大型ハリケーン博麗神社を急襲す　～初級編～

※仕様は（ｒｙ

　イージーレベルです　頑張ってください！






















「ふぅ…　　それでもお茶がおいしいわね…」









ここは最後まで博麗神社






霊夢は一日の締めにと縁側で、今度は一人でお茶を楽しんでいた






今日も一日いい天気だった






夜の帳も落ちて、どこかで夜雀が気持ちよさそうに歌っている






なんということもない幻想郷の穏やかな一場面














だが、結局そいつは突然やってくるのだった
















「…………ぇぇぇぇぇいいイイムウウウウウウ！！あなたのレミリアが会いに来たわよーーーー！！もう夜が来るのが待ち遠しくってしょうがなかったわ！まったく太陽ってのは本当に無粋ね！私とレイムの逢瀬を邪魔するんだもの！！え？昼に来ることだってあるだろうって言うの？それでもしんどいものはしんどいのよ。できることなら私だって昼にもあなたに会いに行きたいわよ。でもね、レイム！すべてはあの太陽が悪いの！恨むのならあの太陽を恨んでちょうだい！はっ！もしかして私の愛を試しているの！？『本当に愛しているのなら昼にだって来れるはずだ、日傘なしで！』と、そう言うのね！？わかったわレイム！あなたの想いは前向きに善処してみるから！でも考えてみると、夜のひと時にしか会えないなんていうのもロマンチックじゃないかしら？そうね、ここは逆の発想で行きましょう。夜にしか会えないという悲しき宿命を背負った運命の二人という方が絆も深まるというものね！というわけでレイム！早速二人の絆を深めあいましょう！うふふ～、やっぱりレイムはあったかいね～。本当にいい気持になるわ～。でも惜しむらくはもうちょっと胸にボリュームがあったらよかったかも。それは今後のレイムに期待するとするわね。そうそう胸で思い出したんだけど、うちのメイドの咲夜がいるでしょう？なんか最近あの子の妙な噂が家で流れてるのよ。なんでも『メイド長は下着に詰め物をしている』らしいのだけれど、もしそれが本当ならゆゆしき事態なのよ。だってそうでしょう？あの子は堂々と主人であるこの私を偽っているということになるもの。そんなのは決して許されるべきじゃないと思うの。レイムだってそう思うでしょ？それでね、みんなもその噂が気になるのか、仕事にも身が入ってないようだったから館の主として私が直々にその噂の真相を確かめることにしたのよ。これが一筋縄じゃいかなかったのよねぇ。なんといってもあの子は紅魔館の完全で瀟洒なメイド長なわけだから簡単に尻尾をつかませてはくれなかったわ。えぇ、その点では非常に優秀なわけだし私としても鼻が高いのだけれど、あんまりにも埒があかなかったから直接問いただしてみたのよ。するとね、『私がお嬢様に隠していることなど一つもございません。それよりその噂の元を私は知りとうございます…　えぇ、しかるべき処罰を与えねば…』なんて言うものだから、やっぱりガセだったのか～なんて思ってみんなに教えて回ってたんだけど、みんな本人の証言じゃ納得できないって言うのよ。まぁ言われてみればそれもそうかな？なんて考えたものだから、もう少し咲夜を探ることにしたの。それがある日ね、あの子がえらい沈んでる時があったの。あれは確か咲夜と門番が休憩中に話をした後だったと思うわ。あの子が暗い理由がよくわからなかったけど、あそこまで無防備になることは珍しいことだったの。そこで私は千載一遇のチャンスをつかんだって考えて、あの子の後をつけることにしたのよ。何かボロを出すんじゃないかって考えたのね。するとあの子は自分の部屋に入って行ったものだから、私はそれを扉の隙間から覗くことにしたのよ。紅魔館の主としてあるまじき行為だったのは認めるけれども、これもみんなのためだって自分を言い聞かせて意を決して覗いたのよ？むしろ私も興味あったし、この際恥は忘れることにしたの。するとあの子はおもむろに上着に手をかけると服を脱ぎ始めたの。これは真相を確かめる絶好の機会だ！と私の心は弾んだわ。なにせずっと追い続けていた謎が解かれようとしていたのだから、心踊らない方がおかしいというものよ。とうとうあの子は上半身下着姿になって『…ご飯をしっかり食べれば自然と胸なんか大きくなる…か…　美鈴…それは持たざる者にとっては嫌味にしかならないというものよ…』なんてことを言っていたのよ。それでついにあの子が下着に手をかけて、それを外した瞬間！…って、どうしたのよレイム？そんな硬直しちゃって。何か私の後ろにいるの？いやだなぁ。振り返りたくないなぁ。なんとなく結果がわかっちゃうもの。…おやおやさくやさんどうしたというのですかそんなにこわいおかおをして？わたしあなたのことなんてひとつもはなしてないヨ？コレほんとのこと。あれ？どうして私をそんな子猫みたいにつかみ上げるの？ところで多少の言い訳はできるのかしら？え、できない？ですよねー。あ、ちょっと！レイム！レイムたーすーけーてー！！きゃん！！……………」


















「………何か、聞いたかしら？」






「わたしはなにもきいてないヨ？」






「そう…　それでいいのよ

…邪魔したわね」

















「………寝よう」

ハリケーン初級は『ヘタレミリア』でした　

どことなく立場が低い感じがします


これでハリケーンは出し切ったと思います　正直ネタ切れしました＾＾；

書くにあたって注意したことは、仕様を変えないということではなかったです

作品ごとに違う色合いを持たせようとしてみたことです

その結果　使用キャラを変えるという短絡的な発想に結びつきました　orz

一応　中級：朝　　上級：昼　　初級：夜　　の三段階です

たぶん一日で全部来たのでしょう　　博麗神社は大変です


初級が行けたなら、中級、上級とステップアップするのも一興だと思います


さて今回からペンネームが変わりました

理由は上級編の追記でも申し上げましたが　食当たりを起こしたからです

おいしく頂きましたアジさんが　どうも痛んでらっしゃったみたいで大変でした

ありがとう正露丸さん　あなたがいるから私は今元気です

皆さんは気を付けてくださいね？