげ、奥の棚から青紫色の液体を持ってくる。
「これよ、少量で十分効果は出ると思うから。
 無くなったら、また頼んでもらえれば作ってあげるわ。
 もちろんただじゃないけどね」
「わかったよ!ありがとう!」
これで私は巨乳だ!
「さぁ、咲夜!早速飲んでみよう」
「えぇ、同時に行きましょう」
緊張の一瞬
「では」
「「せーの」」
ゴクン
…………むく。
「おぉ?」
どんどん膨らんでいく感じが!
むくむくむくむくむく……
見る見るうちに大きくなっていく。
むくむくむくむく、ドーン!
「「やったー!!大きくなったぞーーーーーー!!」」
見る見るナイスバディに!
「効力は1、2時間くらいよ」
「うん!ありがとう!永琳先生!」
これで、私は念願の巨乳になったんだぁーーー!!!!!!!










その後私は咲夜と別れ、博麗神社に戻った。
「どうだ霊夢ぅ~!私は大きくなって帰ってきたぞ!」
はっはっはっと胸をはって自慢する。
「あら、おめでとう」
「どうだ~、羨ましいだろ~。ほれほれ、揉んでもいいぞぉ~」
「遠慮しておくわ」
むぅ~、つまんないの。自分が小さいからって…
ひゅ~~~~
どっからか音がする
「よぅ霊夢!遊びに来たぜ」
と上空から魔理沙がやってきた。
「ん?萃香も一緒か…
 あれっ?おかしいなぁ、目の錯覚か?」
そうだ、こいつにも自慢できる!
「あれぇ~魔理沙、随分と胸が小さいねぇ~」
ニヤニヤ
「なっ!」
みるみる顔が赤くなっていく。
「お、おい!霊夢!どうしてこいつこんなに胸がでかいんだよ!」
「知らないわ。どこかに出掛けて、大きくなって帰ってきたのよ」
「ほれほれ魔理沙。羨ましいかな~?」
「く、くそぅ!」
ははは!気持ちいいなぁ~。
「…でもバランス悪いわよね」
……え?
「ぁ~確かに、その体型で巨乳ってのはバランス悪いな」
な、なんだと!
「でしょ?」
「残念だったな、萃香!もうちょっと大人になってからじゃないとな!」
な!く、くそぉぉ~~~~~!!!














「永琳先生!体が大人になる薬を作ってくれぇ!」
「……もうめんどくさいわ」
一方その頃紅魔館では…
「あれ?咲夜さん、大人っぽくなってますね!」
「あら咲夜、随分と素敵になったじゃない」
「「「「「メイド長素敵ですぅ!」」」」」
この薬…最高!!
…チヤホヤされていた。



三度目の投稿…
前回からかなりの時間あいてしまった
オチが上手く考え付かなくて…
相変わらず駄目な所は駄目っぽいです…
なんかグダグダしているような気が…
何か誤字、脱字・アドバイスなど書いていただけると涙します。

はい、そこ。題名で内容読めたとかいっちゃ駄目ですよ
それにしても個人的に巨乳萃香でもいけ(ry
神々も見捨てた妄想狂
簡易評価

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コメント



0.850簡易評価
3.90名前が無い程度の能力削除
小町と永琳が逆だ!
・・・と、言ってみるww
5.80脇役削除
美鈴だ!美鈴と永琳が(ry

いやいや、実は四天王とチャンピオンとの差は殆どないのだと思う
多分永琳は、巨にして美なのだと思っておく

それにしても萃香…
薬で胸を大きくするなんて…おこがましい事とはおもわんかね?
6.80煉獄削除
すいかは貧か少しあるくらいの微で良いんだよ!(ぉ
咲夜さんは胸はあったほうが良いなぁ。

ニヤニヤしながら読ませていただきました。
楽しかったですよ!
10.70からなくらな削除
咲夜が素直でしたねぇ
良かったです・・・とはちょっと言いにくい(内容的な問題で)
良かったですなんて言ったら、なんか変態みたいじゃないですか
良かったです!
16.80名前が無い程度の能力削除
藍しゃまが四天王に入ってないだとぅっ!?
まさかスキマ「貧と巨の境界」を……!
私はパチュリーつるぺた委員会会員なので-20点。
19.70久我削除
微乳はステータスだああああ!!!

こほん。
所々に脱字がありますよ~。
あと、書いていくうちにダレてくるのは分かります。
でも、そこは踏ん張って書き上げてくださいな~。ゴールを急いでも、本物のゴールは遠いです。
アドバイスにならないかもですけど、そんなところです~。
みんなで頑張ろう~
20.80名前が無い程度の能力削除
テンポが良く、面白かったです!
咲夜が巨乳になって幸せなまま終わる作品って珍しいかもw
21.70名前が無い程度の能力削除
こ、こんな養殖おっぱい認めるわけにはいかないッ!
でも幼女と巨乳のアンバランスなタッグも捨てるのがもったいない…
くそっ…俺はどうしたらいいんだ…ッ!

ハッ!
…少し中だるみを感じました。そこで勢いが無くなったかと。
22.70名前が無い程度の能力削除
ストレートな胸ネタですが面白かったです
しかし、薬の効果が1~2時間ということは、
咲夜さんのパッド疑惑がより深まる結果に終わるような・・
24.70名前が無い程度の能力削除
ロリ巨乳だっていいじゃない。
26.90名前が無い程度の能力削除
貧乳はステータスなんだぞ・・・!!

でも面白かったです^^*
28.100名前が無い程度の能力削除
この時、彼女たちはまだ知らなかった。
地底より現れし、“鬼”のような巨乳を……!